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風にさらわれた恋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『風にさらわれた恋』
リンダ・ロンシュタットスタジオ・アルバム
リリース
録音 1976年3月
ジャンル ロック、カントリーロック
時間
レーベル アサイラム・レコード
プロデュース ピーター・アッシャー
リンダ・ロンシュタット アルバム 年表
哀しみのプリズナー
(1975年)
風にさらわれた恋
(1976年)
グレイテスト・ヒッツ
(1976年)
『Hasten Down the Wind』収録のシングル
  1. 「That'll Be the Day」
    リリース: August 1976
  2. 「Someone to Lay Down Beside Me」
    リリース: November 1976
  3. 「Crazy」
    リリース: November 1976
  4. 「Lose Again」
    リリース: May 1977
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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
オールミュージック3/5stars[1]
Christgau's Record GuideB–[2]
ローリング・ストーン(average)[3]
The Rolling Stone Album Guide3/5stars[4]
Stereo Review4.5/5stars[5]

風にさらわれた恋』(Hasten Down the Wind)は、リンダ・ロンシュタットが1976年に発表した7枚目のスタジオ・アルバムグラミー賞受賞作。

概要[編集]

ロンシュタットにとって3枚連続のミリオンセラーアルバムとなった。彼女はこの偉業を達成した最初の女性アーティストである[6]。アルバムは1977年に女性のベスト・ポップ・ボーカル・パフォーマンスでグラミー賞を受賞した。 1974年の『悪いあなた』と1975年の『哀しみのプリズナー』のそれまでにプロデュースしていた伝統的なカントリーロックサウンド主体の路線から、新しいソングライターを紹介する方向に進んでいる。前作よりもシリアスかつ感動的なアルバムとして批評家の称賛を獲得した。 [要出典] [ 引用が必要 ]

このアルバムでは、ウォーレン・ジヴォン (「風にさらわれた恋」)やカーラ・ボノフ(「誰か私のそばに」)と言った シンガーソングライターとしてすぐに高い名声を得たアーチストの作品が含まれている。 また、アルバムにはライ・クーダーが1974年のアルバム『パラダイス・アンド・ランチ』のために再アレンジしたワシントン・フィリップスの「おしゃべり屋」のようなカバー曲の再カバーも含まれていた。 故パッシー・クラインの古典的な「クレイジー」のリワークは、1977年初頭にロンシュタットにカントリーチャートのトップ10入りをもたらした。

プラチナアルバムとなるサードアルバム、『風にさらわれた恋』は ビルボードアルバムチャートのトップ3に数週間とどまった。 また、リンダの4枚のナンバー1カントリーアルバムの2番手となるアルバムである。 [要出典] [ 引用が必要 ]

トラックリスト[編集]

アナログA面
#タイトル作詞・作曲時間
1.「またひとりぼっち」(Lose Again)カーラ・ボノフ
2.おしゃべり屋(The Tattler)
3.「彼にお願い」(If He's Ever Near)カーラ・ボノフ
4.ザットル・ビー・ザ・デイ(That'll Be the Day)
5.「ロ・シエント・ミ・ビーダ」(Lo Siento Mi Vida)
  • リンダ・ロンシュタット
  • ケニー・エドワーズ
  • ギルバート・ロンシュタット
6.風にさらわれた恋(Hasten Down the Wind)ウォーレン・ジヴォン
合計時間:
アナログB面
#タイトル作詞・作曲時間
1.バビロンの河(Rivers of Babylon)
  • ブレント・ドー
  • トレバー・マクノートン
2.「ハートをください」(Give One Heart)
3.「もう一度だけ」(Try Me Again)
4.クレイジー英語版(Crazy)ウィリー・ネルソン
5.「ダウン・ソー・ロウ」(Down So Low)トレイシー・ネルソン
6.「誰か私のそばに」(Someone to Lay Down Beside Me)カーラ・ボノフ
合計時間:

パーソネル[編集]

製作[編集]

参照資料[編集]

  1. ^ Allmusic review
  2. ^ Christgau, Robert (1981). “Consumer Guide '70s: R”. Christgau's Record Guide: Rock Albums of the Seventies. Ticknor & Fields. ISBN 089919026X. https://www.robertchristgau.com/get_chap.php?k=R&bk=70 2019年3月12日閲覧。 
  3. ^ Rolling Stone review
  4. ^ Brackett, Nathan; Christian Hoard (2004). The Rolling Stone Album Guide. New York City, New York: Simon and Schuster. p. 701. ISBN 0-7432-0169-8. https://books.google.com/books?id=t9eocwUfoSoC&pg=PA701&lpg=PA701&dq=rolling+stone+linda+ronstadt+album+guide&source=bl&ots=BiNlsj1RY1&sig=bYkOLMR-CymrR4UTyKfgEYTrZa4&hl=en&sa=X&ei=feplUeCEKK3A4AP7roDYDw&sqi=2&ved=0CEoQ6AEwBA#v=onepage&q=rolling%20stone%20linda%20ronstadt%20album%20guide&f=false 
  5. ^ Stereo Review review
  6. ^ Bio”. Linda Ronstadt. Elektra. 2013年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月6日閲覧。