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髙橋和夫 (実業家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たかはし かずお

髙橋和夫
生誕 (1957-03-01) 1957年3月1日(67歳)
新潟県小出町(現魚沼市
国籍 日本の旗 日本
出身校 一橋大学法学部
職業 東急代表取締役副会長
活動期間 1980年入社 -
著名な実績 東急バス東急トランセ仙台国際空港渋谷ストリーム
補足
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髙橋 和夫(たかはし かずお、1957年3月1日 - )は、日本実業家東急株式会社[1]代表取締役副会長。

経歴・人物

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新潟県北魚沼郡小出町(現魚沼市)出身[2][3]。学校教員の両親のもと生まれる。一人暮らしして通った新潟県立六日町高等学校卒業後、東京都武蔵野市に上京し[4]、1年間の大学受験浪人生活を経て[2]、1980年、一橋大学法学部卒業[3]堀部政男ゼミ(情報法)出身[2]。東京急行電鉄(現・東急)入社[3]。学部の同級生に作家・政治家の田中康夫がいた[4]

入社後は交通事業に10年間携わり、東急が当時直営していたバス事業(自動車部)に配属、弦巻営業所勤務などを経て、本社の交通事業本部総括課に異動[5]、バス部門の分社化プロジェクトなどにあたった[6]。1991年、東急バスが設立されバス部門が分離されると以降19年間同社に出向[6] し、バス事業の再建にあたる[7]。2006年東急バス取締役[3]。2009年、東急バス常務取締役[3]。2010年、東京急行電鉄執行役員人事・労政室長[3]。2011年、野本弘文が社長に就任すると、東京急行電鉄取締役執行役員経営管理室長に就任[3][6] ほか、東急トランセの代官山循環線の開設にも関わった[8]

2014年、東京急行電鉄常務取締役社執行役員経営企画室長[3]。2015年、東京急行電鉄取締役常務執行役員経営企画室長[3]。2016年、東京急行電鉄取締役専務執行役員経営企画室長[3]仙台空港民営化を指揮し[7]仙台国際空港取締役に就任[9]。2017年からは前田建設工業とのインフラ運営事業合弁会社グローバル・インフラ・マネジメント代表取締役会長を兼任[10]。また、野本社長とともに2018年4月からの東京急行電鉄の中期経営計画策定にあたった[6]2018年、東京急行電鉄代表取締役社長 社長執行役員[3]。会見では地方進出や海外進出といった経営課題に取り組むとした[6]。2023年6月、東急株式会社代表取締役副会長。

テレビ番組

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脚注

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  1. ^ 2019年10月1日鉄軌道部門を東急電鉄として分離、東京急行電鉄から社名変更。
  2. ^ a b c 「東急社長 高橋和夫さん バス再生、次は渋谷(2)」 日本経済新聞2020年1月21日 15:30
  3. ^ a b c d e f g h i j k 「代表取締役の異動に関するお知らせ 」 東京急行電鉄株式会社
  4. ^ a b 語り部の経営者たち 東急電鉄 髙橋和夫社長<1>同期の中で1人だけ“自動車部
  5. ^ 西條都夫 (2020年1月22日). “配属先は赤字のバス事業 労使のねじれに悪戦苦闘 東急社長・高橋和夫さん(3)”. 日経電子版 (日本経済新聞社). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54517780X10C20A1935E00/ 2020年1月23日閲覧。 
  6. ^ a b c d e 「新たな中期経営計画に向け社長交代」 乗りものニュース
  7. ^ a b 「東急電鉄社長に高橋和夫氏が昇格 野本氏は会長に」 日本経済新聞2018/2/8
  8. ^ 西條都夫 (2020年1月23日). “渋谷の住宅地に新市場 ミニバス巡回、反対押し切る 東急社長・高橋和夫さん(4)”. 日経電子版 (日本経済新聞社). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54566540Y0A110C2935E00/ 2020年1月23日閲覧。 
  9. ^ 「企業情報」 仙台国際空港
  10. ^ 「東急電鉄と前田建設が新会社設立--空港などインフラ運営事業を戦略的に展開 」 マイナビニュース2017/03/31 09:43:54
  11. ^ 鉄道だけじゃなく街づくりでも大躍進! 生き残りをかけた東急の挑戦 - テレビ東京 2023年3月23日

関連項目

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外部リンク

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専門雑誌

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先代
野本弘文
東京急行電鉄→東急社長
2018年-2023年
次代
堀江正博