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2011年北海道議会議員選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2011年北海道議会議員選挙
北海道
2007 ←
2011年4月10日
→ 2015

公示日 2011年4月1日
改選数 104
選挙制度 中選挙区制小選挙区制
有権者 20歳以上の男女
有権者数 3,345,200人
党派別獲得議席

投票率 58.87% (減少 5.58%)
  第1党 第2党 第3党
 
党首 伊東良孝 荒井聰 稲津久
政党 自由民主党 民主党 公明党
党首就任 2005年9月 不明 不明
選挙前議席 44 34 5
獲得議席 44 34 8
議席増減 増減なし 増減なし 増加3

  第4党 第5党
 
党首 青山慶二 -
政党 日本共産党 無所属
党首就任 不明
選挙前議席 2 15
獲得議席 1 17
議席増減 減少1 増加2

選挙前北海道知事

高橋はるみ
保守系

選出北海道知事

高橋はるみ
保守系

2011年北海道議会議員選挙(2011ねんほっかいどうぎかいぎいんせんきょ)は、北海道議決機関である北海道議会を構成する議員を選出するため行われた選挙で、2011年4月10日に投票が行われた。

概要

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北海道議会議員の任期4年が満了したことに伴って実施された選挙である。第1回(1947年)選挙以来、一貫して統一地方選挙の日程で実施されており、北海道知事選挙と同時に実施される。

北海道は、日本社会党とその流れを汲む民主党の勢力が強い地域で、過去の道議会議員選挙でも自民党と互角の戦いを繰り広げてきた。今回の選挙では定数104議席に149名が立候補、無投票当選となった14選挙区31名を除く、34選挙区118名が73議席を争った。今回無投票当選となったのは14選挙区31名であるが、これは過去最高であった1991年の道議選を上回った。無投票当選が過去最多となった理由として自民党や共産党が候補者を絞ったことと、定数3以上の選挙区において自民・民主が複数候補擁立の当初方針を徹底できなかったことなどが挙げられる。

基礎データ

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  • 告示:2011年4月1日
  • 投票日:2011年4月10日
  • 改選議席数:104議席(前回より2議席減)
  • 立候補者数:149名(うち31名が無投票当選[1]
新旧別
区別 人数
現職 88
新人 58
元職 3
女性 (14)
党派別立候補者
党派 候補者 増減
自由民主党  49 -11
民主党  47 +8
公明党  8 +1
日本共産党  6 -4
みんなの党  3
市民ネットワーク北海道  1
諸派  4
無所属  31 -2
合計 149 0
出典
道議選31人が無投票当選 34選挙区118人争う-2011年4月2日午前6時55分
【H23道議会議員選挙】選挙当日の有権者数(北海道選挙管理委員会)

選挙結果

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  • 投票率:58.87%(投票者数1,969,628名)前回比-5.58%
党派別議席数と増減
党派 議席数 内訳 改選前 増減 備考
現職 元職 新人
自由民主党 44(1) 38 0 6 44 0 自民系無所属を含めた議席数は51議席
民主党 34(4) 30 0 4 34 0 民主系無所属を含めた議席数は40議席
公明党 8(0) 4 0 4 5 +3
日本共産党 1(1) 1 0 0 2 -1
みんなの党 0(0) 0 0 0 0 0
市民ネットワーク北海道 0(0) 0 0 0 0 0
諸派 0(0) 0 0 0 0 0
無所属 17(2) 9 0 8 15 +2 内訳は自民系7、民主系6名、その他4
104(8) 82 0 22 100[2]
注:議席数横のカッコ内数字は女性当選者数
出典
【H23道議会議員選挙】投票結果(総括)(北海道選挙管理委員会)(2011年5月9日閲覧)
2011年4月10日付北海道新聞2面「道議選当選者数」

無投票当選の14選挙区を除いた34選挙区で行われた選挙の結果、自民系が改選前の50議席を1上回る51議席を獲得して第1党を維持したが、過半数の53議席には届かなかった。一方、民主系も改選前の40議席を1上回る41議席を確保した。自民と民主以外の政党では、公明党は苫小牧市選挙区(定数3)に擁立した新人候補を含む候補者8名が全員当選、共産党は改選前の2議席を1議席に減らした。そして道議選で初めて候補者を擁立したみんなの党と市民ネットワーク北海道は候補者全員が落選した。この結果、高橋はるみ知事を支える道政与党である自民党と公明党が多数派を維持した。

脚注

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  1. ^ 党派別の内訳は自民14、民主11、公明2、無所属4(自民系2、民主系2)
  2. ^ 欠員4名

参考文献

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関連項目

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