コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

黒鷲旗第34回全日本バレーボール男子・女子選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第34回黒鷲旗 全日本バレーボール男女選手権大会
開始年 1952
主催 日本バレーボール協会
毎日新聞社
チーム数 男子:32
女子:33チーム
前回優勝 男子:新日鐵
女子:日立
テンプレートを表示

黒鷲旗 第34回全日本バレーボール男子・女子選手権大会(くろわしき だい34かい ぜんにほんバレーボールだんしじょし せんしゅけんたいかい)は、1985年5月1日から5月6日にかけて行われた、第34回目の黒鷲旗全日本バレーボール選手権大会である。

今大会より個人表彰としてベスト6賞が制定された。これまでの会場であった大阪府立体育館が改築で使用できないため、大阪市中央体育館および守口市民体育館で行われた。また神戸ユニバーシアード開催年に当たっており、同代表候補女子チームが特別参加した。

概要

[編集]

試合方法

[編集]

ノックアウト方式のトーナメントで優勝を決定する。

男子

[編集]

参加チーム

[編集]
日本リーグ所属 実業団リーグ所属 その他実業団 教員・クラブ 大学
チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名
富士フイルム 神奈川県 神戸製鋼 兵庫県 新日鉄室蘭 北海道 岐阜教員 岐阜県 日本体育大学 東京都
サントリー 大阪府 東レ九鱗会 静岡県 NTT東北 宮城県 奈良教員クラブ 奈良県 法政大学 東京都
日本たばこ 広島県 日本電気ホームエレクトロニクス 滋賀県 警視庁 東京都 島根クラブ 島根県 東海大学 神奈川県
新日鐵 大阪府 コスモ大協 三重県 富士通川崎 神奈川県 大阪商業大学 大阪府
松下電器 大阪府 帝人 広島県 豊田合成 愛知県
日本鋼管 神奈川県 日立国分 茨城県 NTT東海 愛知県
日本電気 東京都 朝日生命 東京都 象印マホービン 大阪府
住友金属 福岡県 旭化成旭陽会 岡山県 NTT中国 広島県
新日鉄化学 福岡県

1回戦

[編集]
#101 1985年5月1日
富士フイルム 3 - 0
(15-9)
(15-6)
(15-3)
東レ九鱗会
#102 1985年5月1日
NTT中国 3 - 1
(15-6)
(15-4)
(6-15)
(15-11)
日立国分
#103 1985年5月1日
東海大学 3 - 0
(15-10)
(15-11)
(15-5)
旭化成旭陽会
#104 1985年5月1日
神戸製鋼 3 - 0
(15-10)
(15-10)
(15-9)
奈良教員クラブ
#105 1985年5月1日
松下電器 3 - 0
(15-6)
(15-4)
(15-6)
島根クラブ
#106 1985年5月1日
法政大学 3 - 1
(15-1)
(3-15)
(15-9)
(15-7)
豊田合成
#107 1985年5月1日
日本電気ホームエレクトロニクス 3 - 1
(15-13)
(15-9)
(4-15)
(15-3)
帝人
#108 1985年5月1日
新日鐵 3 - 1
(14-16)
(15-10)
(15-1)
(15-5)
住友金属
#109 1985年5月2日
日本たばこ 3 - 0
(15-6)
(15-7)
(15-4)
大阪商業大学
#110 1985年5月2日
コスモ大協 3 - 0
(15-9)
(16-14)
(15-12)
警視庁
#111 1985年5月2日
NTT東海 3 - 2
(11-15)
(7-15)
(15-7)
(15-13)
(15-12)
朝日生命
#112 1985年5月2日
日本鋼管 3 - 0
(15-1)
(15-2)
(15-1)
新日鉄室蘭
#113 1985年5月1日
日本電気 3 - 0
(15-8)
(15-8)
(15-4)
富士通川崎
#114 1985年5月1日
象印マホービン 3 - 0
(17-15)
(15-7)
(15-11)
新日鉄化学
#115 1985年5月1日
日本体育大学 3 - 0
(15-11)
(15-11)
(15-5)
NTT東北
#116 1985年5月1日
サントリー 3 - 0
(15-8)
(15-8)
(15-13)
岐阜教員

2回戦

[編集]
#117 1985年5月3日
富士フイルム 3 - 0
(15-3)
(15-2)
(15-3)
NTT中国
#118 1985年5月3日
神戸製鋼 3 - 1
(15-9)
(15-11)
(6-15)
(15-7)
東海大学
#119 1985年5月3日
松下電器 3 - 0
(15-6)
(15-6)
(15-7)
法政大学
#120 1985年5月3日
新日鐵 3 - 0
(15-2)
(15-12)
(15-2)
日本電気ホームエレクトロニクス
#121 1985年5月3日
日本たばこ 3 - 0
(15-4)
(15-10)
(15-8)
コスモ大協
#122 1985年5月3日
日本鋼管 3 - 0
(15-8)
(15-7)
(15-4)
NTT東海
#123 1985年5月3日
日本電気 3 - 1
(10-15)
(15-13)
(15-3)
(15-5)
象印マホービン
#124 1985年5月3日
サントリー 3 - 0
(15-8)
(15-8)
(15-4)
日本体育大学

準々決勝

[編集]
#125 1985年5月4日
富士フイルム 3 - 0
(15-1)
(15-4)
(15-5)
神戸製鋼
#126 1985年5月4日
新日鐵 3 - 0
(15-6)
(15-10)
(15-9)
松下電器
#127 1985年5月4日
日本たばこ 3 - 0
(15-13)
(15-7)
(15-13)
日本鋼管
#128 1985年5月4日
サントリー 3 - 1
(15-6)
(13-15)
(15-6)
(15-9)
日本電気

準決勝

[編集]
#129 1985年5月5日
富士フイルム 3 - 1
(16-14)
(15-11)
(10-15)
(15-6)
新日鐵
#130 1985年5月5日
サントリー 3 - 0
(15-12)
(15-12)
(15-10)
日本たばこ

3位決定戦

[編集]
#131 1985年5月6日
日本たばこ 3 - 0
(15-5)
(15-12)
(15-12)
新日鐵
主審: 西口昭徳

決勝

[編集]
#132 1985年5月6日
サントリー 3 - 0
(17-15)
(15-9)
(15-2)
富士フイルム
主審: 河村俊彦

最終順位

[編集]
順位 チーム名 都道府県名
優勝 サントリー 大阪府
準優勝 富士フイルム 神奈川県
3位 日本たばこ 広島県
4位 新日鐵 大阪府

表彰選手

[編集]
No. 賞名 受賞者 所属チーム 備考
1 黒鷲賞(最高殊勲選手) ポール・グラットン サントリー
2 敢闘賞(敢闘選手) 熊田康則 富士フイルム
3 若鷲賞(最優秀新人賞) 川合俊一 富士フイルム
4 ベスト6 ポール・グラットン サントリー
鳥羽賢二 サントリー
松倉隆 サントリー
熊田康則 富士フイルム
川合俊一 富士フイルム
三橋栄三郎 富士フイルム

女子

[編集]

参加チーム

[編集]
日本リーグ所属 実業団リーグ所属 その他実業団 教員・クラブ 大学
チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名
日立 東京都 ダイエー 大阪府 日立佐和 茨城県 東京さつきクラブ 東京都 青山学院大学 東京都
東洋紡 大阪府 倉紡倉敷 岡山県 ソニー大崎 東京都 POTATOクラブ 神奈川県 日本女子体育大学 東京都
日本電気 東京都 NTT関西神戸 兵庫県 朝日生命 東京都 武庫川女子大学 兵庫県
イトーヨーカドー 埼玉県 日本電装 愛知県 日本電気玉川 神奈川県 神戸ユニバーシアード代表候補 -
ユニチカ 大阪府 日立茂原 千葉県 ランセル東京 東京都
カネボウ 三重県 東芝京浜 神奈川県 日本鋼管 神奈川県
富士フイルム 神奈川県 東芝深谷 埼玉県 関西日本電気 滋賀県
久光製薬 佐賀県 三洋電機 群馬県 新日鉄堺 大阪府
日本たばこ 大阪府
石川島播磨重工呉 広島県
武田薬品 山口県

1回戦

[編集]
#201 1985年5月1日
日本電装 3 - 0
(15-6)
(15-9)
(15-13)
東芝京浜

2回戦

[編集]
#202 1985年5月2日
日立 3 - 0
(15-12)
(15-3)
(15-3)
日本電装
#203 1985年5月1日
神戸ユニバーシアード代表候補 3 - 0
(15-7)
(15-2)
(15-1)
ランセル東京
#204 1985年5月1日
武田薬品 3 - 1
(7-15)
(15-12)
(15-4)
(15-6)
三洋電機
#205 1985年5月1日
ダイエー 3 - 0
(15-8)
(15-2)
(15-4)
日本電気玉川
#206 1985年5月1日
ユニチカ 3 - 0
(15-1)
(15-8)
(15-5)
青山学院大学
#207 1985年5月1日
倉紡倉敷 3 - 0
(15-3)
(15-9)
(15-7)
関西日本電気
#208 1985年5月2日
久光製薬 3 - 2
(15-11)
(9-15)
(6-15)
(15-2)
(15-11)
NTT関西神戸
#209 1985年5月2日
イトーヨーカドー 3 - 0
(15-2)
(15-2)
(15-2)
日立佐和
#210 1985年5月2日
日本電気 3 - 0
(15-0)
(15-1)
(15-0)
POTATOクラブ
#211 1985年5月2日
日立茂原 3 - 0
(15-2)
(15-7)
(15-10)
朝日生命
#212 1985年5月2日
日本女子体育大学 3 - 2
(15-13)
(15-10)
(8-15)
(12-15)
(15-8)
日本たばこ
#213 1985年5月2日
カネボウ 3 - 0
(15-7)
(15-3)
(15-3)
ソニー大崎
#214 1985年5月2日
富士フイルム 3 - 2
(8-15)
(14-16)
(15-8)
(15-7)
(15-3)
武庫川女子大学
#215 1985年5月2日
東芝深谷 3 - 0
(15-11)
(15-13)
(15-11)
新日鉄堺
#216 1985年5月2日
石川島播磨重工呉 3 - 0
(15-8)
(15-7)
(15-7)
日本鋼管
#217 1985年5月2日
東洋紡 3 - 0
(15-3)
(15-1)
(15-11)
東京さつきクラブ

3回戦

[編集]
#218 1985年5月3日
日立 3 - 0
(15-4)
(15-8)
(15-5)
神戸ユニバーシアード代表候補
#219 1985年5月3日
ダイエー 3 - 0
(15-7)
(15-8)
(15-4)
武田薬品
#220 1985年5月3日
倉紡倉敷 3 - 0
(15-12)
(15-13)
(15-3)
ユニチカ
#221 1985年5月3日
イトーヨーカドー 3 - 0
(15-3)
(15-5)
(15-6)
久光製薬
#222 1985年5月3日
日本電気 3 - 0
(15-5)
(15-6)
(15-10)
日立茂原
#223 1985年5月3日
カネボウ 3 - 0
(15-4)
(15-8)
(15-0)
日本女子体育大学
#224 1985年5月3日
東芝深谷 3 - 2
(7-15)
(12-15)
(15-4)
(15-8)
(15-9)
富士フイルム
#225 1985年5月3日
東洋紡 3 - 0
(15-5)
(15-11)
(15-3)
石川島播磨重工呉

準々決勝

[編集]
#226 1985年5月4日
日立 3 - 0
(15-7)
(15-10)
(15-3)
ダイエー
#227 1985年5月4日
イトーヨーカドー 3 - 1
(15-9)
(11-15)
(15-0)
(15-3)
倉紡倉敷
#228 1985年5月4日
日本電気 3 - 0
(15-10)
(15-13)
(15-9)
カネボウ
#229 1985年5月4日
東洋紡 3 - 0
(15-2)
(15-10)
(15-8)
東芝深谷

準決勝

[編集]
#230 1985年5月5日
日立 3 - 1
(15-6)
(13-15)
(15-9)
(15-6)
イトーヨーカドー
#231 1985年5月5日
日本電気 3 - 0
(15-11)
(15-4)
(15-7)
東洋紡

3位決定戦

[編集]
#232 1985年5月6日
東洋紡 3 - 0
(15-5)
(15-4)
(15-4)
イトーヨーカドー
主審: 佐藤豊

決勝

[編集]
#233 1985年5月6日
日立 3 - 1
(12-15)
(15-4)
(15-13)
(15-7)
日本電気
主審: 山崎武彦

最終順位

[編集]
順位 チーム名 都道府県名
優勝 日立 東京都
準優勝 日本電気 東京都
3位 東洋紡 大阪府
4位 イトーヨーカドー 埼玉県

表彰選手

[編集]
No. 賞名 受賞者 所属チーム 備考
1 黒鷲賞(最高殊勲選手) 石田京子 日立
2 敢闘賞(敢闘選手) 山下美弥子 日本電気
3 若鷲賞(最優秀新人賞) 益子直美 イトーヨーカドー
4 ベスト6 石田京子 日立
杉山加代子 日立
中田久美 日立
山下美弥子 日本電気
ローズ・メジャーズ 日本電気
松並早苗 東洋紡

脚注

[編集]
  • 本記事のマッチナンバーは編集の便宜上付番したものです。

参考文献

[編集]
  • 月刊バレーボール 1985年6月号 152-153ページ
  • 毎日新聞 1985年5月2日朝刊13版 14面