忠臣蔵 (1990年のテレビドラマ)
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忠臣蔵 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 池端俊策 |
演出 | 竹之下寛次 |
出演者 | ビートたけし、緒形拳、竹下景子、陣内孝則、真木蔵人ほか |
音楽 | S.E.N.S. |
製作 | |
プロデューサー | 八木康夫 |
制作 | TBS |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1990年12月26日 |
放送時間 | 水曜19:00-22:48 |
回数 | 1 |
『忠臣蔵』(ちゅうしんぐら)は、1990年12月26日にTBSで放送されたテレビドラマである。第28回ギャラクシー賞優秀賞受賞作品。
概要
[編集]TBS創立40周年記念時代劇特別企画として制作され、大石内蔵助(ビートたけし)と共に、老人となった大野九郎兵衛(緒形拳)を語り部、兼、若い頃は討ち入り反対派の中心として位置づけ、ダブル主演として事件を描いている。冒頭では筑紫哲也による歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』の解説シーンが挿入されていた。
ストーリーはどこかの山村でひっそりと暮らす年老いた大野九郎兵衛の所に、青年の武士(高嶋政伸)が忠臣蔵の話を聞きたいと訪れ、青年に対し過去の話として語るという形になっている。
この作品での内蔵助は、小心者で臆病な性格で、仇討の意志はなかったのだが、周囲から討ち入りのリーダーに祭り上げられ、討ち入りせざるを得ない状況に追い込まれるという、従来の忠臣蔵とは違う姿で描かれている。また、他の討ち入りに参加した46人も、純粋に浅野内匠頭(三田村邦彦)の仇討をしたいと考える者だけでなく、仇討に成功したさいには良い条件で他藩に仕官出来ると打算的に考え討ち入りに参加した者もいて、討ち入りが成功し、明るい未来が訪れると喜ぶ堀部安兵衛(陣内孝則)に対し、悲観的な将来を見通し、そんなに上手く行くのかと疑問を投げかける内蔵助の台詞がある等、こちらも従来の忠臣蔵とは違う描かれ方をしている。
スタッフ
[編集]- プロデューサー:八木康夫
- 演出:竹之下寛次
- 脚本:池端俊策
- 『池端俊策ベストシナリオセレクション2』三一書房、1998年1月。ISBN 978-4380985560。 - この作品のシナリオを収録。
- 脚本協力:岸宗生
- 音楽:S.E.N.S.
- 殺陣:國井正廣
- スタジオ協力:生田スタジオ
- 制作補:壁谷悌之、土井裕泰
- 演出補:加藤浩丈、山越克雄、渡部敏雄、内田誠、磯山晶