コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

かとうかず子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かとう かずこ
かとう かず子
本名 加藤 和子
別名義 かとう かずこ
生年月日 (1958-02-20) 1958年2月20日(66歳)
出生地 日本の旗 日本愛知県名古屋市千種区猪高町(現・名東区
身長 168cm
血液型 B型
職業 女優タレント
ジャンル テレビドラマ舞台映画
活動期間 1979年-
活動内容 1979年:舞台『広島に原爆を落とす日』の主役でデビュー
1980年ポーラテレビ小説マリーの桜
1981年:「なんとなく、クリスタル
1984年:『山河燃ゆ
1986年:『必殺仕事人V・旋風編
1987年:『必殺仕事人V・風雲竜虎編
1989年:『君の瞳に恋してる!』、『ビートたけし殺人事件
1990年:「タスマニア物語
1991年:『結婚の理想と現実
1997年:『ガラスの仮面
2005年:「1リットルの涙
2005年:『義経
2007年:『女帝』、『有閑倶楽部
配偶者 東国原英夫(そのまんま東)
1990年 - 2006年
なし
(2006年 - )
事務所 enchante
公式サイト かとうかず子オフィシャルブログ「いつも頭に老眼鏡」
受賞
日本アカデミー賞
新人俳優賞
1982年なんとなく、クリスタル
その他の賞
テンプレートを表示

かとう かず子(かとう かずこ、1958年2月20日[1] - )は、日本の女優タレント。本名、加藤 和子(読み同じ)[2]。旧芸名、かとう かずこ。愛知県名古屋市千種区猪高町(現・名東区)出身[3]。enchante所属[4]BS日本番組審議会委員。元宮崎県知事東国原英夫(初代:そのまんま東)元夫人[5]。身長168cm。

来歴・人物

[編集]

名古屋生まれだが[2]、幼い頃は大阪府で育ったために名古屋の風土に馴染めない[3]1976年愛知県立長久手高等学校を卒業。1978年愛知淑徳大学2年のとき、友人がオーディションを受けるため、付いて行き上京[3]つかこうへい構成・演出『サロメ』(東京西武劇場)のオーディションに応募し、合格(主役は蜷川有紀[2]。『サロメ』での役どころはその他大勢だった[2]。1年大学を休学し、芝居の勉強をするが、一旦復学[2]。翌1979年、大学在学中につかこうへいの舞台『広島に原爆を落とす日』でデビュー。1980年にはTBSで放送のポーラテレビ小説『マリーの桜』のヒロインに抜擢される。結局大学は5年通ったが中退[2]。翌年には『君はまだ歌っているか』のヒロインでNHK初登場、続けて『なんとなく、クリスタル』には主役で映画デビューし、初ヌードを披露した。1990年にテレビドラマで共演した当時たけし軍団のそのまんま東(東国原英夫)と結婚。美人女優とお笑いタレントの結婚として話題となり、後に1男1女をもうけた。1998年、東は不祥事により芸能活動を自粛しほとんど無収入になったが、のちに早稲田大学第二文学部(夜間学部)に入学。同大学を卒業後、社会人入学試験を受験して早稲田大学政治経済学部に入学[注 1]。その間、かとうは一家の生活を支え続けた。

東(東国原)が政治家を目指したことに反対して[6]2006年2月3日に離婚。この離婚について元夫は、「私と宮崎、どっちが大事なの?」と妻に聞かれ、「宮崎!」と答えて離婚したと話している。宮崎県知事に就任した彼から、2007年8月にマスコミを通じて「(復縁に)協力して下さい」と呼びかけられたが[7]、復縁を否定。また東国原によれば「『政治活動する人は生理的に受け付けず、一緒に居るのもイヤ』と三行半を突きつけられた」と明かしている。

2009年3月から大人用紙おむつ「サルバ」のイメージキャラクターとして起用され[8]5月からラジオCMが放送、6月からテレビコマーシャルも始まった。

2012年11月に所属事務所の青年座映画放送を辞めると、新たにスタッフ・ポイントへ所属することとなった[9]

2017年9月スタッフ・ポイントからenchanteへ移籍。

出演

[編集]

舞台

[編集]
  • 広島に原爆を落とす日(1979年)
  • 山村美紗サスペンス 「京都 花灯路 恋の耀き」(2010年)
  • タクフェス歌姫」(2016年)
  • これはあなたのもの 1943-ウクライナ(2017年5月-6月、地人会新社
  • 乃木坂46 3期生公演「見殺し姫」 (2017年10月6日-15日) - おとど
  • この子たちの夏1945・ヒロシマナガサキ

映画

[編集]

テレビドラマ

[編集]

NHK

[編集]

日本テレビ系

[編集]

TBS系

[編集]

フジテレビ系

[編集]

テレビ朝日系

[編集]

テレビ東京系

[編集]

インターネットドラマ

[編集]

CM

[編集]

バラエティー・教養・情報番組

[編集]

ラジオ

[編集]

ビデオ作品

[編集]

VHS作品

  • 「殺意の循環」(1988年 東和)

DVD

[編集]
  • 珍山荘ホテルDVD-BOX(2003年 ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント)ゲスト出演
  • 新・愛の嵐DVD-BOX(2003年4月2日発売 東海テレビ)
  • the波乗りレストランDVD3枚組 (2009年02月25日発売)特典[DISC3]スピンオフ第34話(野沢“毛ガニ"秀行,富田靖子主演)/スペシャルエディション/ロケーションマップ(茅ヶ崎,江ノ島) 他/スペシャルインタビュー(出演者のお気に入りサザンオールスターズ ナンバー 他)/第1話ディレクターズカット

PV

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 東は早稲田大学へ入学する以前に、専修大学を卒業している。

出典

[編集]
  1. ^ a b c 野村宏平、冬門稔弐「2月20日」『ゴジラ365日』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、54頁。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  2. ^ a b c d e f 山下勝利「早過ぎる自叙伝 20代のまぶしい女たち(3) かとうかずこ」『週刊朝日』、朝日新聞社、1983年7月22日、pp. 134-138。 (かとう本人の取材に基づく記事)。
  3. ^ a b c 「《芸能界人国記 地方にご注目‼ 対談特集》愛知県 森本レオ×かとうかずこ 『排他的というのか、しっかり尻の穴が小さいね』『遅れてきた都会人。一番シャイで都会なのは名古屋!』」『週刊平凡』、平凡出版、1985年3月8日、pp. 48-49。 
  4. ^ 株式会社enchante”. 2021年11月9日閲覧。
  5. ^ かとうかず子、離婚で生活の厳しさ知る”. デイリー (2014年1月16日). 2021年11月9日閲覧。
  6. ^ 離婚かとうかず子「夢についていけない」
  7. ^ 東国原知事がかとうかず子との復縁願う
  8. ^ かとうかず子が元夫・東国原知事に対抗心
  9. ^ 失礼致しました_(._.)_|かとうかず子オフィシャルブログ「いつも頭に老眼鏡」(2013年1月25日)
  10. ^ 山本舞香主演「令和の三英傑!」に岐洲匠・関智一・桃月なしこ、平野莉玖は挿入歌も”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年11月15日). 2024年11月15日閲覧。
  11. ^ “広末涼子が相葉雅紀と「僕とシッポと神楽坂」で共演、秘密抱えた動物看護師役”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2018年7月7日). https://natalie.mu/eiga/news/290093 2018年9月7日閲覧。 
  12. ^ NHKアーカイブス NHKクロニクル / FMシアター シリーズ・スペインの現代文学『エトルリアの微笑み』(2008年9月13日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月13日閲覧。
    NHK FMシアター 2008年 放送済みの作品”. NHK 日本放送協会. 2022年9月24日閲覧。
  13. ^ NHKアーカイブス NHKクロニクル / 岡田惠和 今宵、ロックバーで ~ドラマな人々の音楽談議~「第225回 ゲスト かとうかず子」(NHK-FM・2017年2月25日放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月22日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]