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鈴木幾次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鈴木 幾次郎(すずき いくじろう、1869年6月30日(明治2年5月21日[1])- 1938年昭和13年)10月11日[2])は、明治から昭和前期の実業家政治家高松市長。旧姓・佐々木。

経歴

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讃岐国香川郡高松城下西瓦町(現香川県高松市瓦町)で「大和屋」佐々木清三の二男として生まれ、1889年(明治22年)7月、高松古馬場町「伏石屋」鈴木伝五郎の養子となる[1][3][4]東京専門学校を卒業[3][4][5]。1904年(明治37年)3月に家督を相続した[1]

香川銀行[注 1]頭取、中国銀行重役などを務めた[3][4][5]

1908年(明治41年)5月25日、第3代高松市長に就任[3][4]。教育施設の充実、水道敷設の推進、市歌の制定などを推進した[3][4]。観光案内書「高松しるべ」の作成を行い観光の振興にも尽くした[4]。1914年(大正3年)5月24日に市長を退任した[3][4]

その後、香川県教育会副会長に就任し、教育方面でも活躍した[3][4]

親族

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脚注

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注釈

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  1. ^ 現在の香川銀行とは異なる銀行。

出典

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  1. ^ a b c d e f 『人事興信録 第4版』す27頁。
  2. ^ 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 1 (政治・経済・社会篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年、659頁。
  3. ^ a b c d e f g h 『香川県大百科事典』531頁。
  4. ^ a b c d e f g h 『日本の歴代市長』第3巻、306頁。
  5. ^ a b 『讃岐人名辞書』ス之部889頁。

参考文献

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  • 『香川県大百科事典』四国新聞社、1984年。
  • 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第3巻、歴代知事編纂会、1983年。
  • 梶原竹軒監修『讃岐人名辞書』高松製版印刷所、1933年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。