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CNVi

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

CNViもしくはCNVio(「コネクティビティ・インテグレーション」、インテル統合コネクティビティI/Oインターフェース)はインテルによって、表向きにはコスト削減と無線モジュールの簡素化を謳うWi-FiおよびBluetooth無線向け独自コネクティビティインターフェイスである[1]。CNViでは、ネットワーク・アダプタの大部分を占め、大抵は高価な機能ブロック (MAC コンポーネント、メモリ、プロセッサおよび関連するロジック/ファームウェア、※訳注:いわゆる論理層) はCPUおよびチップセット(プラットフォーム・コントローラー・ハブ)の内部に移動される[2]信号プロセッサ、アナログおよびRF(無線周波数)機能(※訳注:いわゆる物理層)のみが《2019年時点ではM.2フォームファクタ(M.2 2230および1216ハンダ付け)で提供される》外部アップグレード可能CRF(コンパニオンRF)モジュール上に残される。それ故、CNViはチップセットおよびインテル製CPUのサポート(支援)を要求する。そうでない場合Wi-Fi + Bluetoothモジュールは従来のM.2 PCIeフォームファクタでなければならない。

CNVioは、2017年のGemini Lake英語版ローンチに伴いデスクトップ版プラットフォームで、また2018年のモバイル版Coffee Lakeプラットフォームでも導入された。
CNVio2はComet Lakeのデスクトップ版プラットフォームおよびIce Lakeのモバイル版プラットフォームで導入された。
CNVio2はCNVioとは下位互換性が無い。CNVioスロットを持つコンピュータはCNVio2カードを受け付けることができず、またCNVio2スロットはCNVioカードをサポートしない[要出典]

無線(Wi-Fi + Bluetooth)モジュールのうちAC 9560および9460ファミリのモジュールは、第1世代CNViモジュールである[3]。これらはインテル第8または第9世代プロセッサ英語版を搭載し、適合するマザーボードで稼働するシステムでのみ互換性がある。(従来のM.2フォームファクタでパッケージングされた)非CNVio版カードは、インテルWireless-AC 9260カードである。
同様に、(6GHz帯でWi-Fi6英語版をサポートする)Wi-Fi 6E AX2xxファミリのカードは、CNVio2またはM.2フォームファクタで提案されており:名前の末尾の0はPCIe NGFFカード(AX200[4]、AX210[5])を示す一方、(末尾)1はCNVio2カード(AX201[6]、AX211[7]、AX411[8])であることを示す。

関連項目

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  • インテルのテレメトリ関連のコスト削減策の先行事例
    • AMRCNR
      • ACR – 上記技術の反インテル連合版

脚注

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