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八幡 (市原市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 関東地方 > 千葉県 > 市原市 > 市原地区 > 八幡 (市原市)
八幡
大字
地図北緯35度32分09秒 東経140度07分23秒 / 北緯35.5358度 東経140.123度 / 35.5358; 140.123座標: 北緯35度32分09秒 東経140度07分23秒 / 北緯35.5358度 東経140.123度 / 35.5358; 140.123
日本の旗 日本
都道府県 千葉県の旗 千葉県
市町村 市原市
地区 五井地区
人口情報2023年令和5年)4月1日現在[1]
 人口 11,427 人
 世帯数 6,099 世帯
面積(2023年(令和5年)4月1日[2][3]
  2.38979 km²
人口密度 4781.59 人/km²
郵便番号 290-0062[4]
市外局番 0436[5]
ナンバープレート 市原
ウィキポータル 日本の町・字
千葉県の旗 ウィキポータル 千葉県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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八幡(やわた)は、千葉県市原市市原地区にある大字[6]市原市役所市原支所が置かれている。郵便番号は290-0062[4]

概要

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市原市北西部の市原地区に位置する。市原地区の中心地区であり、かつての旧市原町の中心でもあった[7]。そのため、市原市役所市原支所をはじめとした行政関連の施設がいくつか設置されている。村田川を挟んで千葉市と八幡石塚の間に八幡の飛び地が存在する[8]

現在、八幡宿駅東口土地区画整理事業の第一工区が施工されている。第二工区の事業着手時期は未定。

地理

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JR東日本内房線八幡宿駅が存在する。字の東部や南部は農業地帯が広がり、その間を館山自動車道が通る。西部の東京湾側はに京葉工業地帯工場がいくつか置かれている。その間を国道16号東京湾岸道路)が通り、また京葉臨海鉄道貨物線も通過しているが、いずれも字内は通らない。

北は八幡石塚及び千葉市中央区村田町、東は菊間、南東は山木市原、南西は旭五所五所、西は八幡海岸通及び八幡北町と接する[7]

地価

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歴史

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地名の由来

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地名飯香岡八幡宮に由来する。なお、千葉市と市原市の境界が、ほぼかつての上総国と下総国の境界となる。千葉県内には「八幡」の地名が複数あるが、本八幡駅京成八幡駅がある市川市八幡下総国に属し、佐倉街道成田街道)の宿場町として八幡宿と呼ばれた[7]

沿革

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市原市発足前

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令制国としては上総国に属し、白鳳年間(675年)に起源を持つといわれる古社飯香岡八幡宮が鎮座して古くから崇敬を集めた。江戸時代には海運陸運の交通の要衝であり、房総往還宿場町として栄えた。かつては東京湾に面した港町であり、明治以降の八幡海岸観光地でもあったが、1950年(昭和25年)に計画された京葉工業地帯の造成により、八幡海岸は埋め立てられて工場が建設された。

市原市発足後

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1970年頃、市原市が八幡宿駅近辺の開発事業を実施するため、この辺りの住民に市長自ら説明会を催したが、住民の猛烈な反対意見が飛び交ったところ、当時の市長が憤慨し、このあたりの地区計画が全て白紙撤回されたとされる[9]。そのため、駅周辺の開発が近年になって始まったこともあり、市内の他JR駅周辺の姉崎東及び姉崎西五井中央東及び五井中央西と比べて、駅の施設自体が新しいほか、駅前の施設が大変少なくなっている[9]

年表

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世帯数と人口

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2023年(令和5年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁字 世帯数 人口
八幡 6,099世帯 11,427人

通学区域

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市立小学校市立中学校及び県立高等学校の通学区域は以下の通りである[10]

町丁字 番地 小学校 中学校 県立高校
八幡 一部 市原市立八幡小学校 市原市立八幡中学校 第9学区
一部 市原市立石塚小学校
一部 市原市立五所小学校

施設

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地名の由来となった飯香岡八幡宮の拝殿
八幡宿駅の駅前ロータリー

交通

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脚注

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  1. ^ a b 令和5年度千葉県市町村町丁字別世帯数人口”. 千葉県 (2023年4月1日). 2023年8月16日閲覧。
  2. ^ 市原市都市計画地区青葉台地区”. 市原市. 2022年7月21日閲覧。
  3. ^ 令和4年度市原市統計書データ”. 市原市 (2022年4月1日). 2023年8月16日閲覧。
  4. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月7日閲覧。
  5. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  6. ^ 地名・郵便番号案内 | 市原市ホームページ”. 2022年12月7日閲覧。
  7. ^ a b c 市原市市原地区歴史”. 市原ふるさと連合. 2022年2月1日閲覧。
  8. ^ Googleマップ
  9. ^ a b 矢島秀朗『市原現代年表』市原市、2016年12月。 
  10. ^ 小学校・中学校の所在地及び通学区域一覧”. 市原市 (2017年6月2日). 2017年11月8日閲覧。

関連項目

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