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== 来歴 ==
== 来歴 ==
=== 生い立ち ===
=== 生い立ち ===
6人兄弟の4番目<ref name="FLASH93">「可憐はつらつ!『演ドル』大集合」『[[FLASH (写真週刊誌)|FLASH]]』1993年6月29日号、[[光文社]]、48-51頁。</ref>、長女として誕生<ref name="syokusai">「歌を支えた!そうめん七変化物語」『食彩浪漫』2005年8月号、日本放送出版協会、45-51頁。</ref>。兄や弟と一緒に、野球や木登りをして遊ぶ活発な少女であった<ref name="oricon1">{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/confidence/special/53692/ |title= 石原詢子 初秋の演歌・歌謡大特集Part2~演歌目線で注目のアーティスト |publisher=ORICON NEWS|date=2019-10-11|accessdate=2024-11-04}}</ref>。
6人兄弟の4番目<ref name="FLASH93">「可憐はつらつ!『演ドル』大集合」『[[FLASH (写真週刊誌)|FLASH]]』1993年6月29日号、[[光文社]]、48-51頁。</ref>、長女として誕生<ref name="syokusaizasshi">「歌を支えた!そうめん七変化物語」『食彩浪漫』2005年8月号、[[NHK出版|日本放送出版協会]]、45-51頁。</ref>。兄や弟と一緒に、野球や木登りをして遊ぶ活発な少女であった<ref name="oricon1">{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/confidence/special/53692/ |title= 石原詢子 初秋の演歌・歌謡大特集Part2〜演歌目線で注目のアーティスト |publisher=ORICON NEWS|date=2019-10-11|accessdate=2024-11-04}}</ref>。


実家は[[詩吟]]の[[家元]]で<ref name="jokyo">「スターの修行時代スペシャル!上京物語」『[[月刊カラオケファン|月刊 カラオケファン]]』2008年10月号、ミューズ、17-21頁。</ref>、4歳から詩吟を習いはじめた<ref name="sakamoto">{{Cite web|url= https://www.asahi.com/and/article/20230208/424742607/ |title= 坂本真子の『音楽魂』石原詢子さんインタビュー〈前編〉家を出て一人で追いかけた歌手の夢「帰る場所失い、スイッチが入った」 |publisher=[[朝日新聞デジタル]]|date=2023-02-08|accessdate=2024-10-24}}</ref>。兄弟のなかでも、毎日4時間<ref>「揖水流詢風会 2代目家元 石原詢子」『吟と舞 vol.7』2018年、舵社、105頁。</ref>の稽古に耐えたのは石原だけであった<ref>{{Cite web|url=https://news.1242.com/article/149198 |title=石原詢子、詩吟の家元を継ぎ、「詩吟教室」を開講!? |publisher=ニッポン放送 NEWS ONLINE|date=2018-07-11|accessdate=2024-11-04}}</ref>。12歳で[[師範代]]となり<ref name="cocotame1">{{Cite web|url=https://cocotame.jp/series/049073/|title=石原詢子インタビュー:「古いものを大事につつ、若人にも響く新しい演歌というジャンル作っく」【前編】|publisher=Cocotame|date=2024-02-29|accessdate=2024-10-27}}</ref>、高校時代は生徒への指導も行った{{Efn|受賞歴は「第19回中部9県詩吟大会」幼少年の部優勝(7歳)、「[[日本コロムビア]]詩吟音楽会全国大会」最優秀賞(11歳)など<ref name="BARKS2022"/>。当時の教え子達は、石原がサブ司会を務めた歌番組にサプライズ出演した。}}。
実家は[[詩吟]]の[[家元]]で<ref name="jokyo">「スターの修行時代スペシャル!上京物語」『[[月刊カラオケファン|月刊 カラオケファン]]』2008年10月号、ミューズ、17-21頁。</ref>、4歳から詩吟を習いはじめた<ref name="sakamoto1">{{Cite web|url= https://www.asahi.com/and/article/20230208/424742607/ |title= 坂本真子の『音楽魂』石原詢子さんインタビュー〈前編〉家を出て一人で追いかけた歌手の夢「帰る場所失い、スイッチが入った」 |publisher=[[朝日新聞デジタル]]|date=2023-02-08|accessdate=2024-10-24}}</ref>。兄弟のなかでも、毎日4時間<ref>「揖水流詢風会 2代目家元 石原詢子」『吟と舞 vol.7』2018年、舵社、105頁。</ref>の稽古に耐えたのは石原だけであった<ref>{{Cite web|url=https://news.1242.com/article/149198 |title=石原詢子、詩吟の家元を継ぎ、「詩吟教室」を開講!? |publisher=ニッポン放送 NEWS ONLINE|date=2018-07-11|accessdate=2024-11-04}}</ref>。12歳で[[師範代]]となり<ref name="iroiro"/><ref name="utabito2024">{{Cite web|url=https://www.utabito.jp/interview/18390/ |title= 本人作詞・作曲! 石原詢子、デビュー37年目新曲『風花岬』(かざはなみさき)リリース 「今が一番充実ます。新しい石原詢子の風感じてください |publisher=うたびと Powerd by [[チャンネル銀河|Channel Ginga]] |date=2024-07-10|accessdate=2024-12-21}}</ref>、高校時代は生徒への指導も行った<ref name="utabito2024"/>{{Refnest|group="注"|受賞歴は「第19回中部9県詩吟大会」幼少年の部優勝(7歳)、「[[日本コロムビア]]詩吟音楽会全国大会」最優秀賞(11歳)など<ref name="BARKS2022"/>。当時の教え子達は、石原がサブ司会を務めた歌番組にサプライズ出演した。}}。


小学4年生のときに<!-- 小5、10歳とする資料もありますが、「津軽海峡・冬景色」を賞レース(おそらく歌謡大賞とのこと)で見たのがきっかけなので、1967年度生まれの石原さんは1977年11月時点で小4、9歳となります -->テレビで[[石川さゆり]]の歌唱を目にして、将来は演歌歌手にという夢を持つ<ref name="sakamoto"/>。上京の計画を立てて、小遣いやアルバイト代を貯金していた。
小学4年生のときに<!-- 小5、10歳とする資料もありますが、「津軽海峡・冬景色」を賞レース(おそらく『日本歌謡大賞とのこと)で見たのがきっかけなので、1967年度生まれの石原さんは1977年11月時点で小4、9歳となります -->テレビで[[石川さゆり]]の歌唱を目にして、将来は演歌歌手にという夢を持つ<ref name="sakamoto1"/>。上京の計画を立てて、小遣いやアルバイト代を貯金していた。


=== 上京 ===
=== 上京 ===
歌手の道を父親に猛反対され<ref name="jokyo"/>、'''新聞配達をする自活する毎日実家に電話をする④20歳までにチャンスを掴めなければ実家に戻る'''という条件で高校卒業と同時に上京<ref name="sakamoto"/><ref name="cocotame1"/><ref name="syogakusei">{{Cite web |和書|url=https://shinbun.hitorigurasi.net/column/column09.html|title=第9回コラム 独立の条件は新聞配達をすること歌手 石原詢子さん|website=新聞奨学生通信|accessdate=2024-10-25 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20160623175255/http://shinbun.hitorigurasi.net/column/column09.html|archivedate=2016-11-23|url-status=dead|url-status-date=2024-10}}</ref>。新聞配達、うどん屋、コンビニ、居酒屋、レンタルビデオ店のアルバイトを掛け持ちして、歌のレッスンに通った<ref name="jokyo"/>{{Efn|朝3時半に起床し新聞配達、午前中はうどん屋で働き、午後からは歌や芝居のレッスンを受けつつ、その合間を縫ってコンビニ、居酒屋、レンタルビデオ店のアルバイトという流れ<ref name="iroiro">{{Cite web|url=https://www.uta-net.com/otona/interview/post/47226/|title=いろいろわかる… 石原詢子 スペシャル・ロングインタビュー!|publisher=[[歌ネット|Uta Net]]|date=2023-06-30|accessdate=2024-10-21}}</ref>。}}。居酒屋で働く際には「お酒の出るお店で働くなんて、とドキドキした」と当時を振り返っている<ref>2022年12月14日『[[らじるラボ]] 』([[NHKラジオ第1放送|NHKラジオ第1]])</ref>。
歌手の道を父親に猛反対され<ref name="jokyo"/>、'''(1)新聞配達をする(2)自活する(3)毎日実家に電話をする(4)20歳までにチャンスを掴めなければ実家に戻る'''という条件で高校卒業と同時に上京<ref name="sakamoto1"/><ref name="syogakusei">{{Cite web|url=https://ad8.jp/shinbun/column/column09.html |title=独立の条件は新聞配達をすること 歌手 石原詢子さん|publisher=新聞奨学生ガイド |date= |accessdate=2024-12-21}}</ref>。新聞配達、うどん屋、コンビニ、居酒屋、レンタルビデオ店のアルバイトを掛け持ちして、歌のレッスンに通った<ref name="jokyo"/>{{Refnest|group="注"|朝3時半に起床し新聞配達、午前中はうどん屋で働き、午後からは歌や芝居のレッスンを受けつつ、その合間を縫ってコンビニ、居酒屋、レンタルビデオ店のアルバイトという流れ<ref name="iroiro">{{Cite web|url=https://www.uta-net.com/otona/interview/post/47226/|title=いろいろわかる… 石原詢子 スペシャル・ロングインタビュー!|publisher=[[歌ネット|Uta Net]]|date=2023-06-30|accessdate=2024-10-21}}</ref>。}}。居酒屋で働く際には「お酒の出るお店で働くなんて、とドキドキした」と当時を振り返っている<ref>2022年12月14日『[[らじるラボ]] 』([[NHKラジオ第1放送|NHKラジオ第1]])</ref>。


上京当初は[[大田区]][[平和島]]<ref>{{Cite web|url=https://www.excite.co.jp/news/article/AllNightNippon_233071/ |title=石原詢子、デビュー前に大田区平和島で新聞配達をしていた!? |publisher=ニッポン放送 NEWS ONLINE|date=2020-07-10|accessdate=2024-11-04}}</ref>の新聞配達店の寮で生活したが、下着を盗まれることが何度もあり、半年で引っ越しをすることになった<ref>「第18回 歌謡のマドンナ」『週刊実話』2016年6月23日号、日本ジャーナル出版、178-179頁。</ref>。翌夏には、[[森口博子]]主演のミュージカルに本名の石原悦子名義で出演。森口からは現在でも「えっちゃん」と呼ばれている<ref>{{Cite web|url=https://junko-ishihara.com/3869/|title=日本の名曲 人生歌がある|publisher=石原詢子公式ホームページ 詢子のひとりごと |date=2016年12月7日 |accessdate=2023-6-6}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://mainichi.jp/articles/20240926/spp/sp0/006/231000c/|title=森口博子 デビュー前から仲良し いまだに本名で呼ぶ紅白出場経験のある女性演歌歌手「“悦ちゃん”って」|publisher=毎日新聞社 |date=2024-9-26 |accessdate=2024-10-21}}</ref>。
上京当初は[[大田区]][[平和島]]<ref>{{Cite web|url=https://www.excite.co.jp/news/article/AllNightNippon_233071/ |title=石原詢子、デビュー前に大田区平和島で新聞配達をしていた!? |publisher=ニッポン放送 NEWS ONLINE|date=2020-07-10|accessdate=2024-11-04}}</ref>の新聞配達店の寮で生活したが、下着を盗まれることが何度もあり、半年で引っ越しをすることになった<ref name="zitsuwa2016">「第18回 歌謡のマドンナ」『週刊実話』2016年6月23日号、日本ジャーナル出版、178-179頁。</ref>。翌夏には、[[森口博子]]主演のミュージカルに本名の石原悦子名義で出演。森口からは現在でも「えっちゃん」と呼ばれている<ref>{{Cite web|url=https://junko-ishihara.com/3869/|title=日本の名曲 人生歌がある|publisher=石原詢子公式ホームページ 詢子のひとりごと |date=2016年12月7日 |accessdate=2023-6-6}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://mainichi.jp/articles/20240926/spp/sp0/006/231000c/|title=森口博子 デビュー前から仲良し いまだに本名で呼ぶ紅白出場経験のある女性演歌歌手「“悦ちゃん”って」|publisher=毎日新聞社 |date=2024-9-26 |accessdate=2024-10-21}}</ref>。


上京から1年あまり経ったころに、[[ソニー・ミュージックレコーズ|CBSソニー]]と[[スリースタープロ]]にスカウトされる<ref name="iroiro"/>。所属に際して、スタジオ審査では「演歌みち」([[松原のぶえ]])、「浮草ぐらし」([[都はるみ]])、「[[津軽海峡・冬景色]]」(石川さゆり)を歌唱した<ref name="iroiro"/>。手応えはなく「たぶん、ダメだろうな」と思っていたが、数日後に再びスタジオに来るよう連絡があり、両社への所属が決定した<ref name="iroiro"/>。当時は化粧道具を持っておらず、素顔でスタジオを訪ねたため「お化粧ぐらいしてこいよ」と言われたという<ref name="iroiro"/>。
上京から1年あまり経ったころに、[[ソニー・ミュージックレコーズ|CBSソニー]]と[[スリースタープロ]]にスカウトされる<ref name="iroiro"/>。所属に際して、スタジオ審査では「演歌みち」([[松原のぶえ]])、「浮草ぐらし」([[都はるみ]])、「[[津軽海峡・冬景色]]」(石川さゆり)を歌唱した<ref name="iroiro"/>。手応えはなく「たぶん、ダメだろうな」と思っていたが、数日後に再びスタジオに来るよう連絡があり、両社への所属が決定した<ref name="iroiro"/>。当時は化粧道具を持っておらず、素顔でスタジオを訪ねたため「お化粧ぐらいしてこいよ」と言われたという<ref name="iroiro"/>。


=== 歌手デビュー ===
=== 歌手デビュー ===
父親に「20歳までにチャンスを掴めなければ実家に戻る」ように言われていたが、20歳の誕生日を前に歌手デビューが決定<ref name="cocotame1"/>。成人の日には岐阜に帰省し、家族にデビュー決定の報告をした<ref>「春は旅立ちの時 歌手を目指したあのころ」『月刊 カラオケファン』2019年5月号、ミューズ、16-17頁。</ref>。[[1988年]][[10月21日]]、CBSソニーより「ホレました」で歌手デビュー。キャッチフレーズは「'''演歌のアイドル(エンドル)'''」で、衣装も着物ではなくミニスカートであった<ref>「巻頭インタビュー 『さよなら』からはじまる『酒』」『月刊 歌手帖』2013年9月号[[マガジンランド]]、10頁。</ref>。デビュー後の数年間テレビ出演もほとんどなく、全国のカラオケナック、ラオケ喫茶をまわる日々を過ごした<ref name="syogakusei"/>。
父親に「20歳までにチャンスを掴めなければ実家に戻る」ように言われていたが、20歳の誕生日を前に歌手デビューが決定<ref name="tabidachi2019">「春は旅立ちの時 歌手を目指したあのころ」『月刊 カラオケファン』2019年5月号、ミューズ、16-17頁。</ref><ref name="cocotame1"/>。成人の日には岐阜に帰省し、家族にデビュー決定の報告をした<ref name="tabidachi2019"/>。[[1988年]][[10月21日]]、CBSソニーより「ホレました」で歌手デビュー。キャッチフレーズは「'''演歌のアイドル(エンドル)'''」で<ref name="cocotame1">{{Cite web|url=https://cocotame.jp/series/049073/|title=石原詢子インタビュー:「古いもを大事にしつつ若い人にも響く新しい演歌というルを作っていく」【前編】|publisher=Cocotame|date=2024-02-29|accessdate=2024-10-27}}</ref>、衣装も着物ではなくミニスカートであった<ref name="zitsuwa2016"/>。

デビュー後は数年の下積みを経験<ref name="syokusaionline">{{Cite web|url= https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A200507311130001300100 |title=食彩浪漫 「歌を支えた!そうめん七変化物語」|publisher=NHK|date=2023-02-15|accessdate=2024-12-20}}</ref><ref name="utamap2018"/>。テレビ出演もほとんどなく、全国の[[スナックバー (飲食店)|カラオケスナック]]、[[カラオケ#昼カラの普及|カラオケ喫茶]]をまわる日々を過ごした<ref name="syogakusei"/>。キャンペーン{{Refnest|group="注"|昨今の「インストアイベント」(ショッピングセンターやCDショップの特設ステージで歌唱する<ref>{{Cite web|url= https://fanto-magazine.jp/article/words-inst/#in_store_event |title=いまさら聞けない音楽用語〜インストって何?〜|publisher=Fanto Magazine|date=2021-11-01|accessdate=2024-12-21}}</ref><ref>{{Cite web|url= https://domani.shogakukan.co.jp/953252/2#google_vignette |title=バンギャとは何? 言葉の意味や語源・ファン活動の内容について紹介|publisher=[[Domani (雑誌)|Domani]]|date=2024-02-16|accessdate=2024-12-21}}</ref>)とは異なり、飲食店のホールや商店街にあるレコード店の店頭で歌唱し、CDを手売りする<ref>{{Cite web|url= https://www.jprime.jp/articles/-/21135?page=5 |title=小林幸子、不遇の3年でネット世代と拓いた新境地 “ラスボス” の「受け入れる」精神|publisher=[[週刊女性PRIME]]|date=2021-06-19|accessdate=2024-12-21}}</ref><ref>{{Cite web|url= https://fujinkoron.jp/articles/-/14311?page=3 |title=小林幸子「歌手人生60年〈ニコ動に出るようになったら終わりだ〉と言われても、演歌もボカロ曲も、自分の歌で皆に楽しんでもらえれば本望」|publisher=[[婦人公論|婦人公論.jp]]|date=2024-11-05|accessdate=2024-12-21}}</ref>。酔客は歌を聴かないばかりか「邪魔だ! 帰れ!」などと怒鳴ることも珍しくないという<ref name="yukino1">{{Cite web|url= https://natalie.mu/music/pp/ichikawayukino/page/2 |title= 市川由紀乃|演歌歌手生活30年、ときにはくじけた日もあった。感謝では言い尽くせない思いを語ります。|publisher=[[音楽ナタリー]]|date=2022-12-16|accessdate=2024-12-21}}</ref>。このような店を1日に5 - 10軒程度まわる<ref name="sakamoto1"/><ref name="yukino1"/><ref name="30special2020"/>地道で過酷なものであった<ref>{{Cite web|url= https://natalie.mu/music/pp/ichikawayukino/page/1 |title= 市川由紀乃|演歌歌手生活30年、ときにはくじけた日もあった。感謝では言い尽くせない思いを語ります。|publisher=[[音楽ナタリー]]|date=2022-12-16|accessdate=2024-12-21}}</ref>。}}に客が数人しか集まらなかったり、酒場での手売りが辛くて泣いたりすることもあったが、「最初の5年が私を強くしてくれました」と石原は述懐している<ref name="30special2020">{{Cite web|url= https://www.110107.com/s/oto/page/junko_ishihara_30th_interview?ima=4138 |title=30周年記念スペシャル・インタビュー 30年を振り返る。「ここから、はじまるんです」 石原詢子|publisher=otonanoPORTAL|date=2020-10-14|accessdate=2024-12-21}}</ref>。


=== 転機 ===
=== 転機 ===
1995年に「夕霧海峡」がヒットし頭角を現した<ref>『読売新聞』2002年4月13日。</ref>。しかし、同曲の発売日を挟んだ約2週のあいだに、かねてから心臓を患っていた両親が相次いで死去した<ref name="sakamoto"/><ref name="iroiro"/>。帰る場所をなくしたことで、歌手としての決意を新たにしたという<ref name=sakamoto/><ref name="iroiro"/>。
デビュー7年目の1995年に「夕霧海峡」がヒットし<ref name="utamap2018">{{Cite web|url= https://news.utamap.com/music/200571/ |title=30年分の感謝の熱唱!石原詢子 30周年記念リサイタル〜遥かな歌の道〜開催 |publisher=うたまっぷNEWS |date=2018-09-05|accessdate=2024-12-20}}</ref>頭角を現した<ref>『読売新聞』2002年4月13日。</ref>。しかし、同曲の発売日を挟んだ約2週のあいだに、両親が相次いで死去<ref name="sakamoto1"/><ref name="iroiro"/>。両親はともに[[心筋梗塞]]を患っていた<ref>「決定!Kリーグ・グランドチャンピオン」『月刊 歌の手帖』1996年3月号、[[マガジンランド]]、11頁。</ref>。帰る場所をなくしたことで、歌手として生きてゆく覚悟ができたという<ref name="sakamoto1"/><ref name="iroiro"/><ref name="musicstar2017">「彩花舞う」『月刊 ミュージック☆スター』2017年11月号、エクシング・ミュージックエンターテイメント、17頁。</ref>。


若手歌手として人気を伸ばし、1997年に[[長山洋子]]の後任として[[日本放送協会|NHK]]『[[どんとこい民謡]]』の司会に抜擢{{Efn|長山は[[1968年]][[1月13日]]生まれで、[[1968年]][[1月12日]]生まれの石原と生年月日が1日違いである。}}。1998年より『[[コメディーお江戸でござる]]』に準レギュラー出演。娘役だけでなく、男役「詢吉」、タヌキ、妖怪などもコミカルに演じた。
若手歌手として人気を伸ばし、1997年に[[長山洋子]]の後任として[[日本放送協会|NHK]]『[[どんとこい民謡]]』の司会に抜擢{{Refnest|group="注"|長山は[[1968年]][[1月13日]]生まれで<ref>{{Cite web|url= https://www.vip-times.co.jp/?talent_id=W93-2124|title=長山洋子のプロフィール|publisher=日本タレント名鑑|date=|accessdate=2024-12-20}}</ref>、[[1968年]][[1月12日]]生まれの石原と生年月日が1日違いである。}}。1998年より『[[コメディーお江戸でござる]]』に準レギュラー出演。娘役だけでなく、男役「詢吉」、タヌキ、妖怪などもコミカルに演じた。


1999年、スリースタープロのタレント部門解散に伴い、個人事務所「石原音楽事務所」を設立。
1999年、スリースタープロのタレント部門解散に伴い、個人事務所「石原音楽事務所」を設立。


=== 人気演歌歌手に ===
=== 人気演歌歌手に ===
同年、悲恋を明るい曲調で歌う「[[みれん酒]]」がヒット<ref name="taisyo">「スペシャルインタビュー 石原詢子」『月刊 カラオケ大賞』2002年7月号、中村出版社、11-14頁。</ref>。同曲はロングセールスとなり{{Efn|[[オリコン]]週間シングルランキング48週チャートイン<ref>{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/prof/227632/products/237664/1/ |title=みれん酒|publisher=ORICON NEWS |date=|accessdate=2024-12-04}}</ref>。}}、翌2000年に[[NHK紅白歌合戦]]初出場を果たす<ref>{{Cite web|url=https://www.nhk.or.jp/kouhaku/history/history.html?count=51 |title=紅白歌合戦ヒストリー 第51回(2000年/平成12年)|publisher=NHK |date=|accessdate=2024-12-04}}</ref>。喜びの一方で、両親に晴れ姿を見せられない悔しさもあったと、のちに語っている。
同年、悲恋を明るい曲調で歌う「[[みれん酒]]」がヒット<ref name="taisyo">「スペシャルインタビュー 石原詢子」『月刊 カラオケ大賞』2002年7月号、中村出版社、11-14頁。</ref>。同曲はロングセールスとなり{{Refnest|group="注"|[[オリコン]]週間シングルランキング48週ランクイン<ref>{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/prof/227632/products/237664/1/ |title=みれん酒|publisher=ORICON NEWS |date=|accessdate=2024-12-04}}</ref>。}}、翌2000年に[[NHK紅白歌合戦]]初出場を果たす<ref>{{Cite web|url=https://www.nhk.or.jp/kouhaku/history/history.html?count=51 |title=紅白歌合戦ヒストリー 第51回(2000年/平成12年)|publisher=NHK |date=|accessdate=2024-12-04}}</ref>。喜びの一方で、両親に晴れ姿を見せられない悔しさもあったと、のちに語っている。


2004年、第84回[[天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会|天皇杯全日本サッカー選手権]]決勝にて、51,000人の観衆を前に国歌を歌唱した<ref name="JFA">「NEW!ARTIST PARADISE」『月刊 カラオケ大賞』2004年5月号、中村出版社、31頁。</ref>。
2004年、第84回[[天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会|天皇杯全日本サッカー選手権]]決勝にて、51,000人の観衆を前に国歌を歌唱した<ref name="JFA">「NEW!ARTIST PARADISE」『月刊 カラオケ大賞』2004年5月号、中村出版社、31頁。</ref>。
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2006年、『終着駅』(新宿スペース107)で舞台初主演。翌年は『東京』に主演。[[ハロー!プロジェクト]]のメンバーが多く出演しており、前後の公演では[[安倍なつみ]]、[[後藤真希]]が主演を務めた。
2006年、『終着駅』(新宿スペース107)で舞台初主演。翌年は『東京』に主演。[[ハロー!プロジェクト]]のメンバーが多く出演しており、前後の公演では[[安倍なつみ]]、[[後藤真希]]が主演を務めた。


2007年、故郷である岐阜県の「飛騨・美濃[[観光大使]]」第1号に就任した<ref name="sakamoto"/>。
2007年、故郷である岐阜県の「飛騨・美濃[[観光大使]]」第1号に就任した<ref name="sakamoto1"/>。


2011年、初の自作詞シングル「逢いたい、今すぐあなたに…。」を発表。「母が生きた証を形に残したい」との思いから、作詞・作曲の際は母親の旧名をペンネームとして用いている<ref name="iroiro"/>{{Efn|いとう冨士子名義。父親については、[[雅号|吟号]]である「源風(げんぷう)」をデビュー20周年記念アルバムのタイトルとして用いた。}}。
2011年、初の自作詞シングル「逢いたい、今すぐあなたに…。」を発表。「母が生きた証を形に残したい」との思いから、作詞・作曲の際は母親の旧名「いとう冨士子」をペンネームとして用いている<ref name="iroiro"/>{{Refnest|group="注"|父親については、[[雅号|吟号]]である「源風(げんぷう)」をデビュー20周年記念アルバムのタイトルとして用いた。}}。


2018年、生前の父親との約束を受け、詩吟揖水流詢風会(いすいりゅうじゅんぷうかい)を発足<ref>「石原詢子さんの詩吟教室 目指すは武道館!」『吟と舞 vol.8』2019年、舵社、70-71頁。</ref>。歌手業の傍ら、東京と大阪を拠点に詩吟教室を開催している<ref name="oricon2024">{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/news/2339688/full/ |title=【インタビュー】石原詢子ニューシングル「風花岬」 風花をテーマに儚く散った愛を歌う“詢演歌”|publisher=ORICON NEWS |date=2024-08-14|accessdate=2024-10-18}}</ref>。9月には全曲詩吟のアルバム『詢風吟詠の世界』を発売した。[[中野サンプラザホール]]での30周年コンサートでは、演歌のみでなく詩吟、[[歌謡浪曲]]、50歳で習い始めたピアノの[[弾き語り]]も披露した<ref name="nikkansports">{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201809050000695.html |title=石原詢子30周年記念リサイタルでピアノの弾き語り|publisher=日刊スポーツ新聞社 |date=2018-09-05|accessdate=2024-10-18}}</ref>。
2018年、生前の父親との約束を受け、詩吟揖水流詢風会(いすいりゅうじゅんぷうかい)を発足<ref name="sakamoto1"/><ref>「石原詢子さんの詩吟教室 目指すは武道館!」『吟と舞 vol.8』2019年、舵社、70-71頁。</ref>。2024年現在、歌手業の傍ら、東京と大阪を拠点に詩吟教室を開催している<ref name="oricon2024">{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/news/2339688/full/ |title=【インタビュー】石原詢子ニューシングル「風花岬」 風花をテーマに儚く散った愛を歌う“詢演歌”|publisher=ORICON NEWS |date=2024-08-14|accessdate=2024-10-18}}</ref>。9月には全曲詩吟のアルバム『詢風吟詠の世界』を発売した。[[中野サンプラザホール]]での30周年コンサートでは、演歌のみでなく詩吟<ref name="utamap2018"/>、[[歌謡浪曲]]、50歳で習い始めたピアノの[[弾き語り]]<ref name="sakamoto2">{{Cite web|url= https://www.asahi.com/and/article/20230215/424742631/ |title=坂本真子の『音楽魂』 石原詢子さんインタビュー〈後編〉 やりたいことを諦めない生き方 「魂こもった、心のある歌を」|publisher=朝日新聞デジタル|date=2023-02-15|accessdate=2024-12-20}}</ref>も披露した<ref name="nikkansports">{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201809050000695.html |title=石原詢子30周年記念リサイタルでピアノの弾き語り|publisher=日刊スポーツ新聞社 |date=2018-09-05|accessdate=2024-10-18}}</ref>。


2021年、公式[[YouTube]]チャンネル「詢ちゃんねる」を開設。以後、日常系動画の投稿やライブ配信を行う。飼い猫の動画は石原自ら編集をしている<ref name="utanotecho2021">「巻頭インタビュー 石原詢子」『月刊 歌の手帖』2021年8月号、歌の手帖社、8-15頁。</ref>。愛猫は友人から譲り受けた[[スコティッシュフォールド]]の兄妹で<ref name="utanotecho2021"/><ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12604777068.html |title=子猫 生後12日目|publisher=石原詢子Official Blog 詢子のひとりごと |date=2020-06-17|accessdate=2024-10-18}}</ref>、折れ耳のだいずと立ち耳のきなこ、末っ子のあずき<ref name="oricon2024"/>。
2021年、公式[[YouTube]]チャンネル「詢ちゃんねる」を開設<ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12656678802.html |title=由紀乃ちゃんからのお返し |publisher=石原詢子Official Blog 〜詢子のひとりごと〜 |date=2021-02-14|accessdate=2024-10-18}}</ref>。以後、日常系動画の投稿や<ref name="utanotecho2021"/>ライブ配信を行う<ref>{{Cite web|url= https://otokaze.jp/news/8103 |title=10月21日! 石原詢子がデビュー記念日に初の生配信トーク&ライブを開催!|publisher=オトカゼ〜音楽の風〜|date=2020-10-14|accessdate=2024-12-21}}</ref>。飼い猫の動画は石原自ら編集をしている<ref name="utanotecho2021">「巻頭インタビュー 石原詢子」『月刊 歌の手帖』2021年8月号、歌の手帖社、8-15頁。</ref>。愛猫は友人から譲り受けた[[スコティッシュフォールド]]の兄妹で<ref name="utanotecho2021"/><ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12604777068.html |title=子猫 生後12日目|publisher=石原詢子Official Blog 詢子のひとりごと |date=2020-06-17|accessdate=2024-10-18}}</ref>、折れ耳のだいずと立ち耳のきなこ、末っ子のあずき(詳細は後述)<ref name="oricon2024"/>。


2023年、自身で作詞・作曲を手掛けた「五島椿」を発売。五島市ふるさと大使、新上五島町観光物産大使に就任した<ref>{{Cite web|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001433.000020808.html |title=石原詢子、新曲「五島椿」発売に際して長崎県「五島市ふるさと大使」「新上五島町観光物産大使」に就任!!|publisher=ソニーミュージック |date= |accessdate=2023-6-5}}</ref>。
2023年、自身で作詞・作曲を手掛けた「五島椿」を発売。五島市ふるさと大使、新上五島町観光物産大使に就任した<ref>{{Cite web|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001433.000020808.html |title=石原詢子、新曲「五島椿」発売に際して長崎県「五島市ふるさと大使」「新上五島町観光物産大使」に就任!!|publisher=ソニーミュージック |date= |accessdate=2023-6-5}}</ref>。


==人物==
== 人物 ==
===特徴===
=== 特徴 ===
詢子の「'''詢'''」の字は「まこと」という意味。詩吟のほかに、[[剣詩舞|詩舞]]・[[剣扇舞|剣舞]]の師範代でもある<ref>「glory interview 石原詢子」『カラオケ伝言板』2016年5月号、イー・ヴォイス、6頁。</ref>。微笑むと口元に[[えくぼ]]が出来る。
詢子の「'''詢'''」の字は「まこと」という意味。詩吟のほかに、[[剣詩舞|詩舞]]・[[剣扇舞|剣舞]]の師範代でもある<ref>「glory interview 石原詢子」『カラオケ伝言板』2016年5月号、イー・ヴォイス、6頁。</ref>。微笑むと口元に[[えくぼ]]が出来る。


性格は本人いわく頑固、おっちょこちょい。[[坂本冬美]]によれば「色気がないから、私が兄で詢子ちゃんは弟だと言われている<ref>2018年9月19日『[[せんねん灸プレゼンツ しあわせ演歌・石原詢子です]] 』([[大阪放送|ラジオ大阪]])</ref>。楽曲を提供した[[古内東子]]は「いい意味で男らしい」「要所要所に乙女チックなところが垣間見られる、乙女な部分があるのが魅力的」と評する<ref name="BARKS2021">{{Cite web|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000201410&page=2|title=【インタビュー】石原詢子、古内東子書き下ろし曲で突破するポップスと演歌の境界線「“今だから見えるもの”と“ありがとう”を」|publisher=BARKS|date=2021-05-19|accessdate=2024-10-25}}</ref>。ファンからは「純粋さと透明感を失わないところ」「色っぽさと可愛さが同居した歌声」などを慕われている<ref>「年間ベスト歌手ランキング2014発表!」『月刊 歌の手帖』2014年4月号、マガジンランド、19頁。</ref>。
性格は本人いわく頑固、おっちょこちょい。[[坂本冬美]]によれば「色気がないから、私が兄で詢子ちゃんは弟だと言われている<ref>2018年9月19日『[[せんねん灸プレゼンツ しあわせ演歌・石原詢子です]] 』([[大阪放送|ラジオ大阪]])</ref>。楽曲を提供した[[古内東子]]は「いい意味で男らしい」「要所要所に乙女チックなところが垣間見られる、乙女な部分があるのが魅力的」と評する<ref name="BARKS2021">{{Cite web|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000201410&page=2|title=【インタビュー】石原詢子、古内東子書き下ろし曲で突破するポップスと演歌の境界線「“今だから見えるもの”と“ありがとう”を」|publisher=BARKS|date=2021-05-19|accessdate=2024-10-25}}</ref>。ファンからは「純粋さと透明感を失わないところ」「色っぽさと可愛さが同居した歌声」などを慕われている<ref>「年間ベスト歌手ランキング2014発表!」『月刊 歌の手帖』2014年4月号、マガジンランド、19頁。</ref>。

公式ブログでは、たびたび「[[すっぴん]]」の写真を公開している<ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12768035976.html |title=体幹トレーニング|publisher=石原詢子Official Blog〜詢子のひとりごと〜|date=2022-10-06|accessdate=2024-10-18}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12773951888.html |title=FMと答え合わせ|publisher=石原詢子Official Blog〜詢子のひとりごと〜|date=2022-11-11|accessdate=2024-10-18}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12824590197.html |title=味噌煮込みうどん|publisher=石原詢子Official Blog〜詢子のひとりごと〜|date=2023-10-15|accessdate=2024-11-13}}</ref>。


公式ブログでは、びたび「[[すっぴん]]」写真を公開している<ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12768035976.html |title=体幹トレーニング|publisher=石原詢子Official Blog~詢子のひとりごと|date=2022-10-06|accessdate=2024-10-18}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12773951888.html |title=FMと答え合わせ|publisher=石原詢子Official Blog~詢子のひとりごと~|date=2022-11-11|accessdate=2024-10-18}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12824590197.html |title=味噌煮込みうどん|publisher=石原詢子Official Blog~詢子のひとりごと|date=2023-10-15|accessdate=2024-11-13}}</ref>。<!-- 写り選びま -->
一日署長を務め婦人警官のほか、これまでにバスガール<ref name="tokoname">{{Cite web|url=https://junko-ishihara.com/3453/ |title=常滑は雨|publisher=石原詢子公式ホームページ 詢子のひとりごと|date=2014-07-03 |accessdate=2024-10-18}}</ref>、眼鏡のOL<ref>{{Cite tweet|user=junko_staffBB|number=1853410914458018084|title=な、懐かしい!!!|date=2024-11-04|access-date=2024-12-04}}</ref><ref>{{Facebook post|石原詢子 staff|1159134414212302|4=1}}. 2024年12月4日閲覧。</ref>、ブレザーの制服<ref>{{Cite web|url=https://junko-ishihara.com/blog/page/1044/ |title=★3年C組|publisher=石原詢子公式ホームページ 詢子のひとりごと|date=2013-11-10|accessdate=2024-10-18}}</ref>、セーラー服<ref name="tokyo">『劇団シニアグラフティ 昭和歌謡シアター 「東京」』2007年9月18日、アップフロントワークス。</ref>、陸上部員<ref name="tokyo"/>、女教師といった衣装を歌番組など着用ている。本人は[[コスプレ]]の演出も楽しんでいるとのこと<ref name="tokoname"/>


===音楽===
=== 音楽 ===
透明感と温かみのある歌声が特徴<ref name="BARKS2021" />。歌の幅は広く、フォーク歌謡の「あまやどり」、ロック調の「何も始まらないなら」、ポップスバラード「逢いたい、今すぐあなたに…。」「ただそばにいてくれて」など、ポップス調の歌にも定評がある<ref name=utanet>{{Cite web|url=https://www.uta-net.com/otona/interview/post/48792/|title=石原詢子スペシャルインタビュー!|publisher=Uta Net|date=2024-08-30|accessdate=2024-10-24}}</ref>。自身のラジオ番組で行った全シングル人気投票では、30曲以上ある演歌を抑えて「ただそばにいてくれて」が3位にランクインした(1位「[[みれん酒]]」、2位「夕霧海峡」)。
透明感と温かみのある歌声が特徴<ref name="BARKS2021" />。歌の幅は広く、フォーク歌謡の「あまやどり」、ロック調の「何も始まらないなら」、ポップスバラード「逢いたい、今すぐあなたに…。」「ただそばにいてくれて」など、ポップス調の歌にも定評がある<ref name=utanet>{{Cite web|url=https://www.uta-net.com/otona/interview/post/48792/|title=石原詢子スペシャルインタビュー!|publisher=Uta Net|date=2024-08-30|accessdate=2024-10-24}}</ref>。自身のラジオ番組で行った全シングル人気投票では、30曲以上ある演歌を抑えて「ただそばにいてくれて」が3位にランクインした(1位「[[みれん酒]]」、2位「夕霧海峡」)。


ボイストレーニングでは[[JUJU]]や[[Mr.Children]]の曲も歌っており<ref name="cocotame2">{{Cite web|url=https://cocotame.jp/series/049083/|title=石原詢子インタビュー:「古いものを大事にしつつ、若い人にも響く新しい演歌というジャンルを作っていく」【後編】|publisher=Cocotame|date=2024-03-01|accessdate=2024-10-24}}</ref>、TBS『[[演歌の乱]]』でMr.Childrenの「[[innocent world]]」の歌唱を披露した<ref>{{Cite web|url=https://utanoka.net/news/2019/03/26/2209|title=「演歌の乱」ゴールデンSP第2弾!(全曲レビュー付き)演歌歌手が歌うJ-POPに感動|publisher=うたのかネット|date=2019-03-26|accessdate=2024-10-24}}</ref>。
ボイストレーニングでは[[JUJU]]や[[Mr.Children]]の曲も歌っており<ref name="cocotame2">{{Cite web|url=https://cocotame.jp/series/049083/|title=石原詢子インタビュー:「古いものを大事にしつつ、若い人にも響く新しい演歌というジャンルを作っていく」【後編】|publisher=Cocotame|date=2024-03-01|accessdate=2024-10-24}}</ref>、TBS『[[演歌の乱]]』でMr.Childrenの「[[innocent world]]」の歌唱を披露した<ref>{{Cite web|url=https://utanoka.net/news/2019/03/26/2209|title=「演歌の乱」ゴールデンSP第2弾!(全曲レビュー付き)演歌歌手が歌うJ-POPに感動|publisher=うたのかネット|date=2019-03-26|accessdate=2024-10-24}}</ref>。


===嗜好===
=== 嗜好 ===
好きな食べ物はラーメン<ref name="asahi2017">『朝日新聞』2017年10月6日。</ref>、うどん<ref>{{Cite web|url= https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12766623872.html|title=また、うどん|publisher=石原詢子Official Blog~詢子のひとりごと|date=2022-09-28|accessdate=2024-11-13}}</ref>、焼きそば<ref>{{Cite web|url= https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12815379021.html|title=『五島椿』便り131【遊麺屋】|publisher=石原詢子Official Blog~詢子のひとりごと|date=2023-08-09|accessdate=2024-11-13}}</ref>、イカ<ref>{{Cite web|url=https://utate.co.jp/blog/interview/201807-ai/ |title= 【歌の手帖2018年7月号】石原詢子「30周年、遥かな道へ」巻頭インタビューより |publisher=月刊歌の手帖 The Interview|date=2023-01-13 |accessdate=2024-12-14}}</ref>、桃<ref>{{Cite web|url= https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12755510225.html|title=桃大好き❣️|publisher=石原詢子Official Blog~詢子のひとりごと|date=2022-07-27|accessdate=2024-11-13}}</ref>など。アルバイト時代は給料日にラーメンを食べに行くことが楽しみであった<ref name="asahi2017"/>。最後の晩餐に食べたいのは東京都『えぞ菊』の味噌ラーメンだと述べている<ref name="asahi2017"/>。また、幼少期から変わらずに[[ベビースターラーメン]]が大好物である<ref>{{Cite web|url= https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12671801194.html|title=50年続いてる大好物|publisher=石原詢子Official Blog~詢子のひとりごと|date=2021-05-23|accessdate=2024-11-13}}</ref>。
好きな食べ物はラーメン<ref name="asahi2017">『朝日新聞』2017年10月6日。</ref>、うどん<ref>{{Cite web|url= https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12766623872.html|title=また、うどん|publisher=石原詢子Official Blog〜詢子のひとりごと|date=2022-09-28|accessdate=2024-11-13}}</ref>、焼きそば<ref>{{Cite web|url= https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12815379021.html|title=『五島椿』便り131【遊麺屋】|publisher=石原詢子Official Blog〜詢子のひとりごと|date=2023-08-09|accessdate=2024-11-13}}</ref>、イカ<ref>{{Cite web|url=https://utate.co.jp/blog/interview/201807-ai/ |title= 【歌の手帖2018年7月号】石原詢子「30周年、遥かな道へ」巻頭インタビューより |publisher=月刊歌の手帖 The Interview|date=2023-01-13 |accessdate=2024-12-14}}</ref>、桃<ref>{{Cite web|url= https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12755510225.html|title=桃大好き❣️|publisher=石原詢子Official Blog〜詢子のひとりごと|date=2022-07-27|accessdate=2024-11-13}}</ref>など。アルバイト時代は給料日にラーメンを食べに行くことが楽しみであった<ref name="asahi2017"/>。最後の晩餐に食べたいのは東京都『えぞ菊』の味噌ラーメンだと述べている<ref name="asahi2017"/>。また、幼少期から変わらずに[[ベビースターラーメン]]が大好物である<ref>{{Cite web|url= https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12671801194.html|title=50年続いてる大好物|publisher=石原詢子Official Blog〜詢子のひとりごと|date=2021-05-23|accessdate=2024-11-13}}</ref>。


好きなアーティストは[[浜田省吾]]<ref name=utanet/>。中学時代は[[松本伊代]]のファンで、オリジナルアルバムを所有していた<ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/iyo/entry-12211132979.html|title=歌コンからの〜衣装。|publisher=松本伊代のオフィシャルブログ 天使のバカ|date=2016-10-19|accessdate=2024-12-13}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://junko-ishihara.com/3834/|title=★うたコン|publisher=石原詢子公式ホームページ 詢子のひとりごと|date=2016-10-18|accessdate=2024-12-01}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12718970192.html|title=私のアイドル|publisher=石原詢子Official Blog~詢子のひとりごと|date=2022-01-02|accessdate=2024-10-21}}</ref>。そのほか、[[カントリーミュージック]]を好んで聴いている<ref name="iroiro"/>。
好きなアーティストは[[浜田省吾]]<ref name=utanet/><ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12802170524.html |title=SHOGO HAMADA|publisher=石原詢子Official Blog 〜詢子のひとりごと〜 |date=2023-05-09|accessdate=2024-12-20}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.utabito.jp/feature_article/5020/|title=石原詢子のプレイリスト〜お酒を飲みながら聴きたい10曲〜|publisher=うたびと|date=2020-05-22|accessdate=2024-12-20}}</ref>。中学時代は[[松本伊代]]のファンで、オリジナルアルバムを所有していた<ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/iyo/entry-12211132979.html|title=歌コンからの〜衣装。|publisher=松本伊代のオフィシャルブログ 天使のバカ|date=2016-10-19|accessdate=2024-12-13}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12878826096.html|title=アイドルはアイドル|publisher=石原詢子Official Blog〜詢子のひとりごと|date=2024-12-16|accessdate=2024-12-21}}</ref>。そのほか、[[カントリーミュージック]]を好んで聴いている<ref name="iroiro"/>。


かつて愛猫が亡くなった際に「こんな辛い思いをするなら二度と動物は飼わない」と決めて、10年以上ペットを飼わなかった<ref name="utanotecho2021"/>。その後、コロナ禍や友人の勧めもあり、葛藤の末に岐阜の同級生から子猫を譲り受けた<ref name="utanotecho2021"/>。愛猫のあずきは先天性の<ref name="tubeazuki2023"/>骨形成不全症という難病の疑いと<ref>{{Cite web|url=https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/omoshiro/202202/0015055377.shtml |title=保護した子猫は、難病だった!? 動くだけで骨折…投薬から1年、ついに歩いた! |publisher=[[神戸新聞]]NEXT |date=2022-02-11|accessdate=2024-12-21}}</ref>股関節脱臼のため、譲り受けた当初は片脚を伸ばした形で<ref name="tubeazuki2023"/>引きずっていた<ref name="azuki0903">{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12866029464.html |title=あずきの誕生日 |publisher=石原詢子Official Blog 〜詢子のひとりごと〜 |date=2024-09-03|accessdate=2024-12-21}}</ref>。手術をしても治らないと診断されたが<ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12779581698.html |title=診断の結果 |publisher=石原詢子Official Blog 〜詢子のひとりごと〜 |date=2022-12-16|accessdate=2024-12-21}}</ref>、毎日のリハビリによって関節が繋がり<ref name="azuki0903"/>、普通に歩いたり高い所に登ったりできるようになったという<ref name="tubeazuki2023">{{Cite AV media |people=石原詢子 |date=2023-09-03 |title=【だいきなぁずチャンネル】「奇跡を起こした猫」〜あずき1歳になりました〜 |url=https://www.youtube.com/watch?v=AJS7uye0Y_Y |publisher=詢ちゃんねる|accessdate=2024-12-21}}</ref>。公式YouTubeチャンネル「詢ちゃんねる」ではその過程を公開している<ref name="tubeazuki2023"/>。
かつて愛猫が亡くなった際に「こんな辛い思いをするなら二度と動物は飼わない」と決めて、10年以上ペットを飼わなかった<ref name="utanotecho2021"/>。その後、コロナ禍や友人の勧めもあり、葛藤の末に岐阜の同級生から2匹の子猫を譲り受けた<ref name="utanotecho2021"/>。


[[ジャージ]]に凝っており、外出用と部屋着用とで使い分けている。
[[ジャージ]]に凝っており、外出用と部屋着用とで使い分けている。


恋愛については「じっくり、じーっくり好きになるタイプ」で、朴訥とした人、「北海道みたいな人」が理想である<ref name="nomikai">「『美女とお酒を♡』石原詢子×多岐川舞子×大石円 仲良し三人娘と誌上飲み会」『月刊 歌の手帖』1998年11月号、マガジンランド、14頁。</ref>。「結婚するなら[[西田敏行]]さんのような方」と憧れており<ref>{{Cite web|url=https://www.excite.co.jp/news/article/Ameba_bxeh0ibtsoza/|title=
恋愛については「じっくり、じーっくり好きになるタイプ<ref name="nomikai">「『美女とお酒を♡』石原詢子×多岐川舞子×大石円 仲良し三人娘と誌上飲み会」『月刊 歌の手帖』1998年11月号、マガジンランド、14頁。</ref>朴訥とした人が理想で<ref name="nomikai"/>「結婚するなら[[西田敏行]]さんのような方」と憧れている<ref name="excite1018">{{Cite web|url=https://www.excite.co.jp/news/article/Ameba_bxeh0ibtsoza/|title=
石原詢子、絶句した西田敏行さんの訃報「とても哀しいです」|publisher=exciteニュース|date=2024-10-18|accessdate=2024-11-04}}</ref>、歌番組で西田と共演した際には「本当上がっしまいました」と述べている<ref>{{Cite web|url=https://junko-ishihara.com/2942/|title=★歌謡コンサート|publisher=石原詢子公式ホームページ 詢子のひとりごと|date=2011-11-08|accessdate=2024-10-25}}</ref>。
石原詢子、絶句した西田敏行さんの訃報「とても哀しいです」|publisher=exciteニュース|date=2024-10-18|accessdate=2024-11-04}}</ref>西田が亡くなった際には、共演時のツーショットを公開し御冥福を心よりお祈り致します。西田さんの笑顔は永遠私の心の中で輝いています」と追悼した<ref name="excite1018"/>。


===趣味===
=== 趣味 ===
絵を描くことが好きで<ref name="meikan"/>、[[NHKハート展]]に参加したことがあるほか、シングル作品には盤面に石原による絵を施したものもある。
絵を描くことが好きで<ref name="meikan"/>、[[NHKハート展]]に参加したことがあるほか、シングル作品には盤面に石原による絵を施したものもある。


また料理好きで、仕事場に弁当を持参する際はスタッフの分まで手作りしている<ref name="UTtantei">「UT探偵!あの人の素顔」『月刊 歌の手帖』2013年2月号、マガジンランド、124-125頁。</ref>。大家族で母親の手伝いをして育ったため、煮物などの家庭料理が得意である<ref name="syokusai"/>。
また料理好きで、仕事場に弁当を持参する際はスタッフの分まで手作りしている<ref name="syokusaionline"/><ref name="UTtantei">「UT探偵!あの人の素顔」『月刊 歌の手帖』2013年2月号、マガジンランド、124-125頁。</ref>。大家族で母親の手伝いをして育ったため、煮物などの家庭料理が得意である<ref name="syokusaizasshi"/>。


中学時代は[[テニス部]]に所属<ref>{{Cite web|url=https://my-golfdigest.jp/column/p91736/|title=【ゴルフせんとや生まれけむ】石原詢子<前編>「元テニス部なのに球に当たらない!?」|publisher=myゴルフダイジェスト|date=2022-10-14|accessdate=2024-10-26}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12650811128.html|title=久しぶりのタケマリ隊|publisher=石原詢子Official Blog~詢子のひとりごと|date=2021-01-17|accessdate=2024-10-26}}</ref>。ゴルフのアベレージスコアは95前後、ベストスコアは2024年の79<ref>{{Cite journal |和書 |title=演歌歌手・石原詢子の『私のゴルフ』|publisher=財界展望新社 |journal=[[ZAITEN]] GOLF 2024 |issue=2024年11月臨時増刊号 |number= |pages=94-97}}</ref>。水泳が得意で、デビュー当時は近所の区営プールに通っていた<ref>「おじさん新聞スーベニア」『[[週刊宝石]]』1989年9月14日号、[[光文社]]、106頁。</ref>。現在は、[[伍代夏子]]主宰の卓球同好会「美魔女艶歌卓球部」に参加している<ref>{{Cite web|url=https://takkyuu-ladies.com/interview/hearing/bimajoenkatakkyuubu1/|title=「美魔女艶歌卓球部」のラビリンスに足を踏み入れる|publisher=卓球レディース |date=2023-06-05 |accessdate=2024-12-02}}</ref>。
中学時代は[[テニス部]]に所属<ref>{{Cite web|url=https://my-golfdigest.jp/column/p91736/|title=【ゴルフせんとや生まれけむ】石原詢子<前編>「元テニス部なのに球に当たらない!?」|publisher=myゴルフダイジェスト|date=2022-10-14|accessdate=2024-10-26}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://ameblo.jp/junko-i1021/entry-12650811128.html|title=久しぶりのタケマリ隊|publisher=石原詢子Official Blog〜詢子のひとりごと|date=2021-01-17|accessdate=2024-10-26}}</ref>。ゴルフのアベレージスコアは95前後、ベストスコアは2024年の79<ref>{{Cite journal |和書 |title=演歌歌手・石原詢子の『私のゴルフ』|publisher=財界展望新社 |journal=[[ZAITEN]] GOLF 2024 |issue=2024年11月臨時増刊号 |number= |pages=94-97}}</ref>。水泳が得意で、デビュー当時は近所の区営プールに通っていた<ref>「おじさん新聞スーベニア」『[[週刊宝石]]』1989年9月14日号、[[光文社]]、106頁。</ref>。現在は、[[伍代夏子]]主宰の卓球同好会「美魔女艶歌卓球部」に参加している<ref>{{Cite web|url=https://takkyuu-ladies.com/interview/hearing/bimajoenkatakkyuubu1/|title=「美魔女艶歌卓球部」のラビリンスに足を踏み入れる|publisher=卓球レディース |date=2023-06-05 |accessdate=2024-12-02}}</ref>。


デビュー当時は[[赤川次郎]]のファン<ref>『読売新聞』1989年11月2日。</ref>。歴史関係の本も好きである<ref>{{Cite news |url=https://junko-ishihara.com/blog/page/1029/|title=パティオ池鯉鮒|publisher=石原詢子公式ホームページ 詢子のひとりごと|date=2013-12-7|accessdate=2023-06-06}}</ref>。
デビュー当時は[[赤川次郎]]のファン<ref>『読売新聞』1989年11月2日。</ref>。歴史関係の本も好きである<ref>{{Cite news |url=https://junko-ishihara.com/blog/page/1029/|title=パティオ池鯉鮒|publisher=石原詢子公式ホームページ 詢子のひとりごと|date=2013-12-7|accessdate=2023-06-06}}</ref>。
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2000年頃は家庭用ゲーム機[[PlayStation 2]]を所有し、ゲームに熱中していた<ref>「カバーアーティストインタビュー」『月刊 カラオケ大賞』2003年7月号、中村出版社、8頁。</ref>。
2000年頃は家庭用ゲーム機[[PlayStation 2]]を所有し、ゲームに熱中していた<ref>「カバーアーティストインタビュー」『月刊 カラオケ大賞』2003年7月号、中村出版社、8頁。</ref>。


===交友関係===
=== 交友関係 ===
現在は[[二葉百合子]]に師事<ref>{{Cite web|url=https://hochi.news/articles/20180905-OHT1T50181.html?page=1|title=石原詢子、師匠・二葉百合子さんとステージ初共演「夢のよう」|publisher=スポーツ報知|date=2018-09-05|accessdate=2024-10-21}}</ref><ref name="keikakukenkyu">{{Cite web|url=https://wendy-net.com/mswendy/backnumber/ms201411/|title=引退後も素晴らしいお弟子さんに恵まれて 幸せだなぁと、つくづく思います
現在は[[二葉百合子]]に師事<ref>{{Cite web|url=https://hochi.news/articles/20180905-OHT1T50181.html?page=1|title=石原詢子、師匠・二葉百合子さんとステージ初共演「夢のよう」|publisher=スポーツ報知|date=2018-09-05|accessdate=2024-10-21}}</ref><ref name="keikakukenkyu">{{Cite web|url=https://wendy-net.com/mswendy/backnumber/ms201411/|title=引退後も素晴らしいお弟子さんに恵まれて 幸せだなぁと、つくづく思います
|publisher=合人社計画研究所|date=2014-11|accessdate=2024-10-24}}</ref>。同じく二葉門下生の[[原田悠里]]、[[坂本冬美]]、[[藤あや子]]、[[島津亜矢]]と「二葉組」を結成し<ref>{{Cite web|url=https://smart-flash.jp/entame/272156/1/1/ |title= 坂本冬美の『モゴモゴ交友録』原田悠里さんーー筋肉に目覚め、ディナーショーではくスカートの丈が年々短くなっているような|publisher=smart FLASH|date=2024-02-03 |accessdate=2024-12-04}}</ref>、定期的に集まっている<ref name="keikakukenkyu"/>。また、石原が歌手を志したきっかけである[[石川さゆり]]も姉弟子にあたる<ref>{{Cite web|url=https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009123471_00000 |title= 二葉百合子|publisher=NHK|date= |accessdate=2024-12-04}}</ref>。石原と同じく未婚の坂本は「私が結婚しないとお嫁に行けないということなんですよ。私のことは気にしないでご自由にどうぞ。先に!」と述べている<ref>2015年4月9日『[[ほんまもん!原田年晴です]]』([[大阪放送|ラジオ大阪]])</ref>。年下の島津とは「じゅんじゅん」「あやや」と呼び合う仲で<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shimazu-aya-koenkai.com/blog/?ym=201803|title=二葉会❤️|website=島津亜矢公式BLOG|date=2018-03-30|accessdate=2024-11-06}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://junko-ishihara.com/3570/|title=★久しぶりの二葉会にお誕生会|website=石原詢子公式ホームページ 詢子のひとりごと|date=2015-03-27|accessdate=2024-11-06}}</ref>、島津は「緊張の私の心を和らげようと、優しく手を握ってくれた」と、舞台裏での石原とのエピソードを明かしている<ref>{{Cite web |和書 |url=http://www.shimazu-aya-koenkai.com/2014/04/page/6/?cat=3|title=BS日本のうたin常陸太田②|date=2014-04-25|website=島津亜矢公式BLOG|accessdate=2024-10-24 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20170301181543/https://www.shimazu-aya-koenkai.com/2014/04/page/6/?cat=3 |archivedate=2017-03-01 |url-status=dead|url-status-date=2024-10}}</ref>。
|publisher=合人社計画研究所|date=2014-11|accessdate=2024-10-24}}</ref>。同じく二葉門下生の[[原田悠里]]、[[坂本冬美]]、[[藤あや子]]、[[島津亜矢]]と「二葉組」を結成し<ref>{{Cite web|url=https://smart-flash.jp/entame/272156/1/1/ |title= 坂本冬美の『モゴモゴ交友録』原田悠里さんーー筋肉に目覚め、ディナーショーではくスカートの丈が年々短くなっているような|publisher=smart FLASH|date=2024-02-03 |accessdate=2024-12-04}}</ref>、定期的に集まっている<ref name="keikakukenkyu"/>。また、石原が歌手を志したきっかけである[[石川さゆり]]も姉弟子にあたる<ref>{{Cite web|url=https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009123471_00000 |title= 二葉百合子|publisher=NHK|date= |accessdate=2024-12-04}}</ref>。石原と同じく未婚の坂本は「私が結婚しないとお嫁に行けないということなんですよ。私のことは気にしないでご自由にどうぞ。先に!」と述べている<ref>2015年4月9日『[[ほんまもん!原田年晴です]]』([[大阪放送|ラジオ大阪]])</ref>。年下の島津とは「じゅんじゅん」「あやや」と呼び合う仲で<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.shimazu-aya-koenkai.com/blog/?ym=201803|title=二葉会❤️|website=島津亜矢公式BLOG|date=2018-03-30|accessdate=2024-11-06}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://junko-ishihara.com/3570/|title=★久しぶりの二葉会にお誕生会|website=石原詢子公式ホームページ 詢子のひとりごと|date=2015-03-27|accessdate=2024-11-06}}</ref>、島津は「緊張の私の心を和らげようと、優しく手を握ってくれた」と、舞台裏での石原とのエピソードを明かしている<ref>{{Cite web |和書 |url=http://www.shimazu-aya-koenkai.com/2014/04/page/6/?cat=3|title=BS日本のうたin常陸太田②|date=2014-04-25|website=島津亜矢公式BLOG|accessdate=2024-10-24 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20170301181543/https://www.shimazu-aya-koenkai.com/2014/04/page/6/?cat=3 |archivedate=2017-03-01 |url-status=dead|url-status-date=2024-10}}</ref>。
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後輩歌手の[[大石まどか]]とは一緒に旅行をしたり、[[北海道]]にある大石の実家に泊まったりする間柄である<ref name="UTtantei"/>。
後輩歌手の[[大石まどか]]とは一緒に旅行をしたり、[[北海道]]にある大石の実家に泊まったりする間柄である<ref name="UTtantei"/>。


ストレスで声が出なくなったために長期休養し、のちに歌手復帰を果たした[[岩本公水]]は<ref>「巻頭インタビュー 岩本公水」『月刊 歌の手帖』2016年9月号、マガジンランド、9頁。</ref>「私が苦しい時・・・・、いつも、どんな時も支えて下さった詢子さん。一生忘れません。」と述べ、石原を慕っている<ref>{{Cite web |和書 |url=http://iwamotokumi.syncl.jp/?p=diary&di=1068031|title=「想い」|date=2015-05-16|website=岩本公水 公式サイト|accessdate=2024-10-25 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20171222052123/http://iwamotokumi.syncl.jp/?p=diary&di=1068031|archivedate=2017-12-22 |url-status=dead|url-status-date=2024-10}}</ref>。
ストレスで声が出なくなったために長期休養し、のちに歌手復帰を果たした[[岩本公水]]は<ref>「巻頭インタビュー 岩本公水」『月刊 歌の手帖』2016年9月号、マガジンランド、9頁。</ref>「私も詢子さんみたいな先輩になれるように……、後輩にも優しくしてあげたい……<ref>{{Cite web|url= https://iwamotokumi.com/blog/filename-8405 |title=「詢子さんのスパム」|publisher=岩本公水オフィシャルサイト|date=2015-10-12|accessdate=2024-12-20}}</ref>」「私が苦しい時……、いつも、どんな時も支えて下さった詢子さん。一生忘れません。」と公式ブログに綴っている<ref>{{Cite web|url= https://iwamotokumi.com/blog/filename-8337 |title=「想い」|publisher=岩本公水オフィシャルサイト|date=2015-05-16|accessdate=2024-12-20}}</ref>。


===その他===
=== デビューまで ===
幼少期は近所の子供たちと岐阜の野山を駆け回っていたが、中学以降は一変して「大人しかった」「クラスの男子と話した記憶がない」と、自身を振り返っている<ref>2017年10月27日『おはよう歌一番』([[アール・エフ・ラジオ日本|ラジオ日本]])</ref>。上京当初は都市部の実態を知らなかったため、路上で寝ている[[ホームレス]]や[[酔っ払い]]を見つけるたびに「大丈夫ですか?」と声を掛けていた<ref name="jokyo"/>。
[[一日署長|1日警察署長]]を務めた際の[[女性警察官|婦人警官]]のほか、これまでに[[バスガイド|バスガール]]<ref name="tokoname">{{Cite web|url=https://junko-ishihara.com/3453/ |title=常滑は雨|publisher=石原詢子公式ホームページ 詢子のひとりごと|date=2014-07-03 |accessdate=2024-10-18}}</ref>、[[ブレザー]]の制服<ref>{{Cite web|url=https://junko-ishihara.com/blog/page/1044/ |title=★3年C組|publisher=石原詢子公式ホームページ 詢子のひとりごと|date=2013-11-10|accessdate=2024-10-18}}</ref>、[[セーラー服]]<ref name="tokyo">『劇団シニアグラフティ 昭和歌謡シアター 「東京」』2007年9月18日、アップフロントワークス。</ref>、陸上部員<ref name="tokyo"/>、女教師、[[眼鏡]]の[[OL]]<ref>{{Cite tweet|user=junko_staffBB|number=1853410914458018084|title=な、懐かしい!!!|date=2024-11-04|access-date=2024-12-04}}</ref><ref>{{Facebook post|石原詢子 staff|1159134414212302|4=1}}. 2024年12月4日閲覧。</ref>、[[ハリーポッター]]といった衣装を歌番組などで着用している。本人は[[コスプレ]]の演出も楽しんでいるとのこと<ref name="tokoname"/>。


演歌界は、スカウトをされても数年単位でデビューを待つことが一般的である<ref>{{Cite web|和書|url= https://news.livedoor.com/article/detail/11369871/ |title= 歌謡(うた)のマドンナ 第8回 永井みゆき だんじり育ちの血が燃える! 成長を続ける「演歌界のスカイツリー」 |website= livedoor NEWS |date=2016-04-02 |accessdate= 2024-12-21 }}</ref>{{Refnest|group="注"|[[氷川きよし]]はスカウトから4年後<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.yomiuri.co.jp/hobby/travel/20231109-OYT8T50004/|title= 勝負の2曲目に仕掛け…大井川(静岡県) | publisher = [[讀賣新聞オンライン]] |date=2023-11-19 |accessdate= 2024-12-21 }}</ref>、[[北山たけし]]は[[北島三郎]]の内弟子経験8年後<ref>{{Cite web|和書|url= https://kansai.pia.co.jp/interview/music/2015-05/1505002.html |title= 新曲『かたくりの花』で新境地を開いた 演歌歌手、北山たけしにインタビュー 演歌界の次代の担い手と期待される北山 新曲への思いとそのヒストリーを追った |publisher= [[チケットぴあ]] |date= |accessdate= 2024-12-21 }}</ref>にそれぞれデビューした。[[三山ひろし]]は、デビュー前の修行が'''「3年しかなかった」'''と発言している<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.uta-net.com/otona/interview/post/13851/ |title= いろいろわかる...三山ひろしロングインタビュー!「ボクは"氷川チルドレン"ですね....」デビューまでのヒストリーも詳しく!最新シングルは、北海道を舞台にしたメジ ャー調の王道港町演歌「北のおんな町」に、新たな魅力に気付かされる2曲のオリジナル を加えた新装盤! | publisher = Uta-Net |date=2020-07-08 |accessdate= 2024-12-21 }}</ref>。女性歌手でも[[伍代夏子]]は芸能事務所で3年のお茶汲み<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.oricon.co.jp/news/2214344/full/ |title= 伍代夏子、波乱万丈の芸能活動40年 デビューからの軌跡といっそう深まる演歌への想い |publisher= ORICON NEWS |date=2021-11-19 |accessdate= 2024-12-21 }}</ref>、[[葵かを里]]は4年<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.chunichi.co.jp/article/879337 |title= 葵かを里、美声と日舞融合の二刀流で全国制覇へ 富山の祭り題材の新曲「城端 曳山祭」リリース |publisher= [[中日スポーツ]] |date=2024-04-05 |accessdate= 2024-12-21 }}</ref>、[[杜このみ]]は6年のレッスン生活を送った<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.uta-net.com/otona/interview/post/47903/ |title= 杜このみ シングル『葦風峠』ロングインタビュー |publisher= Uta-Net |date=2023-11-20 |accessdate= 2024-12-21 }}</ref>。}}。石原は下積みが長かったもの<ref name="utamap2018"/>、デビューまでの運びはトントン拍子であった<ref name="zitsuwa2016"/>。所属レコード会社のソニーは、中年の歌手が多勢を占めていた演歌にも、ビジュアルで牽引する時代がやって来ると考えており、石原の楽曲・衣装にはアイドル的な路線を採用した<ref name="cocotame1"/><ref name="musicstar2017"/><ref>{{Cite web|和書|url= https://mainichi.jp/articles/20200208/dde/012/070/006000c |title= 楽庫・歌謡ラボ 石原詢子「ひとり酔いたくて」 |publisher= [[毎日新聞]] |date=2020-02-08 |accessdate= 2024-12-21 }}</ref>
幼少期は近所の子供たちと岐阜の野山を駆け回っていたが、中学以降は一変して「大人しかった」「クラスの男子と話した記憶がない」と、自身を振り返っている<ref>2017年10月27日『おはよう歌一番』([[アール・エフ・ラジオ日本|ラジオ日本]])</ref>。[[都市部]]の実態を知らなかったため、上京当初は路上で寝ている[[ホームレス]]や[[酔っ払い]]を見つけるたびに「大丈夫ですか?」と声を掛けていた<ref name="jokyo"/>。
<ref name="sayonarazake2013">「巻頭インタビュー 『さよなら』からはじまる『酒』」『月刊 歌の手帖』2013年9月号、[[マガジンランド]]、10-11頁。</ref>。同社からは石原のほかにも伍代夏子、藤あや子、[[永井みゆき]]<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/195323 |title= 涙と笑いの酒人生“演ドル”永井みゆきは日本酒大好き 収録で数軒ハシゴも |website= [[日刊ゲンダイ]] |date=2016-12-12 |accessdate= 2024-12-21 }}</ref>らがデビューしており、「美人演歌のソニー」と称してその系譜が受け継がれた<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.sonymusic.co.jp/artist/MiyukiYamamoto/discography/SRCL-5913 |title= たからもの |publisher= [[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|Sony Music]] |date= |accessdate= 2024-12-21 }}</ref>。


== ディスコグラフィ ==
== ディスコグラフィ ==
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|-
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|rowspan="2" | 2010年<br/>10月27日
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|rowspan="2" | [[国安修二]]<br/>{{Efn|石原じゅんこ&[[国安修二]]名義。}} || 01 || '''何も始まらないなら''' || [[夏目純]]
|rowspan="2" | [[国安修二]]<br/>{{Refnest|group="注"|石原じゅんこ&[[国安修二]]名義。}} || 01 || '''何も始まらないなら''' || [[夏目純]]
|rowspan="2" | 国安修二 || [[十川ともじ]]
|rowspan="2" | 国安修二 || [[十川ともじ]]
|rowspan="2" | SRCL-7417
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=== テレビ ===
=== テレビ ===
<!-- [[プロジェクト:芸能人]]によれば、バラエティ番組について「単発のゲスト出演などは不要」となっています。 -->
<!-- [[プロジェクト:芸能人]]によれば、バラエティ番組について「単発のゲスト出演などは不要」となっています。 -->
* [[どんとこい民謡]]([[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]、1997 - 1999年) - 司会
* [[どんとこい民謡]](NHK総合、1997 - 1999年) - 司会
* [[コメディーお江戸でござる]](NHK総合・[[NHKデジタル衛星ハイビジョン|BShi]]、1998 - 2004年) - 準レギュラー
* [[コメディーお江戸でござる]](NHK総合・[[NHKデジタル衛星ハイビジョン|BShi]]、1998 - 2004年) - 準レギュラー
* オールスター忠臣蔵まつり(NHK総合、1998年12月9日、2000年12月24日)
* オールスター忠臣蔵まつり(NHK総合、1998年12月9日、2000年12月24日)
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=== ラジオ ===
=== ラジオ ===
* [[いすゞ歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ〜]]([[TBSラジオ]]、1989年4月 - 1994年3月)金曜パーソナリティー
* [[いすゞ歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ〜]]<ref name="sayonarazake2013"/>([[TBSラジオ]]、1989年4月 - 1992年3月) - 金曜パーソナリティー
* [[FMリクエストアワー]]([[NHK名古屋放送局]]、1996年4月 - 1999年3月)
* [[FMリクエストアワー]]([[NHK名古屋放送局]]、1996年4月 - 1999年3月)
* 歌謡曲これイチバン!([[大阪放送|ラジオ大阪]]、1995年4月 - 1997年3月)
* 歌謡曲これイチバン!([[大阪放送|ラジオ大阪]]、1995年4月 - 1997年3月)
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=== 主題歌 ===
=== 主題歌 ===
* [[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]『サンデー経済スコープ』(1994、エンディング・テーマ「予感」
* サンデー経済スコープ(NHK総合、1994年)
* [[タカラトミ|タカラ]]『新 DX億万長者ゲーム 作って!売って!大儲け!』(2003年6月19日発売オープニング・テーマ「浮世物語」エンディング・テーマ「ラビリンス」
: エンディング・テマ「予感」
* 新 DX億万長者ゲーム 作って!売って!大儲け!([[タカラトミー|タカラ]]、2003年6月19日発売
: オープニング・テーマ「浮世物語」
: エンディング・テーマ「ラビリンス」
* [[NHK教育テレビジョン|NHK教育]]『[[中学生日記]]』(2004年4月19日エンディング・テーマ「ガンバレ!ワタシ」)※番組開始以来初のボーカル入りエンディング・テーマ
* [[中学生日記]]([[NHK教育テレビジョン|NHK教育]]、2004年4月19日
: エンディング・テーマ「ガンバレ!ワタシ」 - 番組開始以来初のボーカル入りエンディング・テーマ


=== ゲームソフト ===
=== ゲームソフト ===
* タカラ『新 DX億万長者ゲーム 作って!売って!大儲け!(2003年6月19日発売、本人をモデルとした秘書・ジュンコ役で声優を務めた、SLPM-8725)
* 新 DX億万長者ゲーム 作って!売って!大儲け!(2003年6月19日発売、タカラ) - SLPM-8725
: 本人をモデルとした秘書・ジュンコ役で声優を務めた


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
=== 出典 ===
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* [https://junko-ishihara.com/ 石原詢子 公式ホームページ]
* [https://junko-ishihara.com/ 石原詢子 公式ホームページ]
* [https://www.sonymusic.co.jp/artist/JunkoIshihara/ 石原詢子 ソニーミュージックオフィシャルサイト]
* [https://www.sonymusic.co.jp/artist/JunkoIshihara/ 石原詢子 ソニーミュージックオフィシャルサイト]
* {{Amebaブログ|junko-i1021|石原詢子オフィシャルブログ「詢子のひとりごと」}}
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* {{Twitter|junko_ishihara|石原詢子}}
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* {{Facebook|junko1021|石原詢子 staff}}

2024年12月21日 (土) 02:57時点における版

石原 詢子
2023年9月撮影
基本情報
出生名 石原 悦子[1]
別名 美風(吟号)[2]
いとう 冨士子(ペンネーム)[3]
生誕 (1968-01-12) 1968年1月12日(56歳)[4]
出身地 日本の旗 日本岐阜県池田町[5]
ジャンル 演歌歌謡曲詩吟
活動期間 1988年 - [6]
レーベル ソニー・ミュージックレーベルズ
事務所 石原音楽事務所
公式サイト 石原詢子 公式ホームページ

石原 詢子(いしはら じゅんこ、1968年昭和43年〉1月12日 - )は日本の演歌歌手岐阜県池田町出身[5]。代表曲は「三日月情話」「夕霧海峡」「みれん酒」「ふたり傘[7][8]。吟詠家としても活動している[9]

来歴

生い立ち

6人兄弟の4番目[10]、長女として誕生[11]。兄や弟と一緒に、野球や木登りをして遊ぶ活発な少女であった[12]

実家は詩吟家元[13]、4歳から詩吟を習いはじめた[14]。兄弟のなかでも、毎日4時間[15]の稽古に耐えたのは石原だけであった[16]。12歳で師範代となり[17][18]、高校時代は生徒への指導も行った[18][注 1]

小学4年生のときにテレビで石川さゆりの歌唱を目にして、将来は演歌歌手にという夢を持つ[14]。上京の計画を立てて、小遣いやアルバイト代を貯金していた。

上京

歌手の道を父親に猛反対され[13](1)新聞配達をする(2)自活する(3)毎日実家に電話をする(4)20歳までにチャンスを掴めなければ実家に戻るという条件で高校卒業と同時に上京[14][19]。新聞配達、うどん屋、コンビニ、居酒屋、レンタルビデオ店のアルバイトを掛け持ちして、歌のレッスンに通った[13][注 2]。居酒屋で働く際には「お酒の出るお店で働くなんて、とドキドキした」と当時を振り返っている[20]

上京当初は大田区平和島[21]の新聞配達店の寮で生活したが、下着を盗まれることが何度もあり、半年で引っ越しをすることになった[22]。翌夏には、森口博子主演のミュージカルに本名の石原悦子名義で出演。森口からは現在でも「えっちゃん」と呼ばれている[23][24]

上京から1年あまり経ったころに、CBSソニースリースタープロにスカウトされる[17]。所属に際して、スタジオ審査では「演歌みち」(松原のぶえ)、「浮草ぐらし」(都はるみ)、「津軽海峡・冬景色」(石川さゆり)を歌唱した[17]。手応えはなく「たぶん、ダメだろうな」と思っていたが、数日後に再びスタジオに来るよう連絡があり、両社への所属が決定した[17]。当時は化粧道具を持っておらず、素顔でスタジオを訪ねたため「お化粧ぐらいしてこいよ」と言われたという[17]

歌手デビュー

父親に「20歳までにチャンスを掴めなければ実家に戻る」ように言われていたが、20歳の誕生日を前に歌手デビューが決定[25][26]。成人の日には岐阜に帰省し、家族にデビュー決定の報告をした[25]1988年10月21日、CBSソニーより「ホレました」で歌手デビュー。キャッチフレーズは「演歌のアイドル(エンドル)」で[26]、衣装も着物ではなくミニスカートであった[22]

デビュー後は数年の下積みを経験[27][28]。テレビ出演もほとんどなく、全国のカラオケスナックカラオケ喫茶をまわる日々を過ごした[19]。キャンペーン[注 3]に客が数人しか集まらなかったり、酒場での手売りが辛くて泣いたりすることもあったが、「最初の5年が私を強くしてくれました」と石原は述懐している[34]

転機

デビュー7年目の1995年に「夕霧海峡」がヒットし[28]頭角を現した[36]。しかし、同曲の発売日を挟んだ約2週のあいだに、両親が相次いで死去[14][17]。両親はともに心筋梗塞を患っていた[37]。帰る場所をなくしたことで、歌手として生きてゆく覚悟ができたという[14][17][38]

若手歌手として人気を伸ばし、1997年に長山洋子の後任としてNHKどんとこい民謡』の司会に抜擢[注 4]。1998年より『コメディーお江戸でござる』に準レギュラー出演。娘役だけでなく、男役「詢吉」、タヌキ、妖怪などもコミカルに演じた。

1999年、スリースタープロのタレント部門解散に伴い、個人事務所「石原音楽事務所」を設立。

人気演歌歌手に

同年、悲恋を明るい曲調で歌う「みれん酒」がヒット[40]。同曲はロングセールスとなり[注 5]、翌2000年にNHK紅白歌合戦初出場を果たす[42]。喜びの一方で、両親に晴れ姿を見せられない悔しさもあったと、のちに語っている。

2004年、第84回天皇杯全日本サッカー選手権決勝にて、51,000人の観衆を前に国歌を歌唱した[43]

2006年、『終着駅』(新宿スペース107)で舞台初主演。翌年は『東京』に主演。ハロー!プロジェクトのメンバーが多く出演しており、前後の公演では安倍なつみ後藤真希が主演を務めた。

2007年、故郷である岐阜県の「飛騨・美濃観光大使」第1号に就任した[14]

2011年、初の自作詞シングル「逢いたい、今すぐあなたに…。」を発表。「母が生きた証を形に残したい」との思いから、作詞・作曲の際は母親の旧名「いとう冨士子」をペンネームとして用いている[17][注 6]

2018年、生前の父親との約束を受け、詩吟揖水流詢風会(いすいりゅうじゅんぷうかい)を発足[14][44]。2024年現在、歌手業の傍ら、東京と大阪を拠点に詩吟教室を開催している[45]。9月には全曲詩吟のアルバム『詢風〜吟詠の世界〜』を発売した。中野サンプラザホールでの30周年コンサートでは、演歌のみでなく詩吟[28]歌謡浪曲、50歳で習い始めたピアノの弾き語り[46]も披露した[47]

2021年、公式YouTubeチャンネル「詢ちゃんねる」を開設[48]。以後、日常系動画の投稿や[49]ライブ配信を行う[50]。飼い猫の動画は石原自ら編集をしている[49]。愛猫は友人から譲り受けたスコティッシュフォールドの兄妹で[49][51]、折れ耳のだいずと立ち耳のきなこ、末っ子のあずき(詳細は後述)[45]

2023年、自身で作詞・作曲を手掛けた「五島椿」を発売。五島市ふるさと大使、新上五島町観光物産大使に就任した[52]

人物

特徴

詢子の「」の字は「まこと」という意味。詩吟のほかに、詩舞剣舞の師範代でもある[53]。微笑むと口元にえくぼが出来る。

性格は本人いわく頑固、おっちょこちょい。坂本冬美によれば「色気がないから、私が兄で詢子ちゃんは弟だと言われている[54]」。楽曲を提供した古内東子は「いい意味で男らしい」「要所要所に乙女チックなところが垣間見られる、乙女な部分があるのが魅力的」と評する[55]。ファンからは「純粋さと透明感を失わないところ」「色っぽさと可愛さが同居した歌声」などを慕われている[56]

公式ブログでは、たびたび「すっぴん」の写真を公開している[57][58][59]

一日署長を務めた際の婦人警官のほか、これまでにバスガール[60]、眼鏡のOL[61][62]、ブレザーの制服[63]、セーラー服[64]、陸上部員[64]、女教師といった衣装を歌番組などで着用している。本人はコスプレの演出も楽しんでいるとのこと[60]

音楽

透明感と温かみのある歌声が特徴[55]。歌の幅は広く、フォーク歌謡の「あまやどり」、ロック調の「何も始まらないなら」、ポップスバラード「逢いたい、今すぐあなたに…。」「ただそばにいてくれて」など、ポップス調の歌にも定評がある[65]。自身のラジオ番組で行った全シングル人気投票では、30曲以上ある演歌を抑えて「ただそばにいてくれて」が3位にランクインした(1位「みれん酒」、2位「夕霧海峡」)。

ボイストレーニングではJUJUMr.Childrenの曲も歌っており[3]、TBS『演歌の乱』でMr.Childrenの「innocent world」の歌唱を披露した[66]

嗜好

好きな食べ物はラーメン[67]、うどん[68]、焼きそば[69]、イカ[70]、桃[71]など。アルバイト時代は給料日にラーメンを食べに行くことが楽しみであった[67]。最後の晩餐に食べたいのは東京都『えぞ菊』の味噌ラーメンだと述べている[67]。また、幼少期から変わらずにベビースターラーメンが大好物である[72]

好きなアーティストは浜田省吾[65][73][74]。中学時代は松本伊代のファンで、オリジナルアルバムを所有していた[75][76]。そのほか、カントリーミュージックを好んで聴いている[17]

かつて愛猫が亡くなった際に「こんな辛い思いをするなら二度と動物は飼わない」と決めて、10年以上ペットを飼わなかった[49]。その後、コロナ禍や友人の勧めもあり、葛藤の末に岐阜の同級生から子猫を譲り受けた[49]。愛猫のあずきは先天性の[77]骨形成不全症という難病の疑いと[78]股関節脱臼のため、譲り受けた当初は片脚を伸ばした形で[77]引きずっていた[79]。手術をしても治らないと診断されたが[80]、毎日のリハビリによって関節が繋がり[79]、普通に歩いたり高い所に登ったりできるようになったという[77]。公式YouTubeチャンネル「詢ちゃんねる」ではその過程を公開している[77]

ジャージに凝っており、外出用と部屋着用とで使い分けている。

恋愛については「じっくり、じーっくり好きになるタイプ[81]」。朴訥とした人が理想で[81]「結婚するなら西田敏行さんのような方」と憧れている[82]。西田が亡くなった際には、共演時のツーショットを公開し「御冥福を心よりお祈り致します。西田さんの笑顔は永遠に私の心の中で輝いています」と追悼した[82]

趣味

絵を描くことが好きで[6]NHKハート展に参加したことがあるほか、シングル作品には盤面に石原による絵を施したものもある。

また料理好きで、仕事場に弁当を持参する際はスタッフの分まで手作りしている[27][83]。大家族で母親の手伝いをして育ったため、煮物などの家庭料理が得意である[11]

中学時代はテニス部に所属[84][85]。ゴルフのアベレージスコアは95前後、ベストスコアは2024年の79[86]。水泳が得意で、デビュー当時は近所の区営プールに通っていた[87]。現在は、伍代夏子主宰の卓球同好会「美魔女艶歌卓球部」に参加している[88]

デビュー当時は赤川次郎のファン[89]。歴史関係の本も好きである[90]

2000年頃は家庭用ゲーム機PlayStation 2を所有し、ゲームに熱中していた[91]

交友関係

現在は二葉百合子に師事[92][93]。同じく二葉門下生の原田悠里坂本冬美藤あや子島津亜矢と「二葉組」を結成し[94]、定期的に集まっている[93]。また、石原が歌手を志したきっかけである石川さゆりも姉弟子にあたる[95]。石原と同じく未婚の坂本は「私が結婚しないとお嫁に行けないということなんですよ。私のことは気にしないでご自由にどうぞ。先に!」と述べている[96]。年下の島津とは「じゅんじゅん」「あやや」と呼び合う仲で[97][98]、島津は「緊張の私の心を和らげようと、優しく手を握ってくれた」と、舞台裏での石原とのエピソードを明かしている[99]

後輩歌手の大石まどかとは一緒に旅行をしたり、北海道にある大石の実家に泊まったりする間柄である[83]

ストレスで声が出なくなったために長期休養し、のちに歌手復帰を果たした岩本公水[100]「私も詢子さんみたいな先輩になれるように……、後輩にも優しくしてあげたい……[101]」「私が苦しい時……、いつも、どんな時も支えて下さった詢子さん。一生忘れません。」と公式ブログに綴っている[102]

デビューまで

幼少期は近所の子供たちと岐阜の野山を駆け回っていたが、中学以降は一変して「大人しかった」「クラスの男子と話した記憶がない」と、自身を振り返っている[103]。上京当初は都市部の実態を知らなかったため、路上で寝ているホームレス酔っ払いを見つけるたびに「大丈夫ですか?」と声を掛けていた[13]

演歌界は、スカウトをされても数年単位でデビューを待つことが一般的である[104][注 7]。石原は下積みが長かったもの[28]、デビューまでの運びはトントン拍子であった[22]。所属レコード会社のソニーは、中年の歌手が多勢を占めていた演歌にも、ビジュアルで牽引する時代がやって来ると考えており、石原の楽曲・衣装にはアイドル的な路線を採用した[26][38][111] [112]。同社からは石原のほかにも伍代夏子、藤あや子、永井みゆき[113]らがデビューしており、「美人演歌のソニー」と称してその系譜が受け継がれた[114]

ディスコグラフィ

シングル

  • いとう冨士子」は、石原のペンネーム。
# 発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 オリコン
最高順位[115]
レーベル 規格品番
1 1988年
10月21日
A面 ホレました 山本伊織 長沢ヒロ - CBS
ソニー
07SH-3115
B面 はんぶん東京人
2 1989年
6月21日
A面 あなたにとまれ 松本礼児 むらさき幸 馬場良 07SH-3299
B面 夢落葉 高田弘
3 1990年
4月8日
01 恋岬 水木れいじ 四方章人 斉藤恒夫 CSDL-3069
02 今夜だけ泣いて 松本礼児 むらさき幸 前田俊明
4 1991年
3月21日
01 残り紅 吉岡治 弦哲也 桜庭伸幸 CSDL-3236
02 月見草 水木れいじ 四方章人 斉藤恒夫
5 1992年
2月21日
01 雨の居酒屋 たきのえいじ 叶弦大 前田俊明 Sony
Records
SRDL-3438
02 道しるべ 市川昭介
6 1992年
12月12日
01 郡上の詩 森省三 叶弦大 丸山雅仁 SRDL-3597
02 長良川 新田守生
7 1993年
6月21日
01 北しぐれ 北野彩 叶弦大 SRDL-3687
02 北の帰り道 五番町与一 森幸生
8 1994年
9月21日
01 三日月情話 岡田冨美子 川口真 川村栄二 SRDL-3911
02 夜汽車
9 1995年
8月2日
01 夕霧海峡 水木れいじ 岡千秋 丸山雅仁 SRDL-4046
02 祝い節
10 1996年
10月21日
01 桟橋 たきのえいじ 四方章人 SRDL-4275
02 明日坂 里村龍一 叶弦大 前田俊明
11 1997年
6月21日
01 手鏡 たきのえいじ 山口ひろし 丸山雅仁 SRDL-4379
02 浮世舟
12 1998年
4月22日
01 人恋しぐれ 里村龍一 水森英夫 馬場良 SRDL-4505
02 花暦 たきのえいじ 四方章人 丸山雅仁
13 1999年
4月21日
01 みれん酒 里村龍一 水森英夫 石倉重信 37位 SRDL-4624
02 えにしの糸 たきのえいじ 四方章人 丸山雅仁
14 2000年
4月19日
01 おんなの涙 麻こよみ 岡千秋 南郷達也 44位 SRDL-4688
02 夜泣き鳥
15 2001年
2月21日
01 浜唄 たきのえいじ 池多孝春 49位 SRDL-4699
02 ふるさと恋唄 麻こよみ 石倉重信
16 2002年
2月20日
01 あなたと生きる 水森英夫 34位 SRDL-4711
02 明日坂
(「宝船」入り)
里村龍一 叶弦大 前田俊明
17 2002年
8月21日
01 きずな酒 30位 SRDL-4714
02 おんなの春 水森英夫 伊戸のりお
18 2003年
5月21日
01 ふたり傘 叶弦大 石倉重信 33位 SRDL-4721
02 ほたるのふる里
19 2004年
1月21日
01 明日坂 前田俊明 29位 SRCL-5648
02 明日坂
(詩吟「宝船」入り)
20 2004年
8月18日
01 紅い月 仁井谷俊也 五木ひろし 池多孝春 34位 SRCL-5784
02 春の恋唄 荒木とよひさ 前田俊明
21 2005年
1月26日
01 おもいでの雨 三浦康照 影山時則 35位 SRCL-5876
02 この世で一番好きな人 伊戸のりお
22 2005年
8月24日
01 あまやどり 永井龍雲 矢野立美 36位 SRCL-5958
02 桜貝のかほり 岡田冨美子 永井龍雲 石川鷹彦
23 2006年
4月26日
01 ふたり川 麻こよみ 岡千秋 南郷達也 26位 SRCL-6271
02 散るは涙か花びらか
24 2007年
3月7日
01 淡墨桜 下地亜記子 徳久広司 36位 SRCL-6507
02 迷い蛍 四方章人 前田俊明
25 2008年
3月5日
01 なごり雨 たきのえいじ 徳久広司 南郷達也 35位 SRCL-6743
02 一人静
26 2008年
9月3日
01 寿 契り酒 下地亜記子 32位 SRCL-6855
02 寿 契り酒
(詩吟「結婚を賀す」入り)
27 2009年
5月27日
01 風よ吹け 仁井谷俊也 弦哲也 前田俊明 48位 SRCL-7000
02 月のエレジー 弦哲也
28 2010年
1月27日
01 ひとり日本海 弦哲也 前田俊明 40位 SRCL-7211
02 港が見える丘 東辰三 矢田部正
03 リンゴの唄 サトウハチロー 万城目正
29 2011年
4月13日
01 逢いたい、今すぐあなたに…。 いとう冨士子 国安修二 若草恵 49位 Sony
Music
Direct
MHCL-1894
02 アカシアの雨がやむとき 水木かおる 藤原秀行 矢田部正
03 上を向いて歩こう 永六輔 中村八大
30 2011年
9月21日
01 しあわせの花 水木れいじ 市川昭介 石倉重信 50位 MHCL-1967
02 ふたりづれ
31 2012年
9月19日
01 よりそい草 森坂とも 水森英夫 29位 MHCL-2137
02 一途 いとう冨士子 前田俊明
32 2013年
7月3日
01 さよなら酒 森坂とも 水森英夫 石倉重信 37位 MHCL-2295
02 蘇州夜曲 西條八十 服部良一 矢田部正
03 東京ブギウギ 鈴木勝
33 2014年
4月23日
01 濃尾恋歌 冬弓ちひろ 吉幾三 京建輔 42位 MHCL-2439
02 千年先まで… 石原詢子
34 2015年
4月8日
01 港ひとり 下地亜記子 四方章人 丸山雅仁 46位 MHCL-2510
02 おんな雨 前田俊明
35 2016年
3月9日
01 化粧なおし たきのえいじ 杉本眞人 宮崎慎二 45位 MHCL-2575
02 すみだ川夜曲 冬弓ちひろ
36 2017年
2月22日
01 女の花舞台 さくらちさと 四方章人 石倉重信 - MHCL-2676
02 春航路 幸田りえ
37 2017年
9月6日
01 雪散華〜ゆきさんげ〜 冬弓ちひろ 徳久広司 前田俊明 MHCL-2707
02 涙に抱かれて 下地亜記子 南郷達也
38 2018年
4月11日
01 遥かな道 冬弓ちひろ 岡千秋 34位 MHCL-2743
02 細石〜さざれいし〜
(詩吟「細石」入り)
鮫島琉星
39 2019年
5月15日
01 通り雨 冬弓ちひろ 33位 MHCL-2804
02 こころに春を 小金井一正 若草恵
40 2019年
12月11日
01 ひとり酔いたくて 吉井省一 南郷達也 - MHCL-2836
02 大阪おかん 茂木けんじ
41 2021年
5月19日
01 ただそばにいてくれて 古内東子 河野伸 MHCL-2901
02 ひと粒
42 2023年
5月24日
01 五島椿 いとう冨士子 若草恵 Sony
Music
Labels
MHCL-3029
02 流れる雲に
03 予感 岡田冨美子 川口真
43 2024年
7月10日
01 風花岬 いとう冨士子 若草恵 40位 MHCL-3094
02 母春秋 菅麻貴子 杉本眞人 佐藤和豊

配信限定シングル

発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 レーベル
2022年
10月21日
01 予感 岡田冨美子 川口真 Sony
Music
Labels
02 予感
(オリジナル・カラオケ)

デュエット・シングル

発売日 デュエット 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 レーベル 規格品番
1991年
9月21日
内藤国雄 01 夜のおとぎばなし 松井由利夫 市川昭介 池多孝春 Sony
Records
SRDL-3352
1999年
11月20日
浜圭介 三人の女 たきのえいじ 浜圭介 石倉重信 SRDL-4672
2010年
10月27日
国安修二
[注 8]
01 何も始まらないなら 夏目純 国安修二 十川ともじ SRCL-7417
02 Tokyo 伊藤薫 佐々木章

アルバム

オリジナル・アルバム

発売日 タイトル レーベル 規格品番
1990年6月1日 片想い CBS・ソニー CSCL-1151
2003年6月18日 日本の祭り Sony Records SRCL-5581〜82【初回限定盤】
SRCL-5583【通常盤】
2008年6月4日 しあわせ演歌・石原詢子です SRCL-6800
2018年9月5日 詢風じゅんぷう〜吟詠の世界〜 Sony Music Direct MHCL-2767

ベスト・アルバム

発売日 タイトル レーベル 規格品番
1999年6月19日 スーパー・コレクション Sony Records SRCL-4559
2000年6月21日 ベスト・コレクション SRCL-4858
2001年6月20日 ベスト・オブ・ベスト SRCL-5101
2002年6月19日 最新ベスト SRCL-5369
2007年10月24日 デビュー20周年記念スーパーシングルコレクション 源風げんぷう SRCL-6655〜56
2007年11月20日 スーパー・ベスト Sony Music Direct DQCL-1162
2012年10月31日 ベスト・セレクション MHCL-2160
2013年2月6日 カラオケ付きベスト MHCL-2223
2014年11月12日 ヒットコレクション MHCL-2482
2015年6月24日 大全集〜シングルベスト〜 MHCL-2532〜33
2016年6月29日 秘蔵名曲全集〜カップリングコレクション〜 MHCL-2606
2024年11月6日 ザ・ベスト Sony Music Labels MHCL-3113
  • 全曲集シリーズ
発売日 タイトル レーベル 規格品番
1992年11月1日 最新ヒット全曲集 Sony Records SRCL-2499
1993年11月1日 ヒット全曲集'94 SRCL-2776
1994年11月2日 ヒット全曲集'95 SRCL-3038
1995年11月1日 ヒット全曲集'96 SRCL-3388
1996年11月21日 ヒット全曲集'97 SRCL-3701
1997年11月1日 ヒット全曲集'98 SRCL-4108
1998年10月31日 ヒット全曲集'99 SRCL-4398
1999年11月3日 最新ヒット全曲集 SRCL-4677
2000年11月22日 最新ヒット全曲集16 SRCL-4964
2001年11月21日 全曲集 SRCL-5263
2002年11月20日 SRCL-5473
2003年11月19日 SRCL-5635
2004年11月17日 最新ヒット全曲集 SRCL-5844
2005年11月9日 最新ヒット全曲集'06 SRCL-6070
2006年11月8日 ヒット全曲集'07 SRCL-6431
2008年11月26日 最新ヒット全曲集2009 SRCL-6913
2009年11月18日 最新ヒット全曲集2010 SRCL-7163
2010年11月10日 最新ヒット全曲集2011 SRCL-7420
2011年11月16日 最新ヒット全曲集2012 Sony Music Direct MHCL-1984
2013年11月6日 【デビュー25周年スペシャル・ベスト】全曲集2014 MHCL-2360〜61
2015年11月4日 全曲集2016 MHCL-2561
2016年11月9日 全曲集2017 MHCL-2644
2017年11月8日 全曲集2018 MHCL-2730
2018年11月7日 全曲集2019 MHCL-2790
2019年11月6日 全曲集2020 MHCL-2828
2020年11月4日 全曲集2021 MHCL-2865
2021年11月3日 特選演歌・ヒット全曲集 MHCL-2945
2023年11月8日 ベストヒット全曲集 Sony Music Labels MHCL-3055

カバー・アルバム

発売日 タイトル レーベル 規格品番
2009年7月22日 日本名曲集 Sony Records SRCL-6970
2013年10月23日 我がこころの愛唱歌〜夢と希望に満ちてたあの時代〜 Sony Music Direct MHCL-2357
2015年4月8日 我がこころの愛唱歌II〜人情と活気に溢れてたあの時代〜 MHCL-2508

CD-BOX

発売日 タイトル レーベル 規格品番
2014年11月10日 石原詢子 時代のうた Sony Music Direct DYCL-3067〜71

映像作品

ライブ

発売日 タイトル レーベル 規格 規格品番
2004年2月18日 デビュー15周年記念 石原詢子リサイタル"花咲きそめし・祭りうた"ライブ Sony Records DVD SRBL-1216
2009年3月11日 デビュー20周年記念 石原詢子リサイタル〜今・感謝を込めて〜 SRBL-1320
2019年1月16日 30周年記念リサイタル〜遥かな歌の道〜 Sony Music Direct MHBL-336

ミュージック・ビデオ

発売日 タイトル レーベル 規格 規格品番
2008年9月24日 ビデオ全曲集2009 Sony Records DVD SRBL-1370〜71
2016年1月6日 ビデオヒットコレクション Sony Music Direct MHBL-288

舞台

発売日 タイトル レーベル 規格 規格品番
2006年8月30日 劇団シニアグラフィティ旗揚げ公演 昭和歌謡シアター 「終着駅」 アップフロントワークス DVD UFGP-1005
2007年9月18日 劇団シニアグラフティ 昭和歌謡シアター 「東京」 アップフロントワークス UFGP-1040

タイアップ曲

楽曲 タイアップ
1998年〜2001年 人恋しぐれ NHKコメディーお江戸でござる」挿入歌
花暦
みれん酒
おんなの涙
浜唄
2010年〜2012年 ひとり日本海 ABCテレビエンカメ」EDテーマ
何も始まらないなら
逢いたい、今すぐあなたに…。
しあわせの花
よりそい草

出演

NHK紅白歌合戦出場歴

年度/放送回 回数曲目 出演順 対戦相手
2000年(平成12年)/第51回 みれん酒 03/28 DA PUMP
2003年(平成15年)/第54回 2 ふたり傘 10/30 堀内孝雄

テレビ

ラジオ

CM

主題歌

  • サンデー経済スコープ(NHK総合、1994年)
エンディング・テーマ「予感」
  • 新 DX億万長者ゲーム 作って!売って!大儲け!(タカラ、2003年6月19日発売)
オープニング・テーマ「浮世物語」
エンディング・テーマ「ラビリンス」
エンディング・テーマ「ガンバレ!ワタシ」 - 番組開始以来初のボーカル入りエンディング・テーマ

ゲームソフト

  • 新 DX億万長者ゲーム 作って!売って!大儲け!(2003年6月19日発売、タカラ) - SLPM-8725
本人をモデルとした秘書・ジュンコ役で声優を務めた。

脚注

注釈

  1. ^ 受賞歴は「第19回中部9県詩吟大会」幼少年の部優勝(7歳)、「日本コロムビア詩吟音楽会全国大会」最優秀賞(11歳)など[9]。当時の教え子達は、石原がサブ司会を務めた歌番組にサプライズ出演した。
  2. ^ 朝3時半に起床し新聞配達、午前中はうどん屋で働き、午後からは歌や芝居のレッスンを受けつつ、その合間を縫ってコンビニ、居酒屋、レンタルビデオ店のアルバイトという流れ[17]
  3. ^ 昨今の「インストアイベント」(ショッピングセンターやCDショップの特設ステージで歌唱する[29][30])とは異なり、飲食店のホールや商店街にあるレコード店の店頭で歌唱し、CDを手売りする[31][32]。酔客は歌を聴かないばかりか「邪魔だ! 帰れ!」などと怒鳴ることも珍しくないという[33]。このような店を1日に5 - 10軒程度まわる[14][33][34]地道で過酷なものであった[35]
  4. ^ 長山は1968年1月13日生まれで[39]1968年1月12日生まれの石原と生年月日が1日違いである。
  5. ^ オリコン週間シングルランキング48週ランクイン[41]
  6. ^ 父親については、吟号である「源風(げんぷう)」をデビュー20周年記念アルバムのタイトルとして用いた。
  7. ^ 氷川きよしはスカウトから4年後[105]北山たけし北島三郎の内弟子経験8年後[106]にそれぞれデビューした。三山ひろしは、デビュー前の修行が「3年しかなかった」と発言している[107]。女性歌手でも伍代夏子は芸能事務所で3年のお茶汲み[108]葵かを里は4年[109]杜このみは6年のレッスン生活を送った[110]
  8. ^ 石原じゅんこ&国安修二名義。

出典

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外部リンク