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2019年IAAF世界リレー大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
IAAF世界リレー2019横浜大会[1]
IAAF World Relays Yokohama 2019
開催地 日本の旗 日本横浜市
主催 国際陸上競技連盟
開催回 4
参加国・地域数 43[2]ヶ国
参加人数 529人
種目数 9種目
開催日 2019年5月11日 - 5月12日
主会場 横浜国際総合競技場
公式サイト
iaafworldrelays.com/yokohama2019/

2019年IAAF世界リレー大会(2019 IAAF World Relays)は、2019年5月11日12日横浜市横浜国際総合競技場で開催された第4回IAAF世界リレー大会[3]。主催は国際陸上競技連盟、主管は(公財)日本陸上競技連盟

概要

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今大会では、4×800mリレーが廃止され、男女混合シャトルハードルリレー、男女混合2×2×400mリレーが新たに実施された。男女の4×100mリレー4×400mリレーの上位8カ国、混合4×400mリレーの上位12カ国にドーハ世界選手権の出場権が与えられた[4]

開催地決定

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世界リレーは2014年の第1回から継続してバハマで開催していたが、今回は財政上の理由から開催を断念し、代替地として日本が意欲を示していた[5]2018年10月12日、横浜市の林文子市長が日本陸連横川浩会長、現役選手の山縣亮太と共に、市長定例記者会見で開催を発表した[6]

競技日程

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すべて日本標準時 (UTC+9)[7]

1日目 - 5月11日(土)
18:38 混合シャトルハードルリレー 予選
19:05 女子4×400mリレー 予選
19:40 男子4×400mリレー 予選
20:13 女子4×100mリレー 予選
20:40 混合2×2×400mリレー 決勝
21:00 男子4×100mリレー 予選
21:22 混合4×400mリレー 予選
21:55 混合シャトルハードルリレー 決勝
2日目 - 5月12日(日)
18:31 男子4×200mリレー 予選
18:52 女子4×400mリレー B決勝
19:05 男子4×400mリレー B決勝
19:21 女子4×400mリレー 決勝
19:37 男子4×400mリレー 決勝
19:53 混合4×400mリレー 決勝
20:09 女子4×200mリレー 決勝
20:23 男子4×200mリレー 決勝
20:37 女子4×100mリレー 決勝
20:52 男子4×100mリレー 決勝

競技結果

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男子

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種目
4×100mリレー ブラジルの旗 ブラジル
Rodrigo do Nascimento
Jorge Vides
Derick Silva
パウロ・アンドレ・デ・オリベイラ
38.05 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
マイク・ロジャース
ジャスティン・ガトリン
アイザイア・ヤング
ノア・ライルズ
キャメロン・バレル
38.07 イギリスの旗 英国
チジンドゥ・ウジャー
ハリー・アイキネス=アリエティ
アダム・ジェミリ
ネサニエル・ミッチェル=ブレーク
38.15
4×200mリレー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Christopher Belcher
Bryce Robinson
Vernon Norwood
Remontay McClain
1:20.12 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国
Simon Magakwe
Chederick van Wyk
Sinesipho Dambile
Akani Simbine
Jon Seeliger
Anaso Jobodwana
1:20.42
AR
ドイツの旗 ドイツ
Maurice Huke
Patrick Domogala
Aleixo-Platini Menga
Robin Erewa
1:21.26
NR
4×400mリレー トリニダード・トバゴの旗 トリニダード・トバゴ
Deon Lendore
Jereem Richards
Asa Guevara
Machel Cedenio
3:00.81 ジャマイカの旗 ジャマイカ
Demish Gaye
Akeem Bloomfield
Rusheen McDonald
Nathon Allen
Javon Francis
3:01.57 ベルギーの旗 ベルギー
Dylan Borlée
Robin Vanderbemden
Jonathan Borlée
Jonathan Sacoor
Julien Watrin
3:02.70

女子

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種目
4×100mリレー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Mikiah Brisco
Ashley Henderson
Dezerea Bryant
Aleia Hobbs
43.27 ジャマイカの旗 ジャマイカ
Gayon Evans
Natasha Morrison
Sashalee Forbes
Jonielle Smith
シェローン・シンプソン
43.29 ドイツの旗 ドイツ
Lisa Marie Kwayie
Alexandra Burghardt
Gina Lückenkemper
Rebekka Haase
Lisa Mayer
43.68
4×200mリレー フランスの旗 フランス
Carolle Zahi
Estelle Raffai
Cynthia Leduc
Maroussia Paré
1:32.16 中華人民共和国の旗 中国
梁小静
韋永麗
孔令微
葛曼棋
1:32.76
AS
ジャマイカの旗 ジャマイカ
エレイン・トンプソン=ヘラ
Stephenie Ann McPherson
シェリー=アン・フレーザー=プライス
Shericka Jackson
1:33.21
4×400mリレー ポーランドの旗 ポーランド
Małgorzata Hołub-Kowalik
Patrycja Wyciszkiewicz
Anna Kiełbasińska
Justyna Święty-Ersetic
3:27.49 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Jaide Stepter
Shakima Wimbley
Jessica Beard
Courtney Okolo
Jordan Lavender
Joanna Atkins
3:27.65 イタリアの旗 イタリア
Maria Benedicta Chigbolu
Ayomide Folorunso
Giancarla Trevisan
Raphaela Lukudo
Elisabetta Vandi
Chiara Bazzoni
3:27.74

混合

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種目
4×400mリレー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
My'Lik Kerley
Joanna Atkins
ジャスミン・ブロッカー
Dontavius Wright
Brionna Thomas
Olivia Baker
3:16.43 カナダの旗 カナダ
Austin Cole
Aiyanna Stiverne
Zoe Sherar
Philip Osei
Alicia Brown
3:18.15  ケニア
Jared Momanyi
Maureen Thomas
Hellen Syombua
Aron Koech
3:19.43
2×2×400mリレー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Ce'Aira Brown
Donavan Brazier
3:36.92 オーストラリアの旗 オーストラリア
Catriona Bisset
Josh Ralph
3:37.61 日本の旗 日本
塩見綾乃
クレイ・アーロン・竜波
3:38.36
シャトルハードルリレー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Christina Clemons
Freddie Crittenden
シャリカ・ネルビス
デボン・アレン
クイーン・ハリソン
Ryan Fontenot
54.96 日本の旗 日本
木村文子
高山峻野
青木益未
金井大旺
55.59 2チームがフィニッシュ

総合得点

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今大会ではインターハイの学校対抗で採用されていると同じ順位に応じ、1位8点、以下1点刻みで最多得点獲得国がゴールデンバトンを獲得した[8]

順位 国名 得点
1 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 54
2 ジャマイカの旗 ジャマイカ 27
3 日本の旗 日本(開催国) 27
4 ドイツの旗 ドイツ 18
5 ポーランドの旗 ポーランド 17
6 ブラジルの旗 ブラジル 16
7 中華人民共和国の旗 中国 15
8 イタリアの旗 イタリア 15
9 フランスの旗 フランス 13
10 イギリスの旗 英国 13

日本選手の結果

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全種目に出場した。男子4×400mリレー、混合4×400mリレーでドーハ世界選手権の出場権を獲得した[9][10]。新種目の混合2×2×400mリレーで3位、混合シャトルハードルリレーで2位で、日本は総合3位となった。また、女子4×200mリレーでは日本新記録となった。

放送

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テレビではTBSテレビ・BS-TBS(11日の前半)で放送。メインキャスターはこの年の9月から10月にかけて開催のドーハ世界選手権と同じ織田裕二中井美穂

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脚注

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  1. ^ 大会要項Worldrelays.com、2022年3月13日閲覧。
  2. ^ Silesia2021 Facts & Figures” (PDF). ワールドアスレティックス. pp. 1 (2021年4月28日). 2022年3月12日閲覧。
  3. ^ NASSAU PASSES THE BATON TO YOKOHAMA FOR IAAF WORLD RELAYS 2019”. 2018年10月12日閲覧。
  4. ^ a b 大会要項”. IAAF世界リレー2019横浜大会 (2019年). 2022年3月20日閲覧。
  5. ^ “陸上世界リレー、横浜で19年5月開催 山県「金めざす」”. 日本経済新聞. (2018年10月12日). https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK50602_S8A011C1000000/ 2022年3月13日閲覧。 
  6. ^ “【世界リレー】日本開催決定発表および囲み会見”. 日本陸上競技連盟. (2018年10月15日). https://www.jaaf.or.jp/news/article/12178/ 2022年3月13日閲覧。 
  7. ^ タイムテーブルWorldrelays.com日本語版、2022年3月26日閲覧。
  8. ^ Team standings”. IAAF (12 May 2019). 12 May 2019閲覧。
  9. ^ 【世界リレー横浜:1日目ハイライト】チームJAPAN、新設2種目で2位・3位!”. 日本陸上競技連盟 (2019年5月12日). 2022年3月13日閲覧。
  10. ^ 【世界リレー横浜:2日目ハイライト】男子4×400mRドーハ世界選手権出場権獲得!/女子4×200mRは日本新記録を樹立!”. 日本陸上競技連盟 (2019年5月13日). 2022年3月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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