アダストリアみとアリーナ
アダストリアみとアリーナ ADASTRIA MITO ARENA | |
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施設情報 | |
正式名称 | 東町運動公園体育館 |
用途 | スポーツイベントなど |
収容人数 | 5,000人 |
施工 | 清水・岡部・東洋特定建設工事共同企業体 |
建築主 | 水戸市 |
管理運営 | 公益財団法人水戸市スポーツ振興協会 |
構造形式 | SRC造、一部S造 |
敷地面積 | 47,848.10 m2 |
建築面積 | 11,146.73 m2 |
延床面積 | 16,803.73 m2 |
階数 | 地上3階、地下1階 |
高さ | 22.68m |
着工 | 2017年 |
竣工 | 2019年 |
所在地 |
〒310-0034 茨城県水戸市緑町2-3-10 東町運動公園 |
位置 | 北緯36度22分50.6秒 東経140度26分57.3秒 / 北緯36.380722度 東経140.449250度座標: 北緯36度22分50.6秒 東経140度26分57.3秒 / 北緯36.380722度 東経140.449250度 |
アダストリアみとアリーナ(あだすとりあみとありーな)は、茨城県水戸市の東町運動公園内にある屋内スポーツ施設である。水戸市が所有し、公益財団法人水戸市スポーツ振興協会が指定管理者として管理運営を行っている。条例上の名称は『東町運動公園体育館』(あずまちょううんどうこうえんたいいくかん)だが、水戸市に登記上本店を置くアダストリアが開場時から命名権を取得し、「アダストリアみとアリーナ」の名称を用いている。
なお、このページでは前身である『茨城県立スポーツセンター体育館』も述べる。
概要
[編集]東町運動公園は元々茨城県営の都市公園(運動公園)で、園内には1963年に完成した「茨城県立スポーツセンター体育館」があったが、老朽化に伴い2015年8月31日に閉館した。その後同公園は2015年9月1日付で茨城県から水戸市に移管され[1]、同体育館に代わる新しい体育館が建設された。2018年10月に水戸市に本店所在地を持つアダストリアが東町運動公園新体育館の命名権を取得。愛称として「ADASTRIA MITO ARENA」(アダストリアみとアリーナ)と名付けられた[2]。
収容人数は5,000人で県内では最大の収容人数を誇る。また、B.LEAGUEの茨城ロボッツのホームアリーナを始め、2019年に開催されるいきいき茨城ゆめ国体のレスリングとフェンシングの会場として使用された。
2020年7月14日、B.LEAGUEは、2021年1月に行われる予定であったBリーグオールスターゲーム2021の開催地として、茨城県水戸市に決定。これに伴い、オールスターゲームの会場として使用されることも発表された[3]が、新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催中止となった[4]。
施設概要
[編集]- メインアリーナ
- 床面積:3,255平方メートル
- 有効寸法:69m×46m
- アリーナ有効高さ:14.0m
- 観客席:3,938席(固定席:2,382席、可動席:1,548席、車いす席:8席)
- 収容人員:5,000人
- サブアリーナ
- 床面積:997平方メートル
- 有効寸法:38m×25m
- アリーナ有効高さ:12.5m
- 観客席:198席(固定席:192席、車いす席:6席)
- レスリング場
- フェンシング場
- ボクシング場
- トレーニング室
- 多目的室
- 会議室
- ランニングコース
- 防災倉庫
茨城県立スポーツセンター体育館
[編集]茨城県立スポーツセンター体育館 | |
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施設情報 | |
正式名称 | 茨城県立スポーツセンター体育館 |
用途 | スポーツイベントなど |
収容人数 | 3,440人 |
建築主 | 茨城県 |
事業主体 | 茨城県教育委員会 |
管理運営 | 特定非営利活動法人日本スポーツ振興協会 |
構造形式 | 鉄骨・鉄筋コンクリート造 |
建築面積 | 4,055.83 m2 |
延床面積 | 1,219.24 m2 |
階数 | 地上2階 |
竣工 | 1963年8月 |
所在地 |
〒310-0034 茨城県水戸市緑町2-3-10 東町運動公園 |
茨城県立スポーツセンター体育館(いばらきけんりつスポーツセンター体育館)は、かつて茨城県水戸市の東町運動公園内にあった屋内スポーツ施設である。1963年8月開館。
2006年4月1日より特定非営利活動法人日本スポーツ振興協会(日本スポーツ振興センターとは無関係)が管理運営に当たっていた[5]。しかし、築52年と老朽化していたことや、2019年に開催される「いきいき茨城ゆめ国体」に伴う施設整備に伴い、2015年8月31日をもって閉館した[6]。
施設
[編集]- 競技場
- 有効床面積 1,219.24m2
- バスケットボール2面、バレーボール2面、バドミントン8面、卓球、フェンシング、レスリング
- 固定席1,440人、移動席2,000人
- フェンシング場
- 面積207.4m2
- フェンシング、卓球
- レスリング場
- 有効床面積372.6m2
- レスリング、卓球
- ボクシング場
- 有効床面積186.3m2
- ボクシングリング
主な大会・イベント
[編集]- 2015年まで、毎年6月に開かれる全国中学生レスリング選手権大会の会場として使用されていた[7]。
- バスケットボールのJBL、JBL2、Wリーグの公式戦でも使用されていた。
- プロレス興行にも使用された。
- 2005年と2012年には全国高等学校ボクシング選抜大会の会場となった(2011年大会を予定していたが、東日本大震災のため中止)。
交通アクセス
[編集]- JR東日本(常磐線・水郡線)・鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「水戸駅」よりバスに乗車、東原1丁目下車。
脚注
[編集]- ^ “東町運動公園は平成27年9月1日に茨城県から水戸市に移管されました”. 水戸市 (2015年9月1日). 2015年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月2日閲覧。
- ^ “東町運動公園新体育館のネーミングライツスポンサーが決定しました”. 水戸市 (2018年10月18日). 2018年11月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月2日閲覧。
- ^ 『オールスターゲーム 茨城県水戸市が開催地に決定 「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO」を開催』(プレスリリース)B.LEAGUE公式サイト、2020年7月13日 。2020年7月14日閲覧。
- ^ 「Bリーグ オールスターは一転中止決定 水戸市からの要請で」『デイリースポーツ』2021年1月9日。2023年6月2日閲覧。
- ^ 特定非営利活動法人日本スポーツ振興協会. “活動内容”. 2012年9月24日閲覧。
- ^ 県営東町運動公園が8月31日をもって閉園しました茨城県教育委員会
- ^ 【全国中学生選手権・特集】中学レスリングのメッカ「茨城県立スポーツセンター」が建て替えへ日本レスリング協会 2015年6月17日