辻本甫
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辻本 甫(つじもと はじめ)は、日本の外交官。アラブ首長国連邦駐箚特命全権大使、ブルネイ駐箚特命全権大使などを経て、帝京大学教授。
経歴・人物
[編集]1969年(昭和44年)一橋大学経済学部在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、卒業と同時に外務省に入省した。1972年(昭和47年)6月、英国ケンブリッジ大学社会・政治学部を卒業した。
- 1988年(昭和63年) 7月 外務省国際連合局社会協力課長
- 1990年(平成2年) 4月 外務省研修所総括指導官
- 1991年(平成3年) 7月 外務大臣官房電信課長
- 1993年(平成5年) 8月 欧州連合(EU)日本政府代表部公使
- 1996年(平成8年) 2月 トロント総領事
- 1999年(平成11年) 1月 ブルネイ駐箚特命全権大使
- 2001年(平成13年) 7月 衆議院外務調査室長、衆議院常任委員会専門員、外務委員会専門員
- 2003年(平成15年) 3月 アラブ首長国連邦駐箚特命全権大使
- 2006年(平成18年) 9月 外務省退官
- 2007年6月 中日本高速道路株式会社顧問
退官後、帝京大学法学部法律学科教授に就任。開発関係論の講座を担当している[1]。
同期
[編集]- 遠藤乙彦(財務副大臣、公明党衆議院議員)
- 野坂康夫(鳥取県米子市長、文部省審議官)
- 谷内正太郎(外務事務次官)
- 田中均(東京大学公共政策大学院客員教授、外務審議官政務担当)
- 高須幸雄(国連大使、国際社会協力部長)
- 藤崎一郎(駐米大使、外務審議官)
- 宮本雄二(駐中国大使、中国課長)
- 重家俊範(駐韓大使、中東アフリカ局長)
- 小町恭士(駐タイ大使、駐オランダ大使、官房長、欧州局長)
- 飯村豊(駐仏大使、経済協力局長)
- 堀村隆彦(自治体国際化協会常務理事、駐ブラジル大使、中南米局長)
- 今井正(沖縄大使、駐マレーシア大使、国際情報局長)
- 高橋恒一(三井住友海上火災保険顧問、元外務省研修所長、駐チェコ大使、法務省審議官、国際社会協力部長)
- 林梓(駐ベルギー大使、文化交流部長、岩手県警察本部長)
- 天木直人(評論家、駐レバノン大使、内閣審議官)
- 松井靖夫(科学技術協力担当大使、駐コスタリカ大使、国際協力事業団理事、内閣審議官)
著作
[編集]論文
[編集]- 『知られざる王族の国、UAEの最近の情勢』(中東調査会、2007年06月25日)
脚注
[編集]- ^ 辻本 甫 教授 つじもと はじめ - 帝京大学”. 帝京大学 (2006年). 2011年5月22日閲覧。 “
- ^ 令和2年春の叙勲受章者名簿
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