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神戸聖ミカエル教会

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神戸聖ミカエル教会(こうべせいミカエルきょうかい)は神戸市中央区にあるキリスト教教会で、日本聖公会神戸教区(兵庫県から山口県まで、および四国四県)の主教座聖堂である。

神戸教区

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日本聖公会神戸教区は、兵庫県(芦屋市・西宮市・尼崎市を除く)、中国地方5県(岡山県・広島県・山口県・島根県・鳥取県)、四国4県(愛媛県・香川県・高知県・徳島県)の合計10県の聖公会教会をカバーしている。

兵庫県神戸市にある神戸聖ミカエル教会主教座聖堂で、ここに教区事務所もある。神戸市内にはこの他3つの教会があり、兵庫県には他に1912年起源の姫路顕栄教会[1]などもある。

西隣りの岡山県は1907年設立の聖オーガスチン教会など、広島県には戦後1950年に建てられた広島復活教会など、山口県には下関フランシス・ザビエル教会[2]などがある。日本海側では、島根県に1886年設立の松江基督教会など、鳥取県米子聖ニコラス教会、戦後1956年設立の鳥取聖ルカ教会がある。

四国では、香川県に1929年設立の高松聖ヤコブ教会[3]など、徳島県には1880年起源の徳島インマヌエル教会[4]など、愛媛県には松山聖アンデレ教会[5]など、高知県には1904年から高知で活動を始め、現在の礼拝堂は1932年に献堂された高知聖パウロ教会[6]がある。

その後太平洋戦争中に日本聖公会がなくなる時期を経て、戦後に復活して、現在は28の教会と3つの伝道所があり、2,306名の信徒と30名の教役者(2009年12月現在)がいる。関係施設では、聖ミカエル国際学校神戸国際大学神戸松蔭女子学院大学、神戸国際大学付属高等学校、松蔭高等学校・中学校、幼稚園16園、保育園4園、特別養護老人ホームなどがある。[7]

神戸教区の主教は、(オーガスチン)小林尚明第8代主教である。[8]

神戸聖ミカエル教会

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神戸聖ミカエル教会の歴史は、1876年来日したイングランド教会宣教師H.J.フォス神戸市中央区鯉川筋に伝道所を設立した時期に始まる。1881年に教会の定礎式を行ない、聖ミカエル教会とした。[9]

その後司祭は、ガードナー、辻井亨、山辺久吉、ケッテルウエル、竹内宗六牧師らに代わり、1931年から40年間は八代斌助牧師(神戸教区第三代主教)へ代わり、1971年からは八代欽一(後の神戸教区第五代主教)が司牧した。その後の牧師は、秋山義孝(1993年~)、中村豊(1999年~)、芳我秀一(2005年~)、上原信幸(2010年~)、瀬山公一司(2016年~)である。[10]

初代の教会堂は1891年に焼失し、場所を中山手通6丁目に変えて新築したが、1945年の神戸大空襲で焼失した。1959年に、現在の場所(中央区下山手通5-11-1)に神戸教区主教座聖堂・聖ミカエル教会が新築され、その聖別式は日本聖公会宣教100年記念式典のために来日したジェフリー・フィッシャー(Geoffrey Fisher)第99代カンタベリー大主教も出席して行われた。

教会関連施設

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教会関連施設として、聖ミカエル幼保連携型認定こども園[11]、特別養護老人ホーム「オリンピア」 [12]がある。

英語集会

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伝統ある英語集会もあり、船員センターへの派遣司祭が司式する。現在(2024年1月)、センターが改築中であり、聖ミカエル国際学校(St. Michael's International School)で行われている。日本聖公会での英語集会は、他に聖オルバン教会横浜山手聖公会で行われている。

船員センター

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神戸聖ミカエル教会と関係ある船員センター(ミッション・ツー・シーフェアラー)が近くにある。[13]

参照項目

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脚注

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外部リンク

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