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北京国家体育場

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鳥の巣スタジアムから転送)
国家体育場
鳥の巣
施設情報
所在地 中華人民共和国の旗 中国北京市朝陽区奧運村街道オリンピック公園
北緯39度59分30秒 東経116度23分26秒 / 北緯39.99167度 東経116.39056度 / 39.99167; 116.39056座標: 北緯39度59分30秒 東経116度23分26秒 / 北緯39.99167度 東経116.39056度 / 39.99167; 116.39056
起工 2003年12月
開場 2008年6月
所有者 北京オリンピック組織委員会(五輪期間中)
中信集団および北京市国資委(五輪終了後)
グラウンド 天然芝
大型映像装置 パナソニック製アストロビジョン
建設費 4億2300万米ドル[1]
設計者 ヘルツォーク&ド・ムーロン[2]
ArupSport
中国建築設計研究院
艾未未 (芸術コンサルタント)
建設者 Arup[2]
使用チーム、大会
2008年北京オリンピック
2008年北京パラリンピック
2022年北京オリンピック
2022年北京パラリンピック
収容人員
8万人(通常)
91,000人(北京五輪)[3]

北京国家体育場(ペキンこっかたいいくじょう、簡体字北京国家体育场拼音: Běijīng guójiā tǐyùchǎng)は、中華人民共和国の首都・北京の陸上競技場、および中国最大級のスタジアム。2008年北京オリンピックおよび2022年北京オリンピックメインスタジアムでもある。日本では国家スタジアムとも表記される。愛称は鳥の巣中国語: 鸟巢

概要

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北京国家体育場の夜景。
工事中の北京国家体育場。

2002年、中国政府が開催した国際建築設計競技でスイスの建築家ユニットであるヘルツォーク&ド・ムーロンの手により構造設計でアラップ社が、中国側は主任設計者として中国建築設計研究院の李興鋼英語版、芸術顧問として中国の現代美術家の艾未未(アイ・ウェイウェイ)が協力した案が採用された。その独特の形状から愛称は「鳥の巣(鸟巢・Bird's Nest)」である。大きさは330m×220mで、高さは69.2mもある。総工費は35億

オリンピック開催に向けて当時の最大収容人数は91,000人となり、大会の終了後は8万人席にまで改修された。

2003年12月24日に鍬入れ式を行い、2004年3月に本格的に着工した。途中、2004年5月に同様の構造のシャルル・ド・ゴール国際空港第2ターミナルビルの屋根崩落事故が起こったこと、および予算の関係などから再設計が行われたものの、2008年3月に完成した。 北京市内北部のオリンピック公園内に設けられ、隣接して北京国家水泳センター北京国家体育館なども建設されている。2007年中の完成予定であったが延期し、2008年4月にまでずれ込んだ。北京オリンピックでは、開会式や陸上競技、サッカー男子決勝、閉会式が使用された。

閉会後には2009年2011年、2012年にスーペルコッパ・イタリアーナにも使用、2009年にはレース・オブ・チャンピオンズ[4]、2012年以降は陸川総監督によるスーパーショー『鳥巣・吸引』、2015年世界陸上競技選手権大会の会場にもなった。その他馬術のロンジン北京国際馬術マスターズも開催されているほか、スノーボードビッグエアも開催された実績もある。冬季シーズンには、スノーパークも開設されている。

スタジアム内部。

コンサートとしての実績では2009年にジャッキー・チェン同一首歌公開収録、2011年にロックレコード30周年コンサート、三国演義-中日韓風雲音楽祭、2012年には王力宏五月天、2018年には华晨宇が個人ライブを開催した。さらに中国北京鳥巣夏季音楽会、2009年にはオペラ『アイーダ』が上演された[5]。中国以外の芸能関係では、2013年10月、韓国のSMエンタテインメントによる「SMTOWN LIVE WORLD TOUR III」のコンサートが初めてとなった。2015年には『中国好声音』決戦大会が、2017年にはLeague of Legends世界選手権優勝戦(SKT VS SSG)が開催された。

2020年には日本の男性グループのがコンサートを開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染症流行の影響で中止になった。

2021年6月28日には、中国共産党成立100周年文芸演出「伟大征程」が開催された[6][7]

2022年北京オリンピックでは、2008年夏季オリンピックと同様に開・閉会式会場として利用された。

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ Pasternack 2008, pp. 93
  2. ^ a b Pasternack 2008, pp. 98
  3. ^ Beijing National Stadium, Olympic Green”. East Asia. アラップ. 2008年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年8月28日閲覧。
  4. ^ “Race of Champions moves to Beijing”. Haymarket Publications. (16 April 2009). http://www.autosport.com/news/report.php/id/74486 16 April 2009閲覧。 
  5. ^ 鸟巢版《图兰朵》隆重上演 Archived 2009年11月26日, at the Wayback Machine.
  6. ^ (视频)庆祝中国共产党成立100周年文艺演出《伟大征程》在京盛大举行”. CCTV-1综合频道 (2021年6月29日). 2021年9月16日閲覧。
  7. ^ 式典のフルバージョン映像は、YouTube「【直播回看】2021庆七一 伟大征程—— 庆祝中国共产党成立100周年文艺演出

外部リンク

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開催イベントとテナント
先代
オリンピック・スタジアム
アテネ
オリンピックの陸上競技
会場

2008
次代
オリンピック・スタジアム
ロンドン
先代
オリンピック・スタジアム
アテネ
オリンピックのサッカー競技
決勝戦会場

2008
次代
ウェンブリー・スタジアム
ロンドン
先代
ウェンブリー・スタジアム
ロンドン
レース・オブ・チャンピオンズ
決勝戦会場

2009
次代
エスプリ・アレーナ
デュッセルドルフ