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にのしま (掃海艇・2代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
にのしま
基本情報
建造所 日立造船神奈川工場
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇
級名 はつしま型掃海艇
艦歴
発注 1977年
起工 1978年5月8日
進水 1979年8月7日
就役 1979年12月19日
1996年3月1日(特務船に種別変更)
除籍 2002年5月23日
要目
基準排水量 440トン
満載排水量 520トン
全長 55.0m
最大幅 9.4m
深さ 4.2m
吃水 2.5m
機関 三菱12ZC15/20I ディーゼルエンジン × 2基
出力 1,440PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 14ノット
乗員 45名
兵装 Mk.10 20mm機銃 × 1門
レーダー OPS-9B 水上
ソナー ZQS-2B 機雷探知機
その他 掃海装備
75式機雷処分具 S-4
67式普通掃海具(O型)改4
56式浮上電線磁気掃海具改1
71式音響掃海具 S-2
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にのしまローマ字JDS Ninoshima, MSC-650YAS-100)は、海上自衛隊掃海艇はつしま型掃海艇の2番艇。艇名は似島に由来する。旧海軍測天型敷設特務艇「似島」、うじしま型掃海艇「にのしま」に次いで日本の艦艇としては3代目。

艦歴

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「にのしま」は、昭和52年度計画掃海艇350号艇として、日立造船神奈川工場で1978年5月8日に起工され、1979年8月7日に進水、1979年12月19日に就役し、第1掃海隊群に編入されに配備された。

1980年1月29日、第1掃海隊群隷下に第11掃海隊が新編され、同日付で就役した「みやじま」とともに編入された。

1988年3月23日、第11掃海隊が佐世保地方隊下関基地隊に編入。

1995年12月から三菱重工業下関工場で「みやじま」とともに種別変更工事として掃海発電機、掃海電線巻揚機の撤去と水中処分隊用甲板室の設置工事を行う。

1996年3月1日、特務船に種別変更され、船籍番号がYAS-100に変更。佐世保地方隊隷下の佐世保水中処分隊に編入。

2002年5月23日、除籍。

参考文献

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  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)

関連項目

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