ももクロ春の一大事2017 in 富士見市 〜笑顔のチカラ つなげるオモイ〜
『ももクロ春の一大事2017 in 富士見市 〜笑顔のチカラ つなげるオモイ〜』 | ||||
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ももいろクローバーZ の ライブ・ビデオ | ||||
リリース | ||||
録音 |
2017年4月8日・9日 埼玉県富士見市第2運動公園 | |||
レーベル | EVIL LINE RECORDS | |||
チャート最高順位 | ||||
ももいろクローバーZ 映像作品 年表 | ||||
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ライブ映像 | ||||
「ももクロ春の一大事2017 in 富士見市」TRAILER VIDEO - YouTube |
『ももクロ春の一大事2017 in 富士見市 〜笑顔のチカラ つなげるオモイ〜』(ももクロはるのいちだいじ にせんじゅうなな イン ふじみし 〜えがおのチカラ つなげるオモイ〜)は、2017年4月8日と9日に埼玉県富士見市で開催されたライブ。
Blu-ray & DVDとして2日分を全て収録したものが発売されている。
概要
[編集]埼玉県富士見市にとって市制施行45周年の節目の年であり、メンバーの有安杏果が同市出身でPR大使を務めていることから実現したライブ[4]。ももいろクローバーZにとって、単独の自治体とは初のコラボとなった[5]。田畑の真ん中にある同市の「第2運動公園」で開催したにもかかわらず、両日でのべ4万5178人が来場。市にとっての“一大事”となった。また、全国57カ所で催されたライブビューイングには1万1500人が来場した[6]。
東日本大震災復興の思いも込めて、富士見市と災害時相互支援協定を結んでおいる宮城県東松島市から、大曲浜獅子舞保存会が参加。幕間で獅子舞パフォーマンスを披露した。
2日間で275名の地元小学生たちがステージで合唱を披露(1日目には富士見市立南畑小学校、市立みずほ台小学校、市立鶴瀬小学校に加え、東松島市の小学校の子どもたちが、2日目には富士見市立鶴瀬小学校、市立ふじみ野小学校、市立勝瀬小学校の子どもたちが登場)。ももいろクローバーZのメンバーとも「青春賦」を合唱した。
元JUDY AND MARYのTAKUYAが、バックバンドの1人としてサプライズ参加し、ギター演奏を担当したことでも話題となった[7]。
DAY1
[編集]富士見市長の星野光弘、前同市長の星野信吾、及び宮城県東松島市長の阿部秀保が開会宣言を行った。終演後、埼玉新聞が会場や最寄り駅で記念号外を配布した[5]。
セットリスト
[編集]- words of the mind 〜brandnew journey〜
- ゴリラパンチ
- 行くぜっ!怪盗少女
- DECORATION
- ザ・ゴールデン・ヒストリー
- マホロバケーション
- D'の純情
- サボテンとリボン
- 全力少女
- WE ARE BORN
- 青春賦
- サラバ、愛しき悲しみたちよ
- 5 The POWER
- 「Z」の誓い
- デモンストレーション
- Chai Maxx
- 走れ!
- コノウタ
- 行く春来る春
- LinkLink
- 仮想ディストピア(アンコール)
- ツヨクツヨク(アンコール)
- 希望の向こうへ(アンコール)
- あの空へ向かって(アンコール)
DAY2
[編集]この日は全国の映画館でライブビューイングが行われた(詳細は#ライブビューイングを参照)。終盤には松崎しげるがサプライズ登場し、「愛のメモリー」に乗せて夏のライブ開催を発表した[8]。
セットリスト
[編集]- カントリーローズ-時の旅人-
- ツヨクツヨク
- ゴリラパンチ
- 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
- DNA狂詩曲
- 行く春来る春
- マホロバケーション
- 桃色空
- いつか君が
- 黒い週末
- 青春賦
- WE ARE BORN
- 堂々平和宣言
- PUSH
- 希望の向こうへ
- Chai Maxx
- 愛を継ぐもの
- 走れ!
- Link Link
- Guns N'Diamond
- DECORATION(アンコール)
- 行くぜっ!怪盗少女(アンコール)
- 灰とダイヤモンド(アンコール)
- あの空へ向かって(アンコール)
サポートメンバー
[編集]- 宗本康兵 - バンドマスター・キーボード
- 村石雅行 - ドラムス
- 浜崎賢太 - ベース
- 福長雅夫 - パーカッション
- TAKUYA(元JUDY AND MARY) - ギター
- 佐藤大剛 - ギター
- 朝倉真司 - パーカッション
- 清水俊也 - キーボード
- 竹上良成 - サクソフォン
- 小澤篤士 - トランペット
- 半田信英 - トロンボーン
- 加藤いづみ - コーラス
- marron - コーラス
特記事項
[編集]- 2017年2月15日、有安杏果と高城れにがライブの説明を兼ね富士見市内の学校や施設を訪問[9]。
- 東武鉄道は2017年4月5日から同年5月7日まで、東上本線で「ももクロ号」(森林公園検修区所属50000系電車の前面部にメンバーの顔写真入りヘッドマークを掲出)5編成(51004F〜51008F)を運行した。メンバー画像のヘッドマークが森林公園・小川町方、共通の「Z」ロゴのヘッドマークが池袋方となっていた。なお、メンバー画像のヘッドマークの割り振りは、51004Fが有安杏果、51005Fが百田夏菜子、51006Fが佐々木彩夏、51007Fが玉井詩織、51008Fが高城れにとなっていた。また、シャトルバス発着駅及び有安杏果のかつての最寄り駅であるふじみ野駅は、東口の駅名を「ももいろクローバー駅Z」に期間限定で変更[10]。初日には有安が同駅の一日駅長を務めた[11]。
- このライブには栃木県那須郡那須町で雪崩に巻き込まれて死亡した男子高校生が、事故前に2人分の顔認証付きチケットを購入し、友人と2人で参加する予定だった。本来チケットは無効となるが、親族が主催者側に事情を伝えたところ、兄、友人、幼馴染(非モノノフ)ら計5人の代理参加が叶った。また、男子高校生の母親は「チケットを使えるよう匿名で情報を寄せてくれた人もいた」と話した[12]。
- 開催当日、会場周辺は交通規制が行われ、富士見市立富士見特別支援学校が駐輪場、富士見市立南畑小学校が本人確認エリア、富士見市立東中学校がてまきパーク及び駐輪場、埼玉県立富士見高等学校が入場待機エリアとなった[4]。会場 - ふじみ野駅・南与野駅間でシャトルバスが運行された[13]。
- 初日の8日から10日にかけて、会場からの音漏れに関する問い合わせが富士見市内外から寄せられ、中には東京都の練馬区、西東京市、及び東久留米市など会場から約20km離れた場所からの電話もあった[注釈 1]。富士見市は「売り上げが伸びた駅周辺飲食店などからの嬉しい悲鳴もあり、地域振興の点で成果もあった」などとして「良い面があったのも確かだ」としつつ、「どこまで音が広がるかという所に配慮が足りず申し訳ないことをした」と謝罪した[15][16]。
- 翌年1月21日、有安杏果がももいろクローバーZを卒業。富士見市は一大事会場となった富士見市第2運動公園で、卒業する有安に向けたビデオメッセージを撮影した。撮影では、富士見市長と平田オリザがコメントを述べ、集まった市民と共に応援メッセージを叫んだ[17]。
ライブビューイング
[編集]9日の公演のライブビューイングが全国の映画館で行われた。
脚注
[編集]- 注釈
- 出典
- ^ ももいろクローバーZ. “ももクロ春の一大事2017 in 富士見市 LIVE Blu-ray”. オリコン. 2019年4月11日閲覧。
- ^ ももいろクローバーZ. “ももクロ春の一大事2017 in 富士見市 LIVE DVD”. オリコン. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “年間ミュージックBlu-rayランキング・26位 - 50位”. 第50回 オリコン年間ランキング 2017. オリコン (2017年12月23日). 2019年4月11日閲覧。
- ^ a b 『市制施行45周年記念事業 ももいろクローバーZコンサート開催決定!!』(プレスリリース)富士見市、2017年4月7日 。2017年4月12日閲覧。
- ^ a b “ももクロ、野外ライブ 全国からファン集結、富士見で2万人熱狂”. 埼玉新聞. (2017年4月8日) 2017年4月12日閲覧。
- ^ ももクロが“笑顔の力”発揮した「春の一大事」来年の開催地を募集 - ナタリー
- ^ “ももクロ 春の一大事2017”. TAKUYA公式ブログ~publisher=CyberAgent (2017年4月13日). 2021年12月1日閲覧。
- ^ “ももクロ 野外ライブ2日間で4万人動員 8月に味スタでライブ”. デイリースポーツ. (2017年4月9日) 2017年4月13日閲覧。
- ^ 『ももクロ有安杏果さん、高城れにさん市内訪問』(プレスリリース)富士見市、2017年3月14日 。2017年4月12日閲覧。
- ^ “ももクロ有安さんが1日駅長に “ももクロ駅”変更のふじみ野駅で”. 埼玉新聞. (2017年4月5日) 2017年4月12日閲覧。
- ^ “【動画あり】ももクロ有安杏果さんが埼玉・ふじみ野駅1日駅長 駅名も「ももクロZ駅」に”. 産経新聞. (2017年4月5日) 2017年4月12日閲覧。
- ^ 下野新聞2017年4月16日朝刊(公式サイトで記事の一部を閲覧可能)
- ^ “アクセス”. ももいろクローバーZ. 2017年4月12日閲覧。
- ^ “「ももクロ」コンサートで騒音苦情 20キロ先まで音が聞こえたわけ”. J-CAST NEWS (ジェイ・キャスト). (2017年4月12日) 2017年4月12日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “富士見市「ももクロ」コンサート 騒音苦情が87件 埼玉”. 産経新聞. (2017年4月12日) 2017年4月12日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “「ももクロ」コンサートで騒音苦情 20キロ先まで音が聞こえたわけ”. J-CAST NEWS (ジェイ・キャスト). (2017年4月12日) 2017年4月12日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “有安杏果さんへのビデオメッセージを撮影しました”. 富士見市. (2018年1月19日) 2018年1月19日閲覧。
外部リンク
[編集]- ライブ映像 - YouTube
- ライブレポート - 音楽ナタリー
- 市制施行45周年記念事業 ももいろクローバーZコンサートについて - 富士見市による案内
- 購入案内・規格詳細 - ももいろクローバーZ公式サイト
座標: 北緯35度51分55.6秒 東経139度33分51.7秒 / 北緯35.865444度 東経139.564361度