Fw 159 (航空機)
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Fw 159は、第二次世界大戦前にドイツの航空機メーカー フォッケウルフ社によって試作された戦闘機である。
開発
[編集]1933年にドイツ航空省が提示した 、ハインケルHe 51の後継戦闘機の仕様書に従って開発された機体で、全金属製の単発・単葉機で主翼はパラソル式高翼配置、主脚は胴体内後方引込み式になっていた。1935年に初飛行し、1937年夏のブラッセル航空ショーに公開された。
同じ仕様に応募したBf 109、He 112、Ar 80と比較審査された。主脚の引込機構のトラブルが多く、飛行性能もBf 109、He 112より劣ったため不採用となった。3機のみ試作された。
スペック
[編集]Fw 159V3[1]
- 全長: 9.77 m
- 全幅: 12.4 m
- 全高: 3.75 m
- 翼面積: 20.2 m2
- 全備重量: 2,250 kg
- エンジン: ユンカース Jumo210Da 液冷12気筒 680 hp × 1
- 最大速度: 385 km/h
- 実用上限高度: 7,200 m
- 航続距離: 650 km
- 武装:
- 20 mm砲(プロペラ軸) × 1
- 7.92 mm銃 × 2
- 乗員: 1 名
脚注
[編集]- ^ 出典:航空情報編集部編「ドイツ軍用機の全貌」(戦闘機執筆担当/岩井由紀)1965年酣燈社刊68頁