ケニー・ジョーンズ
ケニー・ジョーンズ Kenney Jones | |
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ケニー・ジョーンズ(2007年) | |
基本情報 | |
出生名 | Kenneth Thomas Jones |
生誕 | 1948年9月16日(76歳) |
出身地 | イースト・ロンドン、ステップニー |
ジャンル | ロック、ハードロック |
職業 | ドラマー |
担当楽器 | ドラム、パーカッション |
共同作業者 |
スモール・フェイセス フェイセズ ロッド・スチュワート ザ・フー ロウ ジョーンズ・ギャング |
公式サイト |
kenneyjones |
ケニー・ジョーンズ (Kenney Jones、1948年9月16日 - ) は、イングランドのロック・ミュージシャン。スモール・フェイセス、フェイセズ、ザ・フーのドラマーとして知られる。
経歴
[編集]1948年にロンドンに生まれる。
1965年にスモール・フェイセスに加入。
スモール・フェイセスは1969年にスティーヴ・マリオットが脱退して、ジェフ・ベック・グループからロッド・スチュワートとロン・ウッドが加入する。ワーナー・ブラザースはスモール・フェイセスの名前を要求したのでアルバム『ファースト・ステップ』(1970年)は同名義で発表されるが、間もなく彼等はフェイセズと改名する。
彼は1976年の解散までフェイセズに在籍して、合計5枚のアルバムのレコーディングに参加した。後に「ロッド・スチュワートも言っていたが、1973年にロニー・レーンが脱退したと共にバンドの魂はなくなってしまっていた」と語っている。
1978年に死去したキース・ムーンの後任として、同年ザ・フーに加入[1]。1983年の解散時まで在籍して、アルバム『フェイス・ダンシズ』(1981年)と『イッツ・ハード』(1982年)の制作と、1979年12月にロンドンで開かれたカンボジア難民救済コンサート[2]への出演を含んだ数多くのライブ活動[3][注釈 1]に参加した。
彼等は解散後も、1985年7月にウェンブリー・スタジアムで開かれたライヴエイド[4]と1988年2月8日の英国レコード産業協会の特別功労賞の受賞式[5]で、一時的に再結成した[注釈 2]。
1990年代初めに元バッド・カンパニーのポール・ロジャースとロウを結成して、1991年にデビュー・アルバムを発表した。その後はローリング・ストーンズ、アンディ・フェアウェザー・ロウ、ジョーン・アーマトレイディング、マーシャ・ハント、マイク・バット、ピート・タウンゼント、チャック・ベリー、ジェリー・リー・ルイス、デヴィッド・エセックス、ジョン・ロッジ、ウイングスなど、数多くのミュージシャンやバンドのアルバムのレコーディング・セッションに参加した。
2001年、リック・ウィルス、ロバート・ハントとジョーンズ・ギャングを結成。彼等は2005年にアルバム『Any Day Now』を発表した。
ジョーンズはポロの熱烈なファンで、熟達したポロ選手でもある。彼はサリー州イウハーストのハートウッド・パーク・ポロ・クラブのオーナーである。2014年には、Prostate Cancer UKの為にクラブでチャリティー・コンサートを開き、ザ・フーの同僚だったピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリーの2人と1988年以来、久々に共演した[6]。
1999年、スモール・フェイセスを代表して児童チャリティ「スモール・フェイセス慈善信託」を設立した。
2019年、自伝を出版。
2020年2月18日、イギリスで開催された「Brit Awards 2020」で、ロッド・スチュワート、ロン・ウッドと共演し「Stay with me」をプレイした。
ディスコグラフィ
[編集]ザ・フー
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]ライブ・アルバム
[編集]- Concerts for the People of Kampuchea(1981年、Atlantic)
- 『フーズ・ラスト』 - Who's Last(1984年、MCA)
- Live at Shea Stadium 1982(2024年)[7]
参加アルバム
[編集]- Tommy The Original Soundtrack Recording(1975年)
- Music From The Soundtrack Of The Who Film Quadrophenia (1979年)
- McVicar The Original Soundtrack Recording(1980年)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ Townshend (2012), p. 310.
- ^ 城山隆『僕らの「ヤング・ミュージック・ショー」』情報センター出版局、2005年、506-514頁。ISBN 978-4795843622。
- ^ Townshend (2012), pp. 322–323.
- ^ Jones (2019), pp. 287–288, 291–292, 293.
- ^ Jones (2019), pp. 293–294.
- ^ Jones (2019), pp. 306–307.
- ^ “www.thewho.com”. 2024年4月20日閲覧。
引用文献
[編集]- Townshend, Pete (2012). Who I Am. London: HarperCollins. ISBN 978-0-00-747916-0
- Jones, Kenney (2019). Let The Good Times Roll. London: Blink Publishing. ISBN 9781911600664
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- Official Small Faces website
- The Jones Gang Official website
- "All Or Nothing" The Small Faces U.K. No. 1 single - YouTube
- "Angel" The Jones Gang - YouTube
- Small Faces Room For Ravers (unofficial Small Faces Site)
- Small Faces Wapping Wharf
- The Faces Official Site
- Kenney Jones' Small Faces Charitable Trust
- Hurtwood Park Polo Club
- BBC News - Kenney Jones interview - May 2003.
- Kenney Jones Interview in Carnaby St. - YouTube
- Pete Townshend's Opinion of Kenney Jones