カッコウの卵は誰のもの
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カッコウの卵は誰のもの | ||
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著者 | 東野圭吾 | |
イラスト | 泉沢光雄 | |
発行日 | 2010年1月20日 | |
発行元 | 光文社 | |
ジャンル | ミステリ、サスペンス | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 四六判ハード | |
ページ数 | 357 | |
公式サイト | www.kobunsha.com | |
コード |
ISBN 978-4-334-92694-6 ISBN 978-4-334-76529-3(文庫判) | |
ウィキポータル 文学 | ||
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『カッコウの卵は誰のもの』(カッコウのたまごはだれのもの)は、東野圭吾の長編サスペンス小説である。
光文社のスポーツ月刊誌『バーサス』の2004年10月号から2005年12月号と2006年2月号と3月号、月刊小説誌『小説宝石』の2006年12月号から2008年2月号に掲載され、2010年1月20日に光文社から単行本が刊行された。掲載中のタイトルは『フェイク』だったが、単行本化に際して改題された。
あらすじ
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
元オリンピックスキー選手の緋田宏昌は、新世開発スポーツ科学研究所の柚木洋輔から、緋田父子の遺伝子を調べさせてほしいと頼まれるが断る。娘の風美は「カエルの子はカエル」と言われる天才スキーヤーだが、絶対に誰にも知られたくない秘密があったからだ。そんな時、新世開発スキー部に「緋田風美をメンバーから外せ」という脅迫状が届く。柚木が風美の警護に付いて警戒する中、風美が乗るはずだったバスが事故を起こして負傷者が出てしまう。
登場人物
[編集]- 緋田 宏昌(ひだ ひろまさ)
- スキーの元オリンピック日本代表。緋田風美の父。
- 緋田 風美(ひだ かざみ)
- 緋田宏昌と智代の娘。新世開発スキー部所属。Fパターンの遺伝子の持ち主。
- 緋田 智代(ひだ ともよ)
- 緋田風美の母。
- 風美が2歳になる前に自殺した。
- 柚木 洋輔(ゆずき ようすけ)
- 新世開発スポーツ科学研究所副所長。遺伝子の研究をしていた元大学准教授。
- スポーツ選手の才能を科学的に発掘する目的を持って研究している。
- 鳥越 伸吾(とりごえ しんご)
- 新世開発スキー部ジュニアクラブ所属の中学生。Bパターン遺伝子の持ち主。
- アーティストになる夢を持ったまま、好きでもないクロスカントリーの練習に参加している。
- 鳥越 克哉(とりごえ かつや)
- 鳥越伸吾の父。
- 登山家で、8000メートル以上の山の無酸素登頂を何度か成功しているが、定職には就いたことがない。
- Bパターン遺伝子の持ち主。
- 上条 伸行(かみじょう のぶゆき)
- 新潟長岡のケーエム建設社長。
- 本当の事情を偽ったまま緋田宏昌に接触し、緋田風美にはファンだと言って接近する。
- 上条 世津子(かみじょう せつこ)
- 上条伸行の妻。
- 上条 文也(かみじょう ふみや)
- 上条伸行の息子で、ケーエム建設常務。骨髄性白血病で入院している。
- 小田切 竜彦(おだぎり たつひこ)
- 上条世津子の実弟。ケーエム建設社長秘書。
書籍情報
[編集]- 単行本:光文社、2010年1月20日 ISBN 978-4-334-92694-6
- 文庫本:光文社文庫、2013年2月13日 ISBN 978-4-334-76529-3
テレビドラマ
[編集]東野圭吾 「カッコウの卵は誰のもの」 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 東野圭吾 |
脚本 | 田辺満 |
監督 |
耶雲哉治 山下司 |
出演者 |
土屋太鳳 本郷奏多 戸次重幸 伊原剛志 |
製作 | |
プロデューサー |
井上衛 渡邉浩仁 |
制作 | WOWOW |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2016年3月27日 - 5月1日 |
放送時間 | 日曜日 22:00 - 22:54 |
放送枠 | ドラマW |
放送分 | 54分 |
回数 | 6 |
2016年3月27日から5月1日まで、WOWOW連続ドラマWの「日曜オリジナルドラマ」で放送された[2]。全6回。主演は土屋太鳳[1]。
キャスト
[編集]- 緋田風美 - 土屋太鳳[1][3][注 1]
- 上条文也 - 本郷奏多[3]
- 柚木洋輔 - 戸次重幸[3]
- 緋田宏昌 - 伊原剛志[3][注 1]
- 今井恵里香 - 真野恵里菜[5]
- 鳥越伸吾 - 高杉真宙[5]
- 和真 - 森永悠希[5]
- 翔太 - 矢野聖人[5]
- 鳥越克哉 - 戸田昌宏
- 上条世津子 ‐ 山下容莉枝
- 小田切竜彦 - 大鶴義丹
- 緋田智代 - 前田亜季
- 森下幸彦 ‐ 宇納佑
- 貝塚浩一 ‐ 望月章男
- 中野聖美 ‐ 銀粉蝶
- 小谷靖弘 ‐ 矢島健一
- 上条伸行 - 浅野和之
- 高倉正仁 - 田村幸士
- 畑中広恵 - 土屋太鳳(2役)
スタッフ
[編集]- 監督 - 耶雲哉治、山下司
- 脚本 - 田辺満
- 音楽 - 山下宏明
- アルペンスキー台本監修 ‐ 皆川賢太郎
- アルペンスキー現場監修 ‐ 田村幸士
- クロスカントリー監修 ‐ 夏見円
- クロスカントリー指導 ‐ 太谷竜樹
- ロケ協力 - 白馬村、白馬村観光局、白馬岩岳スノーフィールド(白馬観光開発)、白馬クロスカントリー競技場、鹿島槍スキー場(鹿島槍スポーツヴィレッジ)、大町市、長野県 ほか
- 技術協力 - バスク、IMAGICA
- 美術協力 - 山崎美術
- 音響効果 - メディアハウス・サウンドデザイン
- VFX - マリンポスト
- プロデューサー - 井上衛、渡邉浩仁
- 制作プロダクション - 日テレアックスオン
- 制作著作 - WOWOW
放送日程
[編集]各話 | 放送日 (初回放送日) |
サブタイトル | 演出 |
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1 | 3月27日 | 才能という名の羽 | |
2 | 4月3日 | 折れた翼 | |
3 | 4月10日 | 破られた殻 | |
4 | 4月17日 | 舞い降りた秘密 | |
5 | 4月24日 | カッコウの祈り | |
6 | 5月1日 | 血の飛翔 |
WOWOW 日曜オリジナルドラマ 連続ドラマW | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
メガバンク最終決戦
(2016年2月14日 - 3月20日) |
東野圭吾「カッコウの卵は誰のもの」
(2016年3月27日 - 5月1日) |
沈まぬ太陽
(2016年5月8日 - 9月25日) |
注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “土屋太鳳 現役体育大生の腕前見せる!連ドラでスキーヤー役”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2015年10月6日) 2015年10月6日閲覧。
- ^ “連続ドラマW 東野圭吾 カッコウの卵は誰のもの”. 日曜オリジナルドラマ. WOWOW (2015年10月6日). 2015年10月6日閲覧。
- ^ a b c d “土屋太鳳主演「カッコウの卵は誰のもの」に伊原剛志&本郷奏多&戸次重幸ら参戦!”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2016年1月23日) 2016年1月23日閲覧。
- ^ “伊原剛志:土屋太鳳と“花アン”以来の親子役 東野圭吾作品のWOWOWドラマで”. MANTANWEB. (2016年1月23日) 2016年1月31日閲覧。
- ^ a b c d “連続ドラマW 東野圭吾「カッコウの卵は誰のもの」”. WOWOW. 2016年1月23日閲覧。