豊里大橋
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豊里大橋(とよさとおおはし)は、淀川に架かるA型斜張橋で、大阪府大阪市東淀川区豊里と旭区太子橋とを結ぶ、全長561.4m、幅員19.5mの橋。正式な構造名称は、3径間連続鋼床版箱桁A型斜張橋と呼ばれるものである。国道479号(大阪内環状線)の一部である。浪速の名橋50選選定。
日本万国博覧会の関連道路の一環として整備され、1970年(昭和45年)に完成した。当時、大阪市では初めての本格的な斜張橋で、中央支間216mは当時日本最長であった。しかし、1975年(昭和50年)に中央支間250mの末広大橋(徳島県徳島市)が完成し、記録が破られた。
その後建設された、Osaka Metro今里筋線が豊里大橋の地下を通過している。
概要
[編集]- 形式 3径間連続鋼床版箱桁斜張橋
- 橋長 561.40m
- 支間長 最大216.00m
- 幅員 19.50m
- 橋脚 鉄筋コンクリート
- 基礎 井筒他
- 着工 1968年(昭和43年)3月
- 完成 1970年(昭和45年)3月
- 工費 26億8000万円
歴史
[編集]平田の渡
[編集]平田の渡し(へいたのわたし)は、淀川の渡船場としては最後まで残っていたが、1970年(昭和45年)3月3日、本橋の開通とともに290年以上も続いた歴史に幕を閉じた。
周辺
[編集]- 東淀川区側
- 旭区側
- 太子橋今市駅
- NTTドコモビル大阪
- 大阪市立太子橋小学校
- 土居団地