LEX PRO
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LEX PRO(レックスプロ)とは、株式会社レックスによって提供される競走馬の共同所有システム(オーナーズクラブ)である。「PRO」はPartnership of Racehorse Ownersの頭文字[1]。マスメディア上では「レックスオーナーズクラブ」と表記される場合もある[2]。
概要
[編集]中央競馬(JRA)または地方競馬の馬主登録を有する者を対象に、競走馬を分割(中央競馬は1/10、地方競馬は1/20)して販売する仕組みがとられている[1]。満口になるまでは複数口を申し込むことが可能である。募集される競走馬は岡田牧雄(岡田スタッド代表)、錦岡牧場、吉田勝己(ノーザンファーム代表)、吉田千津(社台ファーム代表吉田照哉の夫人)のいずれかが共有代表馬主となり、その名義で(地方競馬では『(株)レックス』名義も含む)レースに出走する[3]。
個人所有馬がいない場合でも、本クラブで1口以上保有することで馬主登録は維持される[1]。
主な所有馬
[編集]勝ち鞍の太字はGI級競走
岡田牧雄名義
[編集]- スノードラゴン - 2014年スプリンターズステークス
- リッカルド - 2016年エルムステークス
- シンキングダンサー - 2017年東京ジャンプステークス
- ライジングリーズン - 2017年フェアリーステークス
- ローズプリンスダム - 2018年レパードステークス
- ブローザホーン(2024年日経新春杯、宝塚記念)[4]
吉田千津名義
[編集]- クイーンズリング - 2015年フィリーズレビュー、2016年府中牝馬ステークス、エリザベス女王杯[5]
- ダンシングプリンス - 2021年カペラステークス、2022年リヤドダートスプリント[6]、2022年JBCスプリント
吉田勝己名義
[編集]- セイクリッドバレー - 2011年新潟大賞典[7]
- ゴールドドリーム - 2016年ユニコーンステークス、2017年フェブラリーステークス、チャンピオンズカップ、2018年かしわ記念、帝王賞、2019年かしわ記念[8]
出典
[編集]- ^ a b c “PROについて”. 株式会社レックス. 2019年8月23日閲覧。
- ^ “【帝王賞】前年覇者ゴールドドリームは左前球節炎で回避”. netkeiba.com (2019年6月16日). 2019年8月23日閲覧。
- ^ “Q&A”. 株式会社レックス. 2019年8月23日閲覧。
- ^ ブローザホーンJBISサーチ(公益財団法人日本軽種馬協会)、2024年1月14日閲覧
- ^ “アクアリングの12”. 株式会社レックス. 2019年9月9日閲覧。
- ^ “ダンシングプリンス”. 株式会社レックス. 2022年2月27日閲覧。
- ^ “セイクリッドバレー”. 株式会社レックス. 2019年9月9日閲覧。
- ^ “ゴールドドリーム”. 株式会社レックス. 2019年9月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- LEX PRO - 株式会社レックス