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[[小湊 |
[[小湊鉄道]]によって運行されているが、いずれの路線も運行本数は比較的少ない。 |
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* [[木更津駅]]西口行 |
* [[木更津駅]]西口行 |
2023年1月7日 (土) 09:54時点における版
巌根駅 | |
---|---|
駅舎(西口)(2016年8月) | |
いわね Iwane | |
◄袖ケ浦 (3.1 km) (3.8 km) 木更津► | |
所在地 | 千葉県木更津市岩根三丁目5-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■内房線 |
キロ程 |
27.5 km(蘇我起点) 千葉から31.3 km |
電報略号 | イネ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,461人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1941年(昭和16年)11月20日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
巌根駅(いわねえき)は、千葉県木更津市岩根三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅である。
歴史
第2海軍航空廠(現在の航空自衛隊木更津分屯基地)を開設した、大日本帝国海軍より設置を要請され開業した[1]。
年表
- 1941年(昭和16年)11月20日:国鉄房総西線の駅として開業する[1]。
- 1972年(昭和47年)7月15日:路線名称変更に伴い、内房線の駅となる[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2007年(平成19年)
- 3月24日:この日をもってみどりの窓口が営業を終了。
- 3月25日:「もしもし券売機Kaeruくん」の営業を開始する。
- 2008年(平成20年)10月24日:発車メロディを導入する。
- 2012年(平成24年)2月23日:「もしもし券売機Kaeruくん」の営業を終了する。
- 2015年(平成27年)3月14日:京葉線直通の快速列車が停車を開始[2]。
- 2023年(令和5年)度:東口設置予定[3]。
-
国鉄C61形蒸気機関車(2012年2月)
-
駅前広場整備前の駅舎(2005年10月)
快速停車にまつわる議論
当駅は、2009年(平成21年)3月14日以降は内房線の快速列車運行区間(蘇我駅 - 君津駅・上総湊駅間)で[注釈 1]、2010年(平成22年)12月4日以降は外房線の直通区間(千葉駅 - 蘇我駅間)も含め[注釈 2]、唯一の快速列車通過駅となった。
当駅における快速列車の停車は2009年に地元自治会や商業団体などが組織した推進団体[4] により木更津市に要望書を提出するなどの活動が行われたのち、2011年3月にJRと市の間で合意がなされている。しかし、ホームの延伸など設備改良を行ったうえで実施する予定だったものの、同月に発生した東日本大震災に伴うJRの設備投資(復旧)計画変更の影響により実現していない[5]。
木更津市は快速停車について、京葉線快速を先行停車させる方向でJR東日本と協議していたが[6]、2015年3月のダイヤ改正で京葉線快速の停車が実現することとなった[2]。 一方、総武線快速はホームの延伸が必要な為実現しておらず、京葉線快速の停車が実現してから設備の改良は行われていない。 同様の問題は田浦駅でも見られるが、こちらはドアカットを実施することにより対処している。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、駅舎は上りホーム側に立地する。互いのホームは跨線橋で連絡している。ホームは嵩上げされていない。
木更津統括センター管理[7]の業務委託駅で、JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託[8]している。自動改札機・自動券売機・自動精算機が設置されている。かつては「もしもし券売機Kaeruくん」(営業時間は6時から21時)も設置されていたが、2012年2月23日に廃止された。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■内房線 | 上り | 千葉・東京方面 |
2 | 下り | 木更津・館山方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- ホームの有効長は10両編成分である。このため、11両以上ある総武快速線からの列車は全列車が通過する。
-
改札口(2022年1月)
-
ホーム(2022年1月)
利用状況
2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は1,461人である。内房線千葉駅 - 君津駅間では最も少ない。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)3,074 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)3,090 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)3,108 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)3,142 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)3,112 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)3,084 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)2,958 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)2,744 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 2,610 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 2,575 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]2,499 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]2,469 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]2,404 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]2,313 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]2,233 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]2,194 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]2,135 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]2,148 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]2,153 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]2,038 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]1,935 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]1,900 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]1,913 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]1,874 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]1,800 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]1,821 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]1,801 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]1,767 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]1,755 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 20]1,715 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]1,378 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]1,461 |
駅周辺
潮干狩りができる盤洲干潟周辺の海岸(江川海岸、牛込海岸、金田海岸、久津間海岸)には徒歩約40分。
- 東京湾アクアライン・東京湾アクアライン連絡道(木更津金田インターチェンジ)
- 三井アウトレットパーク 木更津
- ソニーマーケティング株式会社 岩根工場
- 国道16号
- 千葉県道87号袖ケ浦中島木更津線
- 千葉県道235号巌根停車場線
- 千葉県道270号木更津袖ケ浦線
- 木更津市役所 岩根連絡所
- 木更津市岩根公民館
- 航空自衛隊第4補給処木更津支処
- 海上自衛隊航空補給処
- 木更津病院
- 玄々堂木更津クリニック
- 巌根郵便局
- 木更津市立岩根小学校
- 木更津市立岩根西中学校
- 木更津市立金田小学校
- 木更津市立金田中学校
- 尾張屋岩根店
- ウエルシア木更津岩根店
- しまむら岩根店
- 龍宮城スパホテル三日月
バス路線
小湊鉄道によって運行されているが、いずれの路線も運行本数は比較的少ない。
- 木更津駅西口行
- 三井アウトレットパーク行
隣の駅
脚注
記事本文
注釈
出典
- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、14-15頁。
- ^ a b "2015年3月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道千葉支社. 19 December 2014. 2018年6月12日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年6月12日閲覧。
- ^ “きさらづ市議会だより 第156号” (PDF). 木更津市議会 (2021年8月1日). 2022年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月19日閲覧。
- ^ 巌根駅に快速を停めよう 署名活動を開始へ 推進協議会が発足 - きさこん(ソースは新千葉新聞、2009年10月27日付、2013年11月10日閲覧)
- ^ “快速停車を要望する”. sinobu.com. 2021年3月4日閲覧。
- ^ 平成26年3月定例会(第4号)本文 194 : ◯企画部長(渡辺知尚君)による答弁
- ^ 2022年3月11日までは木更津駅管理
- ^ 事業ネットワーク(会社概要) - JR千葉鉄道サービス(2013年11月10日閲覧) ※受託先事業者に関する出典。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和2年)
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(巌根駅):JR東日本