白須清美
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白須 清美(しらす きよみ、1969年[1] - 女性[2])は、日本の英米文学翻訳家。
来歴
[編集]山梨県生まれ[1]。 早稲田大学第一文学部卒業[1]。在学中はワセダミステリクラブに所属。日本推理作家協会会員。
翻訳
[編集]小説
[編集]- 『予期せぬ夜』(Unexpected Night、エリザベス・デイリイ、早川書房) 2002
- 『被告の女性に関しては』(As for the Woman : A Love Story、フランシス・アイルズ、晶文社) 2002
- 『ヨットクラブ』(Time Out、デイヴィッド・イーリイ、晶文社)2003、のち改題文庫化『タイムアウト』(河出文庫) 2010
- 『大尉のいのしし狩り』(The Captain's Boar Hunt and other stories、デイヴィッド・イーリイ、深町眞理子他共訳、晶文社、晶文社ミステリ) 2005
- 『フライアーズ・パードン館の謎』(Mystery at Friar's Pardon、フィリップ・マクドナルド、原書房) 2005
- 『流浪のヴィーナス』(Wild、ローリ・フォスター、ソニー・マガジンズ) 2005
- 『さざ波に寄せた願い』(Say No to Joe?、ローリ・フォスター、ヴィレッジブックス) 2006
- 『10ドルだって大金だ』(The Enormous $10 and Other Stories、ジャック・リッチー、藤村裕美,谷崎由依,好野理恵共訳、河出書房新社) 2006
- 『タイムマシンの殺人』(Far and Away; Eleven Fantasy and SF Stories、アントニー・バウチャー、論創社) 2006
- 『虚空から現れた死』(Death Out of Thin Air、クレイトン・ロースン、原書房) 2007
- 『ぶち猫 - コックリル警部の事件簿』(The Spotted Cat and Other Mysteries from Inspector Cockrill's Casebook、クリスチアナ・ブランド、深町眞理子,吉野美恵子共訳、論創社) 2007
- 『タナスグ湖の怪物』(Winking at the Brim、グラディス・ミッチェル、論創社) 2008
- 『霧と雪』(There Came Both Mist and Snow、マイケル・イネス、原書房) 2008
- 『道化の町』(A Dirge for Clowntown and Other Stories、ジェイムズ・パウエル、森英俊編、宮脇孝雄共訳、河出書房新社) 2008
- 『ストラング先生の謎解き講義』(Mr. Strang Gives a Lecture and Other Stories、ウィリアム・ブリテン、森英俊編、論創社) 2010
- 『ワンダーランドの悪意』(Malice in Wonderland、ニコラス・ブレイク、論創社、論創海外ミステリ) 2011
- 『ソープ・ヘイズルの事件簿』(Thrilling Stories of the Railway、V・L・ホワイトチャーチ、小池滋共訳、論創社、論創海外ミステリ) 2013
- 『服用禁止』(Not to Be Taken、アントニイ・バークリー、原書房) 2014
- 『摩天楼のクローズドサークル』(What's in the Dark?、エラリー・クイーン、原書房、エラリー・クイーン外典コレクション2) 2015
- 『いい加減な遺骸』(Careless Corpse、C・デイリー・キング、論創社、論創海外ミステリ) 2015
ジョン・ディクスン・カー / カーター・ディクスン
[編集]- 『悪魔のひじの家』(The House at Satan's Elbow、ジョン・ディクスン・カー、新樹社) 1998
- 『グラン・ギニョール』(Grand Guignol、ジョン・ディクスン・カー、森英俊共訳、翔泳社) 1999
- 『かくして殺人へ』(And So to Murder、カーター・ディクスン、新樹社)1999、のち東京創元社 2017
- 『パンチとジュディ』(The Magic Lantern Murders、カーター・ディクスン、早川書房) 2004
パトリック・クェンティン / ジョナサン・スタッグ
[編集]- 『死を招く航海』(S.S. Murder、パトリック・クェンティン、新樹社、エラリー・クイーンのライヴァルたち) 2000
- 『悪女パズル』(Puzzle for Wantons、パトリック・クェンティン、東京創元社) 2005
- 『迷走パズル』(A Puzzle for Fools、パトリック・クェンティン、東京創元社) 2012
- 『俳優パズル』(Puzzle for Players、パトリック・クェンティン、東京創元社) 2012
- 『人形パズル』(Puzzle for Puppets、パトリック・クェンティン、東京創元社) 2013
- 『女郎蜘蛛』(Black Widow、パトリック・クェンティン、東京創元社) 2014
- 『犬はまだ吠えている』(The Dogs Do Bark、ジョナサン・スタッグ、原書房、ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ) 2015
アンソロジー
[編集]- 『赤ずきんの手には拳銃 - ワンス・アポン・ア・クライム』(サイモン・ブレット他、マーティン・H・グリーンバーグ編、米山裕紀他訳、原書房) 1999
- 『白雪姫、殺したのはあなた - ワンス・アポン・ア・クライム』(エドワード・D・ホック他、マーティン・H・グリーンバーグ編、加賀山卓朗他訳、原書房) 1999
- 『乱歩の選んだベスト・ホラー』(森英俊、野村宏平編、筑摩書房) 2000
- 『密室殺人コレクション』(二階堂黎人、森英俊編、原書房) 2001
- 『書店のイチ押し! 海外ミステリ特選100』(ジム・ホァン編、アメリカ独立系ミステリ専門書店協会選、早川書房) 2003
- 『密室殺人大百科 上』(二階堂黎人編、講談社) 2003
一般書、実用書
[編集]- 『20世紀の証言 - 英語スピーチでたどるこの100年』〈第1巻〉アメリカ政治の展開(松尾弌之監修・解説、板場良久スピーチ解説、滝順子共訳、アルク) 1998
- 『ミセス・ケネディ 私だけが知る大統領夫人の素顔』(クリント・ヒル、リサ・マッカビン、原書房) 2013
- 『絵で見る天使百科 その由来から癒やしの効果まで』(クリスティーン・アステル、原書房) 2016
- 『悪魔と悪魔学の事典』(ローズマリ・エレン・グィリー、金井美子、木村浩美、巴妙子、早川麻百合、三浦玲子共訳、原書房) 2016
- 『写真でたどるアドルフ・ヒトラー:独裁者の幼少期から家族、友人、そしてナチスまで』(マイケル・ケリガン、原書房) 2017
- 『探偵小説の黄金時代』 (マーティン・エドワーズ、森英俊共訳、国書刊行会) 2018
脚注
[編集]- ^ a b c 『人形パズル』パトリック・クェンティン 翻訳者紹介
- ^ https://honyakumystery.hatenadiary.org/entry/20121210/1355096064