中札内美術村
表示
(相原求一朗美術館から転送)
中札内美術村 Nakasatsunai Art Village | |
---|---|
施設情報 | |
専門分野 | 美術 |
管理運営 | 六花亭 |
延床面積 | 約145,000 m² |
所在地 |
〒089-1366 日本 北海道河西郡中札内村栄東5線 |
位置 | 北緯42度40分39秒 東経143度09分45秒 / 北緯42.67750度 東経143.16250度座標: 北緯42度40分39秒 東経143度09分45秒 / 北緯42.67750度 東経143.16250度 |
外部リンク | 六花亭 中札内美術村 |
プロジェクト:GLAM |
中札内美術村(なかさつないびじゅつむら)は、北海道河西郡中札内村にある六花亭による施設。カシワの林に囲まれた敷地内には美術館やレストラン、庭園などが点在している。六花亭、中札内村、大林組は、六花の森とともに地域に根ざした施設づくりが評価され、「日本建築学会賞」学会賞(業績部門)を受賞している[1][2]。
施設
[編集]- 相原求一朗美術館
- 1996年(平成8年)開館[3]。建物は1927年(昭和2年)から1995年(平成7年)まで銭湯として使用していた「帯広湯」を移築復元したものに増築棟を併せて使用している[4]。洋画家・相原求一朗の「北の十名山」など作品、素描(デッサン)を展示している。
- 小泉淳作美術館
- 2002年(平成14年)開館[5]。日本画家・小泉淳作の代表作品、制作風景の写真、素描(デッサン)を展示している。
- 真野正美作品館
- 2017年(平成29年)開館。児童詩誌『サイロ』の表紙絵を手掛ける画家・真野正美の作品を展示している。
- 北の大地美術館
- 1992年(平成4年)開館。自画像公募展『二十歳の輪郭』『還暦の自画像』応募作品を展示している。
- ギャラリー柏林 —十勝百景—
- 画家・中谷有逸による作品があるギャラリー。
- 小川游作品館
- 2016年(平成28年)開館。「一水会」代表の洋画家・小川游の作品を展示している。
- ポロシリ
- 地元の農産物を使用した家庭料理を提供するレストラン。
- 花六花
- 菓子やオリジナル・グッズなどを販売する売店(ミュージアムショップ)。
- 美術村庭園
- 2017年(平成29年)オープン。ヤマモミジのトンネルを抜けた先に「真野正美作品館」がある。
-
相原求一朗美術館増築棟(2013年10月)
-
小泉淳作美術館(2013年10月)
-
北の大地美術館(2013年10月)
-
佐藤木版画館(現在の小川游作品館)(2013年10月)
-
ポロシリ(2013年10月)
-
夢想館(現在の花六花)(2013年10月)
-
真野正美作品館(2018年6月)
アクセス・駐車場
[編集]帯広広尾自動車道中札内ICが最寄ICであり、国道236号沿いにある。六花の森まで車で約10分の距離に位置している。
脚注
[編集]- ^ “六花の森プロジェクトが日本建築学会賞を受賞”. 大林組 (2011年4月13日). 2017年6月23日閲覧。
- ^ “六花亭と中札内村に日本建築学会賞”. 十勝毎日新聞 (十勝毎日新聞社). (2011年4月14日) 2015年10月15日閲覧。
- ^ ““北の表情”一堂に*相原求一朗美術館*中札内”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1996年8月8日). 2017年6月23日閲覧。
- ^ “レトロ銭湯 美術館に再生*昭和初期の重厚石造り「帯広湯」*六花亭が移転復元*坂本記念館そば8月開館*中札内”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1996年3月14日). 2017年6月23日閲覧。
- ^ “小泉淳作氏美術館開館*日本画40点*中札内美術村”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2002年9月2日). 2017年6月23日閲覧。
参考文献
[編集]- 『中札内美術村/六花の森』六花亭。