アジア競馬会議
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アジア競馬会議(あじあけいばかいぎ、Asian Racing Conference)とはアジア競馬連盟(Asian Racing Federation)の加盟国が参加して開かれる、アジアにおける競馬開催国の相互交流を目的とする会議である。略称はARC。
1960年に日本の日本中央競馬会(JRA)とビルマのラングーンターフクラブの提唱によって設立された。第1回の会議は同年5月23日に東京で開催され、以後各加盟国において定期的に開催されている。2001年の第28回アジア競馬会議においてアジア競馬連盟が設立され、アジア競馬会議はその機関会議となった。
1969年の開催でサラブレッド・マーチがこの会議向けに公開された。
2008年の第32回アジア競馬会議(11月9〜14日)は、23年ぶりに東京で開催された。これに伴いJRAは11月9日を「アジア競馬会議デー」とし、東京競馬第10競走(3歳以上1600万下)を「アジア競馬会議記念」として開催した。
開催日程
[編集]回数 | 開催日程 | 開催地 |
---|---|---|
第1回 | 1960年5月23日 | 日本 |
第2回 | 1961年9月25日 | シンガポール |
第3回 | 1963年4月3日 | オーストラリア |
第4回 | 1964年11月5日 | フィリピン |
第5回 | 1966年1月19日 | インド |
第6回 | 1967年1月6日 | タイ |
第7回 | 1968年1月 | ニュージーランド |
第8回 | 1969年3月16日 | 日本 |
第9回 | 1970年9月18日 | マレーシア シンガポール |
第10回 | 1972年3月 | オーストラリア |
第11回 | 1973年5月 | トルコ |
第12回 | 1974年11月19日 | フィリピン |
第13回 | 1976年12月6日 | インド |
第14回 | 1978年12月 | 香港 |
第15回 | 1980年9月11日 | 韓国 |
第16回 | 1982年1月6日 | タイ |
第17回 | 1984年1月27日 | ニュージーランド |
第18回 | 1985年10月 | 日本 |
第19回 | 1987年3月 | マレーシア シンガポール |
第20回 | 1988年9月 | オーストラリア |
第21回 | 1990年7月 | トルコ |
第22回 | 1991年12月 | 香港 |
第23回 | 1993年2月 | フィリピン |
第24回 | 1995年1月23〜30日 | インド |
第25回 | 1997年1月 | 南アフリカ |
第26回 | 1999年1月 | マカオ |
第27回 | 2000年3月 | マレーシア シンガポール |
第28回 | 2001年11月 | タイ |
第29回 | 2003年3月 | ニュージーランド |
第30回 | 2005年5月20〜27日 | 韓国 |
第31回 | 2007年1月21〜27日 | アラブ首長国連邦 |
第32回 | 2008年11月9〜14日 | 日本 |
第33回 | 2010年4月 | オーストラリア |
第34回 | 2012年7月 | トルコ |
第35回 | 2014年5月5〜8日 | 香港 |
第36回 | 2016年1月25〜28日 | インド |
第37回 | 2018年5月13〜18日 | 韓国 |
第38回 | 2020年2月18〜23日 | 南アフリカ |
第39回 | 2023年2月14〜19日 | オーストラリア |
第40回[1] | 2024年8月27〜30日 | 日本 |
第41回[2] | 2026年 | サウジアラビア |
脚注
[編集]- ^ 第40回アジア競馬会議、札幌で来年8月27日から9月1日に開催 JRA後藤理事長「光栄です」 netkeiba.com、2023年2月19日配信・閲覧
- ^ 【アジア競馬会議】次回は2026年サウジアラビア開催「競走馬のルーツが確立された場所」日刊スポーツ、2024年9月1日配信・閲覧
関連項目
[編集]- 第32回アジア競馬会議
- 酒井忠正 - 会議開催を提唱した当時の理事長
外部リンク
[編集]- Asian Racing Conference(英語版公式サイト)