八幡宿駅
八幡宿駅 | |
---|---|
東口(2022年1月) | |
やわたじゅく Yawatajuku | |
◄浜野 (2.2 km) (3.7 km) 五井► | |
所在地 | 千葉県市原市八幡930-3 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■内房線 |
キロ程 |
5.6 km(蘇我起点) 千葉から9.4 km |
電報略号 | ヤク |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
10,726人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1912年(明治45年)3月28日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
八幡宿駅(やわたじゅくえき)は、千葉県市原市八幡にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅である。
歴史
[編集]- 1912年(明治45年)3月28日:鉄道院の駅として開設[1]。
- 1969年(昭和44年)7月6日:貨物取扱廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 1995年(平成7年)12月23日:橋上駅舎完成[3][4][5]。同時に自動改札機の使用を開始[6]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2013年(平成25年)2月12日:この日をもってみどりの窓口の営業が終了[7]。
- 2014年(平成26年)4月1日:業務委託駅化[7]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅。1995年(平成7年)12月23日から橋上駅舎を利用している[4][5]。
五井駅管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス受託)であり、自動改札機、指定席券売機、自動券売機が設置されている。みどりの窓口は2013年2月12日限りで営業を終了した。2018年1月13日からは、始発から午前6時30分までの間は遠隔対応(インターホン対応は五井駅が行う)のため改札係員は不在となり、一部の自動券売機のみ稼働する[8]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■内房線 | 上り | 千葉・東京方面 |
2 | 下り | 木更津・館山方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- ホームは15両編成対応。
-
改札口(2022年1月)
-
駅ホーム(2022年1月)
発車メロディー
[編集]1 | JR-SH2-3 |
2 |
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は10,726人である[JR 1]。
1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)13,453 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)14,033 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)14,409 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)14,658 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)14,801 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)14,742 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)14,451 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)13,952 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 13,736 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 13,593 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 2]13,453 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 3]13,182 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 4]12,815 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 5]12,642 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 6]12,815 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 7]12,932 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 8]13,187 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 9]13,251 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 10]13,031 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 11]12,599 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 12]12,244 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 13]12,207 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 14]12,260 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 15]11,865 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 16]11,851 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 17]11,952 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 18]11,892 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 19]11,869 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 20]11,852 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 21]11,905 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]9,050 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]9,746 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]10,375 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]10,726 |
駅周辺
[編集]駅周辺にはマンションが点在する。近隣には館山自動車道が通るが最寄りとなる市原インターチェンジは上総村上駅付近に位置する。
- 主要道路
- 行政等
- 学校
- 帝京平成大学(小湊バス利用)
- 市原中央高等学校(スクールバス利用)
- 市原市立八幡中学校
- 市原市立八幡東中学校
- 市原市立八幡小学校
- 商業施設等
- その他
バス路線
[編集]全ての路線が小湊鉄道によって運行されている。
- 東口
- 西口
駅名変更運動
[編集]駅名は、所在地の地名「八幡」の起こりとなった古社である飯香岡八幡宮が付近にあることと、房総往還の宿場町であった歴史に由来する。
当駅の所在地である市原市には、市の名前そのものを冠した駅がないことから、「市原駅」に改称しようという運動がある[9]。また、五井駅でも「市原駅」に改称しようという運動が何度も起こっている[10]。
市原市は1963年(昭和38年)5月1日、市原町、五井町、姉崎町、三和町、市津町の5町が合併して成立し、市名はこれらの町が属していた市原郡から命名された。八幡宿駅は八幡町を合併した旧市原町の中心地であり、五井駅は旧五井町の中心地である。またかつては兵庫県に国鉄市原駅があったため(JR西日本へ移行後1990年に廃止)、合併後も駅名が変更されなかった。なお京都市の叡山電鉄にも市原駅が現存する。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、14-15頁。
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、617頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “八幡宿の新駅舎完成 JR千葉支社 2階建て橋上タイプ”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1995年12月27日)
- ^ a b “新駅祝いフェスティバル 念願のJR八幡宿・橋上駅が完成”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 13. (1995年12月24日)
- ^ a b “駅 すてーしょん 八幡宿(内房線)”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1996年12月18日)
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '96年版』ジェー・アール・アール、1996年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-117-1。
- ^ a b “みどりの窓口廃止は、駅業務外注化に向けた攻撃だ! 乗客の不便よりも機械化 合理化を優先するJR”. 国鉄千葉動力車労働組合. 2019年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月30日閲覧。
- ^ “JR千葉支社-7駅の遠隔操作=無人化導入と錦糸町駅の旅行業務委託を提案”. 国鉄千葉動力車労働組合. 2018年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月8日閲覧。
- ^ “駅名に市原を 署名運動スタート 利用者らに呼び掛け JR八幡宿駅前”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 13. (1995年9月20日)
- ^ “JR五井駅、変更で討論 賛成、反対に熱い意見 駅名考えるシンポ”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 13. (1990年4月18日)
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。
利用状況
[編集]- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和2年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(八幡宿駅):JR東日本