K・ラーガヴェンドラ・ラーウ
K・ラーガヴェンドラ・ラーウ K. Raghavendra Rao | |
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K・ラーガヴェンドラ・ラーウ(2018年) | |
本名 | Kovelamudi Raghavendra Rao |
生年月日 | 1942年5月23日(82歳) |
出生地 |
イギリス領インド帝国 マドラス管区コラヴェンヌ (現アーンドラ・プラデーシュ州) |
職業 | 映画監督、映画プロデューサー、脚本家 |
ジャンル | テルグ語映画 |
活動期間 | 1977年- |
配偶者 | サラーラ |
著名な家族 |
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K・ラーガヴェンドラ・ラーウ(K. Raghavendra Rao、1942年5月23日 - )は、インドのテルグ語映画で活動する映画監督、映画プロデューサー、脚本家。これまでにナンディ賞を4回、フィルムフェア賞 南インド映画部門を5回受賞している[2]。キャリアは40年以上にわたり、ロマンティック・コメディ映画、ファンタジー映画、アクションスリラー映画、伝記映画、ロマンス映画など100本以上の長編映画を製作している[3]。
キャリア
[編集]『Bobbili Brahmanna』『Pelli Sandadi』でナンディ賞 監督賞を受賞、『Prema Lekhalu』『Jagadeka Veerudu Athiloka Sundari』『Allari Priyudu』でフィルムフェア賞 テルグ語映画部門監督賞を受賞している。代表作には国家映画賞を受賞した聖人伝映画『Annamayya』があり、第29回インド国際映画祭のメインストリーム部門にも出品されている[4]。また、同作ではナンディ賞、フィルムフェア賞の監督賞を受賞している[5]。この他、『Sri Manjunatha』『Sri Ramadasu』『Shirdi Sai』『Om Namo Venkatesaya』などの聖人伝映画でも多くの映画賞を受賞している。
社会問題を題材にした『Agni Putrudu』やアクションスリラー映画『Aakhari Poratam』もそれぞれ第11回インド国際映画祭、第12回インド国際映画祭のメインストリーム部門に出品された[6]。1992年に製作した『ならず者の婿殿』も第24回インド国際映画祭のメインストリーム部門に出品され[7]、テルグ語映画として初めて興行収入1億ルピーを記録するヒット作となった[8]。1993年に製作した『Allari Priyudu』は第25回インド国際映画祭のメインストリーム部門でプレミア上映された[9][2]。
シュリデヴィ、タッブー、タープシー・パンヌ、ラクシュミー・マンチュ、シュリーリーラー、シルパー・シェッティ、クシュブー・スンダル、ヴェンカテーシュ・ダッグバーティ、マヘーシュ・バーブ、アッル・アルジュン、S・S・ラージャマウリ、マルタンド・K・ヴェンカテーシュなどの俳優、映画製作者をテルグ語映画界に導いた人物としても知られている[10][11][12][13][14]。
フィルモグラフィー
[編集]映画
[編集]監督
[編集]出演
[編集]- Pelli SandaD(2021年) - 老齢期のヴァシシュタ役[15]
監修
[編集]- Student No: 1(2001年)
- Okato Number Kurraadu(2002年)
- Pallakilo Pellikoothuru(2004年)
- Pelli SandaD(2021年)
監督補佐
[編集]- Vagdanam(1961年)
製作
[編集]- Bhale Krishnudu(1980年)
- Naya Kadam(1984年)
- Allari Priyudu(1993年)
- Iddaru Mitrulu(1999年)
- Pelli Sambandham(2000年)
- Okato Number Kurraadu(2002年)
- Morning Raga(2004年)
- Bommalata(2004年)
プレゼンター
[編集]- Student No: 1(2001年)
- Bobby(2002年)
- Once Upon a Warrior(2011年)
- バーフバリ 伝説誕生(2015年)
- バーフバリ 王の凱旋(2017年)
振付
[編集]- Pelli Sandadi(1996年)
テレビシリーズ
[編集]- Santhi Nivasam(2002年)
- Arundathi(2010年)
- Mangammagari Manavaralu(2013年)
- Soundrya Lahari(2014年)
- Koyilamma(2016年)
- Sye Sye Sayyare(2017年)
- Agnisakshi(2017年)
- Siri Siri Muvvalu(2018年)
- C/o Anasuya(2020年)
- Krishna Tulasi(2021年)
受賞歴
[編集]年 | 部門 | 作品 | 結果 | 出典 |
---|---|---|---|---|
ナンディ賞 | ||||
1984年 | 監督賞 | Bobbili Brahmanna | 受賞 | [16] |
1993年 | Allari Priyudu | |||
1996年 | Pelli Sandadi | |||
振付賞 | Pelli Sandadi | |||
1997年 | 監督賞 | Annamayya | ||
2009年 | B・N・レッディ・ナショナル・アワード | — | ||
2015年 | NTRナショナル・アワード | |||
フィルムフェア賞 南インド映画部門 | ||||
1978年 | 監督賞 | Prema Lekhalu | 受賞 | [17] |
1991年 | Jagadeka Veerudu Athiloka Sundari | |||
1994年 | Allari Priyudu | |||
1998年 | Annamayya | [18] | ||
2003年 | 生涯功労賞 | — | [19] | |
IIFAウトサヴァム | ||||
2017年 | 生涯貢献賞 | — | 受賞 | [20] |
南インド国際映画賞 | ||||
2014年 | 生涯功労賞 | — | 受賞 | [21] |
CineMAA賞 | ||||
2012年 | 生涯貢献賞 | — | 受賞 | [22] |
2013年 | 審査員選出作品賞 | Shirdi Sai |
出典
[編集]- ^ “Tollywood extends birthday wishes to K Raghavendra Rao - Times of India”. The Times of India. 2021年4月2日閲覧。
- ^ a b “CINEmaa Lifetime Achievement Award for Raghavendra Rao”. The Hindu (2012年6月19日). 2023年5月1日閲覧。
- ^ “Candid and confident”. The Hindu (2013年3月16日). 2023年5月1日閲覧。
- ^ “Directorate of Film Festival”. 6 October 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。1 October 2014閲覧。
- ^ “Saroja Devi, Ramoji Rao among recipients of A.P. film awards”. The Hindu (2010年12月7日). 2023年5月1日閲覧。
- ^ “Directorate of Film Festival”. 31 December 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。1 October 2014閲覧。
- ^ “Directorate of Film Festival”. 6 October 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。1 October 2014閲覧。
- ^ “First Telugu film to gross 100 million”. Times Of India (2012年8月17日). 2013年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月1日閲覧。
- ^ “Directorate of Film Festival”. 6 October 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。1 October 2014閲覧。
- ^ “Colleagues remember Sridevi's astounding talent'”. DECCAN CHRONICLE (2018年2月26日). 2023-04-05-01閲覧。
- ^ “First look of K Raghavendra Rao from Pelli SandaD out”. CINEMA EXPRESS (2021年7月30日). 2023年5月1日閲覧。
- ^ “Raghavendra Rao makes acting debut with Pelli SandaD”. TELUGU360 (2021年7月30日). 2023年5月1日閲覧。
- ^ “First look of K Raghavendra Rao from Pelli SandaD out”. CINEMA EXPRESS (2021年7月30日). 2023年5月1日閲覧。
- ^ “Raghavendra Rao wants to assist Rajamouli!”. 123Telugu (2013年5月3日). 2023年5月1日閲覧。
- ^ “Director K Raghavendra Rao all set to make his acting debut with 'Pelli SandaD'; see first look” (英語). The Times of India. Times of India. 2021年7月30日閲覧。
- ^ “నంది అవార్డు విజేతల పరంపర (1964 - 2008)” [A series of Nandi Award Winners (1964 - 2008)] (テルグ語). Information & Public Relations of Andhra Pradesh (2010年3月13日). 3 January 2021閲覧。
- ^ “K. RAGHAVENDRA RAO AWARDS”. India Times. 2023年5月2日閲覧。
- ^ “45th Filmfare South Best Director Awards” (4 February 2017). 5 February 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月5日閲覧。
- ^ “Manikchand Filmfare Awards in Hyderabad”. The Times of India. (2003年5月19日). オリジナルの2012年10月24日時点におけるアーカイブ。 2009年8月9日閲覧。
- ^ IANS (30 March 2017). “'Janatha Garage', 'Kirik Party' bag top honours at IIFA Utsavam 2017”. Business Standard India (Business Standard) 2023年5月1日閲覧。
- ^ “SIIMA AWARDS: 2013 WINNERS”. SIIMA. 2016年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月1日閲覧。
- ^ “Cinemaa Awards 2012 Presented”. Indiaglitz (2012年6月17日). 2023年5月2日閲覧。