新政権研究会
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(田名部グループから転送)
会長の田名部匡代 | |
略称 |
泉グループ→ 田名部グループ |
---|---|
前身 | 旧国民民主党 |
設立者 | 泉健太 |
種類 | 立憲民主党のグループ |
目的 | 中道[1] |
所在地 | 東京都品川区東大井[2] |
会員数 | 立憲民主党所属国会議員 |
会長 | 田名部匡代 |
関連組織 |
旧国民民主党 羽田グループ 前原グループ |
新政権研究会(しんせいけんけんきゅうかい)は、立憲民主党のグループ。通称、田名部グループ。
概説
[編集]2017年10月の第48回衆議院議員総選挙に際し民進党が分裂。2020年上旬時点で旧民進勢力は立憲民主党・国民民主党・無所属議員などに分かれていたが、同年8月に立憲民主党の大半と国民民主党の約半分、無所属議員らが合流に合意し、合流新党が結成される運びとなった。
翌9月に新党の代表及び党名を決める新党代表・党名選挙が行われ、旧立憲民主党代表の枝野幸男が旧国民民主党政調会長の泉健太を破り、初代代表に就任。党名は前身と同じ「立憲民主党」が選ばれた。
2021年10月の第49回衆議院議員総選挙で立憲民主党が議席を減らすと、枝野は代表を辞任する意向を示し、枝野の後任を決める2021年立憲民主党代表選挙では泉が立候補する意向を示した。また、この際に泉が率いる旧国民民主党出身の議員らによるグループ「新政権研究会」の存在が報じられるようになり、泉は同グループを中心に推薦人を確保した。勢力としては21人と報じられている[3]。党内でのスタンスは中道路線とされる[4][5][6][7]。30日、投開票の結果、代表に就任。12月9日、中立性に配慮し、泉はグループ会長職を辞した[8]。2024年9月の代表選挙で泉は3位となり再選できなかった[9]。
第50回衆議院議員総選挙後に行われた2024年11月の懇親会では新人議員が10人程度が参加。また、泉の後任となる会長に参議院幹事長の田名部匡代が就く事となった[10]。
歴代役員
[編集]会長 | 会長代行 | 幹事長 | 顧問 | 相談役 | 会計責任者 | 就任年月 |
---|---|---|---|---|---|---|
泉健太 | 渡辺周 | 城井崇 | 平野博文 荒井聰 |
森本真治 | 2021年11月以前 | |
(田中栄一)[注 1][2][8] | 2021年12月 | |||||
田名部匡代 | 泉健太 | 2024年11月28日[11] |
現在の構成
[編集]衆議院議員(22人) | |||
---|---|---|---|
渡辺周[8] (10回、静岡6区) |
大島敦[12] (9回、埼玉6区) |
泉健太 (9回、京都3区) |
福田昭夫 (7回、栃木2区) |
下条みつ[13] (6回、長野2区) |
大西健介[6] (6回、愛知13区) |
小熊慎司[注 2][6] (5回・参院1回、福島3区) |
城井崇[8] (5回、福岡10区) |
森山浩行[14][注 3] (4回、比例近畿・大阪16区) |
井坂信彦[15][注 4] (4回、兵庫1区) |
源馬謙太郎[注 4][15] (3回、静岡8区) |
緑川貴士[注 4] (3回、秋田2区) |
伊藤俊輔[注 5] (3回、東京23区) |
荒井優[注 6] (2回、北海道3区) |
太栄志[16] (2回、神奈川13区) |
川原田英世[12] (1回、比例北海道・北海道12区) |
岡田華子[12] (1回、青森3区) |
高松智之[15][注 2](1回、東京28区) | 山登志浩[12] (1回、比例北陸信越・富山1区) |
眞野哲[12] (1回、比例東海・岐阜5区) |
大嶽理恵[12] (1回、比例東海・愛知14区) |
東克哉[12] (1回、比例中国・広島3区) |
||
参議院議員(8人) | |||
徳永エリ[17] (3回、北海道) |
田名部匡代[15] (2回・衆院3回、青森県) |
森本真治[18] (2回、広島県) |
古賀之士[19] (2回、福岡県) |
小沼巧 (1回、茨城県) |
羽田次郎[13] (1回、長野県) |
宮口治子[注 2][15] (1回、広島県) |
村田享子[12] (1回、比例区) |
かつて所属していた人物
[編集]その他国政選挙落選・引退者
[編集]※は、国政選挙落選者、◆は、政界を引退した者。括弧内は、議員でなくなった時点での議会所属。
政治資金収支報告書の記載
[編集]年 | 本年収入額 | 会費納入者数 | 備考 |
---|---|---|---|
2022年(令和4年) | 226万0000円 | 26人 | [2] |
2023年(令和4年) | 307万3007円 | 26人 | [20] |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 政治部, 時事通信 (2024年12月5日). “立民中道グループ会長に田名部氏:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2024年12月5日閲覧。
- ^ a b c 『令和4年分政治資金収支報告書(令和5年11月24日付け官報)』(プレスリリース)総務省、2023年11月24日 。
- ^ “立民代表選「情勢は混沌」、各グループが動き活性化…「推薦人20人」の壁”. 読売新聞. (2021年11月13日) 2021年11月6日閲覧。
- ^ “立憲、主導権争い激化 各グループ相次ぎ会合”. 毎日新聞 2021年11月17日閲覧。
- ^ “立憲民主党代表選、選挙のしくみと「党内グループ」のまとめ”. Yahooニュース 2021年11月17日閲覧。
- ^ a b c “中道路線の泉健太氏・リベラル系の逢坂誠二氏を軸に展開か…立民代表選で2氏出馬表明”. 読売新聞. (2021年11月16日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ “立憲民主党、新代表に泉健太氏 決選投票で逢坂氏下す”. 日本経済新聞 2021年12月1日閲覧。
- ^ a b c d “立民・泉氏、グループ会長外れる 代表就任で中立性配慮”. 産経新聞 2021年12月10日閲覧。
- ^ “立民代表選、泉健太氏は3位 「悔しくないといえば嘘」”. 日本経済新聞. (2024年9月23日) 2024年10月13日閲覧。
- ^ “立憲の党内グループが新人議員の争奪戦 「数は力。発言力をつける」”. 朝日新聞. (2024年11月14日). オリジナルの2024年11月14日時点におけるアーカイブ。
- ^ “立憲”泉グループ”トップに田名部匡代氏が就任「新たな体制で有意義な勉強会を」泉前代表は顧問に”. FNNプライムオンライン 2024年12月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “富山から初めて誕生した立憲民主党の国会議員 山氏始動 自民王国で存在感示せるか”. 富山テレビ放送 2024年11月14日閲覧。
- ^ a b “30日投開票の立民代表選 羽田氏、泉氏を支持の方針”. 信毎web. (2021年11月17日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ junta.tsutsumiの投稿(1924720961041115) - Facebook
- ^ a b c d e f shinji.morimoto.355の投稿(5308524265931879) - Facebook
- ^ 『令和5年分政治資金収支報告書(令和6年11月28日公表)』(プレスリリース)神奈川県、2024年11月28日 。
- ^ eri.tokunaga.79の投稿(2415920335209766) - Facebook
- ^ @Morimoto_Shinji (2021年10月15日). "森本しんじ". X(旧Twitter)より2022年1月5日閲覧。
- ^ “古賀ゆきひと後援会 令和4年度”. 2024年7月14日閲覧。
- ^ 『令和5年分政治資金収支報告書(令和6年11月29日付け官報)』(プレスリリース)総務省、2024年11月29日 。