上野真実
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名前 | ||||||
愛称 | まみ | |||||
カタカナ | ウエノ マミ | |||||
ラテン文字 | UENO Mami | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1996年9月27日(28歳) | |||||
出身地 | 熊本県熊本市 | |||||
身長 | 166cm | |||||
体重 | 58kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | サンフレッチェ広島レジーナ | |||||
ポジション | FW、MF | |||||
背番号 | 9 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2009-2014 | 神村学園中等部・高等部 | |||||
2015-2016 | 環太平洋大学短期大学部 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2015-2020 | 愛媛FCレディース | 103 | (29) | |||
2021- | サンフレッチェ広島レジーナ | 60 | (24) | |||
通算 | 163 | (53) | ||||
代表歴2 | ||||||
2016 | 日本U-20 | 6 | (5) | |||
2017- | 日本 | 12 | (1) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年5月25日現在。 2. 2024年4月9日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
上野 真実(うえの まみ、1996年9月27日 - )は、熊本県熊本市出身[1] の女子サッカー選手。サンフレッチェ広島レジーナ所属。ポジションはフォワード、ミッドフィールダー。
経歴・人物
[編集]小学校の時は熊本YMCAで水泳をやっており[2]、公式大会への出場記録も残っている[3]。サッカーは兄の影響で始め[4]、熊本アクアサッカークラブジュニアに在籍していた。
ユース
[編集]中学校は鹿児島県の神村学園へ進学し、ここで本格的にサッカーに取り組む。中学年代では2年次に第15回全日本女子ユース (U-15)サッカー選手権大会に出場、準決勝で浦和レッドダイヤモンズジュニアユースレディースに敗れている[5]。
2012年に神村学園高等部に進み、2013年1月に開催された第21回全日本高等学校女子サッカー選手権大会に1年生ながらレギュラーとして出場し、決勝戦に進出したが常盤木学園高等学校に敗れて準優勝となった[6]。
シニア
[編集]2015年、環太平洋大学短期大学部に入学。同短期大学サッカー部はなでしこリーグ所属の愛媛FCレディースに登録・所属する形でもあることから[7]、大学と愛媛FCレディースの両方でプレーしている。
2019年、チームのなでしこリーグ2部優勝に貢献し、自身もなでしこリーグ2部の最優秀選手賞を受賞した[8][9]。
2020年11月1日のマイナビベガルタ仙台レディース戦で、なでしこリーグ通算100試合出場を達成した[10]。
2021年、サンフレッチェ広島レジーナに完全移籍[11][12]。加入1年目から、リーグ戦得点ランキング3位の11得点を記録するなど活躍した。
代表
[編集]2016年、U-20サッカー日本女子代表に初招集される。同年の2016 FIFA U-20女子ワールドカップ(パプアニューギニア)にも出場を果たし、一次リーグ緒戦のナイジェリア戦ではハットトリックを決め[13]、3位決定戦のアメリカ合衆国戦では試合終了間際にループシュートで決勝点を叩き込むなど[14]、日本女子の3位に大きく貢献して通算5得点を記録し、大会得点王に輝いた[15]。
2017年、サッカー日本女子代表に初招集される[16]。同年のキリンチャレンジカップなどに出場を果たした。
個人成績
[編集]クラブ
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 皇后杯 | 期間通算 | |||||||
2012 | 神村学園高等部 | 10 | - | - | - | 3 | 0 | 3 | 0 | ||
2013 | - | - | 2 | 1 | 2 | 1 | |||||
2014 | - | - | 1 | 0 | 1 | 0 | |||||
2015 | 愛媛FCレディース | 17 | なでしこ2部 | 17 | 4 | - | 1 | 0 | 18 | 4 | |
2016 | 16 | 6 | 6 | 1 | 2 | 2 | 24 | 9 | |||
2017 | 16 | 5 | 5 | 0 | 1 | 0 | 22 | 5 | |||
2018 | 18 | 2 | 4 | 1 | 1 | 0 | 23 | 3 | |||
2019 | 18 | 8 | 7 | 2 | 2 | 0 | 27 | 10 | |||
2020 | なでしこ1部 | 18 | 4 | - | 1 | 0 | 19 | 4 | |||
2021-22 | サンフレッチェ広島レジーナ | 9 | WE | 19 | 11 | - | 2 | 0 | 21 | 2 | |
2022-23 | 19 | 2 | 2 | 1 | 2 | 0 | 23 | 3 | |||
2023-24 | 22 | 11 | 5 | 1 | 3 | 1 | 30 | 13 | |||
2024-25 | 7 | 3 | 2 | 1 | 9 | 4 | |||||
通算 | 日本 | 1部 | 78 | 28 | 14 | 5 | 10 | 2 | 102 | 35 | |
日本 | 2部 | 85 | 25 | 22 | 4 | 7 | 2 | 114 | 31 | ||
日本 | 他 | - | - | 6 | 1 | 6 | 1 | ||||
総通算 | 163 | 53 | 36 | 9 | 23 | 5 | 222 | 67 |
- 日本女子サッカーリーグ
- 初出場 - 2015年3月28日 なでしこリーグ2部 第1節 ASハリマアルビオン戦 (兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場)[17]
- 初得点 - 2015年4月12日 なでしこリーグ2部 第3節 JAPANサッカーカレッジレディース戦 (新発田市五十公野公園陸上競技場)[17]
- WEリーグ
- 初出場 - 2021年9月12日 第1節 ちふれASエルフェン埼玉戦 (熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)[18]
- 初得点 - 2021年9月12日 第1節 ちふれASエルフェン埼玉戦 (熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)[18]
- 国内リーグ戦出場数
- 通算150試合出場 - 2024年3月9日 2023-24 WEリーグ 第9節 INAC神戸レオネッサ戦 (ノエビアスタジアム神戸)
代表
[編集]- 2017年4月9日 - 日本女子代表初出場 - コスタリカ戦 (国際親善試合、熊本)
- 2022年7月23日 - 日本女子代表初得点 - チャイニーズタイペイ戦 (EAFF E-1サッカー選手権2022、鹿島)
主な出場大会
[編集]- U-20日本女子代表
- 2016年 - 2016 FIFA U-20女子ワールドカップ (パプアニューギニア)
- 日本女子代表(なでしこジャパン)
- 2017年 - EAFF E-1サッカー選手権2017
- 2019年 - EAFF E-1サッカー選手権2019
- 2020年 - 2020 シービリーブスカップ (アメリカ合衆国)
- 2022年 - EAFF E-1サッカー選手権2022
- 2023年 - 2023年アジア競技大会[注釈 1]
試合数
[編集]
日本代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2017 | 3 | 0 |
2019 | 3 | 0 |
2020 | 2 | 0 |
2022 | 2 | 1 |
2024 | 2 | 0 |
通算 | 12 | 1 |
- 2024年4月9日現在
出場試合
[編集]# | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 結果 | 監督 | 大会 | 出典 |
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1. | 2017年4月9日 | 熊本 | 熊本県民総合運動公園陸上競技場 | コスタリカ | ○ 3-0 | 高倉麻子 | キリンチャレンジカップ2017 ~熊本地震復興支援マッチ がんばるばい熊本~ | [20] |
2. | 2017年10月22日 | 長野 | 長野Uスタジアム | スイス | ○ 3-0 | MS&ADカップ2017 | [21] | |
3. | 2017年11月24日 | アンマン | キング・アブドゥッラー2世スタジアム | ヨルダン | ○ 2-0 | 国際親善試合 ~ ヨルダン遠征 ~ | [22] | |
4. | 2019年12月11日 | 釜山 | 釜山アジアド主競技場 | チャイニーズタイペイ | ○ 9-0 | EAFF E-1サッカー選手権2019 | [23] | |
5. | 2019年12月14日 | 九徳総合運動場 | 中華人民共和国 | ○ 3-0 | [24] | |||
6. | 2019年12月17日 | 韓国 | ○ 1-0 | [25] | ||||
7. | 2020年3月5日 | オーランド | エクスプロリア・スタジアム | スペイン | ● 1-3 | 2020 シービリーブスカップ | [26] | |
8. | 2020年3月8日 | ハリソン | レッドブル・アリーナ | イングランド | ● 0-1 | [27] | ||
9. | 2022年7月19日 | 鹿嶋 | 茨城県立カシマサッカースタジアム | 韓国 | ○ 2-1 | 池田太 | EAFF E-1サッカー選手権2022 | [28] |
10. | 2022年7月23日 | チャイニーズタイペイ | ○ 4-1 | [29] | ||||
11. | 2024年2月28日 | 東京 | 国立競技場 | 北朝鮮 | ○ 2-1 | 2024年パリオリンピック・アジア最終予選 | [30] | |
12. | 2024年4月9日 | コロンバス | Lower.comフィールド | ブラジル | ● 1-1 (PK 0-3) | 2024 シービリーブスカップ | [31] |
ゴール
[編集]# | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 結果 | 監督 | 大会 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1. | 2022年7月23日 | 鹿嶋 | 茨城県立カシマサッカースタジアム | チャイニーズタイペイ | ○ 4-1 | 池田太 | EAFF E-1サッカー選手権2022 | [32] |
タイトル
[編集]クラブ
[編集]代表
[編集]個人
[編集]- FIFA U-20女子ワールドカップ
- 大会得点王(ゴールデンブーツ): 1回 (2016)
- なでしこリーグ2部
- 最優秀選手賞: 1回 (2019)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 末継智章 (2021年9月10日). “WEリーグ参入の広島・上野「2桁得点&優勝」 熊本出身のFW”. 西日本新聞 2021年12月16日閲覧。
- ^ “元メンバーが遊びに来てくれました”. 熊本YMCA (2015年3月9日). 2021年7月25日閲覧。
- ^ “第32回熊日学童オリンピック(熊本市総合屋内プール)長水路”. 日本水泳連盟. オリジナルの2018年3月23日時点におけるアーカイブ。 2021年7月31日閲覧。
- ^ “サッカー 上野真実選手インタビュー”. 愛媛新聞. (2019年5月23日) 2021年3月4日閲覧。
- ^ 第15回全日本女子ユース (U-15)サッカー選手権大会 日本サッカー協会
- ^ 第21回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 決勝戦 (PDF) 日本サッカー協会
- ^ “日本女子サッカーリーグ | チーム情報 | 愛媛FCレディース”. 日本女子サッカーリーグ. オリジナルの2016年12月20日時点におけるアーカイブ。 2021年7月31日閲覧。
- ^ “田中美南が2年連続で年間最優秀選手賞を受賞…なでしこリーグ表彰式”. サッカーキング. (2019年11月4日) 2021年12月14日閲覧。
- ^ 『2019プレナスなでしこリーグ表彰式が行われました』(プレスリリース)愛媛FC、2019年11月4日 。2021年12月14日閲覧。
- ^ “記録達成について”. 日本女子サッカーリーグ. (2020年11月4日) 2021年8月17日閲覧。
- ^ 『愛媛FCレディース 4選手サンフレッチェ広島女子プロチーム(WEリーグ)移籍のお知らせ』(プレスリリース)愛媛FC、2021年1月8日 。2021年2月27日閲覧。
- ^ 『山口千尋選手・上野真実選手・呉屋絵理子選手・齋原みず稀選手 愛媛FCレディースより完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)サンフレッチェ広島、2021年1月8日 。2022年5月9日閲覧。
- ^ “U-20女子W杯でヤングなでしこ6発好発進!上野真実がハットトリック”. ゲキサカ. (2016年11月13日) 2016年12月6日閲覧。
- ^ “ヤングなでしこ3位、FW上野が米国破る決勝弾”. 日刊スポーツ. (2016年12月4日) 2016年12月6日閲覧。
- ^ “Golden future in store for goal-queen Ueno” (英語). FIFA. (2016年12月3日). オリジナルの2018年3月3日時点におけるアーカイブ。 2021年7月31日閲覧。
- ^ 『なでしこジャパン(日本女子代表)メンバー・スケジュール キリンチャレンジカップ2017~熊本地震復興支援マッチ がんばるばい熊本~ 対 コスタリカ女子代表[4/9(日)@熊本県民総合運動公園陸上競技場]』(プレスリリース)日本サッカー協会、2017年3月30日 。2021年8月1日閲覧。
- ^ a b “上野真実 | 選手情報”. nadeshiko.finash.jp. 2024年12月29日閲覧。
- ^ a b “選手詳細”. WE LEAGUE Data Site. 2023年10月15日閲覧。
- ^ “アジア競技大会に臨む日本女子代表メンバーが発表!女子W杯参加者はFW千葉玲海菜のみ、WEリーグ女王の浦和LからはMF塩越柚歩ら3名が参加”. 超ワールドサッカー! (2023年8月29日). 2023年8月30日閲覧。
- ^ “日程・結果”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “試合結果”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “日程・結果”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “日程・結果 | EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “日程・結果 | EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “日程・結果 | EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “日程・結果 | 2020 SheBelieves Cup”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “日程・結果 | 2020 SheBelieves Cup”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “日程・結果|EAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “日程・結果|EAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “日程・結果|2024 SheBelieves Cup”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “【Match Report】なでしこジャパン、逆転勝利で大会連覇に王手 EAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会”. 2022-07-24. 公益財団法人日本サッカー協会. 2023年5月31日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
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