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宮島水族館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みやじマリンから転送)
宮島水族館
Miyajima Public Aquarium
施設情報
正式名称 宮島水族館
愛称 みやじマリン
事業主体 廿日市市
館長 室町 宏
面積 7,218 m2
頭数 15,000点
種数 約380種
最大水槽容量 350 t
水槽総容量 1,837 t
主な飼育動物 スナメリアシカペンギンコツメカワウソ
開館 1967年(昭和42年)4月
所在地 739-0534
広島県廿日市市宮島町10-3
位置

北緯34度17分43秒 東経132度18分55秒 / 北緯34.295392度 東経132.315356度 / 34.295392; 132.315356

宮島水族館
宮島水族館
宮島水族館
宮島水族館 (広島県)
アクセス #アクセス参照
公式サイト 宮島水族館
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宮島水族館 (みやじますいぞくかん)は、広島県廿日市市宮島町にある市営の水族館[1]である。愛称はみやじマリン(みやじまりん)。

「いやし」と「ふれあい」を基本理念に、瀬戸内海の生き物を中心に展示している[2]

廿日市市との合併前は、宮島町立の水族館として運営されていた[3]

概要

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宮島水族館のシンボルにもなっているスナメリや、アシカペンギンコツメカワウソをはじめ、魚類まで代表的な水生動物約350種13,000点が展示されている。入り口すぐにある大型の回遊水槽が目玉。最近は、水浴びの時に直立するワニがテレビなどで紹介され、人気になっている。

施設データ

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改築後

  • 総面積 : 7,218 m2
  • 建築面積 : 4,092 m2
  • 延床面積 : 5,802 m2
    • RC造2階建て(観覧プール : RC造一部鉄筋構造平屋建て)
  • 飼育槽総水量 : 1,837 t
  • 展示 : 350種 13,000点以上

改築前

  • 総面積 : 8,363 m2
  • 延床面積
    • 1階 : 2,130 m2
    • 2階 : 1,204 m2
  • 飼育槽総水量
    • 本館 : 957 m3
    • 屋外プール : 880 m3
  • 展示 : 380種 15,000点

展示

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以下の10ゾーンと、ペンギン、トド、アシカ、カワウソのプールがある[注 1]

  1. 宮島の干潟
  2. 海のめぐみ(カキいかだの展示がある。)
  3. 山から海へ(廿日市市の里山の生物を紹介している。)
  4. いやしの海
  5. 瀬戸内のくじら(「瀬戸内のくじら」とはスナメリのこと。)
  6. 海の神秘(夜行性、発光性の生物を扱っている。)
  7. いやしの海
  8. 生きもののからだと暮らし
  9. せとうち研究所(飼育員による解説コーナー。)
  10. ふれあいの磯(別名「タッチプール」。)

沿革

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1959年(昭和34年)、広島県立水産資源研究所が開設される。1967年(昭和42年)、広島県から宮島町に移管され宮島町立宮島水族館としてリニューアルオープン。2005年(平成17年)11月には、宮島町が廿日市市に編入合併されたことに伴い、宮島水族館に改称した。 2008年平成20年)12月よりリニューアル工事で休園。2009年(平成21年)3月からPFI事業として五洋建設グループが再整備を行った[4]2011年(平成23年)8月1日にリニューアルオープンしたときから、一般公募により集まった1,360作品を選定委員会と市が審査した結果決定した愛称「みやじマリン」[注 2]を使用し、現在に至る。

年表

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  • 1959年(昭和34年)5月
    • 前身となる広島県立水産資源研究所(県立水族館)が開設[5]
  • 1967年(昭和42年)4月
    • 広島県立水産資源研究所は県から宮島町に移管され、宮島町立宮島水族館としてリニューアルオープン[5]
  • 2005年平成17年)11月
    • 宮島町が廿日市市に編入合併され、宮島水族館に改称[6]
  • 2011年(平成23年)
    • 8月1日、リニューアルオープン。
  • 2013年(平成25年)
    • 3月末、出入口付近の屋外スロープに屋根を設置[7]

主な展示生物

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以前、ラッコが人気であったが、繁殖のために鳥羽水族館へ引っ越した。代わりに来館したイロワケイルカは現在は死亡したためいない。

見られるショー

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2013年5月以降、以下のショーが実施されている。[注 3]

  • アシカライブ
  • 生きものおもしろ講座
  • カワウソお食事タイム
  • シューティングタイム(テッポウウオの餌やり)
  • ジャブジャブタイム
  • ペンギンお食事タイム
  • ペンギンふれあいタイム
  • ペンギンのお散歩

利用案内

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2013年8月現在[注 1]

  • 開館時間:午前9時から午後5時(入館受付は午後4時まで)
  • 休館日:12月26日から30日
  • 入館料:大人1400円・小中学生700円・幼児400円・4歳未満無料(20名以上で団体割引(2割引)。学校利用や身障者の利用などでも割引あり。)

アクセス

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宮島桟橋(フェリーターミナル)から西へ徒歩25分。厳島神社出口からだと徒歩5分。[注 1]

脚注

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注釈

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  1. ^ a b c パンフレットで確認できる。
  2. ^ 宮島水族館HP 概要. 2013年8月19日閲覧。
  3. ^ パンフレットに挟んで配布されているイベントスケジュールのプリントによる。

出典

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  1. ^ 宮島水族館設置及び管理条例
  2. ^ 宮島水族館(みやじマリン)”. 廿日市市. 2023年12月5日閲覧。
  3. ^ ショールームランド広島
  4. ^ 宮島水族館PFI事業について
  5. ^ a b 廿日市市のあゆみ” (PDF). 廿日市市. 2023年12月5日閲覧。
  6. ^ 宮島水族館の概要”. 宮島水族館. 2023年12月5日閲覧。
  7. ^ “宮島水族館のスロープに屋根”. 中国新聞 (中国新聞社). (2013年4月15日). オリジナルの2013年4月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130421101557/http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201304150047.html 2014年1月31日閲覧。 

外部リンク

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