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駒岡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
駒岡
町丁
地図北緯35度31分57秒 東経139度39分10秒 / 北緯35.532628度 東経139.652864度 / 35.532628; 139.652864
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 横浜市
行政区 鶴見区
人口情報2024年(令和6年)4月30日現在[1]
 人口 16,717 人
 世帯数 7,861 世帯
面積[2]
  1.734 km²
人口密度 9640.72 人/km²
設置日 1993年平成5年)10月18日
郵便番号 230-0071[3]
市外局番 045(横浜MA[4]
ナンバープレート 横浜
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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駒岡町
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県
市町村 横浜市
鶴見区
町名制定 1927年昭和2年)4月1日
町名廃止 1994年平成6年)9月26日

駒岡(こまおか)は、神奈川県横浜市鶴見区の地名。現行行政地名は駒岡一丁目から駒岡五丁目。住居表示実施済区域[5]

地理

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鶴見区の北西部に位置し、東に上末吉五丁目梶山二丁目三ッ池公園、西に港北区樽町三丁目・四丁目、港北区師岡町獅子ケ谷一丁目・二丁目、北に鶴見川をはさんで港北区綱島東五丁目・六丁目、港北区日吉六丁目川崎市幸区南加瀬5丁目とそれぞれ隣接しており、綱島東六丁目とは樽綱橋、綱島東五丁目、日吉六丁目とは鷹野人道橋、南加瀬5丁目とは鷹野大橋で往来が可能である。綱島東鶴見川河川敷を活用した「流域学習・流域防災拠点を目指す鶴見川駒岡河川敷で、平成23年度国土交通省手づくり郷土賞受賞

面積

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面積は以下の通りである[2]

町名 面積(km²)
駒岡一丁目 0.282
駒岡二丁目 0.324
駒岡三丁目 0.380
駒岡四丁目 0.412
駒岡五丁目 0.336
1.734

地価

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住宅地の地価は、2024年令和6年)1月1日公示地価によれば、駒岡4-12-38の地点で21万円/m²となっている[6]

歴史

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沿革

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かつて横浜市に編入前のこの場所は、橘樹郡旭村大字駒岡であった。

駒岡町
  • 1927年昭和2年)4月1日 - 横浜市に編入。横浜市駒岡町となる[7]
  • 1927年(昭和2年)10月1日 - 横浜市の区制施行により、鶴見区を新設。横浜市鶴見区駒岡町となる[8]
  • 1937年(昭和12年)4月1日 - 橘樹郡日吉村大字南加瀬の一部を編入[9]
  • 1962年(昭和37年)2月1日 - 北綱島町の一部を駒岡町に編入、駒岡町の一部を港北区日吉町へ編入、港北区南綱島町との境界を変更する[10]
  • 1964年(昭和39年)2月14日 - 土地改良事業に伴い、港北区樽町、師岡町の一部を駒岡町に編入し、獅子ケ谷町との境界を変更する[11]
  • 1969年(昭和44年)6月1日 - 住居表示の実施に伴い、上末吉町、北寺尾町の一部を駒岡町に編入。駒岡町の一部を上末吉五丁目、梶山二丁目へ編入[12]
  • 1982年(昭和57年)7月19日 - 住居表示の実施に伴い、駒岡町の一部を港北区樽町三丁目、樽町四丁目へ編入[13]
  • 1993年平成5年)10月18日 - 住居表示の実施に伴い、駒岡町の一部から駒岡一丁目を新設、駒岡町の一部を獅子ケ谷一丁目、獅子ケ谷二丁目、港北区師岡町へ編入[14]
  • 1994年(平成6年)9月26日 - 駒岡町の一部から駒岡二丁目、駒岡三丁目、駒岡四丁目、駒岡五丁目を新設、残部を梶山二丁目へ編入。駒岡町は廃止となる[14]
駒岡
  • 1993年(平成5年)10月18日 - 住居表示の実施に伴い、駒岡町、獅子ケ谷町の各一部を分離し、駒岡一丁目を新設[14]
  • 1994年(平成6年)9月26日 - 住居表示の実施に伴い、駒岡町の一部、獅子ケ谷町の全部を分離し、駒岡二丁目から駒岡五丁目を新設[14]

町名の変遷

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実施後 実施年月日 実施前(各町名ともその一部)
駒岡一丁目 1993年(平成5年)10月18日 駒岡町、獅子ケ谷町(各一部)
駒岡二丁目 1994年(平成6年)9月26日 駒岡町(一部)、獅子ケ谷町(全域)
駒岡三丁目 駒岡町(一部)
駒岡四丁目
駒岡五丁目

世帯数と人口

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2024年(令和6年)4月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町名 世帯数 人口
駒岡一丁目 1,523世帯 3,442人
駒岡二丁目 732世帯 1,441人
駒岡三丁目 1,697世帯 3,508人
駒岡四丁目 2,658世帯 5,753人
駒岡五丁目 1,251世帯 2,573人
7,861世帯 16,717人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[15]
13,125
2000年(平成12年)[16]
13,901
2005年(平成17年)[17]
14,224
2010年(平成22年)[18]
15,157
2015年(平成27年)[19]
16,001
2020年(令和2年)[20]
16,588

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[15]
5,197
2000年(平成12年)[16]
5,519
2005年(平成17年)[17]
5,801
2010年(平成22年)[18]
6,153
2015年(平成27年)[19]
6,592
2020年(令和2年)[20]
7,252

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[21]

町名 街区 小学校 中学校
駒岡一丁目 全域 横浜市立獅子ケ谷小学校 横浜市立寺尾中学校
駒岡二丁目 1〜10番
11番8号〜16番
横浜市立駒岡小学校
11番1〜6号
17〜18番
横浜市立末吉中学校
駒岡三丁目 1〜16番
18番1〜9号
18番45〜55号
横浜市立寺尾中学校
17番
18番10〜44号
19〜34番
横浜市立末吉中学校
35〜40番 横浜市立上末吉小学校
駒岡四丁目 1〜20番
21〜41番 横浜市立駒岡小学校
駒岡五丁目 全域

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[22]

町名 事業所数 従業員数
駒岡一丁目 113事業所 1,203人
駒岡二丁目 260事業所 2,764人
駒岡三丁目 96事業所 703人
駒岡四丁目 123事業所 927人
駒岡五丁目 122事業所 1,895人
714事業所 7,492人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[23]
702
2021年(令和3年)[22]
714

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[23]
7,371
2021年(令和3年)[22]
7,492

交通

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地域内に鉄道はなく、最寄駅からも徒歩20~40分程度と駅から離れているが、バス路線が充実しており、横浜市営バス臨港バス東急バスが運行している。バスを利用することで、鶴見駅綱島駅日吉駅新横浜駅大倉山駅菊名駅川崎駅新川崎駅尻手駅と多くの駅が利用可能である。運行本数も高頻度で運行している。

道路は、環状二号線神奈川県道140号川崎町田線神奈川県道111号大田神奈川線など幹線道路が多く通り、そのため企業の事業所や工場・倉庫も多い。

施設・店舗

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駒岡一丁目

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駒岡二丁目

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環状二号線、太田神奈川線沿いには店舗が多く、また工場や事業所も多く存在している。

駒岡三丁目

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丘に位置し、住宅街が広がっている。また、神社や寺院が多い。

駒岡四丁目

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駒岡三丁目と同様、住宅街が広がっていて、小さな丘がある。

駒岡五丁目

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最北端にあり、駒岡二丁目と同様店舗や事業所が多い。

また、所在地は港北区師岡町であるが、トレッサ横浜に隣接している。

その他

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日本郵便

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警察

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町内の警察の管轄区域は以下の通りである[27]

町名 街区 警察署 交番
駒岡一丁目 全域 鶴見警察署 駒岡交番
駒岡二丁目 全域
駒岡三丁目 全域
駒岡四丁目 全域
駒岡五丁目 全域

脚注

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  1. ^ a b 令和6(2024)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和6年4月” (xlsx). 横浜市 (2024年5月9日). 2024年5月10日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ a b 横浜市町区域要覧、1 - 2頁
  3. ^ a b 駒岡の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 住居表示実施町名一覧 (令和2年10月19日現在)”. 横浜市 (2020年10月29日). 2021年8月28日閲覧。
  6. ^ 不動産情報ライブラリ 国土交通省地価公示(標準地) 横浜鶴見-14”. 国土交通省. 2024年5月4日閲覧。
  7. ^ 横浜市町区域要覧、3 - 30頁
  8. ^ 横浜市町区域要覧、3 - 33頁
  9. ^ 横浜市町区域要覧、3 - 34頁
  10. ^ 横浜市町区域要覧、3 - 37頁
  11. ^ 横浜市町区域要覧、3 - 38頁
  12. ^ 横浜市町区域要覧、3 - 40頁、3 - 41頁
  13. ^ 横浜市町区域要覧、3 - 44頁
  14. ^ a b c d 横浜市町区域要覧、3 - 45頁
  15. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  16. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  17. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  18. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  19. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  20. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年4月27日閲覧。
  21. ^ 横浜市立小学校、横浜市立中学校及び横浜市立義務教育学校の通学区域並びに就学すべき学校の指定に関する規則”. 横浜市 (2023年4月1日). 2024年5月7日閲覧。
  22. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  23. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  24. ^ 鶴見区総務部区政推進課. “第24回:眠りを覚ました古代人”. 横浜市. 2023年6月7日閲覧。
  25. ^ a b 埋蔵文化財センター 2014, pp. 1–4.
  26. ^ 郵便番号簿PDF(2023年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年5月3日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2023年度版)
  27. ^ 交番案内/鶴見警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2023年9月27日閲覧。

参考文献

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関連文献

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