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若駒ステークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
若駒ステークス
2014年若駒ステークス
主催者 日本中央競馬会
競馬場 日本の旗京都競馬場
距離 芝2000m
格付け L
賞金 1着賞金2000万円
出走条件 サラブレッド系3歳(国際)(特指)
負担重量 別定(牡・せん57kg、牝55kg、収得賞金額1,200万円毎に1kg増)
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若駒ステークス(わかごまステークス)とは日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場2000メートルで施行する特別(OP)競走で、国際的にはリステッド競走に格付けされている競走である[1]

概要

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京都競馬場の4歳(現3歳)の混合の別定の芝2000mのオープン特別競走、ジュニアステークスとして施行されたのが始まり。

1989年に現在の若駒ステークスに改称され、1994年は京都競馬場の改修工事のため阪神競馬場で施行され、1996年から特別指定交流競走に指定された。尚、1998年のみ芝2200mで施行されている。

クラシック競走トライアル競走への登竜門の1つで、2歳末にデビューをした有力馬が出走する事もあり、クラシック戦線を占うのに重要な1戦になる場合がある。

出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)のJRA所属の競走馬(外国産馬含む)とJRAに認定された地方所属の競走馬(5頭まで)及び外国調教馬。

負担重量は別定で57キロ、牝馬は2キロ減を基本とし収得賞金額1,200万円毎に1キロの負担が課せられる。

総額賞金は3800万円で1着賞金2000万円、2着賞金800万円、3着賞金500万円、4着賞金300万円、5着賞金200万円と定められている。

なお1956年10月21日東京競馬場ジュニヤーステークスという旧3歳重賞が行われたことがあるが、この競走は1回限りで廃止になっている。ちなみにその競走の優勝馬はラプソデーで、後に菊花賞を優勝している。

歴史

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歴代優勝馬

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ジュニアステークス

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施行日 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師
1985年1月19日 チクシスワロー 牝3 2:06.5 原田雄二 野元昭
1986年1月18日 ワインボーイ 牡3 2:04.5 本田優 星川薫
1987年1月24日 エイシンテンペスト 牡3 2:05.7 丸山勝秀 湯浅三郎
1988年1月23日 バンダムテスコ 牡3 2:06.2 田原成貴 湯浅三郎

若駒ステークス

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施行日 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師
1989年1月21日 タニノジュニアス 牡3 2:05.5 武豊 古川平
1990年1月20日 ハクタイセイ 牡3 2:04.0 須貝尚介 布施正
1991年1月19日 トウカイテイオー 牡3 2:01.4 安田隆行 松元省一
1992年1月25日 ナリタタイセイ 牡3 2:04.2 武豊 中尾謙太郎
1993年1月23日 サンエイキッド 牡3 2:02.7 安田隆行 古川平
1994年1月22日 エイシンセンネン 牝3 2:05.2 南井克巳 星川薫
1995年1月29日 イブキタモンヤグラ 牡3 2:03.9 河内洋 長浜博之
1996年1月21日 ヒシナタリー 牝3 2:03.4 角田晃一 佐山優
1997年1月19日 エリモダンディー 牡3 2:02.7 松永幹夫 大久保正陽
1998年2月22日 ジムカーナ 牡3 2:17.8 植野貴也 梅内忍
1999年2月21日 ニシノセイリュウ 牡3 2:04.0 河内洋 松田正弘
2000年1月22日 ダイトクヒテン 牡3 2:03.7 田中学 田中道夫
2001年1月22日 アグネスゴールド 牡3 2:02.6 河内洋 長浜博之
2002年1月19日 モノポライザー 牡3 2:02.9 武豊 橋口弘次郎
2003年1月25日 リンカーン 牡3 2:02.3 武豊 音無秀孝
2004年1月24日 ブラックタイド 牡3 2:02.5 武豊 池江泰郎
2005年1月22日 ディープインパクト 牡3 2:00.8 武豊 池江泰郎
2006年1月21日 フサイチジャンク 牡3 2:03.0 武豊 池江泰寿
2007年1月20日 モチ 牡3 2:05.2 岩田康誠 田中章博
2008年1月26日 アインラクス 牡3 2:04.4 福永祐一 池江泰寿
ジュウクリュウシン 牡3 藤田伸二 昆貢
2009年1月24日 アンライバルド 牡3 2:02.2 岩田康誠 友道康夫
2010年1月23日 ヒルノダムール 牡3 2:02.0 藤田伸二 昆貢
2011年1月22日 リベルタス 牡3 2:01.7 福永祐一 角居勝彦
2012年1月21日 ゼロス 牡3 2:05.3 川田将雅 領家政蔵
2013年1月19日 リヤンドファミユ 牡3 2:01.7 池添謙一 池江泰寿
2014年1月25日 トゥザワールド 牡3 2:00.0 川田将雅 池江泰寿
2015年1月24日[5] アダムスブリッジ 牡3 2:01.1 和田竜二 石坂正
2016年1月23日[6] マカヒキ 牡3 2:02.4 C.ルメール 友道康夫
2017年1月21日[7] アダムバローズ 牡3 2:01.7 池添謙一 角田晃一
2018年1月20日[8] ケイティクレバー 牡3 2:02.7 小林徹弥 目野哲也
2019年1月19日[9] ヴェロックス 牡3 2:00.7 川田将雅 中内田充正
2020年1月26日[10] ケヴィン 牡3 2:02.5 和田竜二 長谷川浩大
2021年1月23日[11] ウインアグライア 牝3 2:03.8 和田竜二 和田雄二
2022年1月22日[12] リューベック 牡3 2:02.2 池添謙一 須貝尚介
2023年1月21日[13] マイネルラウレア 牡3 2:02.9 川田将雅 宮徹
2024年1月20日[14] サンライズジパング 牡3 2:02.8 武豊 音無秀孝

脚注

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  1. ^ 2014 International Cataloguing Standards Book2014年12月8日閲覧
  2. ^ 平成31年度(2019年)リステッド競走一覧”. 日本中央競馬会 (2018年11月20日). 2018年11月21日閲覧。
  3. ^ 令和5年度 リステッド競走一覧(PDF)日本中央競馬会、2022年11月18日閲覧
  4. ^ 1月16日(土曜)からの競馬場・ウインズ等の営業(無観客競馬・発売取りやめ)”. 日本中央競馬会 (2021年1月14日). 2021年1月14日閲覧。
  5. ^ 2015年レース結果netkeiba.com 2015年1月26日閲覧
  6. ^ 2016年レース結果netkeiba.com 2016年3月4日閲覧
  7. ^ 2017年レース結果ヤフー競馬 2017年1月21日閲覧
  8. ^ 2018年レース結果ヤフー競馬 2018年1月20日閲覧
  9. ^ 2019年若駒ステークス”. スポーツナビ (2019年1月20日). 2019年1月20日閲覧。
  10. ^ 2020年若駒ステークス”. スポーツナビ (2020年1月26日). 2020年1月28日閲覧。
  11. ^ 若駒ステークス(L) 結果・払戻 | 2021年1月23日 中京10R レース情報(JRA)”. netkeiba.com. 2021年1月23日閲覧。
  12. ^ 2022年若駒ステークス”. スポーツナビ (2022年1月22日). 2022年1月22日閲覧。
  13. ^ 若駒ステークス(L) 結果・払戻 | 2023年1月21日 中京10R レース情報(JRA)”. netkeiba.com. 2023年1月21日閲覧。
  14. ^ 2024年若駒ステークス”. スポーツナビ (2024年1月20日). 2024年1月20日閲覧。