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矢島慎也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
矢島 慎也
名前
愛称 やじしん
カタカナ ヤジマ シンヤ
ラテン文字 YAJIMA Shinya
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1994-01-18) 1994年1月18日(30歳)
出身地 埼玉県浦和市(現:さいたま市浦和区
身長 174cm
体重 70kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 清水エスパルス
ポジション MF / FW
背番号 21
利き足 右足
ユース
2006-2008 日本の旗 浦和レッズジュニアユース(さいたま市立本太中学校
2009-2011 日本の旗 浦和レッズユース(埼玉県立大宮南高等学校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2012-2017 日本の旗 浦和レッズ 23 (2)
2014-2015 日本の旗 Jリーグ・アンダー22選抜 3 (1)
2015-2016 日本の旗 ファジアーノ岡山(loan) 72 (13)
2018-2021 日本の旗 ガンバ大阪 82 (4)
2018 日本の旗 ガンバ大阪U-23 9 (0)
2018 日本の旗 ベガルタ仙台(loan) 5 (0)
2022 日本の旗 大宮アルディージャ 38 (4)
2023 日本の旗 レノファ山口FC 36 (3)
2024- 日本の旗 清水エスパルス 32 (5)
代表歴
2013-2016  日本 U-23 3 (1)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年11月13日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

矢島 慎也(やじま しんや、1994年1月18日 - )は、埼玉県浦和市(現:さいたま市浦和区)出身のプロサッカー選手Jリーグ清水エスパルス所属。ポジションはミッドフィールダーフォワード

来歴

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プロ入り前

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北浦和サッカースポーツ少年団 に在籍。浦和レッズユース所属時の2011年8月15日2012年からのトップ昇格が内定し[1]8月26日には2種登録選手としてトップチームに登録された[2]。その後、11月16日に行われた天皇杯3回戦の東京ヴェルディ戦で先発フル出場し、公式戦初出場を記録した。

浦和レッズ

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2012年シーズンに入り、3月20日のJリーグカップ予選リーグ第1戦の対ベガルタ仙台戦の前半27分に負傷退場した山田直輝に代わって途中出場すると、3月24日のJ1リーグ戦第3節の対コンサドーレ札幌戦(札幌ドーム)にて先発出場してリーグ戦デビューを果たした[3]。 9月29日のJ1第27節柏レイソル戦後半ロスタイムに、加藤順大からの、約50メートルのスローイングに相手DFとのヘディングの競り合いに競り勝ちそのボールがポポに繋がり決勝点を決め、J1初アシストを記録した。

2013年シーズンに入ると、開幕から興梠慎三阪野豊史の加入もありベンチ外が続いていたが、ベンチ入りのチャンスを掴むと5月18日サガン鳥栖戦にアディショナルタイムに途中出場すると、リーグ戦初ゴールを決めた。2014年2月、J3に参戦するJリーグ・アンダー22選抜に選手登録された。

ファジアーノ岡山

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2015年、ファジアーノ岡山期限付き移籍[4]。同年後半からは長澤徹によってボランチへコンバートされ、中盤の守備を徹底して叩き込まれた[5]。監督が長澤でなかったら自身がボランチで起用されることはなかったと語り、2016年は同ポジションでのプレー確立のため岡山残留を選択[6]。背番号10を背負いボランチとしてレギュラーを確立するも、J1昇格プレーオフでセレッソ大阪に敗れた。

浦和レッズ復帰

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2017年、浦和レッズに期限付き移籍から復帰[7]。背番号は矢島が好きな選手に挙げているトニ・クロースが以前付けていた39番を選択した[8]。8月24日、ACL準々決勝1stレグの川崎フロンターレ戦では堀孝史新体制になって初のスタメンに抜擢された[9]。10月14日、第29節のヴィッセル神戸戦で今季初得点を決めた[10]

ガンバ大阪

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2018年、ガンバ大阪へ完全移籍[11]。しかしトップチームでの出場はリーグ戦・カップ戦ともに2試合ずつと出場機会に恵まれず[12]、6月25日、ベガルタ仙台に期限付き移籍で加入した[13]。12月5日、天皇杯準決勝のモンテディオ山形戦で移籍後初得点を決め、チームの決勝進出に貢献した。シーズン終了後、仙台からガンバ大阪に復帰した[14]

復帰後は宮本恒靖監督の信用を獲得し、中盤のレギュラーに定着。2019年7月13日、第19節清水エスパルス戦でガンバ大阪での初得点を決め、チームを勝利へ導いた。

2020年2月23日、第1節横浜F・マリノス戦でVARによる判定で得点を記録し、チームの9年ぶりとなる開幕戦勝利に貢献した。

大宮アルディージャ

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2022年、大宮アルディージャへ完全移籍で加入した[15]。2月19日、開幕戦の横浜FC戦で移籍後初得点を決めた。

レノファ山口FC

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2023年1月6日、レノファ山口FCへ完全移籍で加入することが発表された[16]。2月18日、古巣大宮との開幕戦で決勝点を決めて勝利に貢献した。

清水エスパルス

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2024年1月3日、清水エスパルスへ完全移籍で加入することが発表された[17]

試合では、左サイドハーフで攻撃に貢献している。しばらくサブメンでの起用だったがスタメン入りとなったJ2第13節の栃木SC戦では前半開始5分に先制点をきめて期待に応えた[18]

日本代表

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2016年、AFC U-23選手権2016のメンバーに選出。決勝のU-23韓国代表戦では1得点1アシストの活躍で優勝に貢献した。また同年のキリンチャレンジカップ2016、ガーナ代表戦からU-23南アフリカ代表戦の間は中島翔哉の怪我もあり、背番号10を背負った。

2016年7月1日、リオデジャネイロオリンピックに挑む18人のメンバーに選出された。8月11日、第3戦のU-23スウェーデン代表戦では後半から出場して、先制点を決め勝利に導くも同組のU-23コロンビア代表に勝ち点差で及ばずグループリーグ敗退が決定した[19]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2011 浦和 33 J1 0 0 0 0 1 0 1 0
2012 29 8 0 5 2 1 1 14 3
2013 4 1 1 0 2 0 7 1
2014 0 0 5 1 1 0 6 1
2015 岡山 24 J2 37 8 - 1 0 38 8
2016 10 35 5 - 3 0 38 5
2017 浦和 39 J1 11 1 2 0 3 0 16 1
2018 G大阪 21 2 0 2 0 0 0 4 0
仙台 15 5 0 - 3 1 8 1
2019 G大阪 21 27 1 6 0 2 0 35 1
2020 27 1 2 0 2 0 31 1
2021 26 2 2 0 1 0 29 2
2022 大宮 19 J2 38 4 - 1 0 39 4
2023 山口 6 36 3 - 0 0 36 3
2024 清水 21
通算 日本 J1 110 6 24 3 16 2 150 11
日本 J2 146 20 - 5 0 151 20
総通算 256 26 24 3 21 2 301 31
  • 2011年は、ユース所属
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 期間通算
出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 期間通算
2014 J-22 - J3 3 1 3 1
2015 0 0 0 0
2018 G大23 21 9 0 9 0
通算 日本 J3 12 1 12 1
総通算 12 1 12 1

その他の公式戦

国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFCACLクラブW杯
2013 浦和 29 1 0 -
2017 39 4 0 1 0
2021 G大阪 21 4 1 -
通算 AFC 9 1 1 0

出場歴

タイトル

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クラブ

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浦和レッズ
清水エスパルス

代表

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U-23日本代表

個人

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代表歴

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脚注

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  1. ^ レッズユース 野崎雅也選手、矢島慎也選手、来季トップチームへの昇格内定 浦和レッドダイヤモンズ公式サイト
  2. ^ レッズユース、野崎雅也&矢島慎也をトップ登録 浦和レッドダイヤモンズ公式サイト
  3. ^ 開始1分でシュート! 浦和の18歳・矢島 J初陣で強心臓見せた スポーツニッポン 2012年3月25日閲覧
  4. ^ 矢島慎也選手 期限付き移籍加入のお知らせ ファジアーノ岡山 2015年1月7日閲覧
  5. ^ 矢島慎也「正直、すごく悩んだ」浦和復帰、柏木への挑戦が始まる。(2/3) Number Web (2017年1月18日)
  6. ^ Jリーグサッカーキング 2016年10月号フロムワン、2016年、67頁https://www.soccer-king.jp/media/article/480569.html 
  7. ^ 矢島慎也 期限付き移籍から復帰のお知らせ 浦和レッドダイヤモンズ公式サイト 2018年11月1日閲覧
  8. ^ 浦和復帰のMF矢島「試合に出ることが最低限」 日刊スポーツ(2017年1月11日)
  9. ^ 【浦和】新体制初の先発抜擢、矢島慎也が「一人二役」で掴んだ収穫と課題 サッカーダイジェスト(2017年8月24日)
  10. ^ 【浦和】矢島の今季初得点でドロー スポーツ報知(2017年10月14日)
  11. ^ 矢島 慎也選手 ガンバ大阪へ完全移籍のお知らせ ガンバ大阪 2017年12月21日閲覧
  12. ^ “低迷G大阪、2選手が期限付き移籍…矢島慎也が仙台、泉澤仁が東京Vへ”. サッカーキング (フロムワン). (2018年6月25日). https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20180625/783791.html 2018年6月26日閲覧。 
  13. ^ ガンバ大阪 矢島慎也選手 期限付き移籍加入のお知らせ ベガルタ仙台(2018年6月25日)
  14. ^ 矢島慎也が仙台への期限付き移籍からG大阪復帰「悔しい経験があるので…」 ゲキサカ(2018年12月23日)
  15. ^ 矢島慎也 選手 ガンバ大阪より完全移籍 大宮アルディージャ 2022年1月6日閲覧
  16. ^ 矢島 慎也選手 大宮アルディージャより完全移籍加入について』(プレスリリース)レノファ山口FC、2023年1月6日http://www.renofa.com/archives/103883/2023年1月7日閲覧 
  17. ^ 矢島 慎也選手 清水エスパルスへ完全移籍のお知らせ』(プレスリリース)レノファ山口FC、2024年1月3日http://www.renofa.com/archives/120327/2024年1月3日閲覧 
  18. ^ 矢島 慎也:清水エスパルス:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)”. Jリーグ.jp(日本プロサッカーリーグ). 2024年8月31日閲覧。
  19. ^ リオ五輪日本代表、矢島弾でスウェーデンを撃破し初勝利を挙げるもGL敗退が決定 Goal.com(2016年8月11日)

関連項目

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外部リンク

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