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都市交通審議会答申第10号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

都市交通審議会答申第10号(としこうつうしんぎかいとうしんだい10ごう)は、都市交通審議会1968年昭和43年)4月10日に運輸大臣に提出した、「東京及びその周辺における高速鉄道を中心とする交通網の整備増強に関する基本計画の再検討について」の中間答申である。1972年(昭和47年)に更新版である都市交通審議会答申第15号が提示されている。

概要

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12路線を整備すべき路線と位置づけている。

答申路線

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路線 区間[1] 該当路線
1号線 西馬込品川 - 田町 - 新橋 - 浅草橋 - 浅草 - 押上 都営地下鉄浅草線京急本線
2号線 中目黒 - 六本木 - 霞ヶ関 - 築地 - 茅場町 - 上野 - 三ノ輪 - 北千住 東京メトロ日比谷線
3号線 渋谷 - 赤坂見附 - 新橋 - 神田 - 上野 - 浅草 - 三ノ輪 東京メトロ銀座線
4号線 荻窪方南町 - 中野坂上 - 新宿 - 赤坂見附 - 銀座 - 大手町 - 御茶ノ水 - 池袋 東京メトロ丸ノ内線
5号線 中野 - 高田馬場 - 飯田橋 - 大手町 - 茅場町 - 東陽町 - 西船橋 - 東武野田線方面 東京メトロ東西線
6号線 桐ケ谷 - 五反田 - 三田 - 日比谷 - 春日町 - 巣鴨 - 板橋 - 大和町[2] 都営地下鉄三田線、東急泉岳寺線(未成)、東武東上支線(高島平線・未成)
7号線 目黒 - 飯倉片町 - 永田町 - 市ケ谷 - 駒込 - 王子 - 赤羽町 … 大泉方面 東京メトロ南北線埼玉高速鉄道線
8号線 成増練馬 - 向原 - 池袋 - 護国寺、西落合 - 目白 - 護国寺 - 飯田橋 - 市ケ谷 - 永田町 - 有楽町 - 銀座 - 明石町 東京メトロ有楽町線西武有楽町線
9号線 喜多見 - 代々木上原 - 原宿 - 永田町 - 日比谷 - 池之端 - 日暮里 - 綾瀬 東京メトロ千代田線小田急小田原線
10号線 芦花公園 - 新宿 - 靖国通り - 市ケ谷 - 神保町 - 須田町 - 浜町 - 住吉町 都営地下鉄新宿線京王線
11号線 二子玉川 - 三軒茶屋 - 渋谷 - 神宮前 - 永田町 - 九段下 - 神保町 - 大手町 - 蛎殻町 東京メトロ半蔵門線東急田園都市線
12号線 新宿 - 春日町 - 上野 - 深川 - 月島 - 麻布 都営地下鉄大江戸線

脚注

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  1. ^ 「都市交通審議会の中間答申」、運輸公報. (962)、運輸省大臣官房、1968年4月23日
  2. ^ 「やまとまち」。埼玉県北足立郡大和町(現・埼玉県和光市)にある東武東上線の大和町駅(現・和光市駅)を指す。東京都板橋区の大和町(やまとちょう)および現・都営地下鉄三田線板橋本町駅とは異なる。

外部リンク

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先代
1962年:都市交通審議会答申第6号
東京圏の鉄道整備基本計画
1968年: 都市交通審議会答申第10号
次代
1972年: 都市交通審議会答申第15号