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ひまわりてれび

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社ひまわりてれび
Himawari TV
種類 株式会社
略称 ひまわりてれび
本社所在地 日本の旗 日本
長崎県雲仙市千々石町戊714-3
設立 1981年(昭和56年)10月14日
業種 情報・通信業
法人番号 4310001008536 ウィキデータを編集
事業内容 電気工事業
有線テレビジョン放送事業 ほか
代表者 宮崎健(代表取締役)
資本金 7000万円
従業員数 68名
外部リンク http://www.himawarinet.ne.jp/
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株式会社ひまわりてれびHimawari TV)は、長崎県の島原半島三市と諫早市及び熊本県玉名市業務区域とするケーブルテレビ局である。

また、超短波放送FM放送)をする特定地上基幹放送事業者でもある。

概要

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長崎県雲仙市千々石町に本社を置き、ひまわりてれびの愛称でサービスを展開している。元々は西九州電設(にしきゅうしゅうでんせつ)の名前の通り電気工事業者として設立された。

旧千々石町における有線テレビジョン放送業務開始を届け出てテレビ共同受信設備の管理業務へ進出し、今日のテレビ事業の基となる。有線テレビジョン放送施設の許可を取得しテレビ放送の再送信自主放送を開始してケーブルテレビ局となった。

順次半島全域へとサービスを拡大し、電気通信事業者としてインターネット接続事業も開始するとともに、半島内の各自治体設置の回線を利用することで地域情報インフラの一翼を担うようになった。有明海の対岸の熊本県玉名市にもケーブルテレビ事業を進出している。

コミュニティ放送も直営にて行っている。

ケーブルテレビ事業においては、島原市ではケーブルテレビジョン島原(カボチャテレビ)が本局より先に事業を開始しており競合関係となっている。

またコミュニティFM事業においては、南島原市においてケーブルテレビジョン島原傘下のFMしまばらが本局より先に中継局を設置し、本局のFM親局も同地に設置されて競合関係となっている。

業務区域

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業務区域内の各市毎に営業所がある。

沿革

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  • 1981年(昭和56年)- 西九州電設株式会社設立。
  • 1987年(昭和62年)- 有線テレビジョン放送業務開始を届出。
  • 1996年(平成8年)- 有線テレビジョン放送施設の許可。
  • 1998年(平成10年)- 有家町(現・南島原市)に有家営業所開設。
  • 2000年(平成12年)- 自主放送開始。
  • 2002年(平成14年)- インターネット接続サービス開始。
  • 2003年(平成14年)- 島原営業所開設。
  • 2010年(平成22年)- 玉名営業所開設。
  • 2017年(平成29年)- コミュニティFM放送開始。
  • 2018年(平成30年)
    • 株式会社ひまわりてれびに社名を変更[1]
    • 諫早営業所開設。

主な放送チャンネル

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地上波系列別再送信局

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地域 NHK-G NHK-E NNN/NNS ANN JNN TXN FNN/FNS JAITS
島原半島 NHK長崎 長崎国際テレビ
福岡放送
長崎文化放送
九州朝日放送
長崎放送
RKB毎日放送
TVQ九州放送 テレビ長崎
テレビ西日本
玉名 NHK熊本 熊本県民テレビ 熊本朝日放送 熊本放送 テレビ熊本

テレビジョン放送

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デジタル アナログ 放送局
島原 玉名 島原 玉名
D011-0(1) 3 NHK長崎総合
D011(1) 9 NHK熊本総合
D021(2) 1 NHK長崎Eテレ
D021(2) 2 NHK熊本Eテレ
D031-0(3) 5 NBC 長崎放送
D031-1(12)[2] D031(3) 11 RKK 熊本放送
D041-0(4) 9 NIB 長崎国際テレビ
D041(4) 4 KKT 熊本県民テレビ
D051-0(5) 4 ncc 長崎文化放送
D051(5) 12 KAB 熊本朝日放送
D081-0(8) 8 KTn テレビ長崎
D081(8) [3] 6 TKU テレビ熊本
D101(10) 8 ひまわりチャンネル・玉名
D111(11) ひまわりチャンネル1
D011-1(6)[4] [3] KBC 九州朝日放送
D041-1(12)[5] [3] RKB毎日放送
D051-1(9)[4]
C017[6]
[3] FBS 福岡放送
D071(7)[7]
C014[6]
[3] TVQ九州放送
D081-1(10)[4] [3] TNC テレビ西日本
BS101(BS1) C14 NHK BS
BS141(BS4) BS日テレ
BS151(BS5) BS朝日
BS161(BS6) BS-TBS
BS171(BS7) BSジャパン
BS181(BS8) BSフジ
BS191(BS9)※ C28※ WOWOWプライム
BS192(BS9)※ WOWOWライブ
BS193(BS9)※ WOWOWシネマ
BS200(BS10)※
C227※
Cxx※ スターチャンネル
BS211(BS11) BS11
BS222(BS12) TwellV
C012 C271 C22 ショップチャンネル
C110 C40 ひまわりチャンネル2
(島原市議会放送・自主放送)
C111 12 ひまわりチャンネル3
(南島原市議会放送・自主放送)
C112 C37 ウェザーニュースお天気チャンネル
C119 2 ひまわりチャンネル4
(雲仙市議会放送・自主放送・火災情報)
C212 C52 GAORA
C218 C31 日テレG+
C225※ Cxx※ 東映チャンネル
C240 カートゥーンネットワーク
C252 日テレNEWS24
C256 C255 C49 ヒストリーチャンネル
C258 C50 朝日ニュースター
C264 歌謡ポップスチャンネル
C270 C41 囲碁・将棋チャンネル
C272 QVC
C274 C23 放送大学テレビ
C278 食と旅のフーディーズTV
C283 ザ・シネマ
C285※ グリーンチャンネル1
C286※ グリーンチャンネル2
C287※ レジャーチャンネル
C290※ Cxx※ プレイボーイチャンネル
C291※ チャンネル・ルビー
C292※ レインボーチャンネル
C293※ ミッドナイトブルー
C310 C210 C48 J SPORTS3
C311 C211 C35 スカイ・A sports+
C315※ C215※ J SPORTS 4
C317 C217 C29 ゴルフネットワーク
C321 C221 C36 日本映画専門チャンネル
C322 C222 10 チャンネルNECO
C323※ C223※ V☆パラダイス
C326※ C226※ 衛星劇場
C332 C232 C32 AXN
C334 C234 C34 時代劇専門チャンネル
C341 C241 C43 アニマックス
C342 C242 C30 キッズステーション
C344※ C244※ AT-X
C362 C262 C25 スペースシャワーTV
C376 C276 釣りビジョン
C377 C277   旅チャンネル
C380 C280 C38 MONDO TV
11 ムービープラス
  • ※はオプションチャンネル。
  • デジタル放送の配信には日本デジタル配信のシステムを使用しているが、自主放送チャンネルが多数ある為か、他の一般的なケーブルテレビ局よりも配信されるチャンネルが少なくなっている。
  • 島原半島ではコースによって受信出来るチャンネルが異なることを明確にする為か、大幅にチャンネル番号が変更されている。
  • 玉名市では遅くサービスを始めたこともあり、アナログチャンネルはあくまでも暫定的なデジタル難視対策としての位置付けになっている為か地元地上波と自主放送だけの扱いである。
  • アナログコンバータで放送されていたスターチャンネル、東映チャンネル、プレイボーイchの別途有料チャンネルは2008年(平成20年)3月末で終了した。

コミュニティFM放送

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株式会社ひまわりてれび
愛称 FMひまわり
コールサイン JOZZ0CK-FM
周波数/送信出力 87.6 MHz/20 W
開局日 2017年4月1日
演奏所 長崎県南島原市有家町中須川230-3
(ひまわりてれび有家営業所内)
長崎県雲仙市千々石町戊714-3
(ひまわりてれび本社内)
中継局 布津中継局、愛野中継局、国見中継局
放送区域 南島原市、島原市、雲仙市の各一部
ネット配信 FM++

FMひまわり(エフエムひまわり)の愛称で南島原市、島原市、雲仙市の各一部地域を放送区域とするコミュニティFM放送をしていて、同時に特定地上基幹放送局の呼出名称でもある。

長崎県では8局目のコミュニティ放送局有線テレビジョン放送事業者が特定地上基幹放送局の免許人となるのは県内初で九州総合通信局管内では3局目である。

演奏所スタジオ)は有家営業所内及び本社内。

送信所
送信所 空中線電力 所在地
親局 20W 南島原市南有馬町
中継局 5W 南島原市布津町
15W 雲仙市愛野町
10W 雲仙市国見町

南島原市においては、2016年に島原市に本社のあるFMしまばらが市内に中継局を設置しており、同市内ではコミュニティFM2局の競合状態になっている。

本社がある雲仙市に放送エリア拡大のため中継局・スタジオを新たに開設。

インターネット配信FM++による。自社制作以外の時間はミュージックバードの番組を放送。

沿革

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  • 2016年(平成28年)11月18日 - 親局および中継局の特定地上基幹放送局の予備免許取得[8]
  • 2017年(平成29年)
    • 3月28日 - 親局および中継局の特定地上基幹放送局の免許取得[9]
    • 4月1日 - 開局。
  • 2018年(平成30年)10月1日 - FM++によるインターネット配信開始[10]
  • 2019年(令和元年)11月30日 - 雲仙市愛野町および国見町に中継局を開設し開局。雲仙市の一部にもエリア拡大。それに伴い本社にスタジオを開設。

脚注

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  1. ^ 株式会社ひまわりてれび UPDATE TODAY
  2. ^ 2009年1月10日から2012年3月31日までの期間限定実施。RKB再送信開始もあり契約を更新できず終了。
  3. ^ a b c d e f アナログ放送停波により終了。
  4. ^ a b c 2012年2月1日再送信開始。
  5. ^ RKKに替わって2012年4月1日再送信開始。
  6. ^ a b セットトップボックスによるアナログ放送視聴。アナログ放送停波により終了。
  7. ^ 2009年4月27日再送信開始。
  8. ^ コミュニティ放送局に予備免許 −南島原市において、長崎県内で8局目の開局予定−(九州総合通信局 報道資料 平成28年11月18日)(2017年1月11日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  9. ^ 無線局等情報検索 平成30年1月6日現在(総務省電波利用ホームページ)(2018年2月1日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  10. ^ FM++ご利用のFMコミュニティ一覧 FM++

関連項目

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外部リンク

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