Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/日本のダムの歴史 20151011

日本のダムの歴史 - ノート[編集]

選考終了日時:2015年10月25日 (日) 00:06 (UTC)

賛成 ごちゃごちゃした話はWikipedia‐ノート:良質な記事に書いておきますが、結論としては私はこの記事を「良質な記事」として推薦します。ノートに書く話とも関連するのですが、あえていくつか気になったことを指摘しておきます。

(補記)Wikipedia‐ノート:良質な記事でのご指摘を踏まえ、少し補足。執筆者さんによる修正も含め、「目安」に鑑み本記事はじゅうぶんに「良質な記事」の域に達していると判断し、賛成票を投じます。--柒月例祭会話2015年10月17日 (土) 11:38 (UTC)[返信]
  • まず一番どうでもいいことをいうと、特に昭和・平成の節の名前が「昭和3(1955-1969)」みたいに味気ないものになっていまして、それが気になっちゃいます。小節が「大ダム時代の黄昏」みたいな感じだったり、本文も「大きく花開かせる」とか「暗い影が差して行った」とか「永遠の課題になって行く」というような表現とのギャップを感じてしまいます。
  • とても大きな記事であるがゆえに、どの程度の頻度で出典を明記するかというのは悩ましいものと思います。「良質」レベルでは今ぐらいの出典提示でよいだろうと思いますが、何箇所か気になる点はあります。
  • 「軍事目的の堰堤」節の最後「特筆される。」や「特異である。」部分に出典がない。
  • 「昆陽池と大門池」節の「日本ダム事業史において特筆されるもの」部分に出典がない。
  • 「慣行水利権者との争い」節4段落目に出典がない。同じく最後の「永遠の課題になって行く。」に出典がない。
ここらへんは別に「嘘っぽい」というわけではないし、むしろ、執筆者さんへの個人的な信頼感に依拠して「きっとこの通りなんだろうな」とは思うのですが、こういう言い回しをするにはやっぱり出典を示すべきだろうと思います。出典をつけるか、表現を変えれば解決することだと思います。
  • ここからは感想です。昭和1の終わりの方から昭和2にかけて、「戦時中に国土が荒れてダムや治水の能力が低下したせいで、戦後すぐに水害被害が多発した」というストーリーで読めます。私は「単にたまたま史上稀に見るどでかい台風が来た」という程度の認識だったので、「へー、そういうことなんだ」と思いました。こういうのは通史ならではだと思いました。
  • これはこの記事の問題点でもなんでもないのですが、記事の性格上、概要的な記述になるはずの本記事のほうが、個別記事よりも質・量ともに充実している部分が多々あります。ときには、この記事に書いてあることと、個別記事にかいてあることで整合性がとれていないケースもあります。もっと詳しく知ろうとして個別記事をクリックしてみると あれ? ってなるんですよね。もちろんこれは個別記事の方を直せばいいのであって、この記事の価値を左右するものではないのですが。たとえば狭山池 (大阪府)満濃池昆陽池公園(出典4件のうち1つはグーグルマップ、2つはマーくん)、山王海ダムなどなど、個別記事よりこっちの記事のほうがすごいんですよねえ。--柒月例祭会話2015年10月16日 (金) 16:12 (UTC)[返信]

コメント 柒月例祭さん、ご指摘有難うございます。ご指摘された部分については何れも修正致しました。無意識の内に大言壮語的な表現を入れてしまうのは反省しなければなりませんね。それと幾つかお返事致します。

  1. 大段落節の表現について。「昭和」・「平成」に関しては事象が多すぎて節を一つにまとめるとサイズも大きくなるなど色々問題があり幾つかに分割したのですが、節名を一つの表現で記すには多種の事柄が発生しているので適切な表現がないことと、「明治」・「大正」など他の大段落節名との整合性を図る観点から、敢えて味気ない表現に致しました。なお大幅に手を入れる前は節の表現も単なる年号ではない表現をしておりましたが…。
  2. 本記事と個別記事のバランスを欠く点について。これはもう申し訳ないとしか言えません。ダム記事の大半を執筆した私の怠慢ですので、本来書かねばならないのですが…弁解させて頂きますと、例えば山王海ダムを執筆したのが恐らく約9年前位で、その頃は十分な資料がありませんでした(参加間もない頃なので出典などルールもよく分かっていませんでした)が、今回適切な資料を入手して加筆したのでこのような「逆転現象」が起こりました。解決法としては個別記事も十分な加筆をすれば良いだけなのですが、何せダム記事もこの10年で数百記事に増加しその1つ1つを潰して行くには途方もない時間が必要で、仕事が多忙な状態で断続的にブレイクしているような私の現状では何年掛かるのかお約束出来ません(満濃池は出典を明確にして大幅加筆すると恐らく分量が10万KB近くにはなると思います)。
以上、回答させて頂きます。個別記事に関してはとにかく気長にお待ち下さい。--河川一等兵会話2015年10月17日 (土) 05:42 (UTC)[返信]
  • 恐れ入ります。個別記事の件は、おっしゃることはよくわかります。私の書き方がマズかったかもしれませんが、「個別記事どうの」と言う話ではなくて、「この記事はすごい」ということを強調したかっただけなのです。これからもますますのご活躍を楽しみにしています。--柒月例祭会話2015年10月17日 (土) 11:32 (UTC)[返信]
賛成 古代からの歴史をうまく描ききっていると思います。㭍月例祭さんの指摘の通り、個別の記事にもこの調子で加筆してもらえると嬉しいですが、実際にやろうとすると物凄く大変であることは私もよくわかっているので、気長にやってもらえれば良いかと思います。大言壮語的な筆致に関しては、もう少し抑え目で良いかと思います。
ところで、私は2009年7月19日に宇奈月ダムを訪れていまして、偶然それが連携通砂をしているところだったようです。写真が手元にあるのですが、あれば使うでしょうか? ウェブサイトを調べると、排砂ゲートを閉鎖する直前の時間帯だったようなのですが、写真を見ても水が流れているだけで特に通砂をしているとかわからないのですけど…。--Tam0031会話2015年10月22日 (木) 15:53 (UTC)[返信]
賛成 いやもう、「良質な記事」の品質はとっくに突き抜けていると感じてます。個人的にはこの「日本のダムの歴史」という記事が「秀逸な記事」と認定されていても全然違和感ないくらいの記事品質と思います。「日本のダム」という壮大なテーマに対して、時期の偏りもなく万遍なく柔軟に様々なトピックスが織り込まれており、テーマの壮大さを上回る網羅性と書きっぷりはただただ圧巻と言うほかないです。
今の所気になっている点としては、「注釈」項にも出典を充ててもらうべきかな、ということです。とは言え記事本文で400点を超えてカッチリと出典明示がなされており、信頼性は現時点でも十分に確保できていると考えます。今後明示していただけたら幸いです。
記事中に「ダムマニア」という言葉が出てきますけれども、この「日本のダムの歴史」という記事を読んだ読者が新たな「ダムマニア」になって、将来的にダム記事の執筆に取り組んだりしてダム記事の底上げが更に図られる。もはやそこまでのレベルに達した記事なんじゃないかと思っております。馬面長伊奈会話2015年10月24日 (土) 01:24 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛成3票のため、通過となります。--ぱたごん会話2015年10月25日 (日) 04:21 (UTC)[返信]