草地功
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生誕 |
1942年9月14日(82歳) 日本 岡山県 |
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居住 | 日本 |
研究分野 | 鉱物学、地球化学 |
研究機関 | 岡山大学 |
出身校 | 岡山大学 |
主な指導学生 | 石川剛志、多賀 優、武智泰史 |
主な業績 | スカルンの鉱物学的研究、新鉱物の記載 |
影響を 与えた人物 | 逸見吉之助、沼野忠之 |
プロジェクト:人物伝 |
草地 功(くさち いさお、1942年9月14日 - )は、日本の地球科学者。専門は鉱物学・地球化学。広島大学理学博士。岡山県久米郡美咲町(旧旭町)生まれ。
研究
[編集]高温型スカルンの鉱物学的研究で知られ、9種の新鉱物(備中石、布賀石、大江石、単斜トベルモリー石、森本柘榴石、武田石、パラシベリア石、沼野石、島崎石)の発見に関わった。また、大阪石の発見にも関わった。
1995年、岡山県備中町(現高梁市)で発見された新鉱物が、草地鉱(kusachiite)と命名された[1][2]。
経歴
[編集]- 1961年: 岡山県立落合高等学校卒業
- 1965年: 岡山大学教育学部中学校教員養成課程卒業
- 1965年: 岡山県立福渡高等学校教諭
- 1966年: 岡山大学教育学部助手
- 1970年: 岡山大学教育学部講師
- 1975年: 理学博士(広島大学)(論文博士)
- 1979年: 岡山大学教育学部助教授
- 1995年: 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科教授併任
- 1996年: 岡山大学教育学部教授
- 1999年 - 2002年: 岡山大学教育学部附属中学校校長
- 2004年 - 2006年: 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科副研究科長
- 2006年 - 2008年: 岡山大学教育学部副学部長
- 2008年: 岡山大学教育学部定年退職、名誉教授
国立科学博物館地学研究部客員研究員
受賞歴
[編集]脚注
[編集]- ^ Kusachiite (英語), MinDat.org, 2011年11月3日閲覧。
- ^ Chiyoko Henmi (1995). “Kusachiite, CuBi2O4, a new mineral from Fuka, Okayama Prefecture, Japan”. Mineralogical Magazine (Mineralogical Society) 59 (3): 545-548. ISSN 0026-461X. NAID 30022405523 .
参考文献
[編集]- 沼野忠之 著「世界で初めて発見された新鉱物の数々」、倉敷の自然をまもる会編 編『自然への想い 岡山 - 昔を探り、今を見つめて』山陽新聞社、1993年、57-63頁。ISBN 4-88197-458-0。
- 草地功編『論文集I 布賀及び久代に産する高温型スカルンに関する論文』和光出版、2008年。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “草地 功 - 研究者”. ReaD & Researchmap. 国立情報学研究所 (2010年3月24日). 2011年11月3日閲覧。
- 宮城磯治. “nkysdb: 草地 功”. なかよし論文データベース. 産業技術総合研究所. 2011年11月3日閲覧。
- “岩石・鉱物のひろば”. 岡山県総合教育センター. 2011年11月3日閲覧。
- 宮島宏. “新鉱物の発見に関わった人たち”. 2011年11月3日閲覧。