コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ぢ・大黒堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ぢ・大黒堂
出身地 日本の旗 日本
ジャンル J-POP
活動期間 1999年
レーベル 読売テレビエンタープライズ[注 1] / 新橋スーパーミュージック
共同作業者 佐久間正英
小田和正
山崎まさよし
メンバー ビートたけし(北野武)
トータス松本ウルフルズ
ユースケ・サンタマリア
旧メンバー 三宅裕司
野口五郎

ぢ・大黒堂(ぢ・だいこくどう)は、日本音楽グループである。

メンバー

[編集]

概要

[編集]

ビートたけし(北野武)、トータス松本(ウルフルズ)、ユースケ・サンタマリアが出演していた読売テレビ深夜番組新橋ミュージックホール』内の企画で、薬で有名なヒサヤ大黒堂キャッチコピー「ぢ・大黒堂」を、たけしがそのまま命名し、結成された。バンド名に多く使われる冠詞の「the」から着想を得て、そこから「the」→「ぢ(痔)」と連想した物だという。

エピソード

[編集]

男性器を模した、たけし専用ギターを職人に製作してもらったり、そのギターレッスンなどを番組内で放送していたが次第にエスカレート。楽曲の提供を山崎まさよし、サウンドプロデュースを小田和正佐久間正英らが手掛ける豪華なものとなった。のちに『新橋スーパーミュージック』というレーベルからCDデビューを果たす。深夜番組の企画から生まれたユニットということもあり知名度は低かったが、楽曲自体は近田春夫週刊文春にて連載しているコラム『考えるヒット』などで好評価を得ていた。最終的に1998年7月29日よみうりランドEASTで「新橋ミュージックホール50周年記念イベント、ぢ・大黒堂初ライブ」を開催。観覧希望者を募り2週に渡って番組で放送された。のちにバンド結成からイベントまでの経緯を記録したビデオが発売されている。

たけしはデビュー曲発表の記者会見の際に「タモリ若いヤツらとやっている番組とかに出てみたいね。」と話しており、このユニットでの音楽番組への出演を熱望していたが、多忙な三人のスケジュールの都合が付かなかった事と、『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』の裏で『世界まる見え!テレビ特捜部』、『うたばん』の裏で『奇跡体験!アンビリバボー』といったように人気音楽番組の裏でたけしがレギュラー番組を持っている関係で実現しなかった。

ディスコグラフィー

[編集]

シングル

[編集]
  発売日 タイトル 形態 規格品番 収録曲 最高位
読売テレビエンタープライズ / 新橋スーパーミュージック
1st 1999年2月5日 友だちじゃないか/ONE FAVOR〜片隅で〜 8cmCDシングル YTE-0001[1]
  1. 友だちじゃないか
  2. ONE FAVOR〜片隅で〜
  3. 友だちじゃないか(カラオケ)
  4. ONE FAVOR〜片隅で〜(カラオケ)
20位
1st 1999年8月21日 踊れ!ボンボン YTE-0002[2]
  1. 踊れ!ボンボン(ロングバージョン)
  2. 踊れ!ボンボン(ビーチバージョン)
    • 作詞:九條仁里,ユースケ・サンタマリア、作曲:トータス松本、編曲:佐橋佳幸
  3. 踊れ!ボンボン(ロングバージョン)カラオケ
  4. 踊れ!ボンボン(ビーチバージョン)カラオケ
72位

映像作品

[編集]
  発売日 タイトル 形態 規格品番
Vap / 新橋スーパーミュージック
1st 1999年9月22日 スーパーバンド“ぢ 大黒堂”の全て VHS VPVF-69262

脚注

[編集]

注釈

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ ぢ・大黒堂 / 友だちじゃないか”. CDジャーナル. 2018年12月30日閲覧。
  2. ^ ぢ・大黒堂 / 踊れ!ボンボン”. CDジャーナル. 2018年12月30日閲覧。