青森県営浅虫水族館
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浅虫水族館 Asamushi Aquarium | |
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施設情報 | |
正式名称 | 青森県営浅虫水族館 |
専門分野 | 総合 |
事業主体 | 青森県 |
管理運営 | 青森水族館管理株式会社 |
館長 | 太田守信(2014年8月現在)[1] |
面積 | 48,300.91m² |
頭数 | 約1万点(2012年現在)[2] |
種数 | 約400種(2014年8月現在)[1] |
水槽総容量 | 720t(隣接施設含む水量は2,098t) |
来園者数 | 約30万人/年[1] |
主な飼育動物 | サンショウウオ、イルカ、アザラシ[3] |
開館 | 1983年 |
所在地 |
〒039-3501 青森県青森市大字浅虫字馬場山1-25[2][3] |
位置 | 北緯40度53分51.3秒 東経140度51分46秒 / 北緯40.897583度 東経140.86278度座標: 北緯40度53分51.3秒 東経140度51分46秒 / 北緯40.897583度 東経140.86278度 |
アクセス |
鉄道で浅虫温泉駅下車 バスで「浅虫水族館」下車 |
公式サイト | https://asamushi-aqua.com/ |
青森県営浅虫水族館(あおもりけんえい あさむしすいぞくかん)は、青森県青森市、浅虫にある水族館。青森湾を臨む本州最北端の水族館でもある[3]。青森県内の豊富な水産資源や、世界の珍しい水生動物など約514種、1万1千点を飼育展示している。現在は指定管理者制度を用いて運営されている。
概要
[編集]ショーやガイドが充実しており[3]、特にイルカショーは2015年7月に仙台うみの杜水族館が開館するまでは東北地方で唯一開催していた[1]。冷たい海から暖かい海まで、コーナー分けがされ、ラッコやアシカ、アザラシ、イルカなどの海獣や、ペンギンといった人気のある動物たちも一通りいる。イルカのショーや時間によってお食事タイムが行われている[3]。 年間の来館者数は約30万人[1]。2014年(平成27年)8月15日に青森県の観光施設としては初めて通算入館者数が1000万人を突破した[1]。
沿革
[編集]- 1922年(大正11年)、東北帝国大学理学部に生物学科が設置された。当時の理学部教授・畑井新喜司は青森県小湊村(現・平内町)の出身であり、1924年(大正13年)7月8日に理学部附属の臨海実験所が浅虫に設置された。設立当初より水族館が併設されており、一般公開が行われた。これが浅虫水族館の前身である。水族館は、アメリカから輸入した厚さ1インチ以上の磨面ガラス板を展示水槽に使用するなど、最新鋭の設備を誇っていた。
- 1982年(昭和57年)4月、旧浅虫中学校敷地とその周辺に起工された[4]。
- 1983年(昭和58年)7月24日、一般公開開始[4]。なお、青森県営浅虫水族館開館により、臨海実験所の水族館は1984年(昭和59年)4月を以って閉館した。なお、臨海実験所は、現在も東北大学大学院生命科学研究科附属浅虫海洋生物学研究センターとして続いている[5]。
- 2016年(平成28年)8月2日、屋外飼育プールに展示されていたアオウミガメ1匹がいなくなっているのを、飼育員が発見し、青森警察署に被害届を提出した[6]。
- 2019年(令和元年)8月、国内の水族館初の試みとして、完全養殖のクロマグロの稚魚の飼育に挑戦。3000匹の稚魚が持ち込まれたが、8月11日の公開前にほとんどが死に、9月6日から1匹だけになっていたが、その1匹も9月26日に死んでいるのが発見された[7]。
コーナー
[編集]1階
- 両生類コーナー
- 海洋大水槽(トンネル水槽) - 長さ約15m[1]。特定月の日曜日にお食事タイムが開催される[3]。
- 暖かい海の生物(熱帯大水槽)
- 海獣館 - ラッコやアザラシなどを間近で見ることができる[2]。
- 冷たい海の生物
- 希少淡水生物
- ギフトショップデルフィーノ
2階
建築概要
[編集]施設概要
[編集]- 開館時間:9:00 - 17:00[2][3](繁忙期には18:00まで時間延長)
- 休館日:年中無休[2][3]
- 交通機関:
- 入場料:
- 大人(高校生以上):1,020円
- 小・中学生:510円
- 駐車場:約400台(無料)[3]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g “青森・浅虫水族館が入館者1000万人達成”. 河北新報 (2014年8月16日). 2015年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g 辰巳出版(2012):74ページ
- ^ a b c d e f g h i j ぴあ株式会社(2013):111ページ
- ^ a b 『新青森市史 通史編四巻 現代』(青森市・2014年3月31日発行)「第二章 変わりゆく県都・第三節 海と山に親しむ・一 浅虫温泉」198頁「県営浅虫水族館」
- ^ 理学部生物学科/研究施設(東北大学)
- ^ <浅虫水族館>アオウミガメ1匹盗難か - 河北新報ONLINEニュース・2016年8月5日リリース
- ^ RAB青森放送 2019年9月29日配信。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190929-00000165-rab-l02 2019年9月29日閲覧
参考文献
[編集]- 『いちばん楽しい水族館の歩き方』タツミムック、辰巳出版、2012年11月20日、111p. ISBN 978-4-7778-1064-2
- 『見て、さわって、癒される水族館ぴあ』ぴあMOOK、ぴあ株式会社、2013年4月10日、130p. ISBN 978-4-8356-2182-1
外部リンク
[編集]- 青森県営 浅虫水族館[1]
- 青森県営 浅虫水族館 (@AsamushiAqua) - X(旧Twitter)
- 青森県営 浅虫水族館 (asamushi.aqua) - Facebook
- ウィキメディア・コモンズには、青森県営浅虫水族館に関するカテゴリがあります。