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シェルドン・ノイジー
*Sheldon Neuse*
阪神タイガース #7
	AAA級ラスベガス・アビエイターズ時代; (2019年8月12日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	テキサス州フォートワース
生年月日	1994年12月10日（30歳）
身長; 体重	6' 0" ＝約182.9 cm; 195 lb ＝約88.5 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	三塁手、二塁手
プロ入り	2016年 MLBドラフト2巡目
初出場	2019年8月30日
年俸	1億8200万円（2023年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	フォッシル・リッジ高等学校（英語版）; オクラホマ大学; オークランド・アスレチックス (2019); ロサンゼルス・ドジャース (2021); オークランド・アスレチックス (2022); 阪神タイガース (2023 - );
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2023年1月27日 (金) 05:19時点における版

シェルドン・リン・ノイジー（Sheldon Lynn Neuse, 1994年 12月10日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州フォートワース出身のプロ野球選手（内野手）。右投右打。阪神タイガース所属。

経歴

プロ入り前

2013年のMLBドラフト38巡目（全体1150位）でテキサス・レンジャーズから指名されたが、契約せずにオクラホマ大学へ進学した^[1]。当時のポジションは遊撃手であり、チームメイトにはコディ・トーマスがいた^[2]。

大学最終年の2016年には55試合に出場して打率.369、10本塁打、48打点、12盗塁の成績を残し、全米の大学野球の最優秀遊撃手に贈られる賞であるブルックス・ウォレス賞（英語版）を受賞した^[3]。

プロ入りとナショナルズ傘下時代

2016年のMLBドラフト2巡目（全体58位）でワシントン・ナショナルズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級オーバーン・ダブルデイズでプロデビュー。36試合に出場して打率.230、1本塁打、11打点、2盗塁を記録した^[4]。

2017年はA級ヘイガーズタウン・サンズ（英語版）でプレーした^[4]。

アスレチックス時代

2017年7月16日にライアン・マドソン、ショーン・ドゥーリトルとのトレードで、ブレイク・トレイネン、ヘスス・ルサルドと共にオークランド・アスレチックスへ移籍した^[5]。移籍後は傘下のA+級ストックトン・ポーツとAA級ミッドランド・ロックハウンズでプレーし、移籍前を含めて3球団合計で117試合に出場して打率.321、16本塁打、79打点、14盗塁を記録した^[4]。ポジションも三塁手での起用がメインとなった。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスに所属した。

2018年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは、アスレチックスの組織内で11位にランクインした^[6]。シーズンではAAA級ナッシュビル・サウンズでプレーし、135試合に出場して打率.263、5本塁打、55打点、4盗塁を記録した^[4]。

2019年は開幕からAAA級ラスベガス・アビエイターズ^[7]でプレーし、昇格までに126試合に出場して打率.317、27本塁打、102打点、3盗塁を記録した^[4]。8月29日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると^[8]、翌30日のニューヨーク・ヤンキース戦にて「8番・指名打者」で先発出場してメジャーデビュー（この試合の結果は3打数無安打）^[9]。この年メジャーでは25試合に出場して打率.250、7打点を記録した^[4]。

2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されず^[10]、メジャーにも昇格しなかったため、公式戦の出場は無かった^[4]。

ドジャース時代

2021年2月12日にアダム・コラレック、大学時代の同僚だった前述のトーマスとのトレードで、ガス・バーランドと共にロサンゼルス・ドジャースへ移籍した^[11]。シーズンでは33試合に出場して打率.169、3本塁打、4打点、1盗塁を記録した^[4]。オフの12月1日にDFAとなった^[12]。

アスレチックス復帰

2022年3月16日にウェイバー公示を経て古巣のアスレチックスへ移籍した^[13]。4月10日のタンパベイ・レイズ戦の9回に、本来は野手ながら勝敗が決していたため投手として登板したブレット・フィリップスからキャリア初の満塁本塁打を放った^[14]。9月24日にDFAとなり、25日にマイナー契約を結んでAAA級ラスベガスに送られた^[4]。オフの11月10日にFAとなった。

阪神時代

2022年12月16日にNPBの阪神タイガースと契約したことが発表された^[15]。推定年俸は130万ドル（約1億8200万円）^[16]。背番号は7^[15]。

プレースタイル

打者としては中距離ヒッターに分類され、守備範囲の広さと強肩も備える^[6]。最初のアスレチックス時代、三塁手にはマット・チャップマンというフランチャイズの顔とも言える存在がいたため、他ポジションへのコンバートの可能性もあると言われていた^[17]。高木豊は「5番バッターとして活躍したら、阪神の得点能力は上がる」と評価している^[18]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2019	OAK	25	61	56	3	14	3	0	0	17	7	0	0	1	4	0	19	2	.250	.295	.304	.599
2021	LAD	33	66	65	6	11	1	0	3	21	4	1	1	0	1	0	26	2	.169	.182	.323	.505
2022	OAK	89	293	271	25	58	4	2	4	78	26	6	1	0	20	2	80	5	.214	.273	.288	.561
MLB：3年		147	420	392	34	83	8	2	7	116	37	7	2	1	25	2	125	9	.212	.262	.296	.558

2022年度シーズン終了時

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	無四球	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2022	OAK	3	0	0	0	0	0	0	0	0	----	12	3.2	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0.00	0.27
MLB：1年		3	0	0	0	0	0	0	0	0	----	12	3.2	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0.00	0.27

2022年度シーズン終了時

年度別守備成績

内野守備

年度	球団	一塁（1B）						二塁（2B）						三塁（3B）						遊撃（SS）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2019	OAK	-						20	22	20	0	7	1.000	5	4	11	1	1	.938	-
2021	LAD	-						13	6	18	2	4	.923	8	2	8	0	0	1.000	-
2022	OAK	13	94	4	2	7	.980	23	31	36	5	10	.931	44	25	75	7	12	.935	2	2	6	0	0	1.000
MLB		13	94	4	2	7	.980	56	59	74	7	21	.950	57	31	94	8	13	.940	2	2	6	0	0	1.000

外野守備

年度	球団	左翼（LF）						右翼（RF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2021	LAD	4	5	0	0	0	1.000	1	0	0	0	0	----
MLB		4	5	0	0	0	1.000	1	0	0	0	0	----

投手守備

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2022	OAK	3	1	0	0	0	1.000
MLB		3	1	0	0	0	1.000

2022年度シーズン終了時

表彰

ブルックス・ウォレス賞（英語版）：1回（2016年）

背番号

64（2019年）
56（2021年）
26（2022年）
7（2023年 - ）

脚注

^ Randy Sachs (2016年6月1日). “Brothers with Ridge ties making a lot of ‘Noise’” (英語). Star-Telegram.com. 2018年12月30日閲覧。
^ https://soonerswire.usatoday.com/2021/02/12/oklahoma-sooners-baseball-cody-thomas-sheldon-neuse-los-angeles-dodgers-oakland-athletics/
^ Eric Bailey (2016年7月2日). “Oklahoma baseball: Sheldon Neuse honored as nation's top shortstop” (英語). Tulsaworld.com. 2018年12月30日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ MLB公式プロフィール参照。2022年9月30日閲覧。
^ Jane Lee (2017年7月16日). “Nats acquire Doolittle, Madson from A's” (英語). MLB.com. 2018年12月30日閲覧。
^ ^a ^b 2018 MLB Prospects Watch – Oakland Athletics Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on December 30, 2018.
^ 2019年にラスベガス・フィフティワンズより球団名変更及びアスレチックス傘下
^ Martin Gallegos (2019年8月29日). “Neuse (27 HRs, 102 RBIs) promoted to Majors” (英語). MLB.com. 2019年8月31日閲覧。
^ Bill Ladson (2019年8月30日). “'Big moment' for Neuse as he makes MLB debut” (英語). MLB.com. 2019年8月31日閲覧。
^ “2020 Minor League Baseball Season Shelved”. (June 30, 2020) July 1, 2020閲覧。
^ “Athletics To Acquire Adam Kolarek” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年2月12日閲覧。
^ Anthony Franco (2021年12月19 日). “Dodgers Designate Sheldon Neuse For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年1月9日閲覧。
^ “Pres release: A’s claim INF Sheldon Neuse off waivers from the Los Angeles Dodgers”. MLB.com. 2022年3月19日閲覧。
^ Martín Gallegos (April 12, 2022). “Blackburn's curve, execution key as he fans career-high 7” (英語). MLB.com. April 14, 2022閲覧。
^ ^a ^b “シェルドン・ノイジー選手との契約締結について”. 阪神タイガース公式ウェブサイト. 2022年12月16日閲覧。
^ “【阪神】新外国人シェルドン・ノイジー獲得を発表　開幕左翼の有力候補　背番号は「7」”. 日刊スポーツ (December 16, 2022). December 21, 2022閲覧。
^ Nico (2017年12月27日). “Prospects: Best Position? Needed Position?” (英語). SB Nation. 2018年12月30日閲覧。
^ “高木豊氏「育ちきったら、向こう１０年困らない」と阪神の開幕遊撃スタメンにアノ選手を推奨”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2023年1月11日) 2023年1月11日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Sheldon Neuse stats MiLB.com （英語）
Sheldon Neuse (@sheldonneuse) - X（旧Twitter）
Sheldon Neuse (@sheldonneuse) - Instagram

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[1] Randy Sachs (2016年6月1日). “Brothers with Ridge ties making a lot of ‘Noise’” (英語). Star-Telegram.com. 2018年12月30日閲覧。

[2] ttps://soonerswire.usatoday.com/2021/02/12/oklahoma-sooners-baseball-cody-thomas-sheldon-neuse-los-angeles-dodgers-oakland-athletics/

[3] Eric Bailey (2016年7月2日). “Oklahoma baseball: Sheldon Neuse honored as nation's top shortstop” (英語). Tulsaworld.com. 2018年12月30日閲覧。

[MLBstats-4] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ MLB公式プロフィール参照。2022年9月30日閲覧。

[5] Jane Lee (2017年7月16日). “Nats acquire Doolittle, Madson from A's” (英語). MLB.com. 2018年12月30日閲覧。

[prospectswatch2018oak-6] 2018 MLB Prospects Watch – Oakland Athletics Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on December 30, 2018.

[7] 2019年にラスベガス・フィフティワンズより球団名変更及びアスレチックス傘下

[8] Martin Gallegos (2019年8月29日). “Neuse (27 HRs, 102 RBIs) promoted to Majors” (英語). MLB.com. 2019年8月31日閲覧。

[9] Bill Ladson (2019年8月30日). “'Big moment' for Neuse as he makes MLB debut” (英語). MLB.com. 2019年8月31日閲覧。

[10] “2020 Minor League Baseball Season Shelved”. (June 30, 2020) July 1, 2020閲覧。

[11] “Athletics To Acquire Adam Kolarek” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年2月12日閲覧。

[12] Anthony Franco (2021年12月19 日). “Dodgers Designate Sheldon Neuse For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年1月9日閲覧。

[13] “Pres release: A’s claim INF Sheldon Neuse off waivers from the Los Angeles Dodgers”. MLB.com. 2022年3月19日閲覧。

[14] Martín Gallegos (April 12, 2022). “Blackburn's curve, execution key as he fans career-high 7” (英語). MLB.com. April 14, 2022閲覧。

[阪神入団-15] “シェルドン・ノイジー選手との契約締結について”. 阪神タイガース公式ウェブサイト. 2022年12月16日閲覧。

[16] “【阪神】新外国人シェルドン・ノイジー獲得を発表　開幕左翼の有力候補　背番号は「7」”. 日刊スポーツ (December 16, 2022). December 21, 2022閲覧。

[17] Nico (2017年12月27日). “Prospects: Best Position? Needed Position?” (英語). SB Nation. 2018年12月30日閲覧。

[18] “高木豊氏「育ちきったら、向こう１０年困らない」と阪神の開幕遊撃スタメンにアノ選手を推奨”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2023年1月11日) 2023年1月11日閲覧。

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 *{{Instagram|sheldonneuse|Sheldon Neuse}}
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年度	球団	登板	先発	完投	完封	無四球	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2022	OAK	3	0	0	0	0	0	0	0	0	----	12	3.2	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0.00	0.27
MLB：1年		3	0	0	0	0	0	0	0	0	----	12	3.2	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0.00	0.27

年度	球団	左翼（LF）						右翼（RF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2021	LAD	4	5	0	0	0	1.000	1	0	0	0	0	----
MLB		4	5	0	0	0	1.000	1	0	0	0	0	----

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2022	OAK	3	1	0	0	0	1.000
MLB		3	1	0	0	0	1.000