羽田浩二 (外交官)
羽田 浩二(はねだ こうじ、1956年[1] - )は、日本の外交官。2012年(平成24年)10月23日からイラン駐箚特命全権大使。2015年(平成27年)10月20日から国際貿易・経済担当特命全権大使。2017年(平成29年)9月5日からフィリピン駐箚特命全権大使[2]。2022年(令和4年)から2025年日本国際博覧会政府代表。
経歴・人物
[編集]1956年生まれ[1]、鹿児島県出身。1979年(昭和54年)東京大学法学部を卒業し、外務省に入省する。米国フレッチャー法律外交大学院修士課程修了[3]、1982年-1984年フィリピン在勤[3][4]。
経済局、北米局、外務大臣秘書官事務取扱、1990年-1993年在英国日本国大使館一等書記官[3]、1994年-1996年在インド日本国大使館参事官[3]、1996年経済局WTO交渉担当室長、1998年北米局北米第二課長などを歴任[3]。
2000年4月北米局北米第一課課長、2001年11月から国際連合日本政府代表部公使(政務部長)。2007年(平成19年)外務省大臣官房長補佐、同年外務省北米局参事官、2008年(平成20年)外務省大臣官房審議官兼北米局審議官、2009年(平成21年)7月に外務省大臣官房審議官兼総合外交政策局審議官(国連担当大使)、2010年(平成22年)8月20日、内閣府国際平和協力本部事務局長[5]。2012年(平成24年)9月、外務省大臣官房付きを経て、2012年(平成24年)10月23日からイラン駐箚特命全権大使[6][7][8][9][10]。2015年(平成27年)10月20日から特命全権大使(国際貿易・経済担当)[11]。2017年(平成29年)9月5日からフィリピン駐箚特命全権大使[2]。2021年(令和3年)1月12日から近鉄グループホールディングス特別顧問[12]。2022年(令和4年)2025年日本国際博覧会政府代表〔大使〕[13]。
同期
[編集]( )は現在の役職
- 平松賢司(外務省総合外交政策局長)
- 田良原政隆(駐エルサルバドル大使)
- 北岡元(エディンバラ総領事)
- 横井裕(駐トルコ大使)
- 花谷卓治(駐フィジー・バヌアツ・キリバス・ツバル・ナウル大使)
- 伊原純一(外務省アジア大洋州局長)
- 山口壯(衆議院議員)
- 大江博(内閣官房内閣審議官)
- 宮川眞喜雄(駐マレーシア大使)
- 廣木重之(駐南アフリカ大使)
- 長谷川晋(ストラスブール総領事)
- 小林弘裕(アフリカにおける地域経済共同体・平和・安全保障担当大使)
- 堀江良一(元駐スーダン大使)
- 西岡淳(駐ジブチ大使)
- 小川正史(駐ネパール大使)
- 礒部博昭(駐パナマ大使)
- 西村篤子(駐ルクセンブルク大使)
- 大澤勉(駐カメルーン大使)
脚注
[編集]- ^ a b イラン駐在の新日本大使がまもなく着任 | IRIB - 2012年12月4日
- ^ a b フィリピン大使に羽田氏、チュニジア大使に塩川氏日本経済新聞
- ^ a b c d e 在フィリピン日本国大使館
- ^ 羽田駐フィリピン大使及び石井駐インドネシア大使による任国治安情勢講演会
- ^ 内閣広報官に千代氏を起用”. 日本経済新聞 Nikkei.Com (2010年8月20日). 2014年6月6日閲覧。 “
- ^ イラン大使に羽田氏”. 日本経済新聞 Nikkei.Com (2012年10月23日). 2014年6月6日閲覧。 “
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ [3]
- ^ [4]
- ^ 「外務省人事(20日付)」朝日新聞2015年10月21日
- ^ 特別職国家公務員の再就職状況の公表について令和2年4月1日~令和3年3月31日(PDF/132KB)内閣人事局
- ^ 幹部名簿外務省
外部リンク
[編集]- (コロナ特集)フィリピンにおける新型コロナウイルス対策 - 2020年7月29日
- 駐イラン日本国大使、羽田大使の挨拶