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眠りの森

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眠りの森
著者 東野圭吾
発行日 1989年5月8日
発行元 講談社
ジャンル ミステリー推理小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 275
前作 卒業
次作 どちらかが彼女を殺した
公式サイト 眠りの森 東野圭吾 講談社文庫
コード ISBN 4061939769
ISBN 4061851306A6判
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眠りの森』(ねむりのもり)は、東野圭吾推理小説加賀恭一郎シリーズの第2作。1989年5月8日に講談社から単行本が刊行され、1992年4月15日に講談社文庫版が刊行された。本作を原作としたテレビドラマも製作されている(テレビドラマを参照)。

あらすじ

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名門バレエ団「高柳バレエ団」の事務所において、画家の風間利之が殺された。被疑者はバレエ団の女性団員の一人・斎藤葉瑠子で、斎藤によると事務所に入ったところ何時の間にか背後に風間が立っており、襲い掛かってきたために正当防衛で風間を殺したという。

斎藤とバレエ団側は正当防衛を主張するが、捜査の結果、幾つかの不審点が浮かび上がって来る。そうした中、今度はバレエ団の敏腕演出家・梶田康成が毒殺される。果たして、第一の事件と関係があるのか。

登場人物

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浅岡 未緒(あさおか みお)
高柳バレエ団のダンサー。加賀が恋に落ちる。
高柳 静子(たかやなぎ しずこ)
高柳バレエ団の経営者。
高柳 亜希子(たかやなぎ あきこ)
高柳静子の養子、高柳バレエ団のプリマ。
梶田 康成(かじた やすなり)
第二の被害者、高柳バレエ団の「バレエ・マスター」。
斎藤 葉瑠子(さいとう はるこ)
高柳バレエ団のダンサー、未緒の幼なじみ。正当防衛で風間を殺してしまう。
柳生 講介(やぎゅう こうすけ)
第三の被害者、高柳バレエ団のダンサー、葉瑠子の恋人。自主捜査をする。
森井 靖子(もりい やすこ)
高柳バレエ団のダンサー。
紺野 健彦(こんの たけひこ)
高柳バレエ団のダンサー。
中野 妙子(なかの たえこ)
高柳バレエ団のミストレス。
風間 利之(かざま としゆき)
画家、第一の被害者。

テレビドラマ

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1993年版

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1993年9月11日21:02-22:51にテレビ朝日土曜ワイド劇場」枠にて『眠りの森の美女殺人事件』(ねむりのもりのびじょさつじんじけん)のタイトルで放送された。ヒロインの名前が浅香未緒に変更されている。

キャスト(1993年版)

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スタッフ(1993年版)

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2014年版

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2014年1月2日TBS系列にて『新春ドラマスペシャル “新参者”加賀恭一郎「眠りの森」』(しんしゅんドラマスペシャル しんざんもの かがきょういちろう ねむりのもり)のタイトルで放送された。阿部寛が主人公・加賀恭一郎を演じる2010年4月期に同局系列で放送された連続ドラマ『新参者』のシリーズで、2011年新春放送のスペシャルドラマ『東野圭吾ミステリー 新春ドラマ特別企画 赤い指〜「新参者」加賀恭一郎再び!』、2012年公開の映画『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』につづく続編となる。

ただし、本作での加賀の設定は「警視庁捜査一課の巡査部長」となっており、『新参者』の時より階級が低い上所属も異なっている(『新参者』では日本橋署の警部補)。また、『赤い指』にて逝去した父・隆正が元気な姿で登場しているなど、時系列的には『新参者』、『赤い指』よりも前の2007年の出来事として描かれている。

キャスト(2014年版)

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警視庁捜査一課
高柳バレエ団
石神井北警察署
その他

スタッフ(2014年版)

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主題歌

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脚注

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  1. ^ 仲間由紀恵と本作の主演・阿部寛が共演する『トリック』でも、仲間由紀恵は山田という役を演じている。偶然か故意かは不明だが、本作の9日後に、その劇場版最終作『ラストステージ』が公開している。

外部リンク

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