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陸前矢作駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
陸前矢作駅
駅遠景(2019年10月)
りくぜんやはぎ
Rikuzen-Yahagi
(3.0 km) 竹駒
地図
所在地 岩手県陸前高田市矢作町字打越9
北緯39度1分20.9秒 東経141度34分44.6秒 / 北緯39.022472度 東経141.579056度 / 39.022472; 141.579056 (陸前矢作駅)座標: 北緯39度1分20.9秒 東経141度34分44.6秒 / 北緯39.022472度 東経141.579056度 / 39.022472; 141.579056 (陸前矢作駅)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 大船渡線BRT
キロ程 0.0 km(陸前矢作起点)
一ノ関から79.5 km
駅構造 地上駅
乗車人員
-統計年度-
10人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 2013年(平成25年)3月2日[* 1]
備考 無人駅
  1. ^ BRTの駅としての営業開始日。JR東日本では鉄道駅開業日である1933年2月15日を開業日としている。
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陸前矢作駅
駅舎(2009年7月)
りくぜんやはぎ
Rikuzen-Yahagi
上鹿折 (10.0 km)
(3.0 km) 竹駒
所在地 岩手県陸前高田市矢作町字打越9
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 大船渡線
キロ程 79.5 km(一ノ関起点)
電報略号 リヤ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
開業年月日 1933年昭和8年)2月15日[2]
廃止年月日 2020年令和2年)4月1日[** 1]
備考 無人駅[1]
  1. ^ 東日本大震災により2011年3月11日から休止。2013年3月2日より陸前高田方面に限りBRT運行開始。
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陸前矢作駅(りくぜんやはぎえき)は、岩手県陸前高田市矢作町字打越(うちごし)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大船渡線BRT(バス高速輸送システム)のバス停留所である。元々は同社の大船渡線鉄道駅であった。

鉄道建設中の1932年(昭和7年)5月、従事していた日本と朝鮮の作業員の間に乱闘が発生し、3名の死者を出した矢作事件が起こった場所である。

歴史

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駅構造

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大船渡線BRTとしては陸前高田方面からの終着駅であり、専用道の終端にあるバス回転場に乗降場が設けられている。

乗降場には待合室・トイレが整備されている。これとは別に鉄道駅の駅舎待合室も開放されていたが、2020年(令和2年)4月以降に撤去された。

旧鉄道駅

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震災前は相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、気仙沼駅管理の無人駅であった[1]。ホームは互い違いに設置され、構内踏切で連絡していた。旧鉄道駅舎は1998年(平成10年)に簡易なものに立て直されたものである[1]

のりば

番線 路線 方向 行先
1 大船渡線 下り 陸前高田方面
2 上り 気仙沼一ノ関方面

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員10人である[利用客数 1]

2013年度(平成25年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2013年(平成25年) 17 [利用客数 2]
2014年(平成26年) 15 [利用客数 3]
2015年(平成27年) 20 [利用客数 4]
2016年(平成28年) 15 [利用客数 5]
2017年(平成29年) 17 [利用客数 6]
2018年(平成30年) 18 [利用客数 7]
2019年(令和元年) 14 [利用客数 8]
2020年(令和02年) 8 [利用客数 9]
2021年(令和03年) 11 [利用客数 10]
2022年(令和04年) 10 [利用客数 11]
2023年(令和05年) 10 [利用客数 1]

駅周辺

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田園地帯である。2011年(平成23年)の東日本大震災に伴う大津波が約1キロメートル下流にまで押し寄せたが、当駅施設に特段の被害はなかった。陸前高田市内の鉄道駅で、津波による流失を免れたのは当駅のみである。

  • 国道343号
  • 下矢作簡易郵便局
  • 矢作川
  • 陸前高田市立矢作小学校
  • 奥州交通「矢作駅前」停留所

隣の停留所

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
大船渡線BRT
陸前矢作駅 - 竹駒駅

かつて存在した鉄道路線

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
大船渡線
上鹿折駅 - 陸前矢作駅 - 竹駒駅

脚注

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記事本文

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出典

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  1. ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 56号 新庄駅・気仙沼駅・鳴子温泉駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年9月15日、26頁。 
  2. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、486頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。

報道発表資料

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  1. ^ 大船渡線におけるBRTの運行開始について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社、2013年1月31日。オリジナルの2013年7月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20130717125656/http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1359612632_1.pdf2013年3月2日閲覧 
  2. ^ 大船渡線BRTの専用道延伸について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社、2013年3月29日。オリジナルの2014年3月31日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20140331180220/http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1364532862_1.pdf2014年4月1日閲覧 
  3. ^ 大船渡線BRT陸前矢作駅の移設及び専用道化工事について』(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社 (2018年4月20日)https://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1524201431_1.pdf2018年6月22日閲覧 
  4. ^ BRTのダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社/東日本旅客鉄道仙台支社、2019年2月14日http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1550139982_1.pdf2019年3月8日閲覧 
  5. ^ 気仙沼線(柳津〜気仙沼間)及び大船渡線(気仙沼〜盛間)における鉄道事業の廃止の日の繰上げの届出について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年1月31日。オリジナルの2020年2月4日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200204215535/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200131_ho01.pdf2020年2月6日閲覧 
  6. ^ 鉄道事業の廃止の届出に係る廃止の日の繰上げについて』(PDF)(プレスリリース)国土交通省東北運輸局、2020年1月29日。オリジナルの2020年2月1日時点におけるアーカイブhttps://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11630437/wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/sm/topics/td-haishitodoke0129.pdf2020年2月6日閲覧 

新聞記事

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  1. ^ 「休止の駅 交流の場に 陸前高田・JR大船渡線陸前矢作駅 要望受け待合室開放」『岩手日報』2013年2月13日、朝刊、22面。

利用状況

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  1. ^ a b BRT駅別乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月24日閲覧。
  2. ^ BRT駅別乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年9月17日閲覧。
  3. ^ BRT駅別乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年9月17日閲覧。
  4. ^ BRT駅別乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年9月17日閲覧。
  5. ^ BRT駅別乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年9月17日閲覧。
  6. ^ BRT駅別乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年9月17日閲覧。
  7. ^ BRT駅別乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。
  8. ^ BRT駅別乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月19日閲覧。
  9. ^ BRT駅別乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月10日閲覧。
  10. ^ BRT駅別乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
  11. ^ BRT駅別乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月7日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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