武蔵引田駅
武蔵引田駅[* 1] | |
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駅舎(2018年4月) | |
むさしひきだ Musashi-Hikida | |
◄JC 83 秋川 (1.5 km) (1.3 km) 武蔵増戸 JC 85► | |
所在地 | 東京都あきる野市引田16 |
駅番号 | JC84 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■五日市線 |
キロ程 | 7.2 km(拝島起点) |
電報略号 | ヒキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
3,971人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)4月4日[2] |
備考 | 業務委託駅 |
武蔵引田駅(むさしひきだえき)は、東京都あきる野市引田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五日市線の駅である[1]。駅番号はJC 84。
歴史
[編集]- 1930年(昭和5年)4月4日:五日市鉄道の病院前停留場として開業[2][3]。旅客営業のみ[3]。
- 1940年(昭和15年)10月3日:南武鉄道への合併により、病院前駅(びょういんまええき)となる[2]。
- 1944年(昭和19年)4月1日:南武鉄道が戦時買収私鉄指定による国有化により、運輸通信省五日市線の駅となる[2]。同時に武蔵引田駅に改称[2][3]。
- 1958年(昭和33年)4月10日:荷物扱い廃止[3]。
- 1971年(昭和46年)2月1日:業務委託駅となる[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2][3]。
- 1997年(平成9年)3月10日:自動改札機を設置し、供用開始[5]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2006年(平成18年)3月16日:みどりの窓口の営業を終了し、「もしもし券売機Kaeruくん」を設置[6]。
- 2012年(平成24年)2月2日:「もしもし券売機Kaeruくん」を廃止、多機能券売機を設置。
駅構造
[編集]拝島駅管理のJR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅。駅舎は木造で、内部には自動券売機、自動改札機がある。自動券売機は始発から午前6時20分の間は発売停止だが、同様の青梅線の駅に設置してある乗車駅証明書発行機は無く、終電後に用意された印刷済の乗車駅証明書を持ち着駅にて精算する。2006年、みどりの窓口が廃止され、その代替として「もしもし券売機Kaeruくん」(稼働時間は6時30分から22時まで)が設置されたが、2012年2月2日20時をもって営業を終了して撤去された。
エスカレーターとエレベーターの設備はない。地平の改札からプラットホーム迄折返し状のスロープがあるため車椅子の利用もできるが、距離が長いことから高齢者等の場合は付き添いのもとで利用するのが安全である。
人員削減のため、駅員は武蔵増戸駅との交代制。時間により交代するため駅員不在の時間帯がある。
2000年、駅近隣に富士通あきる野テクノロジーセンターが開設され、これに合わせて自動改札機の増設及びホーム幅員の拡張が行われた[7]。その後、周辺の土地開発が進み、イオンモール日の出の開業等もあって乗車人員は増加した。
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改札口(2021年4月)
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ホーム(2021年4月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は3,971人である。
1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)2,277 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)2,358 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)2,323 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)2,340 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)2,293 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)2,257 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)2,290 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)2,343 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 2,268 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 2,361 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]3,646 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]4,451 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]4,430 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]4,091 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]3,948 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]4,026 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]4,033 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]4,331 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]4,167 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]4,043 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]3,848 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]3,946 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]4,070 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]4,145 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]3,881 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]3,538 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]3,299 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]3,138 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]3,102 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 20]3,235 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]2,430 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]2,640 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]3,611 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]3,971 |
駅周辺
[編集]- 公立阿伎留医療センター
- H.U.グループ中央研究所
- イオンモール日の出
- 亜細亜大学 日の出キャンパス(同上):グラウンドなどを始めとした施設があり、体育施設が主となるキャンパスである。
- 東京都立あきる野学園
- オザム 代継店
駅北口では、あきる野市により土地区画整理事業及びその見直しが進められている[8]。
バス路線
[編集]駅より線路沿いを秋川駅方面に歩いた所に「武蔵引田駅入口」停留所がある。
- あきる野市コミュニティバス「るのバス」:武蔵五日市駅方面 / 秋川駅方面
- 日の出町コミュニティバス「ぐるり〜ん日の出」:つるつる温泉行 - 日の出町民専用のバスで、運賃は無料だが、乗車時には専用乗車証か町民であることを確認する公的証明書が必要。日の出町民以外は乗車不可。
この他、駅から北へ徒歩2 - 3分の距離に西東京バスの「阿伎留医療センター」停留所がある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 46号 甲府駅・奥多摩駅・勝沼ぶどう郷駅ほか79駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月7日、24頁。
- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、24頁。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、197頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「青梅、五日市線 来月から営業近代化」『交通新聞』交通協力会、1971年1月28日、1面。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '97年版』ジェー・アール・アール、1997年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-118-X。
- ^ “みどりの窓口リストラ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 23 夕刊. (2006年7月11日)
- ^ JR五日市線改善に関与する団体の活動状況及び改善の成果に関する資料 (PDF)
- ^ “武蔵引田駅北口土地区画整理事業に関する見直し方針を決定しました”. あきる野市 (2020年4月6日). 2020年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月16日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月27日閲覧。
利用状況
[編集]- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(武蔵引田駅):JR東日本