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市原市立八幡中学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
市原市立八幡中学校
地図北緯35度31分53.1秒 東経140度7分29.0秒 / 北緯35.531417度 東経140.124722度 / 35.531417; 140.124722座標: 北緯35度31分53.1秒 東経140度7分29.0秒 / 北緯35.531417度 東経140.124722度 / 35.531417; 140.124722
国公私立の別 公立学校
設置者 市原市
理念 「生きる力」の育成
設立年月日 1947年昭和22年)4月1日
共学・別学 男女共学
学期 2学期制
学校コード C112210002075 ウィキデータを編集
中学校コード 120187[1]
校地面積 33,535m2
校舎面積 6,573m2
所在地 290-0062
外部リンク 公式サイト (日本語)
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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市原市立八幡中学校(いちはらしりつ やわたちゅうがっこう)は、千葉県市原市八幡にある公立中学校文部科学省学校コードはC112210002075、旧学校調査番号は123901で、教育開発出版の所属中学校コードは120187[2][3]。通称は八中(やっちゅう)[4]

概要

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1947年学校教育法施行に伴い開校した中学校である。八幡宿駅に程近い位置にあり、市原市で人口規模が2番目の地区である市原地区の中心部を通学区域に指定している。

沿革

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概歴

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学校教育法施行により1947年に八幡町立八幡中学校として開校した[4]。当時所在した場所は現在、八幡運動公園になっている。1955年には、市町村合併により市原町立八幡中学校になり、1963年には再び市町村合併により市原市立八幡中学校となった[4]。沿岸工業地域の開発が進んだことで人口が増加し、1981年に市原市立八幡東中学校を分離した[5]。その後は、同様な経緯を持つ市原市立姉崎中学校とは対照的に安定的な生徒数を保ち続けていたが、少子高齢化の波に押され、市原市立八幡東中学校の生徒数減少が顕著となり、また同校の敷地の一部が市有地でなかったことも相まって、2023年度より再び統合されることとなった[4]

年表

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年表は以下の通りである[5][6]

  • 1947年昭和22年)4月1日 - 八幡町立八幡中学校開校
  • 1952年(昭和27年) - 校歌制定。
  • 1955年(昭和30年)3月31日 - 八幡町と菊間村が合併し市原町となったことで市原町立八幡中学校となる。
  • 1957年(昭和32年) - 県教育委員会より学校表彰を受ける。
  • 1963年(昭和38年)5月1日 - 市原市市制施行に伴い市原市立八幡中学校となる。
  • 1965年(昭和40年)4月17日 - 新築された体育館に約30箇所の亀裂が入っているのが見つかり検査不合格。東京の坂川建設が施工。
  • 1970年(昭和45年) - 校舎建て替えに伴う校地移転。
  • 1976年(昭和51年) - 校舎増築及び渡り廊下設置
  • 1981年(昭和56年)4月1日 - 市原市立八幡東中学校分離
  • 1987年(昭和62年) - 武道館設置
  • 1989年平成元年) - パパクラ市訪日団が学校を訪問。
  • 2003年(平成15年) - 女子ソフトテニス部が全国中学校総合体育大会出場(個人)。
  • 2011年(平成23年) - 水泳部が全国中学校総合体育大会出場(個人)。
  • 2012年(平成24年) - 相撲団体で全国中学校総合体育大会出場。
  • 2013年(平成25年) - 相撲個人で全国中学校総合体育大会出場。
  • 2018年(平成30年) - 柔道個人で全国中学校総合体育大会出場。
  • 2019年令和元年)
    • 柔道個人で全国中学校総合体育大会出場。
    • 7月 - 一部特別教室及び余剰教室を除きエアコンの設置が完了。
  • 2023年(令和5年)4月1日 - 前日限りで閉校した八幡東中学校を統合。

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校則

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校章

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5つの花弁のようなもので囲まれた中央に「中」の文字が書かれている。

校歌

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校歌に関する情報は以下の通りである[6]

作詞 松原至大
作曲 芥川也寸志

制服

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市原市内の中学校22校のうちブレザーを採用しているのは5校のみ、夏服にポロシャツを採用しているのは本校1校のみである[7]。また、市内の学校で唯一、ジェンダーレスタイプの制服を導入している[7]。詳細は以下の通りである[7]

冬服 左胸にロゴが入った2つボタンの濃紺色ブレザー
スラックスタイプ 赤に数色のラインが入ったネクタイ、薄赤のチェック柄ズボン
スカートタイプ 赤に数色のラインが入ったリボン、薄赤の縦ラインが入ったスカート
夏服 「Y」と書かれたロゴが入ったポロシャツ
スラックスタイプ 薄赤のチェック柄ズボン
スカートタイプ 薄赤の縦ラインが入ったスカート

制定鞄

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校章が描かれた横長のリュックサックタイプ又は肩掛けタイプの鞄である[4]

制定ジャージ

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紺色を基調に水色のラインがはいり、「Yawata」と描かれている。全学年共通[4]

制定体操服

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旧制服

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デザイン変更が実施される前年度の2022年(令和4年)度まで使用された制服である[7]。市原市内の姉崎中姉崎東中有秋中東海中千種中双葉中市原中三和中市東中湿津中の制服とは、校章以外でほとんど見分けがつかない[8]。詳細は以下の通りである[7]

  1. 冬服
  2. 夏服
    • 男子:Yシャツ、「Yawata」のロゴが入った黒系ズボン
    • 女子:ブラウス、吊りスカート、薄水色のリボン

施設

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敷地

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  • 所在地:〒290-0062 千葉県市原市八幡500番
  • 所有者:市原市
  • 敷地面積:33,535m2
  • 取得価格:1,262,610,000 円
  • 指定建蔽率:60%
  • 指定容積率:100%

[9]

建物

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敷地内の建物は以下の通りである[9]

棟番号 棟名称 構造 階数 延床面積 建築年 耐震 Is値 備考
001 校舎-1 RC造 地上3階建て 3,318.00 1970 0.78
002 校舎-4・5・渡り廊下 RC造 地上3階建て 2,844.00 1976 0.85
003 体育館 RC造 地上2階建て 1,216.00 1973 0.79
004 武道場 RC造 地上1階建て 672.00 1987 新耐震
005 校舎-3 RC造 地上1階建て 388.00 1970 1.02
006 倉庫・物置 S造 地上1階建て 72.00 1971 -
007 脱衣室・更衣室 木造 地上1階建て 62.00 1982 -
008 倉庫・物置 木造 地上1階建て 60.00 1971 -
009 倉庫・物置 木造 地上1階建て 35.00 1970 -
010 倉庫・物置 木造 地上1階建て 26.00 1979 -
011 校舎ー1 木造 地上1階建て 18.00 1978 -
012 倉庫・物置 木造 地上1階建て 14.00 1974 -
013 倉庫・物置 S造 地上1階建て 6.00 1976 -
014 校舎-1 S造 地上1階建て 5.00 1983 -

規模

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2023年令和5年)4月1日現在の学校規模は以下の通りである[6][10][11][12]

生徒数 657名 1年生 210名
2年生 231名
3年生 216名
学級数[注釈 1] 18学級
通学区域面積 9.389km2

諸活動

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生徒会活動

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部活動

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年間行事

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通学区域

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以下の町丁字とその範囲を通学区域に指定している。

通学区域内施設

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通学区域内の主な施設は以下の通りである。

小学校区

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隣接中学校区

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アクセス

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出身者

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脚注

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注釈

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  1. ^ 通常学級数と特別支援学級数の合計

出典

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  1. ^ 千葉県所属中学コード表 - 教育開発ONLINE” (PDF). 2018年8月14日閲覧。
  2. ^ 学校コード”. 文部科学省. 2022年12月22日閲覧。
  3. ^ 所属中学校コード”. 教育出版. 2022年2月12日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g 市原市立八幡東中学校. “学校情報”. 市原市. 2017年11月29日閲覧。
  5. ^ a b 矢島秀朗『市原現代年表』市原市、2016年12月。 
  6. ^ a b c 令和5年度学校要覧”. 市原市. 2023年5月29日閲覧。
  7. ^ a b c d e 八幡中学校制服について”. 市原市. 2022年10月11日閲覧。
  8. ^ 市原市立有秋中学校 (2017年6月19日). “学校基本情報”. 市原市. 2017年11月27日閲覧。
  9. ^ a b 市原市公共施設カルテ学校教育施設”. 市原市. 2022年8月25日閲覧。
  10. ^ 令和4年度市原市教育要覧”. 市原市. pp. 23 - 52. 2022年9月1日閲覧。
  11. ^ 市原市資料13”. 市原市. 2022年10月11日閲覧。
  12. ^ 防災アセスメント調査及び防災地区別カルテ作成業務『市原市地区防災カルテ』市原市、2009年3月1日。 

関連項目

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