鈴木幾次郎
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鈴木 幾次郎(すずき いくじろう、1869年6月30日(明治2年5月21日[1])- 1938年(昭和13年)10月11日[2])は、明治から昭和前期の実業家、政治家。高松市長。旧姓・佐々木。
経歴
[編集]讃岐国香川郡高松城下西瓦町(現香川県高松市瓦町)で「大和屋」佐々木清三の二男として生まれ、1889年(明治22年)7月、高松古馬場町「伏石屋」鈴木伝五郎の養子となる[1][3][4]。東京専門学校を卒業[3][4][5]。1904年(明治37年)3月に家督を相続した[1]。
香川銀行[注 1]頭取、中国銀行重役などを務めた[3][4][5]。
1908年(明治41年)5月25日、第3代高松市長に就任[3][4]。教育施設の充実、水道敷設の推進、市歌の制定などを推進した[3][4]。観光案内書「高松しるべ」の作成を行い観光の振興にも尽くした[4]。1914年(大正3年)5月24日に市長を退任した[3][4]。
その後、香川県教育会副会長に就任し、教育方面でも活躍した[3][4]。
親族
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 『香川県大百科事典』四国新聞社、1984年。
- 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第3巻、歴代知事編纂会、1983年。
- 梶原竹軒監修『讃岐人名辞書』高松製版印刷所、1933年。
- 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。