「スズキ・ソリオ」の版間の差分
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== ワゴンRワイド == |
== ワゴンRワイド == |
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=== MA61S/MB61S型(1997年-1999年) === |
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{{Infobox 自動車のスペック表 |
{{Infobox 自動車のスペック表 |
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| 車種=普通自動車 |
| 車種=普通自動車 |
2019年3月25日 (月) 13:06時点における版
スズキ・ソリオ | |
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4代目 HYBRID SX | |
概要 | |
別名 |
スズキ・ワゴンRワイド(初代) シボレー・MW(2代目) スズキ・ワゴンR+(2代目前期) スズキ・ワゴンRソリオ(2代目中期) 三菱・デリカD:2(3代目以降) |
製造国 | 日本 |
販売期間 | 1997年- |
ボディ | |
ボディタイプ | 5ドアトールワゴン |
駆動方式 | FF/4WD |
ソリオ(SOLIO)は、スズキが製造、販売するコンパクトトールワゴン。
本項ではソリオの前身ブランドにあたるワゴンRワイド(Wagon R WIDE)、ワゴンR+(プラス、Wagon R +)、ワゴンRソリオ(Wagon R SOLIO)についても記述する。
概要
初代、2代目はスズキが発売する軽自動車「ワゴンR」のパーツを共用し、軽自動車の全幅・全長をひと回り拡大した新設計プラットフォームを用いて開発された、登録車(普通自動車登録)のコンパクトカーであった。コンパクトトールワゴンの先駆けでもあり、後に日産・キューブ(1998年2月発売)やトヨタ・bB(2000年2月発売)などが登場して市場が形成されるきっかけにもなった。
2代目においては日本国内では派生車種としてシボレー・MWが設定しており、名称を「ワゴンRプラス」として販売。また、オペルでもオペル・アギーラ(初代)の名称で製造販売されていた。日本国外では一貫して「ワゴンR+(プラス)」の名称が使用され続けているのに対し、日本国内では2005年8月の一部改良で現在の名称になるまでに2回も変更された(ワゴンR+→ワゴンRソリオ→ソリオ)。
3代目(ソリオとしては2代目)は登場時点では国内専売車種だったが、のちにソリオのみ香港とマカオへの輸出も開始されている。使い勝手とコスト削減を考慮してスライドドアを含めたサイドドア4枚をパレットから流用(前ドアサッシは異なる)するものの、内外装の殆どが新規開発となり、メカニズムを3代目スイフトと共用したことで、商品性を向上。その後、歴代ソリオで初の派生モデル「ソリオ バンディット(SOLIO BANDIT)」が設定された。
4代目(ソリオとしては3代目、ソリオバンディットとしては2代目)ではガソリン車に加え、歴代初となるマイルドハイブリッド車を新設(ソリオバンディットはフルモデルチェンジ時点でマイルドハイブリッド専用車化)し、2016年11月にハイブリッド車も追加され、3種類(ソリオバンディットは2種類)のパワートレインが選択できるようになった。ソリオについては、引き続き香港とマカオへの輸出もされている(両市場ともマイルドハイブリッドのみ)。
三菱自動車工業へは「デリカD:2」としてOEM供給も行われている。
ワゴンRワイド
MA61S/MB61S型(1997年-1999年)
スズキ・ワゴンRワイド(初代) MA61S/MB61S型 | |
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前期型(1997年2月 - 1998年5月) | |
後期型(1998年5月 - 1999年5月) | |
概要 | |
販売期間 | 1997年2月 - 1999年 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 5ドア トールワゴン |
駆動方式 | FF/4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
K10A型 1.0L 直4 DOHC K10A型 1.0L 直4 DOHC ターボ |
変速機 | 5速MT/4速AT |
前 |
前:マクファーソンストラット式 後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式 |
後 |
前:マクファーソンストラット式 後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式 |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,335mm |
全長 | 3,400-3,470mm |
全幅 | 1,575mm |
全高 | 1,670-1,705mm |
車両重量 | 810-880kg |
その他 | |
ベース車 |
スズキ・ワゴンR(初代) マツダ・AZ-ワゴン(初代) |
- 1997年2月 - 「ワゴンRワイド」として登場。ベースは初代ワゴンR[1]。エンジンは全て1000ccのK10A型を搭載しており、自然吸気仕様とリッターあたり100psを誇るインタークーラーターボ仕様がある。内装は専用品を用いておりワゴンRと違い2DINオーディオや蛍光管デジタルクロックが装備可能。
- 6月 - 4WD車にAT車を追加設定。
- 1998年5月17日 - マイナーチェンジ。フロントグリルとフロントバンパーのデザイン変更、機能面強化の為の装備の充実。また、スポーティーな外装と1.0インタークーラーターボエンジンを搭載する新グレード「XR」を追加。
-
前期型(リア)
ワゴンR+→ワゴンRソリオ→ソリオ
初代 MA63S/MA64S/MA34S型(1999年-2010年)
スズキ・ワゴンR+ スズキ・ワゴンRソリオ スズキ・ソリオ(2代目) MA63S/MA64S/MA34S型 | |
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ワゴンRプラス/ソリオ1.0L車(1999年5月 - 2002年) ※ 画像は欧州仕様車 | |
ワゴンRソリオ中期型1.3L車(2002年6月 - 2005年8月) | |
ソリオ後期型(2005年8月 -2010年12月) | |
概要 | |
販売期間 |
1999年5月 - 2000年(ワゴンRプラス) 2000年12月 - 2005年(ワゴンRソリオ) 2005年8月 - 2010年(ソリオ) |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 5ドア トールワゴン |
駆動方式 | FF/4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
K10A型 1.0L 直4 DOHC VVT K10A型 1.0L 直4 DOHC ターボ M13A型 1.3L 直4 DOHC VVT |
変速機 | 4速AT |
前 |
前:マクファーソンストラット式 後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式 |
後 |
前:マクファーソンストラット式 後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式 |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,360mm |
全長 | 3,545mm |
全幅 | 1,620mm |
全高 | 1,665mm |
車両重量 | 970kg |
その他 | |
姉妹車 |
スズキ・ワゴンR(2代目) シボレー・MW オペル・アギーラ(初代) マツダ・AZ-ワゴン(2代目) |
- 1999年5月24日 - 初代の登場からわずか2年でフルモデルチェンジ[2]。日本国外での生産・発売を考慮し、最初から小型車用として完全新設計された新プラットフォームを使っている。当初は1.0L VVTエンジン(K10A型)を搭載する「XV」と1.0L インタークーラーターボエンジン(K10A型)を搭載する「XL」の2タイプ。また、「XV」には標準仕様のほかに、「Lパッケージ」と「Sパッケージ」もラインナップされていた。
- 2000年2月1日 - スポーティで個性的な外内装を施した特装車「リミテッド」を発売。
- 5月25日 - スズキ創立80周年を記念し、MD・CD・カセットオーディオ・専用シート地などの上級仕様を装備しながらお買い得な価格設定とした特別仕様車「80周年記念車 XVエクストラII」を発売。このモデルまではドアのタイヤサイズ欄に「165/60R14」「165/65R13」「155/65R13」と純正サイズ「165/60R14」から1インチダウンが可能なように記載されている。
- 12月2日 - 一部改良とともに、車名が「ワゴンRソリオ」となり、車両型式がMA64S型に変更された。従来の1.0L4気筒DOHC16バルブ(K10A型)エンジン車は燃費性能を向上、グレード体系も見直され、標準仕様の「1.0 X」と、上級仕様を装備しながらお買い得価格とした「1.0 21世紀記念スペシャル」となった。また、1.3L4気筒DOHC16バルブ(M13A型)を搭載し、同時期のワゴンR RRに似た個性的なフロントマスクとした「1.3」を新設定(車両形式MA34S型)。この時点で1.0L4気筒DOHC16バルブインタークーラーターボ(K10A型ターボ)が廃止されている。
- 2001年9月5日 - スポーティな外装と上質感のある内装に仕上げた「1.0 SWT」と充実の装備ながら車両本体価格を税抜99.8万円に抑えた「1.0 X-II」を追加。
- 2002年6月14日 - 一部改良。シートやインパネを大幅に見直し、使いやすさを向上。また、新グレードとして新デザインのフロントグリルなどを採用した「1.3 WELL」を追加。従来の「1.3」は「1.3 SWT」となる。「1.3 WELL」及び「1.3 SWT」には新デザインのリアコンビネーションランプを採用。1.0L車は99万円からとしたお買い得グレードの「1.0 E」と装備を充実させた「S」となり、「X」・「X-II」・「21世紀記念スペシャル」・「1.0 SWT」は廃止となった。
- 11月12日 - 1.3に99万円からのお買い得グレード「1.3 E」とスポーティな外装を施した「1.3 WELL S」を追加設定。なお、この変更により、1.0L車と「1.3 SWT」を廃止。
- 2003年12月12日 - 「WELL S」をベースによりスポーティな外装と充実装備を施した特別仕様車「Sリミテッド」を追加。フロントグリルは2000年12月に登場した最初の「1.3」を模したデザインである。
- 2004年5月12日 - 「WELL S」をベースにした特別仕様車「SリミテッドII」を発売(基本的な仕様は「Sリミテッド」と同一)。
- 12月14日 - 「E」をベースに、快適性を重視した内装を施した特別仕様車「C-セレクション」を発売。
- 2005年8月17日 - 一部改良。2003年9月に「ワゴンR」がモデルチェンジしてモデルが別になったことを受け、名称から「ワゴンR」が外れ、車名が現在の「ソリオ」となった。2WD車は排ガス性能・燃費性能を向上、これにより、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得し、「平成22年度燃費基準」を達成した。また、「E」と「WELL」は新デザインのフロントグリルを採用[3]。なお、この改良により「WELL S」は廃止。
- 2006年12月 - 仕様変更。ボディカラーのクールベージュメタリック、レイクブルーメタリック(「WELL」専用色)を廃止し、マルーンブラウンパール、アズールグレーパールメタリック(「WELL」専用色)を追加。
- 2007年 - スイフト「SE-Z」に代わるパトカーとして国費による配備を開始。同年7月に仕様変更を行う。
- 2008年3月 - 欧州市場向けの後継車としてスプラッシュが発売。
- 2008年9月 - 仕様変更。ボディカラーにノクターンブルーパールを追加。
- 2009年9月 - 仕様変更。ボディカラーが一部見直され、「WELL」専用色のアズールグレーパールメタリックを廃止。
-
ワゴンRプラス(リア)
※ 画像は欧州仕様車 -
ソリオ(リア)
-
パトカー仕様
ソリオ
2代目 MA15S型(2010年-2015年)
スズキ・ソリオ(3代目) MA15S型 | |
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S-DJE(後期型) | |
G(後期型) | |
バンディット(前期型) | |
概要 | |
販売期間 | 2011年1月 - 2015年8月 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 5ドア トールワゴン |
駆動方式 | FF/4WD |
パワートレイン | |
エンジン | K12B型 1.2 L 直4 DOHC 吸排気VVT |
最高出力 | 67 kW (91 PS)/6,000 rpm |
最大トルク | 118 N・m (12.0 kg・m)/4,800 rpm |
変速機 | CVT |
前 |
前:マクファーソンストラット式 後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式 |
後 |
前:マクファーソンストラット式 後:アイソレーテッド・トレーリング・リンク式 |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,450 mm |
全長 | 3,710 mm |
全幅 | 1,620 mm |
全高 | 1,765 mm |
車両重量 | 1,000 - 1,090 kg |
その他 | |
姉妹車/OEM | 三菱・デリカD:2(初代) |
- 2010年12月24日 - 11年7か月ぶりにフルモデルチェンジ(2011年1月7日販売開始)。3代目では、新たに開発したプラットフォームを採用し、完全にワゴンRから独立した。[4]。それにより、併せて室内長を2,100 mm、室内高を1,345 mmにそれぞれ拡大させ、コンパクトハイトワゴンとしては最大級の室内空間を実現。先代では前席左右でのみ可能だったウォークスルーも前後席間の移動ができるセンターウォークスルーとなり、後席のフラットフロア形状も相まって、後席のスライドドアから乗り込んで直接運転席に着座することが可能となった。エンジンは3代目スイフトと同じ吸排気VVTを備えるK12B型エンジン、トランスミッションは副変速機構付CVTをそれぞれ採用したことで走行性能・燃費を向上し、全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」と「平成22年度燃費基準+25%」を同時に達成。初採用となった後席両側スライドドアには、挟み込み防止機構付のパワースライドドア(「G」「X」は後席左側(助手席側)のみ、「S」は両側)とスライドドアクローザーを備えているほか、ワンタッチダブルフォールディングリアシート、左右独立リアシートスライド、キーレスプッシュスタートシステム、イモビライザーを標準装備し、4.3インチ液晶バックモニター付きCDプレーヤーをメーカーオプション設定(本装備を装着した場合、iPodやUSBメモリなどを接続して音楽を再生できるUSBソケットやステアリングオーディオスイッチも装備される)。エクステリアはフロントにスケルトングリルを配置し、リアは横基調デザインのコンビネーションランプとバックドアガーニッシュを採用。スポーティー感を演出するアンダースポイラーも装備された。ボディカラーは3色の新色(グレースブルーパールメタリック、メロウブロンズパールメタリック、アーバンブラウンパールメタリック)を含む全6色を設定した。グレード体系は販売開始当初、装備を充実した「X」とディスチャージヘッドランプ(オートライト機能付、「X」にもメーカーオプションで装備可能)、フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ、LEDサイドターンランプ付ドアミラーなどを装備し、SRSカーテンエアバッグとヒルホールドコントロール付ESPのセットオプションも選べる上級グレードの「S」の2グレードが用意される。なお、三菱自動車工業へOEM供給することも合わせて発表された[5]。CMには男性アイドルグループのKAT-TUNが起用された。
- 2011年2月 - 「G」を追加発売。「X」から、フロントシートSRSサイドエアバッグ、外気温計、メッキインサイドドアハンドル、ワンタッチダブルフォールディングリアシート、左右独立リアシートスライド、スポイラー(フロント・サイド・リア・ルーフエンド)、フロントスタビライザーを省き、スピーカーを6スピーカーからフロント2スピーカーに、ホイールをアルミホイールからフルホイールキャップにグレードダウンしたベーシックな廉価グレードで、2WD車のみの設定。また、室内長は他のグレードよりも30mm長い2,130mmとなる。
- 3月10日 - 三菱自動車工業へ「デリカD:2」(MB15S)としてOEM供給開始[6]。
- 7月1日 - 仕様変更。ボディカラーに「シルキーシルバーメタリック」を追加。
- 11月25日 - 「S」をベースに、フロントのスケルトングリルをブラックメッキに変更し、アルミホイール(専用デザインに変更し、サイズを15インチにアップ)とバックドアガーニッシュにガンメタリック塗装を、ヘッドランプのポジションレンズ部にスモーク調のアイラインを施し、左右フロントフェンダーに専用エンブレムを、フロントフォグランプベゼル内に白色のLEDイルミネーションを装備するとともに、セーレンの「ラックススエード」を採用したシート表皮(背もたれと座面の中央部分に採用)、フロアマット、インパネトレーマットに黒とグレーのチェック柄を、オーディオスイッチ付本革巻ステアリングホイール・本革巻シフトノブの一部とインパネセンターガーニッシュにピアノブラック調を施し、運転席シートヒーター(2WD車のみ、4WD車はベース車に標準装備)も装備した特別仕様車「BLACK&WHITE」を発売。ボディカラーは名前に合わせて「ブルーイッシュブラックパール3」と「パールホワイト(オプションカラー)」の2色とした。併せてアイドリングストップシステムを搭載した「G アイドリングストップ」・「X アイドリングストップ」・「S アイドリングストップ」を追加。JC08モードで燃費を1.2km/L向上(20.0km/L→21.2km/L、平成27年度燃費基準達成)するとともに、車両の安定走行をサポートするヒルホールドコントロール付ESPも標準装備(なお、「S アイドリングストップ」は「S」ではヒルホールドコントロール付ESPとのセットオプションで装備できるSRSカーテンエアバッグが非装備となる)され、アイドリングストップシステム搭載車の証としてバックドアに「IDLING STOP」エンブレムが装着される。なお、「BLACK&WHITE」にもアイドリングストップシステムとヒルホールドコントロール付ESPを追加装備した「BLACK&WHITE アイドリングストップ」が設定される。
- 2012年 - 初頭より、初代に続いて警察の小型パトカーとして導入が開始された。
- 2月27日 - 一部改良。アイドリングストップシステム搭載車を除く2WD車(特別仕様車の「BLACK&WHITE」を含む)において、CVTオイルを低粘度タイプに変更して、CVT内の摩擦抵抗(フリクション)を低減し、燃料消費を減らしたことでJC08モードによる燃費を向上(20.0km/L→20.6km/L)。この改良により、「平成27年度燃費基準」を達成した。
- 6月18日 - 一部改良(2型)。「X」・「S」はアルミホイール・タイヤを15インチにサイズアップし、全車にグリップ(後席両側)、防眩式ルームミラー、時間調整付フロント間欠ワイパーを採用し、ボディカラーは「メロウブロンズパールメタリック」に替わり、「ルナグレーパールメタリック」を追加した。アイドリングストップ搭載車はCVTオイルの低粘度化によりCVT内の摩擦抵抗を減らしたことで燃費を向上(21.2km→21.8km/L)。さらに、廉価グレード「G」には15インチタイヤ・アルミホイールを装備した4WD車「G4」を追加した。特別仕様車「BLACK&WHITE」はベース車に準じた改良を受け、販売を継続。
- 併せて斬新で圧倒的な存在感を持つ専用デザインを採用した派生モデル「ソリオ バンディット」(SOLIO BANDIT 以下「バンディット」)を発表(6月28日販売開始)。フロントフェイスは、アッパーグリルにピアノブラック塗装とメッキを組み合わせ、ロアグリルにもピアノブラック塗装を採用。ディスチャージヘッドランプには、鋭い眼光をイメージさせるLEDポジションランプを内蔵した。リアデザインは、バックドアガーニッシュにフロントアッパーグリル同様に、ピアノブラック塗装とメッキを組み合わせ、リアコンビランプのリフレクターにメッキを施した。バンパーは立体感あふれる力強い造形デザインとし、アルミホイールを専用デザインに変更。内装はブラック基調でまとめ、シート表皮は濃灰色・紫色・青色を織り交ぜたストライプ柄とした。機能面では、リクエストスイッチや携帯リモコンキーで施錠すると自動でドアミラーを格納するリモート格納ミラーを装備した。ボディカラーは新色の「ルナグレーパールメタリック」に加え、「バンディット」専用色の「ミステリアスバイオレッドパール」と「パールメタリックカシミールブルー」を含む7色を設定した(なお、「グレースブルーパールメタリック」と「アーバンブラウンパールメタリック」は「ソリオ」専用色となり、「バンディット」には設定されない)。
- 12月6日 - 特別仕様車「BLACK&WHITE II」を発売。2011年11月に発売した「BLACK&WHITE」のバージョンアップ仕様で、今回はスケルトンタイプのフロントグリルをブラックメッキからチタン色に変更するとともに、ヘッドランプもチタン色で統一。15インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)のデザインを変更し、ドアミラーのサイドターンランプにLEDを採用。リアコンビランプはリフレクターにメッキを施した「バンディット」仕様となり、新たにチェック柄の専用ルームミラーカウルとリモート格納ミラーを追加。また、ベースグレードを「S」から「X」に変更したことで価格を108,150円値下げした。なお「S」ベースの「BLACK&WHITE」に標準装備されていたオートライトシステム付ディスチャージヘッドランプと後席右側パワースライドドア(挟み込み防止機構付)、バックモニター付CDプレーヤー装着車に追加装備されているステアリングオーディオスイッチの3点をセットオプションとして設定した(セットオプションを装備した場合、以前の「BLACK&WHITE」と同額になる)。
- 2013年1月23日 - 最廉価グレード「G」をベースに、スポイラー(フロントアンダー・サイドアンダー・リアアンダー・ルーフエンド)を装備してスポーティな外観とするとともに、シルバーステッチを施した専用シート表皮、インパネ、ドアトリムクロス、フロントドアアームレストを黒で統一し、精悍で引き締まった印象の内装とした特別仕様車「Gリミテッド」を発売。本仕様車では、ベースグレードでは設定されていない4WD車も設定される。
- 11月18日 - マイナーチェンジ(3型)。アイドリングストップシステム搭載車と4WD車は熱効率を高めるデュアルインジェクションシステムやノッキング抑制効果を高めるクールドEGRシステムなどを搭載した「デュアルジェットエンジン」に置換するとともに、アイドリングストップシステム搭載車には減速エネルギー回生機構「エネチャージ」をはじめとした「スズキグリーンテクノロジー」を採用したことで燃費を向上し、アイドリングストップシステム搭載車は「平成27年度燃費基準+20%」を、4WD車も「平成27年度燃費基準」達成した。なお、アイドリングストップ搭載車のうち、「G アイドリングストップ」は廃止となり、既存グレードは「X-DJE」・「S-DJE」・「バンディット-DJE」に改名。併せて、アイドリングストップシステム搭載車を4WDにも拡大した(アイドリングストップシステム搭載の4WD車は「平成27年度燃費基準+10%」達成)。併せて、ノーマルタイプのソリオはフロント周りやリアバンパーが一新され、「X-DJE」・「S-DJE」にはヘッドランプガーニッシュとフロントグリルにブルーメッキを採用。「G」を除く全グレードに装備されている15インチアルミホイールを切削加工を施した新デザインに変更した。内装はブラック基調で統一し、シート中央部分には立体的なストライプ柄を取り入れた。ステアリングは3代目スイフトと同じデザインに変更した。ボディカラーは大幅な入れ替えを行い、ソリオ専用色の「グレースブルーパールメタリック」を廃止する代わりに、バンディット専用色だった「パールメタリックカシミールブルー」をソリオでも設定できる共通カラーに移行、「クラッシーレッドパール」と入れ替えで「フェニックスレッドパール(5代目ワゴンRスティングレー採用色)」を設定、「シルキーシルバーメタリック」をソリオ専用色に移行する代わりにバンディットには「スチールシルバーメタリック(オプションカラー、スペーシアカスタム・5代目ワゴンRスティングレー採用色)」を設定、「ルナグレーパールメタリック」は廃止となり、ソリオには新たな専用色として「フィズブルーパールメタリック(5代目ワゴンR採用色)」が追加された。なお、シリーズ全体で3色を追加したが、一部ボディカラーは2型まで設定されていた既存カラーの差し替えである。全タイプ、メーターはタコメーター付常時照明式自発光メーターを採用し、アイドリングストップ搭載車はステータスインフォメーションランプやエネルギーフローインジケーターを備えた専用メーターを採用。リアコンビランプのストップランプをLED化し、ルーフエンドスポイラーのデザインを変更した。装備面も充実し、全車後席左側(助手席側)ワンタッチパワースライドドア(挟み込み防止機構付)を標準装備(「S」・「S-DJE」は後席右側(運転席側)にも標準装備、「バンディット」・「バンディット-DJE」は後席右側(運転席側)にメーカーオプション設定)したほか、「G」・「G4」を除く全車に折り畳み式のパーソナルテーブルとトップシェード付フロントガラスを、4WD車に助手席シートヒーターを、「G」を除く全車にリアヒーターダクトをそれぞれ装備した。特別仕様車の「Gリミテッド」、「BLACK&WHITE II」もベース車に準じた改良を行い、販売を継続(「BLACK&WHITE II」は助手席シートヒーターを2WD車(アイドリングストップ搭載車を含む)にも装備し、アイドリングストップ搭載車は「BLACK&WHITE II-DJE」に改名、「Gリミテッド」は新たにトップシェード付フロントガラスを特別装備)。
- 2014年2月6日 - 新たに、コンパクトハイトワゴン(総排気量1.5L以下・全高1,550mm以上の2列シート5ドアワゴン)で初めて、ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進の安全装備を備えた「レーダーブレーキサポートII装着車」を追加発売[7]。本装着車は「X」・「S」・「BANDIT」・「BLACK&WHITE II」(左記のDJE系グレードを含む)に設定されており、同社製軽自動車の一部車種に設定されている「レーダーブレーキサポート」の性能を高め、レーザー方式よりも検知可能距離が長く、夜間や悪天候時でも検知できるミリ波方式を採用し、ロアグリルの左側に配置されたレーダーにより、「レーダーブレーキサポート」に備わっている低速走行時(約5~30km/h)における自動ブレーキ機能に加え、前方の車両と急接近し衝突の可能性があると検知した際にブザー音とメーター内の「BRAKE」表示で警告を発し、ブレーキ操作などを促す「前方衝突警報機能」と前方の車両との衝突の可能性が高い時にドライバーが強くブレーキを踏むと自動でブレーキアシストを作動させて制動力を高める「前方衝突被害軽減ブレーキ アシスト機能」の2点を追加したことで、衝突回避または衝突時の被害軽減をより一層アシストする「レーダーブレーキサポートII」、急ブレーキを検知したときの車両速度が約55km/h以上の場合にハザードランプを高速点滅させることで後続車に注意を促すエマージェンシーストップシグナル、高速運転や長距離運転の補助になるクルーズコントロールシステムの3点を追加するとともに、「X」・「S」・「BANDIT」・「BLACK&WHITE II」はDJE系では標準装備されているESPも追加装備した。
- 8月4日 - 一部改良[8]。「X」・「S」・「BANDIT」及び特別仕様車「BLACK&WHITE II」(左記のDJE系グレードを含む)は従来の「レーダーブレーキサポートII装着車」を統合したことで、レーダーブレーキサポートII、エマージェンシーストップシグナル、ESP(DJE系グレードは発売当初より標準装備済み)、クルーズコントロールシステムを標準装備化。更に、ESPを「G」・「G4」及び特別仕様車「Gリミテッド」にも標準装備したことで全車標準装備となった。ボディカラーはカタロググレード及び特別仕様車「Gリミテッド」において、「BANDIT」追加時から設定されていた「パールメタリックカシミールブルー」の替わりに、3代目MRワゴンWit採用色である「コメットグリーンパールメタリック」を全車に追加した。
- 12月18日 - 特別仕様車「BANDIT J STYLE」を発売[9]。「BANDIT」・「BANDIT-DJE」をベースに、外観はLEDサイドターンランプ付ドアミラーとアウタードアハンドルをゴールドに、ガーニッシュ(バックドア・フロントグリルアッパー)をゴールドメッキに変更し、左右フロントフェンダーにJ STYLEエンブレムを装着。内装はドアアームレスト・ステアリングガーニッシュ・ステアリングステッチ・メーターリング・シフトノブスイッチ・エアコンルーバーガーニッシュにゴールド加飾を施し、ファブリックシート表皮はブラックを基調に金箔をイメージした模様があしなわた。また、専用デカール(ボンネット・ボディーサイド)、ファブリックシート表皮とデザインを統一した専用フロアマット、「J STYLE」ロゴを入れた黒の専用携帯カバーを同梱した(販売店装着)。装備面では、LEDフロントフォグランプ、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)を特別装備し、後席ワンタッチパワースライドドア(挟み込み防止機構付)はベース車に標準装備されている後席左側に加えて後席右側にも特別装備して後席両側にグレードアップ。2WD車は4WD車に標準装備されている運転席・助手席シートヒーターも特別装備。さらに、バックアイカメラをオプション設定した(使用の際、バックアイカメラ対応純正ナビゲーションと電源ボックスが別途必要)。ボディカラーは4色を設定する。
- 2015年4月1日 - 仕様変更。新たに設けられた「平成32年度燃費基準」を「X-DJE」・「S-DJE」・「BANDIT-DJE」の2WD車で達成した。
-
S (中期型)
2012年6月 - 2013年11月 -
X (前期型)
2010年12月 - 2012年6月 -
G(前期型)
-
BLACK&WHITE II(前期型)
-
BANDIT J STYLE
-
S中期型・リア)
-
X(前期型・リア)
-
G(前期型・リア)
-
バンディット(前期型・リア)
-
BLACK&WHITE II(前期型・リア)
-
G(後期型・リア)
-
BANDIT J STYLE
リア
-
BLACK&WHITE II(前期型・車内)
-
BLACK&WHITE II(前期型・内装)
3代目 MA26S/MA36S/MA46S型(2015年-)
スズキ・ソリオ(4代目) スズキ・ソリオ バンディット(2代目) MA26S/MA36S/MA46S型 | |
---|---|
2018年7月改良型 バンディット HYBRID MV | |
2016年11月登場型 HYBRID SX | |
2015年8月登場型 HYBRID MX | |
概要 | |
販売期間 | 2015年8月26日 - |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 5ドア トールワゴン |
駆動方式 |
前輪駆動 四輪駆動 (ハイブリッド車は前輪駆動のみ) |
パワートレイン | |
エンジン |
K12C型: 1,242cc 直列4気筒DOHC |
モーター |
WA05A型:直流同期電動機 (マイルドハイブリッド車) PB05A型:交流同期電動機 (ハイブリッド車:2016年11月-) |
最高出力 |
67kW (91PS)/6,000rpm (ガソリン車:ソリオ G) エンジン: 67kW (91PS)/6,000rpm モーター: 2.3kW (3.1PS)/1,000rpm (マイルドハイブリッド車) エンジン: 67kW (91PS)/6,000rpm モーター: 10kW (13.6PS)/3,185-8,000rpm (ハイブリッド車:2016年11月-) |
最大トルク |
118N・m (12.0kg・m)/ 4,400rpm (ガソリン車:ソリオ G) エンジン: 118N・m (12.0kg・m)/ 4,400rpm モーター: 50N・m (5.1kg・m)/100rpm (マイルドハイブリッド車) エンジン: 118N・m (12.0kg・m)/ 4,400rpm モーター: 30N・m (3.1kg・m)/1,000-3,185rpm (ハイブリッド車:2016年11月-) |
変速機 |
インパネシフトCVT: (ガソリン車・マイルドハイブリッド車) インパネシフト5AGS: (ハイブリッド車:2016年11月-) |
前 |
前:マクファーソンストラット式コイルスプリング 後:トーションビーム式コイルスプリング(2WD車) 後:I.T.L(アイソレーテッド・トレーリング・リンク)式コイルスプリング(4WD車) |
後 |
前:マクファーソンストラット式コイルスプリング 後:トーションビーム式コイルスプリング(2WD車) 後:I.T.L(アイソレーテッド・トレーリング・リンク)式コイルスプリング(4WD車) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,480mm |
全長 |
3,710mm(ソリオ) 3,710mm(ソリオ バンディット) (2015年8月-2018年7月) 3,720mm(ソリオ バンディット) (2018年7月-) |
全幅 | 1,625mm |
全高 | 1,745mm |
車両重量 |
930-970kg (ガソリン車:ソリオ G) 950-990kg (マイルドハイブリッド車) 990kg (ハイブリッド車:2016年11月-) |
その他 | |
ブレーキ |
前:ベンチレーテッドディスク 後:リーディング・トレーリング |
姉妹車 | デリカD:2/デリカD:2カスタム(2代目) |
- 2015年
- 本代では小型乗用車用の新開発プラットフォームを初導入(ソリオを皮切りに、今後、スズキが国内外に発売するAセグメント車にも順次導入予定)。主要部品やレイアウトを全面刷新し、剛性・静粛性・衝突性能・走行性能などを大幅に向上しながら軽量化も達成した。このプラットフォームの採用によって室内長を2,150mmに拡大したほか、前後乗員間距離は1,080mm、室内高は1,360mmとなった。また、ホイールベースを30mm拡大しつつ、最小回転半径を4.8mとすることで取り回し性も向上。内装ではインパネの張り出しを抑えるなどレイアウトを効率化。前後席間の移動ができるセンターウォークスルーは3代目から引き続き採用した。
- エンジンは3代目・後期型に採用したデュアルジェットエンジンを改良し、燃費改善技術によって圧縮比を12.5に高め、冷却効果の向上や混合気最適化によってノッキングを抑制し、低回転域でのトルクの向上に加え、フリクション低減やエンジンの軽量・コンパクト化によって力強い走りと燃費性能を高次元で両立したK12C型に置換するとともに、「G」を除く全車には、スズキ製軽自動車の「S-エネチャージ」搭載車にも備えているISG(モーター機能付発電機)と専用リチウムイオンバッテリーで構成され、減速時のエネルギー回生やアイドリングストップ後のエンジン再始動をISGが行うことで無駄な燃料消費を抑え、最長30秒間のモーターアシストによって加速時のエンジンの負担を軽減するマイルドハイブリッドを新たに搭載。併せて、プラットフォームの刷新に加え、ボディー重量比の約51%に高張力鋼板を採用したほか、サスペンションを一新し、構造をフラットにして車体骨格の一部となり、2WD車はリアサスペンションをトーションビーム式に変更するなどして「HYBRID MX」の2WD車は3代目「X-DJE」の2WD車に比べて100kgの軽量化を達成。これらにより燃費を向上し、マイルドハイブリッド・2WD車は「平成32年度燃費基準+10%」、マイルドハイブリッド・4WD車とガソリン・2WD車は「平成32年度燃費基準」、ガソリン・4WD車は「平成27年度燃費基準+5%」をそれぞれ達成した。
- スライドドアは開口幅を60mm拡大し、ステップ高を低くしたほか、1回のスイッチ操作で解錠と自動開閉ができるワンアクションパワースライドドアを採用(左側(助手席側)は全車に標準装備、右側(運転席側)は「HYBRID MZ」に標準装備、バンディット「HYBRID MV」はメーカーオプション設定)したほか、作動中に開閉操作をすると任意の位置で扉を止めることができる一時停止機能を新採用。バックドア開口地上高を下げ、荷室高と荷室幅を拡大したほか、2WD車は100L、4WD車は26Lの大容量サブトランクを設置し、運転席インパネアッパーボックス、500ml紙パック対応ドリンクホルダー、助手席インパネトレーなど豊富な収納スペースを確保。メーターはシンメトリーデザインのセンターメーターを採用し、インパネ全幅にわたってアッパーオーナメントを装備した。さらに、マイルドハイブリッド車は後期型スペーシアに採用したステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、エマージェンシーストップシグナル、クルーズコントロールシステムをメーカーオプションに設定した。ソリオはヘッドランプから連続性を持たせたメッキフロントグリルを採用し、ボディー断面はサイドからリアにかけての立体感を強調。内装はチャコールグレーを基調としたシート表皮を採用し、マイルドハイブリッド車はセンターガーニッシュにシルバー加飾を施した。バンディットはスズキ自社製車両初となるLEDヘッドランプを採用した[11]。内装はピアノブラック調のセンターガーニッシュとダークパープルのアクセントを施した黒基調のシート表皮を採用した。ボディカラーは総入れ替えを行って10色(共通カラー5色、ソリオ専用色3色、バンディット専用色2色)展開となり、新規色として、ソリオ・バンディット共通色に「ピュアホワイトパール(オプションカラー)」、「クラッシーブラウンメタリック」、「ファーベントレッド」を、ソリオ専用色に「クリアライムメタリック」と「クォーツピンクメタリック」を、バンディット専用色[12]に「ミッドナイトバイオレットメタリック(オプションカラー)」をそれぞれ設定したほか、バンディットにはブラック2トーンルーフ2色[13]も新たに設定した。オーディオはワイドDIN(幅200mm)対応のオーディオガーニッシュをスズキでは初の標準採用とした[14]。
- グレード体系も刷新され、ソリオはESP、ヒルホールドコントロール、キーレスプッシュスタートシステム、エコドライブインジケーター、14インチフルホイールキャップなどを装備したガソリン車の廉価グレード「G」、フロントシートSRSサイドエアバッグ、エコクール、6スピーカー、ロールサンシェード、車速連動式オートドアドック、パーソナルテーブル(後席左右)、エアロ形状のバンパー(フロント・リア)、スポイラー(サイドアンダー・ルーフエンド)、15インチアルミホイールなどを装備したマイルドハイブリッド車の普及グレード「HYBRID MX」、ディスチャージヘッドランプ、オートライトシステム、フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ、「ナノイー」搭載フルオートエアコン(エアフィルター付)、本革巻ステアリングホイール、IRカット機能付フロントガラス、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)などを装備したマイルドハイブリッド車の上級グレード「HYBRID MZ」の3グレードに。ソリオバンディットは「HYBRID MZ」の装備内容をベースに、後席右側ワンアクションパワースライドドアをメーカーオプション設定に変更する代わりに本革巻シフトノブを追加し、フロントグリルとバックドアガーニッシュをブラックパールに、リアコンビネーションランプ(LEDストップランプ)をクリアタイプに変更したマイルドハイブリッド車「HYBRID MV」のみのモノグレード体系となった。また、CMキャラクターもKAT-TUNからTOKIOに切り替わった。
- 9月29日 - 2015年度グッドデザイン賞を受賞したことを発表(スズキの四輪車では8代目アルト、3代目アルトラパン、6代目エブリイ/3代目エブリイワゴン、SX4 S-CROSSと同時に受賞した)[15]。
- 10月28日 - 第44回東京モーターショー2015に、ハイブリッドモデルの「ソリオ ハイブリッド」を参考出品車として出展することを発表[16]。
- 12月17日 三菱自動車工業へ「デリカD:2(2代目)」としてOEM供給を開始。新たにバンディットもOEMされ、「デリカD:2カスタム」として販売される。
- 2016年
- 10月17日 - メーカーオプションの全方位モニター付メモリーナビゲーションにおいて、Android Autoの対応化などの機能拡充を行い、既に利用中のユーザー向けにホームページにて配信を開始したことを発表。以降に生産される分についてはソフトウェア更新済の状態で搭載される[17]。
- 11月29日 - 前述の東京モーターショーに参考出品されていたハイブリッド車を市販化し追加発売[18]。
- ガソリン車やマイルドハイブリッド車と同じK12C型エンジンに、発電も可能な駆動用モーター(交流同期電動機)と、スズキの日本国内向け小型車では初採用となる5速オートギアシフト(AGS)を組み合わせたパラレル方式のハイブリッドシステムを採用。100V高電圧リチウムイオンバッテリーはインバーターと一体化した「パワーパック」として荷室下に格納したことで、ガソリン車やマイルドハイブリッド車と同等の室内空間を確保した。走行中に蓄えたバッテリーの電力を駆動用モーターに供給することで、マイルドハイブリッド車同様のモーターアシストに加え、クリープ走行時や約60km/h以下の一定速走行時にエンジンが自動停止し、EV走行が可能となった[19]。また、通常走行時だけでなく、変速時や高速道路の合流などでアクセルペダルを強く踏み込んだ時でもモーターアシストを行い、変速時には変速に伴う一時的なエンジントルクの抜け(落ち込み)をカバーしてスムーズな走りを実現し、アクセルペダルを強く踏み込んだ時にはエンジン出力にモーター出力を上乗せして力強いアシストを行う。一方で、システム構成要素の軽量コンパクト化により、車両重量はマイルドハイブリッド4WD車と同重量となる990kgとしたことでJC08モード燃費で32.0km/Lを実現し、「平成32年度燃費基準+20%」を達成した。また、エコモードスイッチを装備しており、「エコモード」設定時、停車時からブレーキを離すと駆動用モーターによるクリープ走行で発進し、アクセルペダルを一定以上踏み込むとISGのスターターモーター機能でエンジンを再始動。また、アクセルペダルの踏み込みに対する駆動力の発生を抑えることでゆるやかに発進・加速することでエコドライブをサポート。「通常モード」への切り替えも可能で、停車時からブレーキを離した段階でISGのスターターモーター機能でエンジンを再始動し、アクセルペダル操作に瞬時に反応する駆動用モーターがエンジンをアシストすることで小型モデルとしてはそこそこいい発進・加速が可能である。
- デザインは既存のガソリン車やマイルドハイブリッド車と差別化し、外観はフロントグリルのスケルトン部にブルーメッキを施し、リアコンビネーションランプとバックランプのレンズをブルークリアタイプに変更。マイルドハイブリッド車同様に左右フェンダーとバックドアに「HYBRID」エンブレムが装着されるが、中央部を黒・文字色を銀に変更した専用デザインとなる[20]。内装はインパネアッパーガーニッシュにブルーメタリック塗装を施し、メーターは青色基調の専用デザインに変更の上、駆動用モーターの作動状態を表示するモーターパワーメーターも追加した。
- グレード体系はソリオは「HYBRID SX」と「HYBRID SZ」の2グレードを、ソリオバンディットは「HYBRID SV」をラインナップする。これにより、ソリオは計5グレード、ソリオバンディットは計2グレードとなった。
- 12月8日 - バンディット特別仕様車「Fリミテッド」を発売[21]
- マイルドハイブリッド車の「HYBRID MV」をベースに、外観はメッキドアハンドルを装着。内装はシート表皮にセーレンの「ラックススエード」&レザー調を、ドアトリム表皮にスエード調を、ガーニッシュ類(インパネアッパー・ドアトリム・ステアリング・インパネセンター・エアコンルーバー)にブロンズメタリックをそれぞれ採用し、専用ステアリングとシフトノブスイッチにシルバーステッチを施した。装備面では、ベースグレードではオプション設定されている後席右側ワンアクションパワースライドドアを標準装備したほか、2WD車は4WD車に標準装備されている助手席シートヒーターを追加。また、本来は「デュアルカメラブレーキサポート」装着車に装備されているクルーズコントロールも標準装備した。
- ボディカラーは本仕様車専用色の金系「ヘリオスゴールドパールメタリック(イグニス設定色)」とグレー系の「ミネラルグレーメタリック(先に発売されたイグニス「Fリミテッド」で登場した新色)」を含む5色を設定し、「ヘリオスゴールドパールメタリック」にはオプションでブラック2トーンルーフ仕様も設定される。
- 2017年
- 4月1日 - 仕様変更。ハイブリッド車において燃費基準の区分変更に対応し、「平成32年度燃費基準+30%」を達成した。
- 9月1日 - 仕様変更。ボディカラーにおいて、共通カラーの青系を「ブーストブルーパールメタリック」から4代目スイフト設定色である「スピーディーブルーメタリック」に差し替えたほか、ソリオはボディカラーの入れ替えも行われ、専用色であった「クリアライムメタリック」と「クォーツピンクメタリック」を廃止する替わりに「ネオンブルーメタリック(イグニス、4代目スイフト設定色)」を追加。バンディット専用色だった「ミッドナイトバイオレットメタリック(オプションカラー)」はソリオでも選択可能となった。併せて、「G」を除く全グレード(バンディット特別仕様車「Fリミテッド」を含む)に設定されていたメーカーオプション「全方位モニター付メモリーナビゲーション」が廃止され[22]、その代わりに「全方位モニター用カメラパッケージ」が設定された[23]。なお、ソリオの「全方位モニター用カメラパッケージ」はグレードによって装備内容が異なり、「HYBRID MX」と「HYBRID SX」で本パッケージを装着した場合、全方位モニター用カメラに加え、ステアリングオーディオスイッチも装備される。
- 12月7日 - ソリオ特別仕様車「Sセレクション」が発表され、同日より販売が開始された[24]。
- ガソリン車の「G」をベースに、外観はタイヤサイズを15インチにアップし、マイルドハイブリッド車・ハイブリッド車と同デザインのアルミホイールを装着。内装はインパネセンターガーニッシュをマイルドハイブリッド車やハイブリッド車と同じシルバーに変更され、自発光メーターは文字色を白色に変更してエコドライブアシスト照明を追加した専用仕様とした。装備面では本来、ベースグレードでは設定されていないデュアルカメラブレーキサポート、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、エマージェンシーストップシグナルをはじめ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、フロント2ツィーター&リア2スピーカー、ロールサンシェード、IRカット機能付フロントガラス、プレミアムUV&IRカットフロントドアガラスなども装備されたほか、電動格納式リモコンドアミラーにはリモート格納を追加、エアコンを「ナノイー」搭載のフルオートタイプに変更するなど、マイルドハイブリッド車やハイブリッド車に備わっている装備が多数装備されたほか、「全方位モニター用カメラパッケージ」も特別にメーカーオプション設定された。
- ボディカラーは5色が設定されており、「ネオンブルーメタリック」と「クラッシーブラウンメタリック」の2色にはオプションでブラック2トーンルーフ仕様も設定される。
- 12月 - バンディット特別仕様車「Fリミテッド」の販売を終了。
- 2018年
- 7月2日 - ソリオ・バンディット共にマイナーチェンジが発表された(7月20日発売)[25]。
- 既採用の「デュアルカメラブレーキサポート」に夜間歩行者検知を追加、クルーズコントロールシステムは設定速度を約40km/h~に拡大し、減速走行・追従走行・加速走行を追加した「アダプティブクルーズコントロール」にそれぞれ改良されたほか、ハイビームアシストやコンパクトカーではクロスビーに次いでの採用となる後退時ブレーキサポート、後方誤発進抑制機能、リアパーキングセンサーも追加された。これらの装備は「スズキ セーフティ サポート」として、「HYBRID MX」と従来は未設定だったガソリン車「G」にオプション設定[26]、ソリオの「HYBRID MZ」とハイブリッド車、バンディットは(従来セットオプションとなっていた装備を含めて)標準装備化された。オプションの「全方位モニター用カメラパッケージ」はカメラに3Dビューと左右確認サポート機能が追加され、装備内容はステアリングオーディオスイッチが「HYBRID MX」・「HYBRID SX」にも標準装備化されたため、新たにステアリングハンズフリースイッチ、TVアンテナ用ハーネス、GPSアンテナ、USBソケットが追加された。そのほか、ソリオの「HYBRID MZ」・「HYBRID SZ」及びバンディットにはSRSカーテンエアバッグが新たに標準装備された。
- 4WD車に装備されている助手席シートヒーターをハイブリッド・2WD車にも拡大採用されたほか、ハイブリッド車に装備のエコモードスイッチをステアリングに移設。ソリオのハイブリッド車と「HYBRID MZ」及びバンディットにはパドルシフトも装備された。また、一部グレードに装備されているディスチャージヘッドランプを「HYBRID MX」・「HYBRID SX」にもメーカーオプションで新たに設定された[27]。
- 共通でバックドアガーニッシュ・15インチアルミホイール・メーター盤面(「G」はバックドアガーニッシュのみ)が意匠変更され、シートとドアトリムの表皮も変更。さらに、ソリオはフロントロアグリルにメッキ加飾を追加、バンディットはフロントのバンパーとグリルの意匠も変更され、フォグランプをLED化した。ボディカラーはソリオ・バンディット共通色として、赤系「クラレットレッドメタリック」と黄系「ラッシュイエローメタリック[28]」の2色が追加され、従来はソリオ・バンディット共通色だった「ファーベントレッド」をバンディット専用色に、「クラッシーブラウンメタリック」をソリオ専用色にそれぞれ移行。また、バンディットに設定のブラック2トーンルーフにも新色2色と「スピーディーブルーメタリック」が追加され、5色となった。
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2016年11月登場型 バンディット HYBRID SV
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2015年8月登場型 バンディット HYBRID MV
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2015年8月登場型 G
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2018年8月改良型 バンディットHYBRID MV リア
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2016年11月登場型 HYBRID SX リア
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2015年8月登場型 HYBRID MX リア
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2016年11月登場型 バンディット HYBRID SV リア
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2015年8月登場型 バンディット HYBRID MV リア
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2015年8月登場型 G リア
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2016年11月登場型 バンディット HYBRID SV インテリア
脚注
- ^ 生産期間1993年 - 1998年。
- ^ 当初は日本国外と同じ「ワゴンR+(プラス)」を名乗る。明らかに「ワゴンRワイド」のフルモデルチェンジであるが、自主規制である4年間隔に満たないため、『「ワゴンRワイド」を廃止し、新たに「ワゴンRプラス」を市場投入した』ことになっている。
- ^ 継続販売された「SリミテッドII」(現在は販売されていない。)とともに、現在の「Sマーク」をエンブレムに採用する
- ^ 【スズキ ソリオ 新型発表】プラットフォームは新開発レスポンス 2010年12月27日
- ^ 小型乗用車のOEM供給について - スズキ ニュースリリース 2010年12月24日
- ^ 三菱自動車、『デリカD:2』 を新発売 ~5人乗り2列シートのコンパクトミニバン~ - 三菱自動車 プレスリリース 2011年2月24日
- ^ スズキ、小型乗用車「ソリオ」シリーズに「レーダーブレーキサポートII装着車」を設定して発売 - スズキ ニュースリリース 2014年2月6日
- ^ スズキ、小型乗用車「ソリオ」シリーズを一部仕様変更し発売 - スズキ株式会社 ニュースリリース 2014年8月4日
- ^ スズキ、軽乗用車「ワゴンRスティングレー」「スペーシア カスタム」小型乗用車「ソリオ BANDIT」の3車種に特別仕様車「J STYLE」を設定して発売 - スズキ株式会社 ニュースリリース 2014年12月18日
- ^ "スズキ、小型乗用車 新型「ソリオ」、「ソリオ バンディット」を発売" (Press release). スズキ株式会社. 26 August 2015. 2015年8月26日閲覧。
- ^ スズキ車初採用はランディ。
- ^ 2017年9月の仕様変更でソリオでも選べるようになり、共通色となった。
- ^ プレミアムシルバーメタリック、ファーベンレッドに設定
- ^ 従来のDINサイズ(幅180mm)オーディオ装着時には、販売店オプションのアタッチメントを使用することで窓口左右の隙間を塞ぐ。 - アクセサリカタログより
- ^ "スズキの四輪車、二輪車が2015年度グッドデザイン賞を受賞" (Press release). スズキ株式会社. 29 September 2015. 2015年9月29日閲覧。
- ^ "第44回東京モーターショー2015の出品内容" (Press release). スズキ株式会社. 28 October 2015. 2015年11月22日閲覧。
- ^ "スズキ、Android Autoに対応するナビゲーション更新ソフトをインターネットで配信開始 ~メーカーオプション「全方位モニター付メモリーナビゲーション」向け~" (Press release). スズキ株式会社. 17 October 2016. 2016年10月20日閲覧。
- ^ "スズキ、ハイブリッドを搭載した小型乗用車 新型「ソリオ」、「ソリオ バンディット」を発売" (Press release). スズキ株式会社. 29 November 2016. 2016年11月29日閲覧。
- ^ なお、約24km/h以下でEV走行中に歩行者に音で接近を伝える車両接近通報装置も装備される
- ^ マイルドハイブリッド車の場合、中央部が銀・文字色が青となる。ちなみに、ソリオと同じマイルドハイブリッドシステムを搭載するイグニスにも、マイルドハイブリッド車用「HYBRID」エンブレムが装着される。
- ^ "スズキ、軽乗用車「ハスラー」「アルト ラパン」小型乗用車「ソリオ バンディット」の3車種に特別仕様車「Fリミテッド」を設定し発売" (Press release). スズキ株式会社. 8 December 2016. 2016年12月8日閲覧。
- ^ OEM供給先のデリカD:2では2018年7月マイナーチェンジまで設定継続。
- ^ 「全方位モニター付メモリーナビゲーション」の設定のあった他の車種(ワゴンR、スイフト等)も同様である。
- ^ "スズキ、軽乗用車「アルト ラパン」、小型乗用車「ソリオ」、「イグニス」の3車種に特別仕様車「Sセレクション」を設定し発売" (Press release). スズキ株式会社. 7 December 2017. 2017年12月7日閲覧。
- ^ "スズキ、予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」の機能を充実させた小型乗用車「ソリオ」、「ソリオ バンディット」を発売" (Press release). スズキ株式会社. 2 July 2018. 2018年7月2日閲覧。
- ^ 「G」は「スズキ セーフティ サポート」を設定した場合、自発光メーターの照明がアンバーから白色に、エコドライブインジケーターはステータスインフォメーションランプにそれぞれ変更される。
- ^ 本オプション設定時、LEDポジションランプとフロントグリルのLEDイルミネーションも同時に装備される
- ^ ブラック2トーンルーフ専用色としてクロスビーに設定されているが、モノトーンカラーでの設定は初である
関連項目
- シボレー・MW - 2代目と姉妹車
- オペル・アギーラ - 2代目と姉妹車
- 三菱・デリカD:2 - 3・4代目と姉妹車
- スズキ・ワゴンR/マツダ・AZ-ワゴン - 初代モデルをベースに開発。2代目はボディパネルなどを共用していた。
- スズキ・パレット - 3代目はドアパネルなどを共用している。
- スズキ・スペーシア - パレットの後継車種
- ダイハツ・トール/トヨタ・ルーミー/トヨタ・タンク/スバル・ジャスティ - ソリオ/デリカD:2の競合車種4兄弟
外部リンク
- ソリオ|スズキ
- ソリオ バンディット|スズキ
- Solio Mild HybridSUZUKI HK(香島汽車有限公司、香港仕様)