高田市駅
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(高田町駅から転送)
高田市駅* | |
---|---|
駅舎 | |
たかだし Takadashi | |
◄F23 尺土 (1.9 km) (1.4 km) 浮孔 F25► | |
所在地 | 奈良県大和高田市片塩町17-4 |
駅番号 | F24 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | F 南大阪線 |
キロ程 | 34.2 km(大阪阿部野橋起点) |
電報略号 | タカ |
駅構造 | 高架駅(盛土駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,878人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)3月29日 |
備考 | * 1948年に高田町駅から改称 |
高田市駅(たかだしえき)は、奈良県大和高田市片塩町にある、近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線の駅。駅番号はF24。
歴史
[編集]- 1929年(昭和4年)3月29日:大阪鉄道の古市 - 久米寺(現在の橿原神宮前)間の開通と同時に、高田町駅として開業[1]。
- 1943年(昭和18年)2月1日:関西急行鉄道が大阪鉄道を合併[1]。関西急行鉄道天王寺線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日:戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併[1]。近畿日本鉄道南大阪線の駅となる。
- 1948年(昭和23年)1月1日:高田町が市制施行し大和高田市となる。同日高田市駅に改称[2]。
- 1951年(昭和26年)9月:盛土高架化。
- 1970年(昭和45年)3月21日:一部の特急が停車開始。
- 1980年(昭和55年)
- 2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始[3]。
- 2020年(令和2年)2月15日:接近・発車の案内放送が更新。
駅構造
[編集]相対式2面2線ホームを持つ高架駅。ホーム長は8両。改札口は地上にあり、北側の1ヶ所のみ。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | F 南大阪線 | 下り | 橿原神宮前・吉野方面[4] |
2 | 上り | 大阪阿部野橋方面[4] |
特徴
[編集]- ダイヤ面
- 特急を含めた全定期旅客列車が停車する[5]。
- 駅設備・営業面
- PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
- 特急券は駅窓口および専用の自動券売機にて購入可能で、定期券は駅窓口にて購入可能となっている[6]。
- その他
- 1948年に高田町が市制を施行して「大和高田市」となった際、旧駅名の「高田町」から改称されたが、大和高田市内では既に近鉄大阪線に「大和高田駅」が所在するため、混同を避けるために「大和高田市駅」ではなく「高田市駅」に改称した。なお、地元では大和高田駅やJR高田駅と区別するため、「市駅」と呼ばれることもある。
- 昭和40年代までは阿部野橋駅発、高田市行き準急が存在し、昭和後期まで尺土駅方に引上げ線も存在した。
当駅乗降人員
[編集]近年における1日乗降人員の調査結果は以下の通り[7]。大阪線大和高田駅の約半分である。
- 2023年11月7日:6,212人
- 2022年11月8日:6,253人
- 2021年11月9日:6,227人
- 2018年11月13日:7,407人
- 2015年11月10日:7,696人
- 2012年11月13日:7,619人
- 2010年11月9日:8,388人
- 2008年11月18日:8,927人
- 2005年11月8日:9,778人
利用状況
[編集]近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年(平成7年) | 8,443 |
1996年(平成8年) | 8,113 |
1997年(平成9年) | 7,291 |
1998年(平成10年) | 6,914 |
1999年(平成11年) | 6,399 |
2000年(平成12年) | 6,169 |
2001年(平成13年) | 5,929 |
2002年(平成14年) | 5,573 |
2003年(平成15年) | 5,358 |
2004年(平成16年) | 5,147 |
2005年(平成17年) | 5,072 |
2006年(平成18年) | 5,028 |
2007年(平成19年) | 4,930 |
2008年(平成20年) | 4,820 |
2009年(平成21年) | 4,570 |
2010年(平成22年) | 4,435 |
2011年(平成23年) | 4,217 |
2012年(平成24年) | 4,111 |
2013年(平成25年) | 4,184 |
2014年(平成26年) | 4,062 |
2015年(平成27年) | 4,088 |
2016年(平成28年) | 4,022 |
2017年(平成29年) | 3,978 |
2018年(平成30年) | 3,915 |
2019年(令和元年) | 3,878 |
駅周辺
[編集]- 石園座多久虫玉神社
- 近商ストア大和高田店(高田サティ跡地)
- 明光義塾大和高田教室
- 片塩商店街
- 高田警察署片塩交番
- 大和高田片塩郵便局
- NTT片塩ビル(旧大和高田支店)
- 大和高田市立病院
- 大和高田さざんかホール(大和高田文化会館)
- 市民交流センター コスモスプラザ
- 行政サービスコーナー
- 奈良県立高田高等学校
- 国道166号(旧国道24号)
- 奈良県道5号大和高田斑鳩線
- 南都銀行高田支店
- 紀陽銀行高田支店
- みずほ証券高田支店
- 岩井コスモ証券高田支店
バス路線
[編集]隣の駅
[編集]- 近畿日本鉄道
- F 南大阪線
脚注
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、26-27頁。ISBN 978-4-02-340133-4。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 8 関西1、新潮社、2008年、26頁。ISBN 978-4-10-790026-5。
- ^ 『平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日 。2016年3月5日閲覧。
- ^ a b “駅の情報|高田市”. 近畿日本鉄道. 2021年4月22日閲覧。
- ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.232 - p.258・p.388 - p.413
- ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.70 - p.87
- ^ 南大阪線 一日乗降人員(調査日:令和3年11月9日〔火〕) - 近畿日本鉄道
- ^ 奈良県統計年鑑