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野ばらのエチュード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「野ばらのエチュード」
松田聖子シングル
初出アルバム『Candy
B面 愛されたいの
リリース
規格 EP盤
ジャンル ポップ・ミュージック
時間
レーベル CBS・ソニー
(8cmCD含む)
Sony Records
(12cmCD)
作詞 松本隆
作曲 財津和夫
プロデュース 若松宗雄
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1982年11月度月間1位(オリコン)
  • 1982年12月度月間7位(オリコン)
  • 1982年度年間41位(オリコン)[1]
  • 1983年度年間75位(オリコン)
  • 3位(ザ・ベストテン
  • 1982年度年間35位(ザ・ベストテン)
  • 1位(ザ・トップテン
  • 松田聖子 シングル 年表
    小麦色のマーメイド
    (1982年)
    野ばらのエチュード
    (1982年)
    秘密の花園
    1983年
    収録アルバムCandy
    電話でデート
    (7)
    野ばらのエチュード
    (8)
    黄色いカーディガン
    (9)
    テンプレートを表示

    野ばらのエチュード」(のばらのエチュード)は、1982年10月21日CBS・ソニーからリリースされた松田聖子の11枚目のシングル[2]。規格品番:07SH 1233(EP盤)。2004年には紙ジャケット仕様の完全生産限定盤12cmCDとして再びリリースされている。

    背景

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    5作ぶりの財津和夫作曲作品であり、現在までのところ、財津作曲による最後のシングルA面曲である。財津によると「ビバルディの『四季』のような曲を作って欲しい」と依頼され悩んだが、「ありがちなアイドルソングではなく、その『四季』を聴いているような気になれる曲ということだろう」と自分で解釈し、エレガントな雰囲気の曲を作ろうと努めたと言う[3]。さらに「戸惑ったけど、『四季』の持つ上品さや、心に染みこんでいく感じが底の方にあればいいととらえた」と述べている[4]

    第11回FNS歌謡祭』グランプリ受賞曲(1982年12月21日)。音楽コンテスト番組における大賞クラスの賞は初受賞となった。松田は発表と同時に泣き崩れ、終始号泣しながら受賞曲を歌った[5]

    本曲で1982年の『第33回NHK紅白歌合戦』に出場した。

    グリコポッキー″ のCMソングに使用され、CMには松田本人も出演した。撮影は北海道の函館で行われた。なお、CMにはシングル音源ではなく『金色のリボン』収録の新録バージョンが採用された。

    ザ・ベストテン出演時、リクエストハガキの中に「野ばらの越中道」と誤記されていたことを司会者から披露されている。

    B面の「愛されたいの」も、ノンタイアップながら当時のテレビ番組で何度か披露されていた。

    収録曲

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    全作詞:松本隆/作曲:財津和夫/編曲:大村雅朗

    1. 野ばらのエチュード(4分05秒)
    2. 愛されたいの(4分26秒)

    関連作品

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    カバー

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    野ばらのエチュード
    • 伊能静 - 台湾の歌手。1988年のアルバム『十九歲的最後一天』に収録。歌詞は中国語(北京語)でタイトルは「愛的日記」。

    関連項目

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    脚注

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    1. ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.38.
    2. ^ ディスコグラフィ|松田聖子オフィシャルサイト”. www.seikomatsuda.co.jp. 2022年10月16日閲覧。
    3. ^ 東京新聞 2015年6月13日夕刊掲載「この道 財津和夫」
    4. ^ 2022年2月19日読売新聞「チューリップ 50周年ツアー 財津和夫 自分たちが楽しむ」”. 2022年2月19日閲覧。
    5. ^ この時は母親と祖母の他にサンデーズ時代からの親友でもある浜田朱里日本武道館で行われた本選の観覧に訪れ、受賞が決まった際に松田を祝福した。