狩野倫久

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狩野 倫久
名前
カタカナ カノウ ミチヒサ
ラテン文字 KANO Michihisa
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1976-07-06) 1976年7月6日(47歳)
出身地 大阪府枚方市
身長 169cm
体重 70Kg
監督歴
チーム
2021  U-16日本女子代表
2022  U-17日本女子代表
2023  U-19日本女子代表
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

狩野 倫久(かのう みちひさ、1976年7月6日 - )は、大阪府枚方市出身の元プロサッカー選手、サッカー指導者。JFA 公認S級コーチ[1]大阪府立枚方津田高等学校卒業[2]

現役時代のポジションは、ボランチサイドバックフットサル選手の狩野新は弟。

略歴[編集]

枚方FCユース時代はMF、チームのキャプテンとして活動した。卒業後はブラジルへ留学し、1996年7月SEパルメイラス[3]U-20に入団し、カンピオナート・パウリスタ(サンパウロ州選手権)U-20に出場した。1997年3月、SEパルメイラス・アスピランチに所属。その後、1998年3月オザスコFCとプロ契約を結び[3]、右サイドバックでカンピオナート・パウリスタに出場した。

帰国後は、1999年7月からJFL佐川急便大阪SCでプレーし、2002年に引退した[3]。2003年からは同チームの役員・実行委員、ヘッドコーチを務めた。

2007年に同チームのSAGAWA SHIGA FCへの集約に伴い、SAGAWA SHIGA FCのトップコーチに就任。2008年からはSAGAWA SHIGA FOOTBALL ACADEMY ディレクター兼ジュニアユース監督を務めた[4]

2016年にS級コーチライセンス認定を日本サッカー協会(JFA)より受ける[4]。2015年からJFAナショナルトレセンコーチ関西女子担当として活動し、2016年にJFAエリートプログラム女子U-14コーチ、2017年にはJFAエリートプログラム女子U-13監督、2018年にはJFAエリートプログラム女子U-14監督、JFA U-16日本女子代表コーチをそれぞれ歴任。2017年よりJFAナショナルトレセンコーチ〈関西女子担当〉のチーフを務める。

2021年にはU-16日本女子代表監督[1]、2022年はU-17日本女子代表監督を歴任した[1]

2023年1月19日、U-19日本女子代表監督に就任し、2024年開催予定のFIFA U-20女子ワールドカップを目指す[1]。また同年のアジア競技大会中華人民共和国杭州市)ではWEリーグ所属選手中心で編成された日本代表[注 1]の監督として指揮を執り[5]、男女を通じて初のアジア大会連覇を果たした[6]

資格[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 池田太監督が率いる日本代表(なでしこジャパン)とは別チーム。

出典[編集]

  1. ^ a b c d U-19日本女子代表 狩野倫久監督が就任”. www.jfa.jp (2023年1月19日). 2023年1月19日閲覧。
  2. ^ a b ナショナルコーチングスタッフ〈U-16日本女子代表監督〉』(PDFL)(プレスリリース)日本サッカー協会、2019年1月16日http://www.jfa.jp/about_jfa/report/PDF/k20190116_2.pdf2019年8月29日閲覧 
  3. ^ a b c JFA こころのプロジェクト 夢先生プロフィール” (PDF). 2012年7月7日閲覧。
  4. ^ a b 日本サッカー協会2016年度第7回理事会報告事項” (PDF) (2016年6月16日). 2016年7月20日閲覧。
  5. ^ "アジア競技大会に臨む日本女子代表メンバーが発表! 女子W杯を戦ったなでしこジャパンからは千葉玲海菜のみの選出に". ゲキサカ. 講談社. 29 August 2023. 2023年8月29日閲覧
  6. ^ 【アジア大会】サッカー女子日本代表が金!男女通じ初の連覇達成! 北朝鮮を4発撃破で3度目の頂点”. スポーツニッポン (2023年10月6日). 2023年10月20日閲覧。

外部リンク[編集]